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最終更新日:2022年11月29日
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私は会社経営者です。会社経営者には産休も育休も適用されません。企業しやすいまちを作り上げるのであれば、神戸市だけに限った事ではありませんが、女性経営者に優しい神戸。そのような政策があったらいいのにと思います。
神戸市においては、「神戸=起業しやすいまち」の実現を目指し、スタートアップ・創業支援を行っており、その中で女性の起業支援にも取り組んでおります。
例えば、令和4年度から実施している女性起業家育成プログラム「Amelias」では、女性起業家のコミュニティづくりの促進を行っています。また、本事業を通じて、Diversity, Equity and Inclustion※1 視点での女性の起業分野におけるイノベーション創出を目指し、女性だからこそ接する課題に対し、女性学の視点を取り入れた講義も一部実施しました。
また、環境整備としては、子ども連れでもご利用いただけるコワーキングスペースの整備を行っており、女性経営者の方にもご活用いただけます。
その他、本市の外郭団体である、神戸市産業振興財団において、「女性のチャレンジ支援with KOBEそらゆめマルシェ事業」として、飲食や雑貨など生活文化系商品を取扱う事業で起業を考えている女性に対して、起業に向けたスキル習得から起業後の販路拡大まで一貫した支援を行っております。また、女性に限定はしておりませんが、経営革新を図ろうとする中小企業の経営者の方に対し、当財団登録の民間専門家を派遣し、意欲のある新たな事業活動を応援しているところです。
今後も、起業しやすいまちを目指し、女性の起業支援等を検討してまいりたいと考えています。
※1Diversity、Equity and Inclustion(ダイバーシティ、エクイティアンドインクルージョン):社会の多様性や公平性、包括性を示す。性別・人種・年齢・国籍などに関らず、多様な人の、異なるニーズを理解し、適切にサポートし、成長や社会への参加・貢献を実現できる環境。