ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年10月 > 狂犬病予防業務の委託先における個人情報の紛失
最終更新日:2022年10月3日
ここから本文です。
記者資料提供(2022年10月3日)
犬の登録台帳の管理を事務委託している公益社団法人神戸市獣医師会(以下、「神戸市獣医師会」という)において、市民から電話で受け付けた、飼い犬の死亡・住所変更などの届出等に関する個人情報をメモしたノートの紛失がありました。
市民の皆さまに大変ご迷惑をおかけしたことにつきまして、深くお詫びを申し上げます。
狂犬病予防法に基づく犬の登録を行っている市民の個人情報で、神戸市獣医師会が令和4年4月5日(火曜)から5月13日(金曜)までに電話で受け付けたもののうち、100名から150名分の個人情報(氏名、住所、電話番号、飼い犬の情報)
また、これにより、市民から連絡いただいた飼い犬の死亡や住所変更の情報について、飼い犬台帳に反映できていない場合があることも分かりました。
対象者は飼い犬の登録をしている市民ですが、個人の特定は出来ませんでした。
市は狂犬病予防業務のうち犬の登録業務等について、神戸市獣医師会に委託しており、市民からの狂犬病予防法に基づく犬の登録に関する問合せや届出等を受け付けています。同会では、市民からの飼い犬に関する電話による届け出は、一度ノートなどにメモを行ったうえで、帳票に転記したものを、データ入力担当者に手渡し、飼い犬台帳に入力するようにしていました。
令和4年5月16日(月曜)
同会職員Aが、令和4年4月5日(火曜)から5月13日(金曜)までに電話で聞き取った個人情報100名から150名分を含むメモが記載されたノートを紛失していることに気付いたが、上司への報告はできていなかった。
その後職員Aはデータ入力室内を探すも、発見には至らず。
令和4年8月下旬
職員Aが上司に報告。事務局においてデータ入力室及び事務室を、改めて調査を行った。
令和4年9月26日(月曜)
9月22日(金曜)になってもノートが発見されなかったことから、同会から委託元である健康局環境衛生課あて、個人情報の紛失について報告。
職員Aを始め、当該委託業務に従事する職員は、ノート、資料類を家に持ち帰ることはないこと、データ入力室は関係者以外立入禁止であり、業務終了後は施錠されること、また、紛失した時期には大量の郵送物が届いており、連日その外装物(封筒等)を大量に廃棄していることから、誤って廃棄された可能性が高いものと推測されます。
令和4年4月5日(火曜)から同年5月13日(金曜)までの間に、電話で神戸市獣医師会に飼い犬の死亡や登録情報の変更等の届出をされた方の中には、飼い犬台帳に反映されていない場合があるため、ホームページや広報紙こうべを通じて、謝罪の意をお示しするとともに、生活衛生ダイヤルあてに再度届出をしていただくよう、周知に努めてまいります。
【生活衛生ダイヤル】
各衛生監視事務所で実施している、飼い犬の登録・飲食店、理容所など施設の許可の手続き等の問い合わせを受付しているコールセンター
電話:078-771-7497
FAX:050-3156-2902
e-mail:pwd-kobe-eisei@persol.co.jp
市民からの狂犬病予防法に基づく届出について、今春から導入しているe-KOBEによる電子届出への誘導を強化するとともに、電話による受付については、今後神戸市獣医師会で受け付けは中止し、生活衛生ダイヤルに一本化することとします。
e-KOBEと生活衛生ダイヤルで受け付けた個人情報については、紙媒体としては残さず、電子データの形で、本市の情報セキュリティポリシーに基づいて適切に管理いたします。
また、引き続き鑑札等の交付事務等を行う神戸市獣医師会では、個人情報の取扱いに関する研修を行うとともに、業務マニュアルを策定する等、個人情報の取り扱いを改めて再徹底します。さらに、外部の第三者機関に依頼することにより、取扱い方法の再点検や業務の見直しを行うこととしています。