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更新日:2020年11月20日

神戸市内の登山を安全に楽しんでいただくために

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1、登山前にチェック

(1)体調は万全ですか?

登山の前はしっかりと休養し、良好なコンディションで登山に臨みましょう。登山には体力も必要です!日頃から登山に向けて体力づくりをしておきましょう。

(2)計画をしっかりと立てましょう。

登山前に登山用地図や地形図を見て、どのようなコースで登るのか、何時間かかるのかなど計画をしましょう。単独での登山は危険ですので、避けましょう。

(3)装備は大丈夫ですか?必携の三つの装備

一、『雨着(レインウェア)』

山の天気は変わりやすいので、たとえ天気予報が晴れであっても持っていくようにしましょう。雨が降っていなくても、防寒着としての使用もできます。

二、『ヘッドライト』

山は街灯もなく、木々が生い茂っているため暗くなるのが早いです。万が一、日没になっても行動することができ、自分の居場所を知らせることもできます。

三、『地図とコンパス』

現在位置と目的地を把握するために必要です。スマートフォンのアプリで、地図やコンパスもありますが、山では電波が届かずバッテリーの消費も激しいです。スマートフォンのアプリは便利ですが、必ず紙の地図とコンパスも持っていくようにしましょう!!
登山装備携行品チェックリスト

登山装備携行品チェックリスト(EXCEL:19KB)

(4)登山届の提出

登山届を提出することで、万が一の時に家族、友人を通じて速やかな連絡が可能です。

登山届を提出する際は、日本山岳ガイド協会が運営する登山届共有システム「コンパス」が便利です。
登山届共有システム「コンパス」(外部リンク)

登山届共有システム「コンパス」のページ(外部リンク)

2、神戸市内の登山中の危険

(1)道迷い

神戸市の119番つうほうプレート登山道には様々な道標があります。登り口や分岐にある道標は、方向を矢印で示し地名と時間あるいは距離等が示されます。時間、距離はいずれも目安です。樹林帯には赤テープを木に巻いたり、岩礫帯では「ケルン」といった石を積んだものなどがあります。

神戸市内の登山道には、これらの道標に消防車の絵柄にひらがなと数字が記載された黄色いプレート、通称『命の道標』とよばれる『119番つうほうプレート』が設置されています。山中では消防や警察に通報する際に、住所がなく携帯電話の電波も悪いため正確な場所がわかりません。そこで、通報時に119番つうほうプレートに記載されている『ひらがなと番号』を管制員に伝えていただくと正確な場所を容易に把握することができ、早く救助に向かうことができます。(この写真で言うと『き35-8』とお伝えください)緊急時の為に、現在地や119番つうほうプレートに記載されているひらがなと番号を確認しながら登山を楽しみましょう。

低山では、仕事道、枝道も縦横にありコースを誤ることがあります。また、濃霧や暗闇の中を歩いているうち、自分がどこにいるのか分からなくなり不安に陥ります。
携帯電話やGPSにより位置を把握することも可能ですが、これらが使用できる環境とは限らないので、地形図とコンパスを持参し、使い方を熟知するようにしましょう。

もし道に迷った時は、位置が分かるところまで引き返すか、夜間などは下手に動くと危険なときもあるため、携帯電話の電波が届くのであれば、その場を動かず救助を待ってください。

(2)転倒、転落・滑落

急峻な登山道で転倒することは、すぐに転落につながります。転落は、人体に大きなダメージを与え、場合によっては死に至ることもあります。まず、転倒、転落しないことを心がけて歩きましょう。

転倒防止には、まず、足腰を鍛え、つまづかない体力を維持すること。危険な場所では、ゆっくり歩くこと。ロープ等の安全補助具を使用すること。登山靴のヒモをしっかりと締めて足が靴の中でぐらつかないこと。防御策として、岩稜や岩場を歩く時はヘルメットを被ることをオススメします。

(3)疲労

夏の高温・多湿環境下で長時間行動すると熱中症や脱水症状を起こす危険があります。汗をかき、水分・塩分補給を怠ると体温調節が利かなくなり意識を失います。すぐに応急処置をしないと死に至ることもあります。

適度に休憩をとり、無理のない登山をしましょう。

これらの症状がでた時は、直射日光を避け風通しの良いところに移動し上半身をやや起こして寝かせ、濡れタオルで上半身を拭き体を濡らし体温を下げる工夫をすると良いです。

(4)危険な野生生物

一、スズメバチ

毎年数十人の死亡者があります。日本では最も危険な生物の一つです。刺されたら水で患部を洗い冷やし、抗ヒスタミン剤含有ステロイド軟膏を塗ります。アナフィラキシーショック症状が起きたら死に至ることもあるのですぐ病院へ搬送する必要があります。営巣期の9~10月が攻撃的で危険です。

スズメバチの詳しい情報はこちらを参照してください。

二、ウルシ類

アレルギーを持つ人は、ウルシの木の近くを通過するだけでもかぶれることがあります。

三、イノシシ

神戸市では、「神戸市いのししからの危害の防止に関する条例」が平成26年12月1日から施行されました。

条例の詳細は下記のリンクでご確認をお願いします。
イノシシ条例(神戸市いのししからの危害の防止に関する条例)による餌付け者に対する措置を強化します

イノシシ条例(神戸市いのししからの危害の防止に関する条例)による餌付け者に対する措置を強化しますのページ

3、山で119番通報した時は

(1)携帯電話の電源は切らないで

119番通報したあとに、電源を切られたり、他の方に電話をしていたりされる方がいらっしゃいます。119番通報したあとにも、再度、管制員や、現場へ救助に向かう隊員からコールバックさせていただくことがあります。電池の容量が少なかったり特別な理由がない場合は電源を入れた状態で待機してください。

(2)その場を動かないで

119番通報したあとに、その場を動かれる方がいらっしゃいます。山は少しでも移動すると電波が届かなくなったり、通報をして慌てて滑落をしてしまったりする場合があります。

また、119番通報プレートを見て通報をした場合、救助隊員はその119番通報プレートの場所に向かいますので、その場を離れてしまうと居場所が分からなくなってしまいます。

同行者がいる場合は、その場所までの誘導をお願いすることもありますので、よほどその通報場所が危険な場所ではない限り、動かずに管制員の指示に従いその場で待機するようにお願いします。

(3)居場所を教えて

119番通報プレートの番号が分からない場合、通報内容やGPSの情報を頼りに居場所を捜索しますが、GPSは電波の状況により数十メートルの誤差が生じます。

救助隊員や救助ヘリコプターが近くに来た時は、正確な場所を知らせるために次のような行動をしてください。

  • 一、ライトを点灯、手鏡で日光を反射させる
  • 二、笛などで大きな音をたてる
  • 三、上空が開けていれば、上着などを振り回す

【出展:百万人の山と自然安全登山ハンドブック2017(公益社団法人日本山岳ガイド協会発行)】

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