ここから本文です。
中央救急隊ニュース<最新記事は令和2年12月17日分>
2日間に渡り救急技術研修会が行われ、中央救急隊が”優秀隊”に選出されました。
救急隊は救命の連鎖の一端を担っています。日々発展していく医学的知見や技術の練度の向上を目指し、より一層市民の要求に答えることを目標としています。そのための訓練として、救急隊員は想定訓練を実施しています。
想定訓練とは実際の救急現場を模した訓練で、救急隊への指令から現場への到着、傷病者の観察や処置、搬送先病院の決定までを行います。救急現場さながらの緊張感があり、技術の向上にはうってつけです。
救急技術研修会では神戸市内各署で選出された選抜隊総数10隊が「想定訓練」を行い、活動の精度や練度、技術力などの総合的な評価から優秀隊が2隊決定されます。そして、中央救急隊が日々の訓練の成果を十分に発揮して優秀な成績をおさめ、その功績を称え優秀隊に選ばれ表彰されました。
おわり
管内に歓楽街や多数の大型商用施設がある中央消防署には、中央救急隊、栄町救急隊、山手救急隊、中央第2救急隊の4台の救急車があります。
中央管内の救急出動は他の行政区に比べて、出動件数が多く、65歳以下の比率が多いことが特徴です。
<平成31年中の行政区別出動件数>
<平成31年中の行政区別出動件数>
神戸市では、市民の方々に、ひとりでも多くの命を救うために、応急手当の普及を目指し、「市民救命士講習会」の受講を推進しています。
中央消防署でも、応急手当の知識と技能向上のため、市民救命士講習会等を開催しております。
引き続き、応急手当の普及に取り組んでまいりますので、皆様のご協力をお願いします。
神戸市では、平成17年4月から「まちかど救急ステーション標章交付制度」を運用しています。この制度は、まちなかで心臓が停止してしまった方が発生した場合に、すぐ近くにある「まちかど救急ステーション」のAED(自動体外式除細動器)による除細動(電気ショック)を行い、一人でも多くの命を救える体制を推進しています。
中央消防署管内で、不特定多数の人を集客するイベント等の主催者及び会場を管理する方に対して、救急事故等の防止・事故発生時の通報・応急手当の実施について、自主的な救急救護計画を策定するように指導しています。
詳しくは、中央消防署消防防災課救急係までお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先
市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください
電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314