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令和2年4月1日から、特別高度救助隊と本部特殊災害隊は一体運用となり、無人航空機(ドローン)・消防用重機等を活用する「本部機動中隊」として運用を開始しました。
これにより近年、多発する大規模な自然災害等への対応力を強化すると共に、特殊災害時における活動能力の向上を図ります。
本部機動中隊は、各係に本部機動中隊長(司令)1名、特別高度救助隊(司令補以下)5名、本部特殊災害隊(司令補以下)5名の11名で構成し総員33名、車両5台、消防重機1台、無人航空機2機からなる警防部直轄の部隊となります。
本部特殊災害隊にて運用しています。
操縦者は無人航空機(ドローン)の講習団体及が行う講習にて資格を取得した者となります。
主な任務は、土砂災害、火災、山岳救助、水難救助など現場を上空から確認することができます。
搭載している赤外線カメラ・望遠カメラで撮影した映像は当局本部で共有することができます。
また、総務省消防庁へ映像配信も可能です。
なお、点検や故障時にも対応できるように同型の機体を2機保有しています。
特別高度救助隊にて運用しています。
操縦者は専門機関での技能講習修了者と消防局内の特別教育を受講した者となります。
主な任務は、土砂災害現場時の土砂を排除する他、先端部のバケットをブレーカやつかみ具に取替えることにができ、コンクリートの破壊や瓦礫など重量物の移動、除去を行い、消防車や救急車が災害場所へ向かう為の道路啓開も行うこともできます。
また、消防ホースを取り付けての放水や無線操縦により操縦席にいなくても遠隔操作ができます。
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「ハズマット神戸」とは、本部特殊災害隊の愛称となり、神戸市の特殊災害隊のリーダーとしての役割を担っています。 本部特殊災害隊(ハズマット神戸)は、全ての特殊災害出動や大規模な災害に出動し、検知・測定資機材であるHAPSITE(GC-MS:ガスクロマトフィー質量分析計)やHAZMAT-ID(FT-IR:フーリエ変換赤外分光高度計)などで原因物質を特定することができます。 特別高度救助隊(スーパーイーグルこうべ)の紹介
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