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更新日:2021年1月20日
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「杜は生田」かつて清少納言が愛でた鎮守の杜は、布引のせせらぎで潤っていました。その水は古来より「伊勢物語」をはじめ、数々の文学に登場し、時が変わった今も私たちを魅了し続けています。先人より受け継いだ布引貯水池は、六甲山系の豊かな自然に育まれた布引渓流の水を湛えています。不純物が少なく清澄で、硬度が低く、味はまろやか。かつて船乗りの間では、「赤道を越えても腐らない」と伝えられたゆえんです。
神戸市水道局では、平成28年3月に策定した「神戸水道ビジョン2025」の中で、今後、人口減少や節水行動などにより水需要と給水収益のさらなる減少を見込んでおり、自己水源の統廃合を検討しつつ、布引貯水池の水のブランド力を活かした活用の研究を掲げています。
布引渓流の水のご提供にあたっては、環境省「名水100選」の「布引渓流」の水を原水として取水しており、浄水処理した水道水をご提供しています。
布引渓流の水を商品化いただける方を対象に、水の販売を実施しています。販売(採水)が可能な日時については、浄水場運用の関係上、限りがございますので、まずはご相談いただきますようお願いいたします。
神戸市水道局計画調整課 広報活用係
メール kouhou_wb@office.city.kobe.lg.jp
TEL 078-322-0235 FAX 078-322-6179
神戸で地ビール醸造を行う事業者との共同研究により、布引渓流の水を使った4種類のビールを試作し、市内レストラン2店舗で販売しました。同時に実施したアンケート調査では、試飲された皆様の8割以上の方が「また飲みたい」とされており、好評をいただきました。
期間:平成28年2月10日~6月30日
共同研究者:株式会社スターボード
共同研究で一定の知見が得られたビールに関して、布引渓流の水を使った製品の商品化、販売を神戸市と協働で実施していただける事業者を公募し、「布引渓流水を原料としたあわじレモンのホワイトエール」を瓶詰め製品として商品化しました。
そごう神戸店など市内・市外の一般小売店舗、飲食店などにて販売を行いました。
期間:平成28年8月10日~平成29年2月28日
実施事業者:有限会社アイエヌインターナショナル
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