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記者資料提供(2023年2月3日)
建築住宅局住宅整備課
神戸市では、改修・更新時期を迎える大量の市営住宅への対応や、構造や設備面での課題を踏まえ、10年ごとにマネジメント計画を策定し、市営住宅の再編と改修に取り組んでいます。このたび、「第3次市営住宅マネジメント計画」(計画期間:令和3年度~12年度)に基づく再編事業の実施にあわせ、「階段室型」住宅の一部を対象に耐震診断を実施します。
神戸市営住宅は、平成22年度に策定した「第2次市営住宅マネジメント計画」に基づき、耐震化率100%(令和2年度末)を計画目標として、これまでに再編(廃止・建替え)や耐震改修を進め、概ね達成の目途が立っている状況です。
令和3年度からは「第3次市営住宅マネジメント計画」に基づき、昭和55年度以前(旧耐震基準)に建設したエレベーターの無い「階段室型」の住宅を中心に、再編と改修に取り組んでいます。
「階段室型」の住宅については、一般的に耐震性が高い構造で、これまで代表的なタイプにより耐震性を確認していたところ、このたび、階段室型の再編対象住宅の改修検討を進める中で、現行の耐震性能を満たしていない住宅がありましたので、耐震性能を満たしていなかった住宅と同じ構造の住宅について、速やかに耐震診断を実施し、事業手法の検討を進めていきます。耐震診断を実施する対象住宅の入居者に対し、耐震診断の実施について説明・周知を図ります。
「階段室型」住宅のうち、今回、耐震性能を満たしていなかった「ラーメン構造(骨組構造)」の住宅について耐震診断を実施し、事業手法の検討を進める。
なお、壁が多く耐震性の高い「壁式構造」の住宅についても、改修実施にあわせて、耐震性の確認を行う。