濃厚接触者とは
- 陽性患者の同居家族や同居者
- 陽性患者が他の人に感染させる可能性がある期間(発病前2日から入院等で隔離されるまでの期間)に、陽性患者とマスクの着用なしで、1m以内で、15分以上の接触があった方
※マスクの着用、1m以上の距離をあけての食事、手洗いなど一般的な感染対策をしている場合には濃厚接触者にはあたりません。
濃厚接触者の待期期間
- 感染患者に最後に接触した日の翌日から5日間(6日目解除)です。
- 陽性患者が自宅療養する場合には、生活をともにする家族や同居者は、陽性患者の発症等により住居内で感染対策(マスク着用、手洗い・手指消毒の実施、物資等の共用を避ける、消毒等の実施など)を講じた日の翌日から5日間(6日目解除)です。
- 住宅内で感染対策が講じられない場合は、陽性患者の療養終了日が最後に接触した日となりますので、その翌日から5日間の待機をお願いします(6日目解除)。
- 7日間が経過するまでは、毎日自身で検温などの健康観察をお願いします。
- 陽性患者との最終接触日から2日目・3日目の両日に抗原定性検査キット※で陰性を確認(自費検査)すれば、保健所の確認がなくても3日目から自宅待機の解除が可能です。
※抗原定性検査キットを用いる場合は、鼻咽頭検体または鼻腔検体を用いるようお願いします。(無症状者に対する唾液検体を用いた抗原定性検査キットの使用は推奨されておりません)
- この場合も7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認をお願いします。また、感染した場合に重症化リスクの高い方(高齢者など)との接触や、高齢者・障害児者施設や医療機関への不要不急の訪問は避けていただきますようお願いします。
同居家族等の過ごし方
- 同居人が感染して自宅療養となった場合には、生活空間を分けて、家の中でも全員がマスクを着用してお過ごしください。
- 濃厚接触者の待機期間が終了した後も、自宅療養となった陽性患者の療養が終了するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクの着用などの感染対策をお願いします。
- 症状のある方は、濃厚接触者であることを告げた上でかかりつけ医へご相談ください。
注意事項
- 同居する全員がこまめに手洗いをする。
- ドアノブなど手を触れる部分は、アルコール等で消毒する。(消毒のポイント)
- トイレ・風呂などを共用する場合は、清掃と換気を十分にする。
- お風呂(入浴)は自宅療養中の患者が最後に入る。
- タオル、寝具、食器は、専用のものを用意する。
- 衣類・シーツの洗濯は患者のものは分けて洗う。(洗濯機は共用、洗剤は通常のもので構いません)
- 同居の方が患者の衣類等を扱うときは、手袋・マスクをつける。
- 洗濯後はしっかりと乾燥させる。
- 不要不急の訪問者は受け入れない。
- 配達員と極力接触しないよう気を付ける
- 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について(こちらを参照してください(外部リンク))