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最終更新日:2022年3月22日
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記者資料提供(2022年3月22日)
新型コロナウイルス感染症の流行により、症状がなくても人が多く集まる場所ではマスクを着用し、会話や飲食時には距離を1メートル以上とることが推奨されています。毎日、新型コロナウイルス感染症がニュースになっていますが、一方で他の疾患が発見されにくくなっている可能性があります。
世界保健機関(WHO)では、ドイツのロベルト・コッホ博士が結核菌の発見を1882年3月24日に公表したことを記念し、1997年の世界保健総会で3月24日を「世界結核デー(World TB Day)」に制定しました。この機会に結核についても考えてみてください。
日本ではいまだに年間1万3千人近くの新規結核患者が発生し、約2千人が亡くなっています。
神戸市においても年間約300人の新規患者が発生し、令和2年の罹患率(人口10万人あたりの新登録結核患者数)は13.9と全国(10.1)に比べて高く、70歳以上が約6割を占めています。
毎年定期的に胸部X線健診(結核健診)を受けましょう。健診の日程は区民広報紙でご確認ください。
結核はきちんとお薬を飲むことにより治せる病気です。風邪症状や体の不調を感じたとき、新型コロナウイルス感染症ではないといわれたあと2週間以上せきやたんが続くときは、マスクを着けて早めに医療機関を受診しましょう。また、別の病気で治療中に結核が見つかることがよくあります。主治医と相談して適宜胸部X線検査や喀痰検査を受けましょう。早期発見・早期治療が予防にもつながります。
(1)PR動画(協力:神戸・清盛隊)の放映
三宮センター街、ミント神戸、神戸空港、市役所1号館1階
(2)ポスターの掲示等
みなと神戸ギャラリー(みなと銀行本店、3月31日まで)、花時計ギャラリー(市役所前地下通路、3月31日まで)、区役所等
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