ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年11月 > 展覧会「インド近代絵画の精華展」の詳細についてのお知らせ

最終更新日:2022年11月25日

展覧会「インド近代絵画の精華展」の詳細についてのお知らせ

ここから本文です。

記者資料提供(2022年11月25日)
日本とインドの国交樹立から70年の節目を記念して、ニューデリー国立近代美術館のコレクションによる、インド近代絵画の展覧会を開催いたします。
このたび紹介するのは、インドの近代美術を代表する画家、ナンダラル・ボース(1883-1966)とウペンドラ・マハラティ(1908-1981)の作品です。
ボースは、アバニンドラナート・タゴール(1871-1951)をはじめとするベンガル派の画家たちから大きな影響を受けたことで知られています。ベンガル派は、20世紀初頭、岡倉天心(1862-1913)や横山大観(1868-1958)、菱田春草(1874-1911)といった日本近代美術の重要人物たちとも交流し、急激な西洋化の波の中で、自国の美術が失われるかもしれないという危機的な状況を共有しながら、西洋画ではなく伝統的な絵画技法を重要視しました。一方マハラティは、ボースの次世代として登場し、インド近代絵画を牽引した重要な画家のひとりです。1950年代に2年間日本に滞在しており、留学を契機として仏教的な主題を多く手掛けるようになりました。
本展では、ふたりの画業の一端をニューデリー国立近代美術館・パトナー美術館の所蔵作品25点から紹介します。日本画壇の作家たちとの運命的な出会いから生まれたインド近代絵画の精華をご覧ください。
展覧会の開催にあたって、主催や観覧料などの詳細をご案内いたします。

インド近代絵画の精華展バナーB

開催概要(情報更新)

会場:神戸市立博物館 〒650-0034  神戸市中央区京町24番地
   Tel:078-391-0035 Fax:078-392-7054 https://www.kobecitymuseum.jp/
   ● JR「三ノ宮」、阪急/阪神「神戸三宮」
    ポートライナー/地下鉄(西神・山手線)「三宮」から南西へ徒歩約10分
   ● JR/阪神「元町」から南東へ徒歩約10分
   ● 地下鉄(海岸線)「旧居留地・大丸前」から南東へ徒歩約8分
   ● 新幹線「新神戸」から地下鉄(西神・山手線)に乗換え、「三宮」下車
   ● 神戸空港からポートライナーで「三宮」下車
会期:令和5(2023)年1月14日(土曜)~3月21日(火曜・祝)【57日間】
休館日:月曜日
開館時間:9時30分~17時30分  ※入場は閉館の30分前まで

〇新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、展覧会内容を変更させていただく場合があります。
〇新型コロナウイルス感染症対策のため、ご来館の際には、マスクの着用、検温、手指の消毒等にご協力をお願いします。館内ではできるだけ会話をお控えください。
〇館内の混雑状況によっては、入館、入室を制限する場合があります。

観覧料:一般300(240)円、大学生150(120)円、高校生以下無料
     ※( )内は30名以上の団体料金
     ※本展観覧には、上記コレクション展の観覧料が必要です。
主催:神戸市立博物館、在大阪・神戸インド総領事館、神戸新聞社
特別協賛:ニューデリー国立近代美術館

広報用画像の問い合わせ

神戸市立博物館学芸課 インド近代絵画展広報用画像係
〒650-0034 神戸市中央区京町24番地
TEL:078-391-0035
FAX:078-392-7054
E-mail:kobemuse01@jewel.ocn.ne.jp

お問い合わせ先

文化スポーツ局博物館学芸課