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最終更新日:2023年2月22日

ブルーカーボンの取り組みについて~「海と山が育むグローバル貢献都市」に向けて~

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記者資料提供(2022年1月12日)

 ブルーカーボンとは、大気中の二酸化炭素が、海草などの水中の生態系に吸収されることを表すもので、地球温暖化対策の新しい選択肢として注目されています。更に、生態系の維持や回復といった生物多様性の確保に貢献するものとして期待されていることから、神戸が目指す新たな都市像である「海と山が育むグローバル貢献都市」に向けて、ブルーカーボンの取り組みを進めています。

1.神戸市における取り組み

〇新たな二酸化炭素の吸収源
・神戸空港島等でのブルーカーボンの評価
 神戸空港島等周辺護岸
神戸空港島
 須磨海岸での藻場定着の環境整備
須磨海岸

〇淡水域におけるブルーカーボンの評価 ※全国初
・生物多様性の維持
生物多様性の維持
〇認知度の拡大
・Re. colab KOBE(リコラボ)による情報発信
リコラボ
・ブルーカーボンフェア at SUMA BEACH
ブルーカーボンヘア

【参考】地域主体の取り組み

〇兵庫運河の自然を再生するプロジェクト
兵庫運河

・地域団体によるJブルークレジット認証申請
 ブルーカーボンを活用した港湾・沿岸域における環境価値を創出するものとして、神戸港の兵庫運河を対象に、兵庫漁業協同組合、兵庫運河を美しくする会、神戸市立浜山小学校、兵庫・水辺ネットワークが申請者となって、ブルーカーボンのオフセット制度であるJブルークレジット認証申請が行われ、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)より、認証されました。※関西初
 現在、認証されたクレジットの購入者公募が実施中で、3月中旬頃に購入した企業・団体等に「Jブルークレジット購入証書」が交付される見込みです。
 

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環境局自然環境課