更新日:2019年11月1日

里地・里山を守ろう

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里地・里山とは、農業を中心とした里と農地、そこに住む人たちが利用する林、ため池、草地などを含めた場所をいいます。
神戸市でも、北区や西区を中心に、たくさん残っています。

人の手が入らなくなれば生物の多様性は増すのでしょうか?

里地・里山の手入れができなくなったって言うけれど、放っておいたら自然に戻って生きものが増えるような気がするけど?

ところが、かえって生きものの種類が少なくなることもあるのよ。
開発されるのはもちろん、放っておかれるだけでも里地・里山の変化は早いの。
その環境の変化についていけない生きものも多くて、特定の生きものだけがはびこってしまうことがあるのよ。

雑木林に侵入した竹

雑木林に進入するタケタケは日用品を作る材料にしたり、タケノコを食べるために、各地に植えられて管理されてきました。
しかし、タケは成長がとても早く、例えば中国原産のモウソウチクは、タケノコから1ヶ月で20mにもなります。
管理せずに放っておくと、まわりの植物を日陰にして枯らし、竹林だけがどんどん広がってしまします。

ススキ草原がネザサ草原に

ネザサの刈り取り茅葺屋根の材料や家畜の飼料などにするため、里地・里山にはススキの草原があり、定期的に刈り取られていました。
刈り取られたところには、他の草原生植物が育ち、そこで昆虫が育まれる等、多種多様な動植物が見られました。
この写真は、ススキ草原が放置された結果、ネザサの草原に変わった場所です。
ネザサが密生した場所は地表が暗くなり、他の草原植物が育ちません。
さらに、これらの草原生植物に依存していたチョウなどの生きものも減り、生態系のバランスが崩れてしまいます。

放棄された池にはびこる外来種

チクゴスズメノヒエ管理されず、放置された池です。
外来種(植物)のチクゴスズメノヒエが一面に広がってしまいました。

この様に外来種がはびこってしまった場合、元からそこにあった在来の植物が一掃される恐れがあるだけでなく、その場所が外来種の拠点となり、周囲に拡散させてしまう恐れがあります。

里地・里山を守ろう

里山の風景よく管理された里地・里山には、美しい景観が広がります。
この里地・里山を守ることは、そこに住んでいる多くの生きものを守っていくことにもつながります。

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