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更新日:2019年11月1日

冬期湛水水田による生物多様性の向上

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田園地域における生物多様性保全・再生モデル事業

俯瞰冬期湛水(たんすい)とは稲刈りが終わった水田に冬場も水を張る農法のことです。 微生物やイトミミズなどが繁殖し、有機物を分解するほか、カエルの産卵場所やメダカ、ドジョウなど多くの水生生物の生息場所を提供することができると言われています。
また、これらの生きものを捕食する水鳥が飛来するなど、田園地域の生物多様性の向上に寄与することが期待されます。
さらに、除草効果や施肥効果なども期待でき、農家の生産活動と生物多様性の保全を両立させる取り組みとして注目されています。

神戸市では、平成23年度から平成27年度まで、冬季湛水水田による生物多様性の向上に係るモデル事業を、協力農家などと連携して実施し、効果・課題等を検証しました。

活動状況

平成25年11月24日

代かき湛水をしながら代かきをしました。

ケリ早速、ハクセキレイやケリなどの鳥がやってきました。
土をひっくり返すと出てくる小さな生きものがお目当てなのでしょう。
写真は採餌中のケリです。

平成25年11月23日

穴防草シートを外してみると、生きもの(おそらくザリガニ)が開けたと思われる穴が、あちらにも、こちらにも、たくさん開いていました。

穴をふさぐ様子給水口近くにも、大きな穴を発見しました。

こうした穴は漏水の原因となるので塞いでいかなければなりません。

畦塗り機械で畦塗りをします。
畦が塗り固められ、漏水しにくくなります。

ぼかしの散布保田ぼかし(米ぬか等を発酵させた有機肥料)を水田内にまんべんなく撒きました。
これは、冬期湛水中にトロトロ層を作ってくれるイトミミズのエサになります。

この後、耕耘し、水田内に水を入れ始めました。

平成25年10月28日

生物調査稲刈り後の水田で生物調査をしました。

平成25年9月25日

稲刈り後の水田稲刈りをしました。
写真は稲刈り後の様子です。
順調に育っていたのですが、台風の影響で稲が倒れてしまったため、収量は平年より大幅に少なくなってしまいました。

平成25年9月6日

研究会の様子冬期湛水研究会を開催しました。

今年度の水田の状況、夏季生物調査結果が報告されました。
保田ぼかしの考案者、保田茂神戸大学名誉教授も来席され、予定時間を超えて議論が交わされました。

平成25年8月7日

生物調査生物調査をしました。
畦から1m以内の水田の生きものを調べているところです。

セセリチョウ科の幼虫水田内には、もちろん、農家にとって都合の悪い虫もいます。
写真は、セセリチョウ科の幼虫で、稲の葉を食べてしまいます。
稲の葉を筒状に丸めて、中に隠れていました。

ホウネンタワラバチの繭そんなチョウの天敵もいました。
写真は、寄生蜂であるホウネンタワラチビアメバチ(またはその近縁種)の繭です。
チョウやガに卵を産んで寄生し、成長すると宿主の外へ出て、こうして繭をつくります。
「ホウネン」という縁起のいい名前は、この寄生蜂が多ければ、稲を食べる害虫が減って豊作になるというイメージからつけられたそうです。

出穂出穂を確認しました。

平成25年7月23日

育ち具合を確認稲の育ち具合を確認しました。
まずまず順調に生育しているようです。

コナギの様子昨年より少ないものの、場所によって、コナギなどの雑草が生えているところがあります。
これまで、目につくものは、除草していました。

稲が十分に成長していることから、今後は除草しないことにしました。

トノサマガエル今年生まれと思われる小さなトノサマガエルが数多くみられました。

カエルは害虫を食べてくれる、農家にとって心強い味方です。

平成25年6月12日

田植え田植えをしました。
4月29日に作って、発酵させていた「保田ぼかし」を、田植えと同時に撒きました。

平成25年6月8日

代かき5月28日、6月8日と、2回代かきをしました。
写真は2回目の代かきの様子です。

浮いたコナギ代かきをすると、写真のように生えてきた雑草が浮いてきます。
放っておくと、また根付いてしまうので、取り除きました。

平成25年5月15日

カルガモまた、たっぷりと湛水しています。
カルガモがやって来て、水田内で食餌していました。
ツバメも上空を飛びまわっていました。

雑草水田内にはところどころで
カズノコグサ(左)、スズメノテッポウ(右)、この他にクログワイなどの雑草が見られます。

平成25年4月10日

水鳥の足跡すっかり水の抜けた水田には、生きものの足跡が残されていました。
これは水鳥のものと思われる足跡です。

鳥の足跡上の足跡とは違いますが、これも鳥の足跡のようです。
よく水田を訪れていたケリのものでしょうか。

哺乳類の足跡これは哺乳類の足跡です。
何種かの足跡が入り乱れているようにも見えます。

水田にひび割れが目立ってきました。
トロトロ層は抑草効果がありますが、ひび割れたところから雑草が生えてくるため、早期湛水(田植え前の湛水)に入ることにして、本日4月10日から給水を開始しました。

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