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ホーム > くらし・手続き > 交通・空港 > 市バス・地下鉄(交通局) > 地下鉄 > 移動等円滑化取組計画書(ハード・ソフト取組計画)及び取組報告書を作成しました
更新日:2021年1月26日
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ユニバーサルデザインの推進
誰もが利用しやすい公共交通となるよう、地下鉄車内の車いす・ベビーカースペースの拡大、車両とホームの段差縮小、駅トイレの改修(平成29年度改修済)や、バス車両の低床化に伴うバス停点字ブロックの移設など、引き続き車両や施設のバリアフリー化に取り組むとともに、バスでの英字表記や地下鉄での多言語対応、ピクトグラム(絵文字)の表示など分かりやすい案内表示の整備を推進します。また、その取り組みについて積極的に情報を提供します。
お客様へのおもてなし
お客様への丁寧な応対やマイクを使った声掛け、お客様にやさしいソフトな運転を心がけるなど、職員一人ひとりがお客様へのおもてなしの心を常に持ち、お客様に満足いただけるサービスの提供に努めていきます。
対象となる旅客施設及び車両等 |
計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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ホームドアの設置 車両の更新 エレベーター等の改修
エレベーターの新設
駅構内サイン改修 |
西神・山手線、北神線全駅にホームドア設置(令和5年度完了) 西神・山手線の全車両(28編成)を6000型車両に更新(令和4年度完了、北神市営化に伴う車両については令和5年度予定) 山手線長田駅 エレベーター改修工事(9人→11人乗りに改修)(令和2年度完了) 山手線三宮駅 東西連絡通路改修工事(令和2年度完了) 山手線湊川公園駅 西改札口(コンコース階)~神戸電鉄湊川駅(コンコース階)~地上階にエレベーター設置工事(令和4年度完了) 山手線湊川公園駅サイン改修工事(令和2年度完了) |
対策 |
計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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車いす利用のお客様等
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車いすをご利用のお客様が市営地下鉄に乗降される場合、ご要望があれば駅係員がスロープを使用して介助を行っています。その際、乗車駅係員から降車駅係員へ、乗車列車および乗車位置等を電話で連絡し、スロープにより介助を行うことで、ホームと車両の段差を不安なく乗降いただけるよう努めています。また、改札口には、「列車の乗降の際にお手伝いが必要なお客様はお気軽にお申し出ください」と表示した車いすのピクトグラムを掲出し、介助が必要な方はどなたでも気軽に声をかけていただくようにしています。また平成31年度において全駅鉄道車両用スロープに更新しました。 |
対策 |
計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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高齢者、身体内部に障害があるお客様 色覚に障害のあるお客様 妊婦のお客様 ベビーカー利用のお客様 聴覚に障害のあるお客様 知的障がいのお客様 |
優先座席のステッカーをわかりやすいものに変更するとともに、身体内部に障がいがあるお客様にも優先座席にお座りいただけるよう、使用するピクトグラムを交通エコロジー・モビリティー財団がJIS認証を視野に入れ、ISOに申請しているものに変更しています。 妊娠初期の妊婦のお客様への配慮を求めるマタニティマークの普及・啓発のため、優先座席ステッカーに掲出するとともに、駅構内にポスターを掲示しているほか、他都市から神戸を訪れた妊婦の方を対象に、西神・山手線三宮駅の「市バス・地下鉄お客様サービスコーナー」において、希望者にキーホルダーを配布しています。 平成30年4月4日からは、ヘルプマークの普及・啓発のため、優先座席付近にステッカーを掲示しています。また平成31年3月より各駅窓口にてヘルプマーク・ヘルプカードを配布しています。 乗客案内表示装置では、色覚に障がいのあるお客様にも見えやすいよう、明るさや色を調整しています(平成27年度に西神・山手線、平成30年度に海岸線更新)。 西神・山手線及び海岸線車内の車いすスペース付近に、ベビーカーを折りたたまずにご乗車いただける旨を明記した「ベビーカーマーク」を平成26年7月から掲出することで、ベビーカー利用のお客様に安心して市営地下鉄をご利用いただけるようにしています(西神・山手線では、新たに導入している6000形車両のフリースペースにもベビーカーマークを掲出しています)。 聴覚に障がいのあるお客様や、知的障がいのお客様がイラストを指差すことで意思を伝えられる「コミュニケーションボード」を平成18年9月から地下鉄全駅(26駅)に設置、平成27年度からは、これを4カ国語表記のものに変更しました。 平成22年8月からは「耳マーク」を掲出することで、聴覚に障がいのあるお客様から気軽にお問合せいただけるようご案内し、筆談によるお問い合わせにお応えできるようにしています。 |
対策 |
計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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障がいのあるお客様(お身体・知的・視覚・聴覚等)
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介助方法のさらなるレベルアップを図るため、平成21年度から障がいのある方を講師に招き、2日間に渡って机上研修や白杖での階段等の移動や車いすを体験。介助の実技演習を行う「交通事業者向けバリアフリー専門研修」を助役及び駅掌に実施しており、令和2年度までに対象者全員が受講を終える予定でしたが新型コロナウイルス感染症対策の一環として今年度実施するかどうか検討中です。
平成29年7月には、公益財団法人兵庫県身体障害者福祉協会みんなの声かけ運動推進会議に協力。海岸線三宮・花時計前駅を主なロケ地として、視覚に障がいのある方へのお声かけ啓発用DVDを作成し、職員への教育訓練などに活用しています。 |
三宮周辺には、交通局(市営地下鉄西神・山手線、海岸線)をはじめ、JR、阪急、阪神、新交通の6つの駅があり(以下、三宮ターミナル鉄道社局)、定期的に意見交換や協議を行っています。
平成29年5月に「交通事業者向け接遇ガイドライン」が制定され、合理的配慮の提供の具体例のなかで「乗換駅で車いす使用者や視覚障害者への対応として、本人の希望があった場合には、鉄道事業者間で連絡し、乗換改札口までの案内誘導をしている。」が紹介されましたが、三宮ターミナル鉄道社局からは、限られた駅係員の配置人数から、対応に苦慮していると報告がありました。
そこで、合理的配慮を提供するにあたり、事業者が過重な負担に当たると判断した場合は、代替処置を選択しても良いことになっていることから、誰もが移動しやすいまちの実現に向け、当局より代替処置として、三宮ターミナル各駅間における「神戸三宮駅乗り換えルートマップ(チラシ)」を作成(H30.12発行)。この内容を各社と共有して、お客様のご案内に活用しています。
なお、このマップはユニバーサルデザインの考えから、車いす利用のお客様、高齢者、ベビーカー利用のお客様等が三宮ターミナル各駅間を移動しやすいよう、エレベーターを利用して移動するルートを記載。また、それぞれの出入口に設置されているエレベーターを写真入りでわかりやすくご案内するとともに、裏面は表面の案内を英語で表記しています。
その他、車いす利用のお客様やベビーカー利用のお客様、高齢者のお客様が、避難場所などへの移動しやすいルートを検索しやすいように、株式会社グローバルITネットの申し出を受け、市営地下鉄各駅の窓口付近、だれでもトイレ個室内、エレベーターかご内に、『※ふらっとルートポスター』を掲出しています。
ポスター画面のQRコードを携帯電話・スマートフォンで読み取るとURLが表示され、公共施設や避難所へのルートマップが案内される。
令和元年度の移動等円滑化取組計画書に対する取組報告書については、以下をご覧ください。
お問い合わせ先
市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください
電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314