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ムスリムフレンドリーな神戸を発信! ムスリム旅行者向けガイドブックが完成

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記者資料提供(2023年1月25日)
(一財)神戸観光局 観光部 

神戸モスクやハラル対応の神戸ビーフなどを紹介 

 一般財団法人 神戸観光局では、神戸を訪れるムスリム(イスラム教徒)の旅行者に向けたガイドブック「Muslim Friendly Travel KOBE」を作製いたしました。
神戸を訪れるムスリムの方々に安心して観光を楽しんでいただくために、ハラルフード(イスラム教の戒律で食べることが許されている料理)を提供するレストランや礼拝場所など、ムスリム旅行者のニーズにあわせた情報を掲載しています。ほかにも、国内外に在住するムスリムにアンケート調査(※末尾参考)を行い、関心が高かった観光情報も掲載することで、神戸への訪問意欲を高めるような構成となっています。

1. 背景と狙い

 2015年から2060年の間に世界のイスラム教徒の人口は70%増加し、今世紀末にはキリスト教徒を超える世界最大の信者数となると言われています。日本においても東南アジアの訪日ビザ要件緩和やLCCの就航によって、イスラム圏からの観光客数は急増しています。

 神戸には、日本に現存するモスク(イスラム教の礼拝堂)のうち最古の「神戸モスク」があるほか、在住のムスリムが利用するハラル食材店や料理店が点在しています。多文化共生が根づいている神戸の特色を活かして、今後プロモーションを強化していきます。
 

2. 概要 1-4

「Muslim Friendly Travel KOBE」
全20ページ / 英語・インドネシア語

  • ムスリム旅行者のニーズや興味関心に合わせた紙面構成。
  • 豚肉やアルコールなどの使用有無について、わかりやすいピクトグラムで表示。
  • インバウンド観光客に人気の「神戸ビーフ」をハラルで提供するレストランや、在住のムスリムが営むハラルレストランを紹介。
  • 日本に現存する最古のモスクである「神戸モスク」について戦災を乗り越えてきた歴史も含めて紹介。
  • 市内の礼拝スペースを4か所掲載。

 紙面(日本語版PDF)(PDF:5,506KB)
 

3. 配布時期・場所

2023年2月頃~
神戸市総合インフォメーションセンター、新神戸駅観光案内所、北野観光案内所ほか、神戸市内の観光関連施設にて配布を予定。
 


※参考(アンケート調査)

調査対象:マレーシア、インドネシア(訪日メディアのWEB会員、SNSフォロワー)
調査時期:2022年11月16日(水曜)~12月5日(月曜) 調査方法:オンライン
サンプル数:マレーシア・インドネシア在住のイスラム教徒1,726件

質問・回答一例:
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