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更新日:2020年11月27日

ルミナリエ作品の寄贈について

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記者資料提供(令和2年11月27日)
神戸ルミナリエ組織委員会事務局(一般財団法人神戸観光局内)

昨年の神戸ルミナリエの作品制作者から神戸ルミナリエ組織委員会に対して、新たなルミナリエ作品が寄贈されることになりましたのでお知らせします。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、今年の神戸ルミナリエは開催を断念することになりましたが、ルミナリエの光の継続と記憶を象徴とする小型の作品の神戸への寄贈が東京在住の制作ディレクターとイタリアの工房のデザイナーとの間で協議され、このたび両者の共同による贈呈が打診されましたので、委員会としてお受けし、次のとおり贈呈式を執り行うこととなりました。

1.作品名

「希望のアーチ」

2.概要

高さ約4.7m、幅約2.8m。「1.17希望の灯り」を装飾。

3.贈呈式

令和2年12月1日(火曜日)11時00分~ 神戸市役所第二応接室にて

・寄贈者代表あいさつ(制作ディレクター ダニエル・モンテベルデ氏)

・寄贈品贈呈と感謝状贈呈

・神戸市長謝辞

4.作品展示

令和2年12月4日(金曜日)から13日(日曜日)の間、東遊園地にて公開予定

点灯時間:薄暮前~21時まで

会場の混雑状況によっては消灯時間前に作品を消灯することがあります。

報道にあたりましては感染防止対策の注意喚起等にご配慮ください。

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寄贈者について

・株式会社ラティナインターナショナルコーポレーション代表取締役 ダニエル・モンテべルデ氏

 東京在住のイタリア人照明デザイナー兼アーティスト。2011年、2015年〜2019年の神戸ルミナリエのディレクター兼プロデューサー。

・ルミナリエ デ・カーニャ社  ファミリア デ・カーニャ

 1930年代から南イタリアで事業を営む老舗のルミナリエ工房の創業者一族。現在はプーリア州マリエを拠点とし、ヨーロッパを中心に世界各地のルミナリエ行事で作品を展開している。神戸では1995年の初回から昨年まで、14回にわたり作品制作を手掛けている。

 作品制作費用はデ・カーニャ社が、輸送・通関費用はラティナ社がご負担されました。

 

(ダニエル氏からのメッセージ)

この小さなルミナリエというインスタレーション・アート作品を寄付するというアイデアは、エンリコ・デ・カーニャ(創業第3代目が経営するデ・カーニャ社のデザイナー兼アーティスト※)とダニエル・モンテべルデの会話から生まれました。COVID-19が猛威を奮い世界中を脅かしている状況、そして今年は神戸ルミナリエの開催は断念せざるを得ないという悲報でした。今年神戸にルミナリエの光が灯らないというのは、何とも空虚感を隠せないとエンリコは呟いていました。 その時、ルミナリエの光を途絶えさせず人々の記憶に残る継続と記憶の象徴として、神戸市にささやかな贈り物をすることを、エンリコから打診されました。それは全く素晴らしい考えで、そのアイデアを前進させるべく両者が協力しようと決めました。

神戸のように、ルミナリエと呼ばれるこの芸術様式がこれほど深い意味を持つ土地は世界中どこにも見当たらないでしょう。神戸の人々がどれ程、毎年開催される神戸ルミナリエの光に多くの思いと願いを刻みこんで来たことでしょう。

神戸ルミナリエの設計・製造・設置に携わる時、そして私たちが、毎年訪れる度に言葉では表せないある種の感動を受けるのは、恐らくそのせいなのでしょう。

今年は、1995年以来初めて神戸ルミナリエが開催されず、ルミナリエの光が何百万人もの人々の顔を照らすことはないというのです。これは本当に残念なことです。

我々イタリア人にとっても空虚感を隠せません。神戸の地に戻ってルミナリエの設置に携わることを、どれほど心待ちにしていたことでしょう。

今日私たちが兵庫と神戸の皆さまに贈るこのささやかなルミナリエ作品は、私たちから皆さまへの変わることの無い尊敬と愛の象徴であります。

 

(デ・カーニャ社からのメッセージ)

歴史を遡ってみても、運命を決定するような大惨事は周期的に私たちの生活に傷跡を残してきました。

私たちの日常生活は止まり、私たちの日々のリズムは突然激変し、時間の経過でさえ癒すことのできない深い痕跡を永遠に残します。

大惨事の到来による、人命の損失は避けられません。

私たちが道、建物、病院などを再建できることは確かであり、奪われた最も貴重な命を取り戻すことはできないということも確かです。

したがって、大惨事からの復興とは、再建だけでなく、失った人を思いだし、失った命の重さを再認識し、改めてこの人生を感謝することでもあります。

祭りとは本来慰霊であり、命、魂、霊、御霊を慰めるものであります。歴史的にみても、再建と祭りとは、私たちの人生が遭遇するあらゆる悲劇的な出来事の後に続く主要な要素であり、祭りとは、過去と、その過去において失いたくなかったものとの絆を生み出すためにも重要です。

祭りとは、過去を思い出し、命の尊さを祝福し、この瞬間の生命に感謝することを意味します。

1995年以来毎年開催されてきた壮大な光の祭典「神戸ルミナリエ」は、地震による破壊から立ち上がり困難に屈しなかった人々の命と再生を、光の記憶の中に投影し続けてきました。

近年、独自の照明設備によりデ・カーニャ社はダニエル・モンテべルデ氏の信頼を賜り、この光の祭典ルミナリエを通して、神戸の過去の記憶と希望の橋渡しに携わらせていただき、大変光栄に思っております。

地震と等しく世界を震撼させた2020年は、私たちの生活を激変させ、私たちの自由をも奪ってしまいました。働く自由、旅行する自由、共に過ごす自由、共に集い祝う自由…。文化や伝統が異なっても、我々デ・カーニャ社は、このようなルミナリエという祭典で繋がれてきた神戸の皆さんの「絆」を途絶えさてはならないと願っております。

我々にとってこの光が象徴するのは、神戸市へ語り尽くせない表敬の言葉を具現化する手段であり、決して消してはならない希望の光、生命の光、この「光」こそがルミナリエの祭典の精神を表現しているのです。

この贈り物はデ・カーニャ社から神戸市への長年の絆、地理的な距離を超えた絆、そして人類全体が遭遇しているこの2020年でさえも途絶えさせることのできない絆の象徴です。

神戸のロゴは光へと変容し、光と色の架け橋であるこの絆を見守っています。

失われたものと再生、過去と未来のつながりである神戸ルミナリエは、この2020年でさえも暗闇に留まることはありません。

KOBE LUMINARIE 2020... per non dimenticare di ricordare! ※ not to forget to remember!(※事務局注記)

 

 

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神戸ルミナリエ組織委員会事務局(一般財団法人神戸観光局内)