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神戸登山プロジェクト 始動!

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記者資料提供(2023年1月27日)
経済観光局観光企画課
 六甲山系や丹生山系、そのほか多様で個性的な魅力ある山に囲まれた、神戸。明治期、来神した外国人たちによって、スポーツとしての登山が始まり、近代登山発祥の地となりました。早朝登山を楽しむ市民の「毎日登山」文化も育つなど、実は「神戸」と「登山」の関わりには深いものがあります。
 現在、新型コロナに端を発したライフスタイルの変化やSDGsの考え方の広まりにより、「自然に回帰した余暇の過ごし方」が注目され、登山を楽しむ方も増えている一方で、登山道の荒廃や施設の老朽化など、登山を充分に楽しむ環境が整っていない現状があります。
 そこで、「神戸登山プロジェクト」を立ち上げ、神戸の財産ともいえる「登山」を楽しむ環境を向上させることで、登山を楽しむ市民の増加、また来街者の増加を目指す取り組みを始めます。

市公式note noteで神戸登山プロジェクトとは何か紹介しています(外部リンク)

主な取り組み

安心安全な山歩きのために

 美しい山々が連なり、毎日登山や市民登山の文化が根付く神戸の山。一方で、台風などで崩れた道がそのままになっている場所や十分に管理が届いていない道もあるのが現状です。
 山歩きを楽しむ方の受け入れ強化に向けて、登山道の整備・メンテナンスや、統一したデザインを意識した標識の設置等を進めます。
 あわせて、民間ノウハウやIT技術も活用し、タイムリーで安全安心な登山環境の整備を進めます。

自然景観を守るために

 自然空間に浸り楽しんでもらうために、登山道沿いの景観の整備を進めます。
 茶屋跡など、景観を阻害し、倒壊の恐れもある老朽家屋の撤去に取り組みます。

自然をもっと楽しむために

 登山客が立ち寄り情報収集できる案内所機能を持つ拠点を設置し、山歩きの楽しみ方をサポートします。
 また、神戸の山のふもとには、広く市街地が広がります。登山の楽しみのひとつは、ふもとのまちを楽しむことでもあります。「登山」を通じて、何度も神戸に来たいと思うような、まちと山と登山客の関係をめざし、まち全体でのおもてなしの心を育みます。
 登山のほかにも、湖面アクティビティといった、神戸の山を舞台とする自然体験型の「多様な親しみ方」を推進します。これにより、神戸の山の多面的な魅力を構築し、神戸の山全体の活性につなげます。

kobe-tozan
[カヤック(湖面活用のイメージ)]

(参考)神戸登山を楽しむおすすめルートを紹介!
 「神戸の山に登ろう!」(「アクセス!神戸六甲山」サイト内)https://kobe-rokko.jp/climbing-main/(外部リンク)