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更新日:2021年11月22日

定例会見 2021年(令和3年)11月22日

ここから本文です。

市長会見の模様をお届けします。



・新型コロナウイルス感染症対策について-次なる第6波の備え-
・新型コロナワクチン接種について


会見資料はこちら(PDF:1,149KB)

新型コロナウイルス感染症対策について-次なる第6波の備え-
新型コロナワクチン接種について
質疑応答

新型コロナウイルス感染症対策について-次なる第6波の備え-

司会:

 では、ただいまから市長定例会見を始めます。

 市長、よろしくお願いします。

 

久元市長:

 よろしくお願いいたします。

 今日から新しい任期が始まることになりました。今まで市長を8年務めさせていただいてきたわけですが、8年というのは決して短い期間ではありません。やはり初心を忘れることなく、そして緊張感を持って、特にまだ新型コロナとの闘いが続いているわけですから、大いなる緊張感を持って市長の職責を果たしていきたいと考えております。

 私がやらなければいけないことは、今日もお話をいたしますけれども、第6波にしっかりと備えていく。コロナウイルスはまだ存在し続けるわけですから、コロナウイルスとの闘いをしっかりと継続する。そして、しばらく続くであろうウィズコロナの日々、そして、やがて必ず訪れることになるコロナ後の社会のありようを見据えて、市民生活の向上と神戸の発展、神戸経済の活性化を図っていくということ、これが自分に課せられた使命だと考えております。しっかりとその使命を果たしていきたいと考えております。

 その上で、特に自分に対して課していること、課してきたこと、そして、これからもそうありたいと思っていることなんですけれども、今、女性活躍が求められていると。政治家の大部分は男性が多いわけですけれども、私も女性でないということは、ある意味で、そういう女性活躍が求められている中での、これは欠点かもしれません。ある意味で欠点かもしれません。これをどう補うのかということが大事だと思います。

 今日の神戸新聞の社説に大変興味深い記述がありました。夜道はなぜ暗いのか、それは政治家に女性が少ないからだという視点です。やや手前みそになりますが、神戸は夜道を明るくしました。これができたのは、私が女性であるからではなくて、やはり女性の意見を反映したということだと思います。神戸に移り住んでこられた、かなりたくさんの女性の方から、神戸の夜道が暗いという話を聞きました。この意見を反映させる形で、まだ途上ですが、駅前のライトアップ、それから、まちの中の街灯を増やしてきました。

 

 こういう形で女性の意見をしっかりと聞いて施策に反映させるということ、これは、これまでも行ってきましたけれども、よりこれを拡大する形で取り組んでいきたいというふうに思います。

 

 2番目は自分の欠点ということ、これは明らかなんですけれども、私には民間企業での経験がありません。社会人として、全て公務職場での経験が100%でした。やはりこの欠点をどう補うのかということで、これまで1期、2期を通じて行ってきたことは、民間の皆さんの意見をしっかりと聞く、そして、市役所の中に民間人材を積極的に登用して活躍をしてもらう、市役所のプロパーの皆さんとの間でチームをつくって、そして高度なチームワークをつくっていくということ、これをぜひ今後とも心がけていきたいというふうに思います。

 

 その上で申し上げるならば、これまでお約束してきたことの中でかなり遅れている部分、それが市役所改革です。2期目には、世間の常識と著しくかけ離れている神戸市役所内の慣行にも手をつけてきましたけれども、まだまだ道半ばです。やはり市役所改革をもっとスピード感を持って進めなければなりません。

 

 その眼目は、市民本位の行政を展開するということです。まだまだ役所本位になっている部分がたくさんあります。選挙期間中も、神戸市政に対する批判、私に対する批判というものはもちろんありましたけれども、市役所の仕事ぶりに対する批判、これは本当に数多く聞いてきました。もっと市民本位の行政を行っていかなければなりません。

 

 市役所改革につきましては、私は8年前に市長に就任しましたときに、職員の皆さん全員にメールを送り、やめる勇気を持っていただきたいということをお願いしてきました。やはり人口減少時代の中で市政がその使命を果たしていくためには、仕事を不断に見直す、やる必要がないものは思い切ってやめる、そして仕事を減らしていく、そして仕事のやり方を変えていくということが不可欠ですが、残念ながら、これが遅々として進んでいません。これは一に私のリーダーシップが不足しているということだと思います。この点については、さらにしっかりと思いを新たにし、決意を新たにして、市役所改革にしっかりと取り組んでいきたいと考えております。

 

 それでは、今日お伝えしたい内容に入らせていただきます。次なる第6波に備えていくということです。

 

 今日の感染はゼロです。久しぶりにゼロということになりました。感染は落ち着いている、ここ1週間前、そして今週を通じて、感染は落ち着いてきているというふうに申し上げていいと思います。しかし、なぜこの感染が我が国、神戸だけではありませんが、感染が落ち着いてきているのか、その原因はよく分かっていないということではないかと思います。

 

 少し前になりますが、日経新聞で4人の論者の方がそのことを説明しておられましたけれども、4人のお考えはそれぞれ違っていました。まだ分からないというのが正直なところです。分からないという以上は第6波が来るかもしれない、それがどういう形で来るか分からないということだと思いますから、しっかりと想像力を巡らせて、第6波の感染に備えていかなければいけない。これは神戸市政の、あるいは全ての自治体の大きな責務です。

 

 そして、これは、それが全ての原因ではないかもしれないけれども、ワクチンの接種が進んだということも、感染が抑制されているということに関わっているということについては、多くの識者が認めるところです。

 

 神戸市はワクチン接種を進めてきました。11月18日現在の数字ですけれども、対象の12歳以上の接種対象人口の接種率は、1回目が83.4%、2回目が81.6%、かなりの方がワクチンの接種を受けていただいています。おおむね10月中には、希望される方には、おおむねワクチンは行き渡ったのではないかというふうに考えております。

 

 そこで、国の方針に従いまして、追加接種をする必要があります。感染拡大防止、重症化予防のために、18歳以上の方々の2回接種完了者に対し、追加接種、3回目の接種を実施いたします。そのために、集団接種会場、大規模接種会場につきましては、高齢者の追加接種が本格化する2月をめどに順次拡大をいたします。在宅の寝たきりの方、あるいは障害者の方などに対しましては、巡回接種あるいは配慮を要する方への接種ということを行ってきたわけですが、これもこれまでどおりきめ細かく実施をいたします。数は極めて少ないと思われますが、1回目、2回目の接種が完了していない方の接種機会も確保いたします。

 

 第6波への備えということといたしましては、積極的検査、PCR検査を改めて強化いたします。高齢者・障害者施設につきましては、これまでもクラスターが発生してきておりますので、クラスター化を防止するために、直接介護に従事される職員を中心に定期的検査を実施してきております。ワクチン接種を2回完了するまでの期間、これはワクチンの効果がまだ発現されていないということで、積極的検査を実施してきて、そして、ワクチンの接種が終われば、これはPCR検査をやめるということをしていたわけですが、ワクチンの接種の効果は徐々に下がってくることになりますので、これら施設のクラスター化を防止する、重症化を防止するために、この定期検査を、3回目のワクチン接種が終了するまで、これを再開することにいたします。

 

 もう1つは、飲食店に対する検査です。これまで酒類を提供する飲食店を対象としたPCR検査を行ってきたわけですが、これを、酒類の提供の有無に関わらず、全ての飲食店に対象を拡大いたします。

 

 第6波の対応として非常に重要な柱がこの積極的PCR検査を行うということです。

 

 次の柱が健康科学研究所による変異株のゲノムサーベイランス体制です。

 

 これまでも、特に第1波、第2波のときを中心に御説明をしてきましたけれども、神戸市の健康科学研究所、今年の3月よりも前は環境保健研究所、環保研と言いましたけれども、この研究所では変異株の積極的なサーベイランス体制を構築してきました。

 

 これまで行ってきた解析の内容を改めて御説明申し上げますと、ウイルス量が多い陽性検体は、これは全件をゲノム解析するということにしておりました。しかし、このゲノム解析をするためにはウイルス量が一定程度ある必要があります。つまり、ウイルス量が多い陽性検体についてゲノム解析を行うことができると。そして、ウイルス量が少ない陽性検査についてはPCR検査を行ってスクリーニングをするということを行ってきたわけです。従来から行ってきたのは、厚生労働省の通知に基づくL452R変異株に対するPCR検査でした。これはデルタ株が持っている変異ですね。これにつきましては、10月25日の厚生労働省からの通知で、全国的にこの新型コロナウイルスはデルタ株に置き換わっているので、L452R変異株のPCR検査は不要にすると、そういう検査は終了するという方針が発表されました。神戸市もその方針に基づいて、このL452R変異株PCR検査は終了をいたしました。これによりまして、これまで変異株の確認状況を公表していたわけですけれども、これも取りやめることにいたしました。

 

 しかし、そうすると、このゲノム解析、それからスクリーニングPCR検査は不要なのかということについて、これは健康科学研究所の所長以下の判断ですけれども、やはりこのゲノム解析とスクリーニングPCR検査は行うべきではないかというのが神戸市の判断です。それは、新型コロナウイルスの中で免疫回避が起きる、つまりワクチンが効きにくくなるという変異が確認されておりまして、その変異はE484KあるいはE484Qと言われる変異です。これは、このE484Eが、この配列が、これはグルタミン酸ですけれども、これがK、リジンに置き換えられる。あるいはE484の、この484というのはEの484番目という意味ですけれども、484番目のE、グルタミン酸がQのグルタミンに置換されるもの。これがQです。E484Qですね。こういう変異が行われれば、これはワクチンが効きにくくなる可能性がある。そこで、こういう変異を発見するために、ウイルス量が少ない陽性検体についてはPCR検査を実施いたしまして、こういうような変異が起きているのかどうかを確認する。こういう方針で神戸市独自のサーベイランス体制をしきたいというふうに考えております。そして、こういう変異が見つかった陽性検体につきましては、国立感染症研究所に送りまして、さらに必要があれば詳しい検査をしていただく。また、こういうような変異株が見つかった場合には、全国的にアラームを出していただくかどうかということも検討していただく。そういう材料を神戸市として独自に提供したいというふうに考えております。

 

 大変専門的な内容ですので、もし私の説明に不正確なところ、不十分なところがあれば、健康科学研究所の飯島所長から後ほど説明いただきますけど、大体大丈夫ですか。よかったです。

 

 その次の第6波の柱が病床の確保です。現在、神戸市が確保しているコロナ病床は306床です。そして、今は感染が収まっていますから306床なんですが、第5波のときには最大344床まで拡大をいたしました。これに対しまして、国はこれをさらに拡大する。これは県がつくる保健・医療提供体制確保計画ということになるわけですが、これによりまして、兵庫県は現在の1,357床を1,400床程度に拡大するということになります。これは県と相談ということになりますが、まだ数は確定しておりませんが、今の最大344床を、これをさらに拡大すると、こういうことになります。こういう形で、病床の確保・拡大を行っていきたいと考えております。

 

 もう1つは、感染された方に早期対応をするということです。無症状の方を中心に、やはり自宅療養をするということが感染が拡大したときには避けられないというふうに思いますが、重症化を防ぐためには、外来診療が受けられるということです。第5波が襲来をしたときも、この外来診療によってかなり重症化予防ができたのではないかと考えております。そこで、現在の外来受入れ医療機関、自宅療養者に対応できる外来医療機関を、今15機関ですけれども、これを20機関、もう既に11月11日から拡大をしております。

 

 もう1つは宿泊療養施設です。この宿泊療養施設につきましては、現在5施設、584室を用意しておりまして、これも、感染の拡大に応じてこれを増やす用意もしております。そしてこれらの施設について新たに酸素投与設備を設置いたします。現在は酸素濃縮器を用意しておりまして、これは5リットル以内ということになるわけですけれども、毎分5リットル以内になるわけですが、感染が拡大したときに備えて、5リットルを超える大きな流量の酸素供給設備、これ3施設、サンルートソプラ神戸アネッサ、神戸ポートタワーホテル、ニチイ神戸ポートアイランドセンター、この3施設に55名分用意をいたしまして、民間療養施設での対応に備えるということにいたします。

 

 神戸市は、病院に入所をする必要はないけれども、施設に入所する必要があるという方については、こういうホテルへの入所で対応するということが患者さんに寄り添った対応ではないかと考えております。野戦病院的な大規模なセンターを設置する自治体もありますが、これは内部でいろいろと検討したわけですが、やはり大規模なセンターは、パーテーションでベッドを仕切る、トイレ、シャワー、洗面台も共用ということですから、必ずしも、これは入所される方に寄り添った対応とはいえないのではないだろうか、やはり個室に入っていただける民間療養施設を数多く用意をする、そこに看護師が常駐し、医師が執務し、酸素供給設備もしっかりと、こういうような対応をしていくことが適切ではないかというふうに考えております。

 

 次の柱が後遺症対策です。後遺症に悩まれる方が全国的にも出ております。これに対応いたしまして、この11月1日から後遺症相談ダイヤルを設置いたしました。この相談は、これまで、18日までの間に90件寄せられておりまして、主な相談内容は医療機関の受診、どこで診ていただけるのかということ、191か所あるわけですけども、こういうところを紹介するというのが相談の内容、あるいは、様々な不安に対してお答えをするということですね、こういう相談ダイヤルによる対応。

 

 それからもう1つは、後遺症の実態がどうなっているのか、これを今年の12月から来年の1月に実施をしたいというふうに考えております。調査対象は、第4波で感染された患者さん約5,000件でありまして、郵送またはインターネットで調査をいたします。後遺症に関する現状把握をいたしまして、今後の相談ダイヤルでの対応、あるいは後遺症対策に活用をしたいと考えております。

 

 第6波の次の柱が保健所の強化です。保健所が第4波、そして第5波も大変業務が逼迫をした、職員も非常に大きな苦労を余儀なくされることになりました。私も何回か保健所には行きましたけれども、スクリーンはあるんですけども、多くの対応が電話と紙、ファクスなんですね、これをやはり改善しなければいけないということで、業務をデジタル化いたします。キントーン(Kintone)を活用した患者データ管理アプリを導入しております。もう既に11月1日から導入しておりまして、患者データの管理アプリと、感染症統合情報システムを連携する、そして医療関係者専用サイトをつくって、個々の患者さんの情報を共有するというふうにいたします。

 

 それからもう1つは、積極的疫学調査のスピードアップです。これは12月上旬から実施をいたしますが、陽性と判明された方に対しまして、保健センターが連絡するまでの間に基本情報を入力していただく事前質問票入力システムを整備いたします。これによって、できるだけ早くこの情報を入力していただくということです。

 

 それから、自宅療養者の夜間コールセンター、これは、平時はそれぞれの保健センター、そして保健所で対応いたしますが、感染が拡大をしたときは、夜間電話を集約いたしまして、夜間の電話対応を一元化いたします。これは新規感染者が1日30人、この状況が3日続くような状況、あるいは1週間に200人を超えるような場合に、この措置を導入したいというふうに考えております。

 

 それから外国人の方への対応です。やはり海外から入国をされる方が、これから、あるいは既に、こういう入国規制が緩和されていきますと、海外から入国された方の感染状況をしっかりと把握をする、そして相談にも対応することが必要になります。そこで外国人新型コロナ検査相談コールセンターを設置いたしまして、留学、ビジネスなどで滞在されている外国人の方に症状が出たとか、あるいは症状がある方と接触をした、そういう方の相談を受けまして、無料のPCR検査を実施いたします。12月下旬からスタートをしたいというふうに考えております。

新型コロナワクチン接種について

 こういう形で、各分野にわたる対策を実施いたしまして、第6波にしっかりと備えたいと考えております。もちろんこの第6波への対応ということにもなるわけですが、ワクチン接種につきまして、改めて御説明を申し上げます。

 

 3回目のワクチン接種、追加の接種券は、今日から発送を、11月22日、今日から発送をすることになりました。これは第1弾ということになります。今日発送いたしましたのは、4月30日までに2回目の接種を終えられた医療従事者の皆さん、約1万5,500名です。今後、5月1日以降に、2回目の接種を終えられた方に対し、2回目接種から8か月が経過した日を目途に順次発送いたします。高齢者から順番に1回目、2回目の接種を行いましたので、高齢者(高齢者施設の入所者等)の接種券は来年の1月11日から発送を開始いたします。それから、この追加接種用の接種券につきましては、3回目接種ということを明らかにして、1回目、2回目と見た目はそんなに変わらない、色も同じ形で接種券をお届けいたします。追加接種用の接種券の様式は一部変更いたしますが、これは御覧をいただければというふうに思います。そして既にお知らせをしておりますが、この予約で苦労されるということができるだけないように、希望される方についてはおまかせ予約システムを入れます。このおまかせ予約のチケットにつきましては、この接種券の封筒の中に同封することになります。1月の末に発送する分から同封をいたします。

 

 まだ数は少ないと思われますが、1回目、2回目接種を終えられていない方につきましては、できるだけ早く接種を受けていただくようにしたいと考えております。ワクチンカーも第2弾のお申込みを受け付け中です。5名から10名の皆さんにグループ単位で申し込んでいただきますと、御希望の場所に訪問をするということにいたします。

 

 こういう形で第6波の対策に全力で取組、安心してワクチン接種をしていただけるように全力で対応していきたいと考えております。

 

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 酸素投与機の設置のところでちょっとお伺いしたいんですけれども、先ほど御説明あったように現在は酸素濃縮器を設置していて、新しく別の機械を入れるということになるんでしょうか。

 

職員:

 今は酸素濃縮器を自宅療養の人にも持って行ったりするような簡単なやつでやっているんですけれども、先ほど市長申し上げましたように、それでしたら基本的に5リットルまでしか投与できないので、それ以上のということになるときちんとタンクを置いて、配管を通すとそういう設備ができるので、今回、配管の設備工事をしました。といいますか、建物の中に配管を通すのではなくて、廊下にホースを通すみたいな簡易な設備なんですけれども、それでもって5リットル以上の酸素を投与できるということを3施設で設備を整えました。

 

記者:

 それはつまり酸素供給の能力が高いということになるんですか、それとも、対象とする患者さんを増やせるということになるんですか。

 

職員:

 両方ともです。

 

記者:

 あとすいません、変異株のサーベイランスについてなんですけれども、すいません、ちょっとよく分からなかったのが、今後はウイルス量が少ないものに集中的に検査をするということになるんでしょうか。

 

職員:

 そうではなくて、ゲノム解析を中心にして、ウイルス量が多いものはゲノム解析をやります。ゲノム解析ができないものは分からないですから、PCRで484QあるいはKの変異がないかどうかだけを調べていくということをやっていくつもりです。

 

記者:

 今まではウイルス量が少なかった場合は、E484K以外も含めて調べていたということですか。

 

職員:

 まず、PCRというのはウイルスが陽性か陰性かというのがありますね。その中で陽性のものに限って、今まではN501Yの変異とかL452Rの変異を今までやっていたわけです。今度はもう全部L452Rになってしまいましたので、今度は免疫逃避が関係するE484K、あるいはE484Qをウイルス量が少なくてもやっていくということになります。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

職員:

 ちょっと補足なんですけど、今までは英国株とかインド株の持っている、さっき言っていたL452Rとかをスクリーニングしろと国のほうから言われていたんですね。それをスクリーニングして、デルタ株の疑いがありますよというのはそれをのけて、スクリーニングではじかれなかったものを後で全部ゲノム解析してたんです。ですので、デルタ株以外の変な株がいないかなというのをしていたんですね。国のほうがデルタ株にほぼ置き直ったので、デルタ株のスクリーニングはしないでよろしいですとなったんです。

 

 ですので、今は何もしなくていいんですけれども、集めてきた検体を一定のウイルス量がある分はゲノム解析を全部して、変な株がないのかどうかを1回検査しようとしているんですけれども、ゲノム解析するのにウイルス量が少ない分は全部できないので、1番危ないのはワクチンを逃避する株を持っていたら危ないので、ウイルス量の少ないゲノム解析ができない分は、少なくともワクチン逃避の株を持っていないかどうかはスクリーニングで調べているということです。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

 今の変異株のことで、まずお伺いしたいのが、このE484K、E484QのPCR検査というのは、ほかの自治体とかではどれぐらいやっているものなんでしょうか。

 

職員:

 すいません、よその自治体は把握していませんけども、やっておられるところは少ないと思います。

 

記者:

 これはちなみに、それぞれ別のPCRをすることになるのか、同一のものでまとめて引っかかるものなのか、どういうものなんでしょうか。

 

職員:

 御質問の意味がちょっとよく分からなかったです。

 

記者:

 E484Kを調べるPCR検査とE484Qを調べるPCR検査、それぞれ別々にやるものなんですか。

 

職員:

 細かく言うとややこしくなりますけども、いずれにしてもE484Kがあるかどうかを確認します。なければEの遺伝子が増えてこなければ、KがあるかQがあるか調べていくというような形になります。まずはEがあるかどうかを調べて、なければKかQかを調べているとお考えください。

 

記者:

 ちょっと後でもう1回詳しく伺おうと思います。

 別の病床の確保のほうをお伺いしたいんですが、これ、344最大からさらに増やしていきますということですけれども、これはどういう形で増やそうというのは、これまで以上に市民病院機構を制限していくというやり方なのか、あるいは民間とか公的からお願いするというやり方なのか、どう考えていますでしょうか。

 

久元市長:

 基本的に中央市民病院はこれ以上増やさないことにしております。西市民病院と西神戸医療センター、それからあと民間病院や公的病院にお願いをすることになろうかと思います。

 

記者:

 先ほど具体的な数字は、またこれから県と調整ということでしたけれども、おおよその目安みたいなものはあるんでしょうか。

 

久元市長:

 これは神戸市独自では決められませんから、県と相談した上で後日発表いたします。

 

記者:

分かりました。

 あと、施政方針の市役所改革のところにつながってくると思うんですけれども、昨日、市長のツイッターで土木職に対する苦言の投稿があったと思うんです。これをもう少し詳しくお伺いできればと思うんですが。

 

久元市長:

 あまり記者会見で言えないことをツイッターで書いているわけですから、そういう趣旨だと御理解いただければと思います。正直、市役所の中の話をどれだけ言うのかというのは非常に悩ましいところです。本来そんなことは、例えば社長が部下に対して苦言を外に対して言わないと、これも1つの考え方ですね。しかし、私も副市長のときも含めれば9年近く仕事をさせていただいて、それでは伝わらないんですよ、神戸市のような大きな組織は。

 

 だからやっぱり感じていることは率直に申し上げたほうがいいと。しかし、それはやはりこの記者会見の場、それから議会答弁の場で公式に言えることだけでは不十分な点もあるので、ほかの方法、ツイッターだけではなくて、例えばデスクネッツでも時々申し上げているわけですけれども、やはりコミュケーション伝達手段をいろいろ使いながら、自分が感じていることを伝えていかないと、自分の考えは伝わらないし、職員の皆さんには分からないだろうと。同時に、それを一方的に伝えるだけではなくて、大事なことはやはりコミュニケーションですよね。職員の皆さん、特に副市長の皆さんにも助けていただきながら、職員の皆さんと対話をし、議論を重ねて、いかに市民本位の仕事をしていくのかということが大変大事だというふうに感じています。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

 ちょっと質問、かぶるところはあると思うんですけど、まず、変異株の話で、ちょっと同じような話になるんですけど、現状、ワクチンが効きにくくなる変異を起こしているE484以外というのは今のところ確認されてないんでしょうか。

 

職員:

 幾つか知られていますけども、今のところ一番恐れられているのはE484という位置にある変異です。

 

記者:

 なるほど。現状、ウイルス量が多ければゲノム解析をやって、少なければPCRということなんですけど、現状これが神戸で発見されたなんていうことはないということでいいですかね。

 

職員:

 例えばデルタ株でそのE484Kを持つものが国内で二、三株見つかっているはずですけども、大きな広がりは今のところ出ていません。神戸では見つかっておりません。

 

記者:

 ありがとうございます。

 それと、先ほど市役所改革の話であったんですけど、土木の話も含めてなんですけど、冒頭のお話で、仕事を減らして、これからいろんなやり方を変えていくというようなお話があったと思うんですが、具体的に、土木の話も、例えば「書類が多過ぎる」みたいな表現があったかと思うんですけど、どういったことを変えていこうというように今、意識されているんでしょうか。

 

久元市長:

 まず、発想として、市民目線で仕事ができているかどうかということですよね。かなりの場合、役所目線になっている。それも、役所目線というのは、市役所全体の役所目線というよりも、自分が属している課だとか、あるいは局だとかの利害というものをとにかくひたすら主張して、この仕事は絶対に受けない、死ぬまで頑張るというようなことがかなり行われているのは大変残念ですね。やはり市民の立場に立ったときに、どこの部局がどういう方法でやればいいのかということをやはりもっと真剣に考えないといけないということですね。

 

 それから、もう1つは、市民から見たときに、同じサービスは1つのところから提供する、1つのところに申し込めばそこで完結するというふうなことが望ましいです。小さな自治体ではそれが割とできるんですね、簡単に。しかし、神戸市のような大きな組織になると、目的とか自分の局の所掌の範囲ではこの仕事をすると。例えばキッチンカーなどは3つの局がやっているんですよ。市民から見たら、ここに申し込んだらキッチンカーが来てくれる、あるいは事業者の方から見れば、ここの局に、あるいはこの窓口に申し込んだらキッチンカーが来てくれる、あるいは参加できるというのが望ましいわけですけれども、こういう目的であれば何とか局、こういう目的のキッチンカーなら何とか局、また違う目的であれば何とか局というのは、これは市民本位ではありませんよね。完全に役所本位なんですよ。これを調整するのに、本当、手間取るというのが今の状況。1つの例です。そういうふうに仕事をやはり市民本位に変えていかなければいけないということが1つですね。

 

 もう1つは、やはり求める書類も、組織が大きいと、それぞれの局や課がばらばらに必要な書類を用意して、ここの局はこれを出せ、別の課はこれを出せ、別の課はこれを出せというふうに、発注する場合もそうだし、それから、いろんな地域団体に対して補助金を出すときも、ばらばらに膨大な書類を出すということが横行しています。これがなかなか直らないんですよね。これは完全に私のリーダーシップの不足ですけれども、そういうことをやっぱり直していかないと市民本位の仕事にはならないだろうと。

 

 もっと全体的なことを言うと、人口減少、神戸は人口減少団体ですけれど、日本中が人口減少になっているときに、やはり新しい仕事が次々に増えていきます。新しい仕事を次々に増やしていくたびに職員を増やせるかということですよね。職員は増やせないんです。これは、神戸市の行財政改革でも職員は減らしていくというふうに言っているわけですね。職員を減らして、今までの仕事をそのままにして、やり方も変えずに、新しい仕事がどんどん積み重なっていけば、職員が疲弊するに決まっているわけですよ。こういうところをやはり変えていかないといけない、やめていかないといけない。これが、なかなか職員の皆さんからそれが上がってこないわけです。これは私がアイデアを出してやっているというのが今の状況です。

 

 例えば、表彰などは基本的には全部やめたんです、令和3年度には。ほとんどやめました。これは私が申し上げたんです。私からしたら、表彰はあったほうがいいんですよね、それはもちろん。市長として、表彰はやっぱり、ぜひ表彰状を差し上げたいなというふうには思うけれども、そこを押し殺して、もう表彰はやめましょうというふうにした。そういうのをやはりもっと出していただかないと。仕事のことが分かっているそれぞれの局や職員の皆さんから出していかないで、身軽になりましょう、これがどうしてできないのかということですね。こういうことをやっぱりやっていかないと、とても職員の負担は増えるばかりですね。そういうことを真剣に議論しましょうということです。そういう議論には一切関わらないというのは絶対困るというふうに私は思います。

 

記者:

 その延長といいますか、なかなか意見を職員の方が主体的に上に上げる、できそうでなかなかできないところもあると思うんですけど、その声が上がりやすい方策など、何か今、考えておられることとかあるんでしょうか。

 

久元市長:

 すごく断片的なことなんですけれども、例えば地域活動への支援、あるいは自治会活動が非常に難しくなっている、成り手が少なくなっているということは、ずっとこれは議論しているんですけど、いい方策が見つかっていないんですよね。それで、私は、これは非常に大事なことなんですけれども、なかなかこの議論が進まない。

 

 そこで、市役所の中でも、地域活動を一生懸命やっている職員の皆さんがいるんですよね。そこで、2回、自治会の会長とか役員をやった方々と1時間ずつ議論しました。大変有益でしたね。そういう形で、これは私だけではなくて、副市長や、それから局長や区長の皆さんも、やっぱり実際に汗を流している方の声をしっかりと聞くということが大事だと思います。大きな組織で、大きな組織になれば階層が増えますから。階層を減らしていくようにはしているんですけれども、階層が増えると、現場の声が担当止まりになる、係長止まりになる、課長止まりになって、なかなか上に行かないということが往々にしてありますから、いろんな方法、いろんなチャンネル、いろんなルートで現実を把握するということ。これは私自身も努力をしないといけないし、幹部の皆さんもそういうことをぜひやっていただきたいというふうに思っています。

 

記者:

 ありがとうございます。

 

記者:

 保健所の強化策の中で、新型コロナ対応業務のデジタル化というものがございました。私、現場の今の現状がつぶさにどうなっているのかというのは把握できているわけじゃないんですけども、今回のデジタル化によって、これまで特に問われていたのは、入院調整がうまくいくのかとか、たとえ入院できなかったとしても自宅でも適切な医療提供ができるかどうかというところが問題があったのかと思うんですけども、今回のデジタル化によって、どういうふうにそういった点が変わっていくのかを教えていただけないでしょうか。

 

職員:

 これまでは、個人情報の件もありまして、それぞれの部署でデジタル化をやってきたわけですけども、例えばエクセルで資料を作ろうとすると、ほかの人が同時には入れないというところと、一応、守秘義務を守るというところでは、それぞれの部署が幾つものパターンでシステムを組んでいたんです。そうするとどうしても時間がかかったりとかするので、皆さんの中できちんと個人情報の厳守は確実に守りながら、全ての人が同時期に同じシステムの中に入っていって、少しでも早くに入院調整ができたりとか、区のほうで保健師が患者さんと少し調整をして、必要があればすぐにそこに入ってもらって。今まででしたら、記録を書いて、電話をしてもらって、そこからまたこちらのほうでその記録を書いて調整をしていたりしていたのを、一度に同じ記録でみんなで調整していくということで、紙が減りますし、あと作業が減るということで、少しでもスピーディーに市民の方の対応ができるようになるかなと思っております。

 

記者:

 今のお話ですと、それぞれの部署がそれぞれのシステムを運用していたということですか。

 

職員:

 ちょっと古い形で、キントーンという形でない状況であると、エクセルを誰かが触っているとほかの人は介入できなかったりしますよね。患者さんの数が多いので、どうしてもそれをそこそこできちんと守るべく、作ってやっていたと。そんな大がかりなシステムではないですけれども、それを、キントーンを利用してうまく回していこうということになります。

 

 実はもう4波のときから「早くしよう」と言っていたんですけど、どうしても忙しくてシステムのところまで動けなかったので、やっとできるようになったという感じです。

 

記者:

 分かりました。

 

司会:

 ちょっとワクチン室から補足が。

 

職員:

 ワクチン室でございます。

 先ほど市長のほうから、接種券、第2弾以降の発送スケジュールを御説明いただきました。ちょっと市民の方からも「自分のところにいつ頃来るんだ」というお問合せも多くいただいておりますので、ちょっと補足をさせていただきます。恐縮でございます。

 

 今日、第1弾を発送させていただいた。第2弾は1月11日。以降は毎週、週1回のペースで配送させていただくということでございます。市民の方々から「私のところにいつ届くんだろうか」というお問合せも多くいただいておりますが、1つのイメージとして、高齢者接種、高齢者の方にお送りするのは2月から本格化するということで捉えていただければと思います。1月は基本的には医療従事者の方がメインであるということでございます。中には、病院、クリニックで働いておられた事務の方もいらっしゃいますし、高齢者施設に入っておられる方の接種券も1月の途中から送っていくんですけれども、基本、一般住民の方の高齢者は2月から本格化していくということでございますので、恐縮でございます、ちょっと補足をさせていただきました。

 

記者:

 第6波への対応のことで、これから実際、どのように感染状況がなっていくかというところはなかなか予測し難いところがありますけれども、今の時期に、だからこそ、感染拡大期には取れなかった施策等を含めて今これから実施しようというところだと思うんですが、特にゲノムの監視、スクリーニング体制の構築とか、ほかではあまりやっていないことだと思うんですけれども、神戸市としては、第6波に向けて特に独自にここに力を入れたいとかというのは、市長として、監視の、例は1つこれだと思うんですけれども、改めてお聞かせ願えれば。

 

久元市長:

 これは、第6波に備えるという意味はもちろんあるわけですけれども、やはり第4波のときに本当に保健所の業務が大変逼迫した、入院調整も非常に困難を極めた、本来入院をしなければいけない方が自宅療養を余儀なくされて、亡くなった方もいらっしゃった、そういうことを考えれば、当然のことながら、入院の病床数を増やす、民間療養施設のケアの体制をしっかりと強化をする、それから、自宅療養される方も無症状の方を中心に出てくることも十分考えられますから、そういう方に対するケアをする、これが非常に1つの柱です。

 それからもう1つは、今のこととも関連しますが、やはり保健所の業務体制を効率化する、個々の職員の負担も減らすということも非常に大事ですね。

 

 それからもう1つは、やはり、神戸市は最も早い時期から変異株のサーベイランスをやってきた。そういうようなサーベイランスの仕事の蓄積・経験の上に、今回、免疫回避が想定されるサーベイランスをしっかりと行う、この辺が、神戸市が独自に何かをやりたいということではなくて、神戸市がこれまで行ってきた経験や、あるいは苦い経験も含まれるわけですけれども、それらを踏まえた対応ということになるのではないかと思います。

 

記者:

 1点だけお伺いさせていただきたいんですけれども、今日、いろいろな施策が発表されまして、中でも新規には外国人のコールセンターの設置などを挙げられていますけれども、実際、今の職員体制でこれを行っていくのか、基本的には個々の職員の負担を減らすということで、増強は考えていないのかなと思うんですが、その辺りの体制についてお聞きしたいんですけど。

 

久元市長:

 総員は増やさずに対応します。もちろん、部署によっては強化しなければならないところが出てくるということが、これまでもありました。これはこれまでも、庁内の応援体制で新しく発令をしたり、あるいは兼務をかけたり、いろんな方法でやってきましたが、この体制のために、特段、全く庁内の体制を強化したり、新たに数多くの人事を発令する必要はないのではないかと考えています。

 

記者:

 ありがとうございます。

 


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