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更新日:2021年10月7日

臨時会見 2021年(令和3年)10月7日

ここから本文です。

市長会見の模様をお届けします。



・アウトドアを通じた神鉄沿線の新たな魅力創造
 ~KOBE Rail&Trail~


会見資料はこちら(PDF:2,147KB)


・アウトドアを通じた神鉄沿線の新たな魅力創造
 ~KOBE Rail&Trail~

・質疑応答

アウトドアを通じた神鉄沿線の新たな魅力創造
 ~KOBE Rail&Trail~

司会:

 ただいまより、「アウトドアを通じた神鉄沿線の新たな魅力創造~KOBE Rail&Trail~」プロジェクトに関する共同会見を始めます。

 最初に、本日の会見者を御紹介いたします。

 株式会社好日山荘代表取締役社長、池田真吾様です。

 神戸電鉄株式会社代表取締役社長、寺田信彦様です。

 

 久元喜造神戸市長です。

 

 まず初めに、本プロジェクトの始動に当たりまして、久元市長より御挨拶をさせていただきます。

 

久元市長:

 今日は好日山荘、神戸電鉄、神戸市で、アウトドアを通じた神鉄沿線の魅力創造に関する連携協定を締結いたしましたので、その説明をさせていただきます。

 好日山荘さんからは池田真吾社長、神戸電鉄さんからは寺田信彦社長にお越しをいただいております。ありがとうございます。

 コロナの感染、少し終息をしてきましたけれども、まだウイルスが私たちの周りに存在し続けるウィズコロナの日々が続くことと思われます。そして、その後は必ずポストコロナの時代がやってくるということになるわけですけれども、これからの日々を通じて、どのような価値観が主流になっていくのか、なかなか予断を許さないところはあろうかと思いますが、やはり自然環境の価値というのが高まることは間違いないのではないかというふうに思います。

 神戸市は、第1波の一時期には不要不急の外出自粛を呼びかけたりしましたけれども、その後はそういう呼びかけはしておりません。むしろ、一時期は野外活動の支援をする、そういう取組もいたしました。私たちは、この1年半の戦いを通じて、どういうことをすれば感染を防ぐことができるとか、どういう行動を取れば感染するリスクが高いのかという経験が積み重ねられてきたのではないかというふうに思います。

 そういう中で、やはり家の中に閉じ籠もりっきりになるということは、これはやはり、コロナの感染のリスクが下がる面は一面あるかもしれないけれども、やはりシニア世代の皆さんの認知症は進み、またフレイルが進み、子供たちはスマホ漬けやゲーム中毒になる、そういう可能性も、危険リスクも高いわけです。やはり感染に注意をしながら伸び伸びと外で体を動かすということも必要になるのではないか、そういうアウトドアの価値というのが、これからさらに高まっていくのではないかというふうにも思われます。豊かな自然環境の中でゆったりと働き、ゆったりと暮らすような価値観を考えれば、神戸は大きなポテンシャルを持っているというふうに思います。

 アウトドアの価値ということを考えれば、これから大きな可能性を持っているのが神戸電鉄沿線ではないかというふうに思います。六甲山や摩耶山ほどの知名度はないわけですけれども、神戸電鉄の沿線には豊かな里山が広がり、また、農村集落もあります。丹生山系のような非常に魅力的な登山ルートもあるわけです。これはまだまだ知られていないだけに、大きな可能性を秘めているのではないかというふうに思います。

 そこで好日山荘さん、神戸電鉄さんと一緒に連携して、この神鉄沿線の魅力を高めていく。例えば、非常に魅力的な散策登山ルートはあるわけですけれども、登山道が、あるいはハイキング道が整備されていなかったり、また案内板や標識が老朽化したり、十分ではないといったところがたくさんあります。また、様々な野外での行動のパターンも、まだまだいろいろな楽しみ方があるのではないかというふうに思われます。好日山荘さんの、これまで持っている様々な御経験を通じて、神戸電鉄沿線のアウトドアの活性化のためにたくさんの企業を呼び込んでいくことができれば、このポテンシャルを高めていくという可能性は非常に大きく高まるのではないかというふうに思います。そういう趣旨で、今日はこれからどういうような行動ができるのかということについて説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。

 

司会:

 続きまして、好日山荘池田社長より御挨拶いただきます。

 

池田代表取締役社長:

 ただいま御紹介にあずかりました、株式会社好日山荘代表取締役の池田と申します。よろしくお願いします。

 弊社は、御存じの方もいらっしゃるかもしれませんけども、日本初の登山用品店として、今年で創業が97年目を迎えることになりました。皆様からいろいろ日頃お支えいただいておりますので、本当に大変感謝しております。好日山荘、創業の地がこの神戸になりまして、今も、現在本社もそちらに構えております。登山、クライミング、アウトドアの用品の総合専門店として全国に今54店舗、それからクライミングジムも運営しておりまして、それが8店舗ほど展開しております。また、昨年11月には日本初のアウトドア総合通販モール、GsMALL(ジーズモール)という名前なんですけども、を立ち上げまして、商品、最新のアウトドア情報、それと専門性の高いカスタマーサポート、それと体験コンテンツをそこに織り交ぜまして、アウトドアのワンストップで皆様に御提供できる仕組みを構築し、直接お客様と触れ合うことができる店舗、実店舗と、それからデジタルを活用して、多様な展開を可能にすることができるECモールとで、オンラインと、あとオフラインでシナジーを最大限に引き出しながら、我々が目指しています安全・快適な登山、あとはアクティビティー、アウトドアのアクティビティー、あとはアウトドアライフ、昨今、コロナの現状がございますので、庭でバーベキューを楽しんだりですとか、いろいろベランダでグランピングをやられたりとか、そういう世の中に今、なっておりますけども、そういう方々のために商品知識、ノウハウ、あるいは体験を提案できる、エコシステムと我々名づけていますけど、エコシステムの構築を進めていって、企業として目指すところは、総合アウトドアサービス企業を目指していきたいというふうに考えて、日頃、スタッフ一同と取り組んでおります。

 

 本日は、神戸市様と神戸電鉄様と共に、アウトドアを通じた神鉄沿線の新たな魅力創造ということを遂行するために、連携協定が締結される運びとなりました。改めまして、久元市長様、寺田社長様、この場をお借りしまして、そして携わっていただいています関係スタッフの皆様方、御礼申し上げたいというふうに思います。どうもありがとうございます。

 

 続きますけども、弊社は今年2月、神戸市様とまちづくりにおける連携を目的とした事事業連携協定を締結いたしております。その事業の第1弾としまして、3月、六甲アイランドで、災害時にまちなかで生きていくためのサバイバル体験ということで、題しまして「アーバンサバイバル」というイベントを開催しております。

 

 ここは、防災といいますと、なかなかサバイバルだったりとか、ちょっとハードなイメージがあるかもしれませんけども、弊社としましては、楽しみながら、日頃の生活の中で防災を学べるというところに非常に重きを置いていまして、自然にそれを、例えば登山の知識だったりとか体験という部分を身につけることによりまして、それを日頃から身につけることで、災害時にもそれが役に立つというテーマにおきまして、特に親子イベントが非常に好評でございまして、それでかなり、「またやってね」ということを参加した方々からは言われまして、非常に我々もモチベーションが上がりまして、どんどん、どんどんこれを広げていきたいなというふうに今思っております。

 

 そして、その事業連携の会見の際、2月の会見のときなんですけども、将来的には神戸市の交通機関の方々、あるいはその方々の関係会社様に御参画をぜひいただきながら、地場産業や地元企業も含めた包括的な地域の活性化に取り組んでいくということを、実はこの場でちょっと宣言をさせていただいているんですけども、そのビジョンをお伝えしたんですけど、今日またそのビジョン、ちょっと一歩近づくことができたなということで、また神戸市様、神戸電鉄様とより具体的な取組が、もっと具体的なスタートをすることができているというところで、再びこういう場をお借りして御報告できるということに関しまして、大変光栄に感じておりますし、共に、神戸市様との協定をきっかけに、様々な企業様、団体様とつながりの輪がこうやって広がっていくということに関して、企業といたしましても大変うれしく思っております。

 

 このたびの事業提携におきましても、当社が約100年にわたって培ってきました登山、アウトドアの知識や経験、そして我々の専門分野でございますアウトドアアクティビティーに関わる有形・無形のノウハウなど、神戸市の自然環境が持つ価値をさらに高めることによりまして、このたびの事業構想の成功に、微力ながらなんですけども、大きく貢献できるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 

 今後、3者で、地元の皆様、改めて地域の魅力を再発見、ここ、大事なポイントだと思うんですけど、再発見していただき、企業や観光にいらっしゃる皆さん、これからコロナの状況がどうなるか分かりませんけども、やっぱりこの地元、神戸にいろんな方々を招き入れまして、観光にいらっしゃる皆様がコミュニケーションの輪をどんどん、どんどん、どんどん広げていっていただきまして、新たな価値を創造していくエネルギーの、今回の事業提携が源になればいいなというふうに思っております。そして、それがやがて未来へのトレイルですね。今日のテーマにもトレイルという言葉が入っておりますけども、豊かな道を築いていくものと確信しております。それこそがこの3者協定の「KOBE Rail&Trail」に込められた思いだと思います。

 

 本日はこのような貴重な機会を頂きまして、誠にありがとうございます。これをもちまして、私の御挨拶とさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。

 

司会:

 ありがとうございました。

 

 続きまして、神戸電鉄、寺田社長から御挨拶をいただきます。

 

寺田代表取締役社長:

 ただいま御紹介いただきました神戸電鉄の寺田でございます。よろしくお願いいたします。

 

 神戸市様とは昨年、リノベーションに関する連携協定を締結いたしました。その連携事業の1つといたしまして、地域や街をよりよくしたいと思っておられる皆様と連携しながら、駅周辺に新たな価値やにぎわいを創出し、魅力ある沿線を目指す参加型プロジェクトである「#駅活~Challenge~」をスタートし、既に複数の方から御応募がございまして、実現に向けて取り組んでいるところでございます。本日は、アウトドアを通じ、弊社沿線の新たな魅力の創造に取り組んでいくということで、神戸市様、好日山荘様と連携協定を締結する運びとなりました。改めまして、久元市長様、池田社長様、そして関係の皆様、本当にありがとうございます。

 

 さて、弊社神戸電鉄でございますが、弊社の創業者、山脇延吉と申しますけれども、は、今の北区の道場、当時の有馬郡道場村で生を受けた創業者山脇延吉、その父の口癖であり、その祖父の念願であった、不便な裏六甲と表の京阪神とを快適に交流できる里としたい、道場のほうをそういう里としたいという強い思いがございまして、その思いを受けた創業者山脇延吉が、渓流に沿って、そそり立つ山あいを縫って、そして、難工事の末、1928年でございますが、営業を開始したのが我が社の路線でございます。

 

 六甲山系をはじめ、沿線の山々につきましては本当に四季折々その装いを変え、ファミリーハイキングの方から本格的な登山を目指される方まで幅広く自然を楽しまれ、そして満喫されております。その六甲山系を縫い、北摂や北播磨の田園地帯を駆け抜ける弊社の路線でございますが、都心部から僅かな時間で駅へ降りていただくと、そこがハイキングコースの玄関口であったり、また駅から少し歩いていただければ里山の空気が感じられたり、優しい日の光、そして木々が出迎えてくれるという沿線でございます。多様な自然の楽しみ方ができる多彩な自然に抱かれたフィールドが、当社の沿線でございます。微力ではございますが、より多くの方々にこの豊かな自然に触れていただき、清々しさや癒やしを少しでも感じていただければ幸いかなと思っております。また、自然環境の保全に役立てるように取り組んでまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

 

 甚だ簡単ではございますが、私からの御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

 

司会:

 ありがとうございました。

 それでは、プロジェクトの概要につきまして、神戸市企画調整局副局長、山田より説明させていただきます。

 

山田企画調整局副局長:

 神戸市企画調整局の山田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。では、着座にて説明をさせていただきます。

 それでは、「アウトドアを通じた神鉄沿線の新たな魅力の創造を図る取組~KOBE Rail&Trail~」の概要を説明させていただきます。この取組は、好日山荘さん、神戸電鉄さん、神戸市の3者の連携により、アウトドアという新たな視点により沿線に広がる豊かな自然や文化をつなぐことで神鉄沿線の魅力をさらに高め、ひいては沿線への定住・移住、活性化を推進していくプロジェクトでございます。

 

 詳細説明に先立ちまして、両社の神戸市とのこれまでの関わりを改めて説明させていただきます。

 

 まず好日山荘さんでございますが、先ほど社長からも御紹介いただきましたように、創業地である神戸市に本社を置かれ、創業97年という日本で最も歴史ある登山用品の総合専門小売店として、全国に54の店舗を展開されております。また、近年では、お話がございましたように、ECショッピングモールのGsMALLを手がけられ、400社を超える多くのアウトドアブランドや企業との結びつきをお持ちでございます。神戸市とは、先ほど御挨拶にもありましたように、今年の2月に事業連携に関する協定を締結し、まちの活性化や防災での連携を深めていくために「アーバンサバイバル」というイベントを第1弾として六甲アイランドで3月に実施いたしました。これ、先ほど御紹介いただきましたように、かなり好評をいただきまして、災害時にまちなかで生き抜くためのノウハウを親子で楽しく学ぶという防災啓発イベントとして開催いたしました。

 

 続きまして、神戸電鉄株式会社さんでございます。1928年、昭和3年に開業され、神戸都心部から市北部などを結ぶ都市間鉄道として全46駅、神戸市内では28駅を構えて運行されております。路線の8割以上に勾配を持つ日本でも珍しい登山鉄道という側面も持ち合わせておられ、主催する神鉄ハイキングでは100以上のコースを持ち、参加者は年間1万人を超えるコンテンツとなっております。神戸市とは、昨年の11月にイノベーションに関する連携協定を締結し、これまで、沿線の遊休資産の活用を図るイノベーションスクールを神戸市で初めて北区唐櫃台を舞台に協働で開催してきました。また、5月からは神鉄さんの駅や駅周辺の空きスペースを使って事業アイデアを募集する「#駅活~Challenge~」、これを実施いたしまして、現在、複数の事業化に向けた調整が進められております。

 

 このように、これまでも両社とはまちの活性化などに係る連携を深めてまいりましたが、このたび、各社それぞれの強みや知見を最大限に生かし、アウトドアを基軸に沿線の魅力をより高めていくプロジェクトとして、今回の「KOBE Rail&Trail」プロジェクトを立ち上げました。プロジェクトの目的は、3者がエンジンとなりながら、神鉄沿線にアウトドアブランドや企業の活動、参画を積極的に促し、アウトドア環境の整備や新たな事業を進める中で、新たな都市活力、暮らしの創造、またSDGsの観点からも、自然環境保全や健康増進に図る取組、こちらを進めながら、市民や企業の皆様に深く神鉄沿線に関わりやつながりをつくっていただき、ひいては関係人口の創出、移住・定住につなげていくこととしております。そのためには、多くの方に関わりを持っていただけるような仕組みや環境づくりが必要となってまいります。

 

 参画いただくための仕組みでございます。本プロジェクトに共感いただいた企業様から、3者が持つ資産、知見、うまく使っていただけるような新事業の提案や協賛をいただきながら、そのお返しとして、神戸電鉄さんの施設などを使ったブランド企業名の掲出、PRを積極的に行わせていただくことを考えております。これは通常の広告という意味ではございませんで、これまで行っていない場所や本プロジェクト仕様での掲示を行っていただくことを考えております。

 

 連携3者の主な役割としては、神戸電鉄さんには駅舎などの施設を御提供いただきながら、好日山荘さんにはアウトドアブランド、企業との強いつながりから、企業への働きかけや全体ディレクションを行っていただき、神戸市は、事業化に向けた関係部局の調整などを図ることとしております。そして頂いた協賛金などを使いながら、よりよいアウトドア活動やサービスを提供できる環境を整えていき、沿線一帯を自然が楽しめる1つのフィールドとしてブランド化されていくような情報発信を行っていきたいと考えております。

 

 こちらは、企業の皆様から協賛をいただいた際に、お返しとして考えているPRイメージでございます。このプロジェクト限定といたしましては、左側の写真のように、駅名の横に特大サイズの看板を掲出したり、また、右写真のように3両編成の車両ヘッドマークでの掲出など、4か月間のジャック広告などを考えております。このほか、駅構内放送やデジタル広告などでの活動PRを予定しております。頂いた協賛金はプロジェクトの運営費として、アウトドア環境の整備、自然環境の保全の取組、新たなコンテンツの創出などの財源とさせていただきます。

 

 また、参画いただくためのきっかけづくりとして、まず3者で第1弾の取組を令和5年度までに進めていきます。例えば、六甲山系は既存のハイキングルートを充実しておりますが、先ほど市長からもございましたように、丹生山系、まだまだ隠れた魅力が残っております。こういった隠れた魅力あるスポットを発掘いたしまして、農村、里山暮らしの体験の充実を図る意味でも、丹生山系エリアに新たなハイキングルートを準備していきたいと考えております。また、神出山田自転車道などを利用いただきながら、自転車によるアウトドアツアーなども事業展開をしていくため、サイクルトレインやシェアサイクルも進めていきたいと考えております。11月3日には、自転車をそのまま車両内に持ち込めるサイクルトレイン、こちらを4両1編成で、新開地駅から押部谷駅まで運行いたします。

 

 そして、右写真にございますように、企業、市民の皆様にも参画いただける試みとして、登山道や山林の修繕、道標やサインのリニューアルを体験いただくツアーも企画しております。

 

 ハード整備のみならず、サービスの充実として、駅舎を活用した情報展開も進めてまいります。今年度より、神戸電鉄さんの全46駅、登山MAPや救急BOXを順次設置してまいります。また、プロジェクトの拠点として位置づけております谷上駅では、今、谷上駅構内にロッジ谷上という建物がございます。これは、現在、一時閉鎖しておりますが、これに少し手を入れて、今年度にアウトドア情報を発信できる拠点として再整備してまいりたいと考えております。

 

 また、SDGsの推進もこのプロジェクトの中で積極的に図ってまいります。

 

 まず、自然環境の教育・保全を目的に、森林や河川などでの生態系や動植物の種の多様性を学ぶネイチャーツアー、こちらを11月から継続的に実施してまいりたいと考えております。また、森林整備事業などとも連動し、間伐材利用や市民や企業の参画による伐採体験、こちらも行ってまいりたいと考えております。さらに、誰にでも優しいアウトドアを提供すべく、聴覚障害をお持ちの方や歩行が困難な方にもアウトドア楽しんでいただくための手話登山や車椅子を活用した登山も企画しております。

 

 このプロジェクトの足がかりとして、このように市民の皆様、アウトドアブランド、企業などの多くの方が参画できる環境を整えたり、情報・サービスの展開、SDGsの推進を図りながら、次の段階としては、ワーケーションの拡充など、職住環境の創出、団地での空き家の活用などや新たなモビリティーの活用、そういった新事業の可能性も広げていければと考えております。そして、最終的には、5年間をめどに、地域のみならず、インバウンドも視野に入れたアウトドアを通じたコミュニティー交流の醸成を図り、現在も取り組んでいる移住・定住の取組を促進することで、神鉄沿線にウィズコロナ、ポストコロナ時代の新しい働き方、暮らし方を実現できるエリアとして、都市と自然の両方を楽しめる貴重なエリアとして、そのブランド価値をさらに高めていきたいと考えております。

 

 私からの説明は以上でございます。

質疑応答

記者:

 副局長にお伺いするのがよろしいかと思うんですけれども、ハイキングルートの整備ですとかシェアサイクルの取組というのは、主体はどちらになるんでしょうか。

 

山田企画調整局副局長:

 こちらにつきましては、まずハイキングルートでございますけれども、こちらは、今、市の森林整備事務所、そちらでも整備を進めております。そのハードの整備に加えて、登山の方々が分かりやすく楽しめるようなつくり方はないかというようなことで、好日山荘さんにもディレクションいただきながら進めてまいりたいと思っております。

 

 また、シェアサイクルにつきましても、こちら、今4つのところでシェアサイクルをさせていただいております。こういった取組をさらに加速させていくようなことを考えております。

 

記者:

 ハイキングルートのほうはいつ頃整備されるとか、予定はありますか。

 

山田企画調整局副局長:

 こちらの7ページを御覧いただければと思いますが、今考えておりますのは、令和4年度から紅葉谷道、令和5年度から魚屋道、山田道、シュラインロード、そちらの整備を考えてございます。

 

記者:

 じゃ、シェアサイクルについては今4か所あって、それを拡充していく方向だということで。

 

山田企画調整局副局長:

 まずは4か所の状況を見ながら、取り組みを進めていきたいと思っております。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

 すいません、先ほどちょっと聞き漏らしたかもしれないんですが、8ページ目のところでサイクルトレインの運行というのがあったんですが、これはあれですか、1日中、そういう車両を1両は連結するということなんでしょうか。それとも時間帯によってということなんでしょうか、教えてください。

 

寺田代表取締役社長:

 サイクルトレインはイベント列車でございまして、貸切列車として運行する形でございます。

 

記者:

 では、常時というわけではないんですね。

 

寺田代表取締役社長:

 その日だけです。

 

記者:

 分かりました。

 

司会:

 ありがとうございます。

 

記者:

 2点ほどお伺いしたいんですけれども、改めてになるとは思うんですが、こういったスキームでこのプロジェクトに当たることの、それぞれのお立場でのメリット、もしくはこれからの期待感みたいなものをお聞かせいただければと思います。

 

久元市長:

 神戸市としては、去年の6月に谷上と新神戸を結ぶ北神急行電鉄が神戸市に譲渡されまして、一体運行ができるようになり、運賃も大幅に下がりました。これで神戸電鉄沿線のポテンシャルもさらに上がることになります。そういう時期に、冒頭も申し上げましたけど、ウィズコロナ、そしてポストコロナの時代を迎える、自然環境の持つ価値というのが非常に高くなって、神鉄沿線には非常に大きなポテンシャルがあるわけですから、これを好日山荘さんの持つ、400社もの企業と連携しておられる、新しい発想でそういう企業に参入をしていただいて、あるいは協賛などもいただいて、新たなアウトドアの可能性を生み出していく、そうすると、ここを訪れる方々が増えるわけです、訪れる方々をどんどん増やしていく、そして、今までこの神戸電鉄沿線の駅舎もなかなか手が入れられてなかったし、駅前広場も、神戸市もなかなか手がつけられなかった、ここが、リノベーションが今大きく進みつつありまして、駅前の姿も変わりつつあります。こういう機をとらえて、新しい発想を入れていただいてアウトドア活動を盛んにする、来街者を増やす、そしていろんな、例えば登山道やハイキング道の整備も行って、そこに参画をしていただく、そこにアウトドアの活路を見いだしていただいたり、いろいろな大きな可能性が広がっていくことによって、訪れる方々が増え、そういう方々の中から、この沿線に魅力を感じて移り住んで来る方も出てくる可能性もありますね、既に、里山や農村地域には神戸市外の方から移住の動きも出てきています。物すごく大きな数にはなっていませんが、そういうような道筋もつけることができるのではないか、一言で言うと神戸電鉄沿線の活性化ということですね。

 

司会:

 続きまして、池田社長様、お願いできますでしょうか。

 

池田代表取締役社長:

 好日山荘としましては、長い歴史の中で、登山というところにフォーカスされて、そのノウハウというのは蓄積を、97年してきているわけなんですけども、私もまだ、この会社に携わって4年という形になりますので、私自身も、この会社に赴任する前というのが、何というんですか、登山としてはビギナーというような状況だったんですけども、入ってみますと、やはり生活に対してすごく役に立つ知識があったりですとか、防災にかけても、先ほどの話もそうですけども、いろいろ、登山を通じて、本来、登山を通じてある価値という部分が、例えばまちづくりだったりですとか、人の生活に役に立てることというのがすごく多いんだなということを、この会社に入って学んだんですけども、それを正直申し上げまして、もったいないなと思ったんですね。この登山という業界の中だけに閉じ込めておくというのは、非常にやっぱりもったいないナレッジだったりとか、ノウハウだったりと認識しましたので、それを、やっぱり地元神戸というところのまちづくりだったりですとか、森林の保全だったりですとか、あるいは我々が持っていますものに対してお役に立てるというところは、いかんなく企業の社会的責任としては貢献すべきだなというのが、まず最初にございます。

 

 それに対しまして、我々がノウハウという部分であったり、ナレッジを皆様に御理解いただくということになれば、やはり登山の魅力という部分も、もっともっとアウトドアのアクティビティー、活動に対して皆さんが御理解をいただいて、もっと楽しんでいただける世の中づくりという部分にもつながっていくかなと思っております。

 

 やはり登山といいますと、例えば、何で重いものをしょって上に上がってというようなイメージをお持ちの方もあるかもしれませんけども、ハイキングだったり、まち歩きであったり、いろんなものに活用できるところがありまして、また、登山を通じて精神的な癒やしになったりですとか、自然を感じていただくというのは、コロナ禍の中ではすごく重要なキーになってくるのではないかなと感じておりますので、そういう意味で、最終的には我々、登山、アウトドアの専門店を営んでおりますので、登山の人口も増やしていきたいと企業としては考えておりますので、その活動としまして、好日山荘の我々の名を知っていただくということも、これを通じて活動としてそれが市民の皆様、周りの方々のお役に立てていければ本望だと思って、この活動にしっかりと参加していきたいと考えております。

 

司会:

 寺田社長、お願いします。

 

寺田代表取締役社長:

 先ほどもちょっと御挨拶で触れさせていただいたかもしれませんですけども、本当に六甲山系、それと丹生・帝釈山系でございますが、神戸の都心から僅かな時間で行ける場所ということで、海があり、そしてまちがあり、山があり、少し行けば、先ほど申し上げましたハイキングの本当の玄関口にたどりつくと。見渡せば滝が見えるとかいうようなロケーションというのは、私は世界の都市をあまり知りませんけども、やはり希有な場所かなと思うんですけども、そうした自然のすばらしさをコアな山好きの方だけではなくて、少し行けば、そういう自然の優しさとか木の柔らかさを感じ取れるということを皆さんに伝えていけるように、今日の連携の中で、やはりどういうような媒体を使って、今まで興味を持っておられなかった方にも関心を持っていただけるようにということで取り組んでいければと思っております。

 

記者:

 ありがとうございます。

 すいません、あと1点だけ、既に興味をお持ちのアウトドアブランドだったり、企業だったりというのは出てきているんでしょうか。

 

池田代表取締役社長:

 先ほど400社ほどというお話がありましたけど、大体今で、御興味をお持ちいただいているのは約20社ほど現在でございますので、具体的に今日のリリースをした後から、具体的にもう少しお話できるとかないので、少し感触という部分の中では大体それぐらいの会社様から興味をいただいているというような状況でございます。

 

記者:

 ありがとうございました。

 

記者:

 先ほどの質問に関わることなんですが、この参画企業ですとか、協賛をいろんな企業にしてもらうということなんですけど、メリットは広告、神鉄沿線で新しい形でできるということですけど、役割としては、協賛、お金を出すということ以外に、何か参画という意味で、たくさんの企業がどういうことをなさるというか、その連携のイメージというのが少しあればなと思うんですけど。

 

山田企画調整局副局長:

 私からお答えさせていただきます。

 これも広告でお金を、協賛いただくというだけではございませんで、今回、このプロジェクト、私どもの今までのノウハウとかつながり、そういったものを活用しながら、新しい事業、こんなことで自分たちは参画できるというものを提案していただくというのも1つの大きな柱かなと思っております。例えば、もちろん駅の中の活用のスペースとか、そういったものを使っていただきながら、今、「#駅活~Challenge~」でも神戸電鉄さんはやっていただいていますけれども、そういったところで、例えば企業であったりとか、イベント、サービスを展開していく、そういったことも考えられると思いますし、今、今日御紹介させていただいた森林整備のツアーであったりとか、ネイチャーツアー、生物多様性の話のツアーであるとか、そういったところも御一緒させていただけるようなことも考えられるのかなと思っております。そういった事業を幅広く御提案いただくというのも今回募っていきたいなと思っております。

 

池田代表取締役社長:

 協賛をしていただくに当たりまして、やはり協賛をしていただく企業様に対しましては、広告、まず価値という部分が企業としておありになるかと思います。プロジェクトが行います、やはり社会的貢献、SDGsに値する活動という部分に関しまして、それに通じましたCSRという活動、あと、広報効果という部分というのは、このアウトドア、我々がお付き合いをさせていただいていますアウトドアブランドの方々というのは、実は、もうここでそういう活動をされていたりですとか、エコの活動だったりですとか、やっぱり、エコシステムの中での循環型社会をどういうふうにアウトドアブランドとして考えていこうかなどなど、日頃からやっぱりそこは常に、アウトドアに携わっていますブランド様というのは常に念頭に置いて会社の活動をされておられると思うんですね。というところから賛同いただきながら、そのメリットとしましては、それをまた具体的にそのブランド様方が活動されるということに関しての、やはり、昨今、世の中から企業に求められています社会的責任という部分をどう果たすかということがやっぱり我々アウトドアブランドという部分は中心に考えているところもございますので、そこに対して魅力を感じていただきながら、我々が400、あるいはもう少しかもしれませんけども、広報活動をすることによりまして、今回のこの事業提携あるいはこれから取り組んでいこうというふうに考えていることという部分を、世の中の多くの方々に知っていただくことにやっぱりつながるということが大きいメリットではないかなというふうに考えておりますので、そこをしっかり取り組んでいきたいなというふうに弊社としては考えております。

 

記者:

 連携協定の中身のほうには直接的には「KOBE Rail&Trail」というワードは出てこないようなんですが、どこからどこまでを「KOBE Rail&Trail」プロジェクトというふうに呼んでいるんですか。あるいは、この協定に基づいて行われる行事であるとか事業であるとかというのは、この「KOBE Rail&Trail」の一環であるというふうに言っていいんでしょうかということなんですが。よろしくお願いいたします。

 

山田企画調整局副局長:

 おっしゃっていただいたとおり、これ、どこからどこまでというわけではございませんで、神戸電鉄沿線でのアウトドアの活動一連のことをこの「KOBE Rail&Trail」というプロジェクトの中に意味を込めております。

 

記者:

 ということは、これ、要するに、企業から広告の代金を得ていろんな活動をしていきますというのが全部ひっくるめて「KOBE Rail&Trail」だというふうに思っていいわけですかね。

 

山田企画調整局副局長:

 そのとおりでございます。


 

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