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更新日:2021年10月6日

定例会見 2021年(令和3年)10月6日

ここから本文です。

市長会見の模様をお届けします。



・新型コロナウイルス感染症対策について
 まだ接種を受けていない方に、きめ細かく接種を続けます
 ~「こうべワクチンカー」の地域訪問接種と市役所24階会場の接種体制拡充~
 新型コロナウイルス感染症の後遺症対策について
 シニア健康相談ダイヤルの開設について

・青少年科学館が生まれ変わります!

会見資料はこちら(PDF:1,035KB)

会見での投影動画

新型コロナウイルス感染症対策について

司会:

 それでは、お時間になりましたので、10月の定例会見を始めます。

 市長、よろしくお願いします。

 

久元市長:

 よろしくお願いいたします。

 今日お話を申し上げたい案件は2件です。新型コロナウイルス対策、それから青少年科学館の関係です。

 

 感染状況は、今日が5件ということで、1桁になりました。大分落ち着いてきているというのが現状です。どうして感染が収まってきているのかということは必ずしもよく分からないところがありますが、ワクチンの接種が進んできているということもその一因として考えられようかと思います。

 

 神戸市は、以前から申し上げておりますように、ワクチンの接種は順調に進んでおりまして、VRSのデータでは、1回目を終えた方、分母を神戸市全体の人口で見ますと、10月5日時点で、昨日ですけれども、1回目が70.6%、2回目が60.7%ということで、引き続き全国の平均を上回るペースで接種が進んでいます。

 

 12歳以上の方が接種対象ですけれども、これを分母に取りますと、1回目の接種を終えた方が77.4%、2回目が66.5%ということになっています。既に接種を、これに加えて予約をされた方、予約をしたけれども、まだ接種が終わっていない方を加えますと、1回目の接種をされた方、予約をされた方は110万人を超えていまして、79.5%、8割ぐらいの方が1回目の接種が終わるということです。この状況でいきますと、10月中には、おおむね希望される方全てに2回目の接種を終えることができるのではないかと考えています。

 

 年代別の接種状況ですけれども、確実に進んでいます。高齢者は前からずっと高かったわけですが、40代が75.7%、30代が67.2%、20代が62.2%ということで、20代、30代の接種もかなり進んできているということです。12歳から19歳までは43.8%ということで、まだこれから接種を受けていただきたいと、よく考えた上で受けていただきたいと考えています。

 

 第5波で、次の資料ですけれども、ワクチン接種をした人で感染をした人がどれぐらいいるかということですが、第5波、7月1日から9月13日の、これはちょっと一人一人調べる必要があるので、9月13日の時点ということで御理解をいただきたいんですが、感染者が7,596人、そのうちワクチンの接種を完了した人、これが416人で5.5%ということになっています。この間の重症者が92人いらっしゃいまして、そのうちワクチンの接種が終わっているけれども重症になった方が4人いらっしゃるということです。そして、この4人はいずれも60代以上でありまして、4人ともが喫煙者である、そして4人のうち3人に基礎疾患があるということが分かっています。ワクチン接種が重症化予防に有効であるということは、この神戸のデータでも明らかではないかと思います。

 

 もう1つの資料で、これを御覧いただきますと、この間92名の重症者の方がいらっしゃって、そのうち接種を完了された方4人、60代が3人、70代が1人、そして、その状況は先ほど申し上げたとおりです。そして、20代から60代までは、全てワクチンの接種を受けていない方が重症になっているということです。この重症者、20代の方が4人、30代の方が4人、この8人の方はいずれも基礎疾患もない、それから喫煙歴もないという方、そういう方がワクチンの接種を受けていないで重症になっているということも判明しています。

 

 こういうことで、繰り返し申し上げておりますように、ワクチンの接種は、理解をしていただいた上で、一人一人の御判断でワクチンの接種をしていただくということが前提になるわけですが、ワクチンの接種が感染予防に有効であり、重症化予防については非常に大きな効果があるということが、このようなデータからも分かります。

 

 したがって、ワクチンの接種を急いできたわけですけれども、これもほぼ終盤段階になってきました。そして今、我々がやらなければいけないことは、やはり希望される方にすみずみまでワクチンを届けるということではないかと考えています。

 

 神戸市は、去年の特別定額給付金もかなり早いスピードで給付を行いましたけれども、終盤段階では、特別給付金を隅々まで届けたい、例えばホームレスの方、それからいろんな事情で家に引き籠もっておられる方に特別定額給付金を届ける。ホームレス担当の職員に、神戸ではホームレスの方はそんなに多くはないんですけれども、声かけをするとか、あるいは民生委員の方に家を訪ねていただいて、特別定額金を受けていない方に受けていただくような御案内をする、そういうことをいたしました。

 

 今回、すみずみまでワクチンを届けるにはどうしたらいいのか。1つの提案がワクチンカーです。こうべワクチンカーという名前で、公共交通機関の利用が困難な方に、そういう地域に、困難な方がお住まいの地域に車で出向いて、ワクチンの接種をするという試みです。これは医師1名、看護師2名、補助スタッフ数名による接種チームを編成いたします。そして、この接種チームを乗せたこうべワクチンカーが地域を訪問いたしまして、あらかじめ神戸市が指定した場所、建物の中で接種を実施するというものです。このワクチンカーは、ワゴンタイプの車2台を用意いたします。11人乗りと7人乗りの車両、これを借り上げて、具体的にどういう場所に行くのかというと、現時点では北区、西区の農村地帯、農村地域を考えています。この農村地域には出張所がありまして、北区の7か所の出張所、それから西区の6か所の出張所に出向いて、ここで接種を受けに来ていただくと、周辺の方に受けに来ていただくと、こういうやり方を取ります。これは11月上旬からスタートをするということにいたしまして、10月の中旬にはこのワクチンカーの訪問先や訪問時間、あるいは申込み方法などを発表したいというふうに考えております。

 

 これはやるということにするわけですけれども、できれば住民の皆さんから、いや、我々の地域はまだ受けていない方がかなり残っているんですよと、そういうような、例えば自治会などから、公共交通機関が不便な自治会、郊外のニュータウン、オールドタウン化しているニュータウンなどが考えられる、想定されるわけですが、そういうところから、ぜひうちに来てくださいと、ワクチンカーに来てくださいというような申入れがあった場合には、一定の条件を満たす場合には、そういう場所にもワクチンカーが出向くということも、これは今、検討をしているところです。そういうところでは、やはりワクチンの接種をする、室内の場所を用意するという必要がありますから、そういう場所が用意できるのかといったようなことが前提になるわけですけれども、もう1つは駐車スペースです。接種をする場所と駐車スペース、こういうところが用意できるような場所には、そういうような方法も考えたいというふうに思っています。

 

 もう1つ、すみずみまで届けるということを考えたときに、大変忙しい学生の方やお勤めの方に対して、接種機会を増やすということです。今、神戸市役所の24階に夜間の接種会場を設けているわけですが、これを拡充いたします。現在は月、火、水曜日の6時から9時まで、午後6時から9時まで接種会場を設けておりまして、木曜日と金曜日、平日ということですかね、設けているわけですが、これを、この時間帯を拡充いたしまして、木曜日から金曜日までは1時半から5時まで、土日祝日も1時半から5時まで、この市役所24階の接種会場を拡充するということにいたします。そして配慮が必要な方、障害者の方とか、あるいは認知症の方、そういうような配慮を必要な方につきましては、この木曜日の1時半から5時までの間の時間帯を充てたいと考えております。現在はニチイ学館の、東横イン、あるいはニチイ学館で行ってきたわけですが、これをこちらのほうに移すというふうにいたします。これがワクチンを隅々まで届けるための取組、2つの方法で行っていきたいと考えております。

 

 もう1つ、新型コロナウイルス対策で問題となってきましたのが、この後遺症にかかる方、後遺症に苦しむ方がいらっしゃるということです。これまで保健センターで相談を受けた実績は、9月には約170件ということになっています。倦怠感が長く続く、息苦しさ、筋力の低下、思考力、集中力、こういうような後遺症と思われるような症状に悩んでおられる方がいらっしゃいます。そういう方がやはり相談できるような相談窓口をつくるということが必要ではないかと考えまして、後遺症の相談ダイヤルを設置いたします。この相談ダイヤルでは後遺症に関する不安や悩みなどの相談をしていただくとともに、市内にはこの後遺症に対応をする医療機関がありますので、この医療機関を紹介して、そういう医療機関を紹介して案内をするというふうにいたします。11月1日から、10時から17時までの時間帯で開設をしたいというふうに考えております。相談ダイヤルの電話番号などにつきましては、決まりましたら発表をさせていただきます。

 

 もう1つは、この後遺症に悩んでおられる方がどれぐらいいらっしゃるのかということを調査したいと考えておりまして、この第4波に感染された方約5,000人を抽出いたしまして、郵送とインターネットでアンケートを行います。後遺症があるかないか、後遺症の有無、あるいは発症時期、どれぐらい続いているのかということ、これに関する調査を行うと。そして、この調査結果を今後の後遺症対策に活用したいというふうに考えております。この調査結果につきましては、年度内に速報としてその調査結果を発表したいというふうに考えております。

 

 次は、これはコロナ対策そのものではないわけですが、こういうコロナの感染拡大が長く続いている中で、シニア世代の皆さんの間で不安が広がっているという面があります。もちろん、コロナに対する不安というのは子供からシニア世代まで、あらゆる世代に見られることですけれども、やはりシニア世代の皆さんは、やはり外出ができにくいということになると、やはりフレイルになるのではないか、身体の機能が衰えていく、そういうような心配がありますし、また受診控えというような現象も起きているわけです。そういうようなことから、このシニア世代の皆さんが気軽に健康相談をしていただけるような相談ダイヤルも開設いたします。健康に関する相談、これはコロナに限らず、幅広い健康に関する相談、生活習慣や栄養面での相談や、あるいはフレイルに関する相談、そういうような相談を窓口で答えられるものはお答えをし、そしてこれらに答えていただける医療機関も御案内をするという相談ダイヤルをつくります。看護師を中心とする専門スタッフが相談に応じることにいたしまして、具体的には兵庫県看護協会に委託をしたいと考えております。看護師さんによる相談をするということで、11月1日に開設をいたします。平日の午前10時から午後3時までの時間帯でまずはスタートをしたいと考えております。

 

 こういう形で、2回目のワクチンの接種も終盤段階に入ってきています。これまでの経験あるいはこれまでに起きてきた事象はかなりそれぞれの段階で変化をしてきた面もあるわけですが、そういうような状況を踏まえながら、必要な対策を適時適切に講じていきたいと考えておりまして、今日御説明いたしましたのはその一端ということになります。

 1点目は以上です。

青少年科学館が生まれ変わります!

 2点目が、青少年科学館のリニューアルのイメージがまとまりましたので、紹介をさせていただきます。

 

 ポートアイランドにある青少年科学館、ネーミングライツでバンドー神戸青少年科学館と呼ばれていますが、子供たちに科学技術に関する関心を持ってもらうという趣旨で長く親しまれてきました。もともとは1981年、昭和56年に開催された「ポートピア’81」で、企業129社から寄贈された展示物がスタートになっています。その翌年、1982年にプラネタリウム館としてオープンをいたします。これを統合する形で1984年4月に神戸市立青少年科学館として開館をしました。そして1987年に新館の工事を行いまして、これが翌年に完成し、現在の規模になったわけです。ただ、オープンいたしましてから相当、年月が経過いたしました。プラネタリウムは平成16年から機器の更新ができておらず、耐用年数が超過しております。老朽化してきているわけです。また、一部の展示エリアの展示物も大分陳腐化してきているという面もあります。特に本館3階の第2展示室「情報の科学」は、非常に技術革新の速度が速い分野ですけれども、最新のテクノロジーが反映されていないどころか、その内容は相当古いものになっている。これはかねがね私も、これを訪れたときにこのままではいけないということを感じてきまして、リニューアルの検討を行ってきました。そして、専門家の意見も聞きながらリニューアルを検討してきましたので、それを文字と写真で御覧いただくよりは動画で御覧いただくほうがいいかと思いますので、これをまず御覧をいただければと思います。

 

(スライド上映)

 

久元市長:

 まず、プラネタリウムのリニューアルのイメージです。シートを再配置いたします。これは、多目的のドームシアターにするということです。今までのプラネタリウムだけではなくて、多目的の利用ができるようにする。それから、星空の再現方法もかなり変わることになります。GAIAのデータを活用して御覧いただくと。もう1つは展示空間のリニューアルです。(プロジェクションマッピングのシーンで)第3展示室、第4展示室をつなぐエリアのリニューアルです。(第2展示室のシーンで)ロボットとかAIを学ぶ、実際の操作を体験できるような展示にいたします。hinotori™も登場させていただくことになります。この展示室は令和4年4月にオープンします。プラネタリウムは少し遅れますが令和4年7月にオープンするという形になります。最新テクノロジーを体験できる場所として生まれ変わることになります。

 私からは以上です。

質疑応答(発表項目)

記者:

 まず、ワクチンカーについてお伺いいたします。広く言えば需要ということになると思うんですが、例えば西区、北区のほうで接種を受けられていない方がまだ多いといいますか、そういった現状があるのかどうかというところをまずお伺いしたいと思います。

 

久元市長:

 西区、北区で、これは数が多い少ないではなくて、やはりすみずみまで届けるということが目的で、公共交通機関から遠いところに、数は少ないかもしれないけれども受けていない方が残っている可能性がかなり高いのではないかということです。

 地域別の接種状況というのはある程度把握しておりまして、地域によって若干の差はありますが、そんなに大きな差があるわけではありません。この西区、北区の農村地域も、いっときまでは接種が進んでいなかったんですけれども、ここのところは大分接種が進んできて、物すごくこの地域が遅れているというわけではありません。ただ、不便なために残されている方がいらっしゃるのではないか、これは我々の想像も入ります。

 

記者:

 これから実際の申込みなどが始まると思うんですけれども、他地域でも似たような取組をしているところが、何となく想像がありまして、ある程度、何十人かのグループで申し込むとか、何かそういうような形だったと思うんですけれども、実際、神戸市で利用するときには、例えば何人以上のグループで申し込むとか、そういったところ、何か方法みたいなものとかは検討されているところはありますでしょうか。

 

職員:

 健康局でございます。その辺りの規模感は正直やってみないと分からないんですけれども、極論すれば、お一人でも申し込んでいただければ行かせていただく。大体、接種の状況を見ながらなんですけれども、1つのイメージなんですが、例えば10人から20人ぐらいの方は、状況によるんでしょうけども、お申込みいただけるんじゃないかなと、そのような規模感からスタートさせていただきたいというふうに考えています。

 

久元市長:

 これは一種の実験なんですよ。申込みはグループ単位ではなくて個人単位です。個人で申し込んでいただくわけです。ですから、ひょっとしたら、1人だけれども行くことになります。ただ、これは、やってみて、そういうニーズがほとんどないということであれば、これは方向転換をする可能性もあります。出張所ではなくて、例えば、これも想像が入りますが、駅からかなり離れたところに団地とかニュータウンでオールドタウン化しているようなエリアというのは神戸にはかなりありまして、そういうところのほうにニーズがあるかもしれないということも考えられれば、そちらのほうに方向転換するかもわかりません。しかし、今のところは、取りあえずこの出張所には必ず行くようにしたいというふうに思っております。

 

記者:

 あともう1点だけ、1人でも伺っていただけるというのは市民にとって非常にありがたいこととは思うんですけれども、一方で、医師とか看護師を確保して、申し込んでから来ていただけるのにどれぐらい時間がかかるか分かりませんけれども、そういった負担というのはあると思うんですが、その辺りは、実際どれぐらい1件行くのにかかるというのも、ばくっとした御質問になっちゃいますけれども、負担というのを想像していらっしゃるのかなというのをお伺いしてもいいですか。

 

久元市長:

 そこは、確かにこれが全く無駄になってしまうということになれば、やってみたけれども、ほとんどいなければ方向転換するということもあります。医療人材は非常に貴重ですから、あまりそういうニーズがないというか、ほとんどないということであれば、それは方向転換するということも考えられます。

 

記者:

 先ほどワクチン接種済みの人のコロナの感染者の割合ですとか重症者の割合がありましたが、これまでの会見でもワクチンが効果を発しているというところは実感されているという発言も出ましたけど、今回の具体的な数字をどう受け止めているのかというところが1つ。あと、これまで神戸市は、今回ワクチンとか抗体カクテル療法とか先手の医療体制というのを整えてきていたと思うんですけども、今後6波とかも予期される中で、今後はコロナ対策、どういうところに重点を置いて対策していくのかというところをお願いします。

 

久元市長:

 これは、ほぼ我々が想定していた範囲内、これまでも申してきたことと大体符合しているというふうに思います。ワクチンを接種した方は重症化する例はほとんどないというふうに申し上げてきましたけれども、実際には4人。これは4人にとどまっているというふうに言うか4人いらっしゃるのかって難しいところですけれども、客観的に言うと4人で、全員が喫煙者、そして3人が基礎疾患をお持ちだということが分かったわけです。これは大体想定の範囲内で、感染についても、感染を抑える効果についてもかなりあるけれども、ブレイクスルー感染というのが現実に起きているということは広く報道されてきましたから、神戸においてもそういう現象が起きているということで、これは大体想像していたとおりの結果ではないかというふうに感じています。

 

 これからどういうところに力を入れていくのかということについては、とにかく第4波で経験したような、自宅療養者の中で、本来入院をしなければならない方が入院できないような状態、これは絶対に避けるということ。これは第5波のときに、第5波の中ではそういうことに心がけて、重症化をしないための徹底した自宅療養者に対するケアだとか、それから自宅で療養できない方については確実に宿泊療養施設に入っていただいて、そこは看護師が常駐してドクターが執務するという体制をつくりました。

 

 こういうような観点を継続するということになりますが、今後の対応として重要な示唆を与えるのが、最近、中央市民病院の木原委員長を中心とするスタッフの皆さんが、新型コロナウイルスに対するマニュアルのような本を出版されました。これはコロナ対策、どういう医療をするのかということももちろんですし、それから神戸市がつくりました重症者専用病棟をどう活用するのかということ、それから医師や看護師の感染予防をどうするのかということ、それから御家族の方の面会をどうするのかということとか、非常に幅広い内容の御著書になっています。これは我々にとっても非常に大きな示唆を与えるもので、こういうような対応を、こういうような知見、経験を共有して、神戸市全体のコロナ対策に役立てていきたいというふうに思います。

 

 治療法も、第1波のときはまだ手探りのところでしたけれども、その後、今おっしゃいました抗体カクテル療法も含めて、治療法がかなり進歩してきてきたという面があります。ですから、助かる命が助かるようになってきた。重症化された方も、そこから回復して軽症になり、そして治癒に向かう、そういうようなケースが増えてきています。あわせて、これは自治体の力ではできない話ですけれども、治療薬の進歩。飲み薬なども開発されれば自宅での療養も可能になりますから、そういうところも期待しながら、新型コロナウイルス感染対策を、自治体としてやれることをしっかりと進化させていかなければいけないというふうに考えています。

 

記者:

 ワクチンの調査の関係で、基本的なところを何点かお伺いしたいんですが、ワクチンはモデルナかファイザーかアストラゼネカか、どういったワクチンを受けられている方になるんでしょうか。

 

職員:

 ファイザーとモデルナ、両方ともです。

 

記者:

 重症者92人は7,596人の内数という理解でいいんですか。

 

職員:

 そうです。

 

記者:

 ワクチンを受けられて亡くなった方というのは、いらっしゃったんでしょうか。

 

職員:

 いないです。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 あと、ワクチンカーのほうをお伺いしたいんですけれども、ほかの地域だと、キャンピングカーで希望された方のすぐ近くまで行って接種という運用をされてるところもあったと思うんですけれども、この出張所エリアに訪問するという、こういう形を取られたというのはどういう判断になるんでしょうか。

 

久元市長:

 ワクチンカーの目的というのは自治体によってかなり違うと思うんです。例えば、とにかく早くワクチン接種を進めたいという目的でワクチンカーを入れたところも恐らくあると思うんですよね、神戸市はそうではないんです。神戸市はかなりワクチン接種は進みました、全体としてのボリュームは進みました。この目的は、繰り返しになりますが、すみずみまで届けたいということです。ですからこれは効率と、先ほどの御質問とも関連しますが、効率的なワクチン接種とか、それからワクチン接種を、ボリューム感を持った形で進めるということとは両立しない形になりますので、恐らくは、まだ数は少ないけれども、残されている方がいらっしゃるのではないかと思われるところに行くということです。キャンピングカーではなくて、この方式を選択した理由はちょっと説明してください。

 

職員:

 今回はワゴンタイプの車、これは民間の車両の借上げなんですけども、11人乗りと7人乗りを今想定してございます。これは実は、車の中で予診、接種するということではなくて、移動する、そのために医療人材に乗っていただく、接種のために必要なワクチンでありますとか医薬品でありますとか、そういった資機材を運んでいく、その現地に行って、建物の中で行うということでございますので、いわゆる、車の中でやるという、他の自治体ではキャンピングカーの中でというイメージでございますけれども、神戸市の場合はそのやり方は取らないということです。

 

記者:

 すみずみまでという趣旨であれば、車の中でできるようにして、本当に自宅まで行ってできれば、一番、よりすみずみまでできるのかとちょっと想像したんですけれども、その辺りはいかがでしょうか。

 

職員:

 私どももいろいろ検討しましたときに、1つ、これはクリアしなければならない観点が幾つかございまして、それは、急変時に対応したときに、横になる、休憩していただく、そういう場所を車の中で果たして確保できるのかといったところがございましたので、その地域の建物に行かしていただいて、その中で接種を行うということですので、ワクチンカーで人やワクチンを運ばしていただくと、そういうことでございます。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 あと、後遺症の調査の関係で、具体的にどういったことをお聞きになる予定なのかというのをもう少し詳しくお伺いできればと思います。

 

職員:

 聞かせていただく内容としましては、患者様の症状が出始めた時期、それからどんな症状がどの程度続いているのかというような辺りを中心に聞かせていただくことになると思います。

 

記者:

 ワクチンカーについてなんですけれども、出張所というのは既に設けられている、これに合わせて設けるということですかね。

 

久元市長:

 出張所というのは、農村地域にある神戸市の出先機関です。かつては連絡所と言ったんですけれども、これを、神戸市の正規職員は誰もいなかったんですけれども、今は若手の係長なども配属をしたりして、地域の相談にも応じられるようにしています。いずれにしても神戸市の農村地域における出先機関です。ですから既にあります、建物も駐車場もあります。

 

記者:

 申請はいつ頃をめどにスタートされる予定でしょうか。

 

職員:

めどとしましては10月、今月中旬あたりを公表させていただきたいと思います。

 

記者:

 詳しい申請方法についてはホームページなどで。

 

職員:

 そうですね、またプレスリリースさせていただきます。そのときにお申込みの方法でありますとか、いつ、どの会場でやらせていただくとか、その辺りを詳しく御案内をさせていただきたいと思います。

 

記者:

 一般の人がこの情報を気になった場合は、ホームページなんかをこまめに見とけば、いつかその情報が出ると。

 

職員:

 はい、いずれにしましても、オープンさせていただくときに、きちっと情報のほうは提供させていただきますし、ホームページのほうにも掲載させていただきます。

 

久元市長:

 これはこれから相談ですけれども、例えばこの出張所でいくという、大体スケジュールが固まったら、出張所の近辺のところに、神戸市は結構、ネットでの情報提供とともに、街宣車というか、車での広報も行っていますから、そのエリアを車で回って、スピーカーでお伝えするという方法もあるかもしれませんね。エリアが大体決まってますから。

 

記者:

 神戸市役所の24階会場の拡充の話なんですが、恐らくここは、利便、もともと夜間ということもあって、多くの働いている方が御利用されるということで、利便性が高いから拡充されるのだと思いますが、ほかの会場も、恐らくかなり接種が進んできていますので、人気のある会場とそうでもない会場であるとか、あまり予約の入ってない会場というのも徐々に出てくるのかなと思いますが、隅々まで届けるというのもあると思うんですが、その辺の、今後どれぐらい会場を、規模感であるとか、維持していくとか、あるいは今後、何らかの時期で体制を組み替えるとか、その辺りについてお伺いしたいんですが。

 

職員:

 神戸市の集団接種会場でございますけれども、現在この市役所会場を含めまして18か所設けてございます。市長から御説明させていただきましたとおり、接種のほうは順調といいますか、進んでおりますので、そういった意味では、これから予約の伸び、接種の規模に合わせて、接種会場の規模といいますか、それをフィットさせていきたいなと考えてございます。

 

 ただ、やはりこの市役所会場は、やっぱり神戸の都心、中心地にございますし、仕事帰りの方でありますとか、三宮に来られる機会、そういった方も非常に多い、そういった場所にございますので、ここはきちっと体制をもう少し強化しようということで、今回このように発表させていただいたということでございます。

 

記者:

 1点だけです。すみずみまでワクチンを届けるという、非常によく分かるんですけど、第5波を見ていると、やはり若い人から感染が広がっているというところがあったと思います。1回目の接種の実績が、やはりまだ20代、30代が60%台で収まっているので、ここをどうやってもう少し伸ばしていくのかというのが課題になるのかなと思うんですが、その辺り、若年向けの接種をどういうふうに促していくのか、もし今、お考えがありましたら聞かせてください。

 

久元市長:

 これ、受け止め方、いろいろあろうかと思いますが、私はこの資料、このデータ、もう6割を超える方、30代は3分の2が1回目を終わっているということから見れば、若い世代の方が、やっぱりワクチンを打ちたいという雰囲気が結構強まっているのかなと思います。違う見方はあるかもしれませんが。同時に、我々はやっぱり若い世代の方に対する、ワクチンに関するアレルギーですよね、これがあるので、いろいろな方法、なかなかこれ、もちろん国も力を入れておられますが、我々も、その道の専門家である看護大学の南学長から、不妊になるなんていうことは、これは科学的に見ても絶対にそんなことはないんですよというような動画をつくって、デジタルサイネージでも流したり、あるいはヴィッセル神戸、INACの選手の皆さんにも協力をしていただいた動画をつくって、若い世代の皆さんに対するメッセージの一助にするということもやってきました。やはりワクチンに関する正しい情報に接していただきたいというふうにするということが、これはもう基本中の基本ではないかと思います。

 

 同時に、先日もノエビアスタジアムで兵庫県と楽天と神戸市が一緒に発表いたしました、ああいうポイントの付与、こういうことも行われていますから、現時点では今まで取ってきたような方向を継続して行って、接種を促していきたいと思います。

 

記者:

 10代には今43.8%ということで、この年代なのでやはり親御さんがまだ心配されている方とかも結構いらっしゃると思うんです。なかなかこうやってくださいと、強く言うのは難しいと思うんですけど、この辺りはどのようにお考えでしょうか。

 

久元市長:

 やはり言い方としては、ずっと繰り返し申し上げているような言い方の基本を変えることなく、子供たちに対する接種も保護者に対して正攻法で呼びかけるということではないかなと思います。今時点で、12歳から19歳までの世代に、新たなこういう方法をさらに入れるということは、現時点では考えておりません。

 

記者:

 特に10代の方で接種を受けられて、何かしら特異な副反応が出たとか、そういうことは今のところ神戸市内では確認されていないんでしょうか。

 

職員:

 聞いておりません。

 

記者:

 ワクチン接種で神戸市さんは、寝たきりの方には自宅に行って接種されていると思うんですけども、この活動というのは今もう一定程度役割を終えたんでしょうか、まだ続いているんでしょうか。

 

職員:

 巡回接種につきましては、今も継続してやっております。

 

記者:

 まだかなりそれでも受けていない人がいらっしゃるという状況ですか。

 

職員:

 ケアマネジャーさんから情報をいただきまして、御希望のところは行かせていただいているんですけども、そんなに多い件数が毎日続くというわけではないんですけれども、継続して御要望をいただいております。

 

記者:

 あと、青少年科学館なんですけども、リニューアルされるということで、プラネタリウムとかその他の利用料金というのはどうなっていくんでしょうか。

 

久元市長:

 利用料金はこれからかなりグレードが上がりますから、どうするのかですね、これはまだオープンまで、4月と7月ということになりますから、令和4年度予算の編成の中で考えたいと思います。

 

記者:

 先ほどの感染状況の分析、7ページ目なんですけども、左側のワクチン接種完了者416人の方の特徴みたいなのは分かるんでしょうか。例えば、高齢者の割合ですとか、基礎疾患のある方ですとか、家庭内感染の割合ですとか、先ほどおっしゃった喫煙者の割合ですとか。

 

久元市長:

 定量的に分析するのは無理ですよね、これはやっぱり一定の時間が要ります。感染者の感染の経路とか、それから、感染者が基礎疾患を持っているかどうかとか、喫煙の習慣があったのか。こちらのほうは人数が少ないので分かったわけですけれどもね。感染者全体について言うと、ちょっとこれ、まずそういうようなことを調べるのかどうか、それも含めて今後の課題と。

 

 いずれにしても今、定量的な分析は何も行っていません。定性的に言えることがひょっとしたらあるかもしれませんけれども、言われていることは恐らく神戸市も全国的な傾向とそんなに変わらないのではないかというふうに思います。例えば、やはり基礎疾患のある方が重症化する傾向があるということは言われておりますが、これは神戸市内でもそのとおりですね。

 

記者:

 9月13日で区切っているのは、これは13日というのは何か……。

 

職員:

 すいません、それは特に理由があるわけではなく、たまたまそこで数字が拾える時期だったというところでございます。

 

記者:

 プラネタリウムのほうで1点なんですが、施設の一部を工事の間閉鎖するとあるんですが、基本的にはプラネタリウム以外の部分はこの期間も見られるという理解でよろしいでしょうか。

 

職員:

 教育委員会事務局でございます。

 提供資料にございますようにプラネタリウムにつきましては、2月21日から6月30日まで閉鎖をさせていただきます。ただその間、展示室のほうは御覧いただけます。ただし、同時にリニューアルします第2展示室と、それから本館・新館連絡通路につきましては、2月1日から3月20日まで閉鎖をさせていただくということでございます。

 

記者:

 あとワクチンのほうで1点なんですが、ワクチンを打った後に亡くなった方はいらっしゃらないというお話だったんですけれど、たしか前もちょっと話題になった、打った後その日に亡くなった方は神戸市内にいらっしゃいまして、そういう方はカウントとしてはどうなっているんでしょうか。

 

職員:

 それは因果関係がまだ分からないということで、ワクチンの影響で亡くなったかどうかとか、アナフィラキシーになったとか、副反応がひどかったのかというのは、副反応とか死亡例も含めて全部国のほうに医療機関から報告することになっているので、国の審議会の中で因果関係があるのかどうかということを精査されています。今のところは、因果関係は十分明らかではないということになっているので、特にこういうカウントでは入れていないです。全然別の要素かも分からないので、我々としては判断がつきかねるということです。

 

記者:

 これまでにあったそのようなケースについては、今はもう国のほうで因果関係が不明と判断されたか、あるいは審議中かということですかね。

 

職員:

 そういうことです。

 

記者:

 この8ページのスライドにある表、重症者の接種状況の年代別の表があると思うんですけれども、こういう表を感染者全体の数字としてまとめていらっしゃったりするんでしょうか。前のスライドでいう7,596人感染者のうち、416人ワクチン接種完了者、この数字に関して年代別の数字でまとめていらっしゃったりするんでしょうか。

 

職員:

 さっき市長も答えさせていただいたんですけど、数が多いので、正直言って、ちょっと手作業的にまとめた数字ですので、すみません、そこまでできていないです。重症の分だけは年代を追って調べさせていただいたんですけれども。時間と手間をかけたらできんことはないんですが、ちょっとそこまで、すみません、できていません。

 

記者:

 あと、青少年科学館、1点だけ。これ、改修費用は幾らというふうに見積もられているんでしょうか。

 

職員:

 改修費用につきましてでございますが、プラネタリウムにつきましては4億円、それから、展示室につきましては、第2展示室、それから通路を合わせて1億円でございます。

質疑応答(発表項目外)

神戸市長選挙について

記者:

 市長選の関係なんですけれども、恐らく今日、選挙管理委員会から日程について発表があると思うんですけれども、17日告示に変わるだろうという流れになっていますけれども、選挙期間中は、市長は公務というのはどういうふうにされる御予定でいらっしゃるんでしょうか。

 

久元市長:

 4年前は基本的に選挙活動を行いまして、市役所には登庁しなかったんですけれども、今回、まだちょっと今、思案中です。やはり選挙は、やはりしっかり戦わないと所期の目的を達成されませんが、そこはしっかりやらなければいけないと思いますが、同時に今は、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、感染対策、あるいはワクチンの接種も今、大詰めになっていますし、コロナ対策は何が起きるか分かりません。健康局あるいはワクチン接種対策の皆さんとは、副市長も交えてほぼ毎日打合せをしておりますから、毎日やるというわけにはいかないかと思いますけれども、やはりそれは自分としても責任を持って関わっていかないといけないという気もしますから、いずれにしても、少なくとも時々は登庁して、ワクチン対策やそれ以外の懸案事項についての仕事をしなければいけないのではないかというふうに現時点では考えています。

 

記者:

 主に感染状況を見ながら、どうするか考えるということになるんでしょうか。

 

久元市長:

 感染状況の広がりというよりも、今、ワクチン接種も大詰めの段階にありますし、あるいは、今、感染が収まったら、収まっている時期にこそやらなければいけない課題というのはあるわけですよね、これまでの検証とか。例えば第4波のときには保健所も物すごく逼迫をして、非常に大きな負担を保健所長以下の職員が背負うことになって、大変苦労が多かったわけですね。それを今度、第6波以降が来たときにどうするのかということ。それから、変異株が次々に出現するかもしれませんし、考えたくはありませんが、別の感染症というものが襲う可能性もありますね。そのときに今の保健所の仕事のやり方では、やはりこれは対応できにくい。もっとITやDX化も進めないと、これはやっぱりやっていかなければいけないというのは、感染が一段落しているときだからこそやらなければいけないわけです。そこは私は非常に大きな問題意識を持っておりますので、そこは、まずは健康局長とDXを担当する企画調整局などが一緒にやっていただきたいと思うんですけれども、そういうことも含めて、自分が議論に加わって対応しなければいけない局面というのはあるのではないかというふうに考えています。

新政権について

記者:

 岸田新政権が発足したことの受け止めと、何か個人的に岸田さんと過去にお仕事をされたことがあるかとか、その辺りを伺えますか。

 

久元市長:

 私は岸田総理にお仕えしたことはありませんし、総務省におりましたときに説明に参上したことは何回かあります。審議官か課長のときに特定のテーマでかなり御説明に行ったことがあります。ただ、菅総理にお仕えしたような形でお仕えしたことはありません。

 

 最近では、岸田先生はよく神戸に、よくというか、来られたときには必ず御挨拶をして、パーティーなどでお話をさせていただいたりしたことはあります。

 

記者:

 岸田政権に期待するところというか、何かあれば。

 

久元市長:

 岸田総裁として主張され、そして総理になられてからもおっしゃっていることは、成長と分配の好循環をつくるということですね。これは大変期待をしております。それから、新しい資本主義というものを、どういうイメージで、どういう理念でこれを考え、そして、その理念に基づいてどう施策を具体化するのかということについても大変期待をしております。

 

 これは岸田総理御自身が問題意識として持っておられることだと思うんですけれども、やはり中間層が、やはりいろんな問題が生じて、分厚い中間層とは言えなくなっているような状況が大分前から出てきているということと、それから、やはり労働分配率が下がってきている、賃金水準も、これも諸外国に比べればほとんど上がっていないということで、その分配ということについて焦点を当てて、経済政策を練り直していこうということは大変期待をしているところです。

 

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