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更新日:2021年9月16日

臨時会見 2021年(令和3年)9月16日

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市長臨時会見の模様をお届けします。



「日展・神戸展」開催決定

会見資料はこちら(PDF:565KB)
 

「日展・神戸展」開催決定

司会:

 それでは、ただいまから、日展・神戸展の開催に関しまして、共同会見を始めさせていただきます。

 

 初めに、本日の出席者の御紹介をいたします。

 公益社団法人日展より、副理事長で書家の黒田賢一様です。

 理事で書家の井茂圭洞様です。

 理事で日本画家の村居正之様です。

 理事で洋画家の小灘一紀様です。

 会員で日本画家の西田眞人様です。

 久元喜造、神戸市長です。

 

 まず、日展・神戸展の開催に当たりまして、久元市長より御挨拶をさせていただきます。

 

久元市長:

 それでは、私から、日展・神戸展の開催につきまして、概略を御説明申し上げたいと思います。

 

 ただいま御紹介いただきましたように、公益社団法人日展からは、副理事長である書家の黒田賢一先生、また、理事の井茂圭洞先生、また、先ほど御紹介いただきました日展の理事、会員の先生方に御出席をいただいております。どうもありがとうございます。

 

 改めて申し上げるまでもないかもしれませんが、日展、日本美術展覧会は、日本で最大規模の総合美術展で、伝統ある美術展ですね。この日展は、毎年10月に東京で展覧会が開催をされるわけですが、これを皮切りといたしまして、国内の主要都市で巡回展が開催をされることになっております。東京のほかに大阪、京都、名古屋が、この3か所が巡回展として決まっておりまして、それ以外の都市でも、毎年、どこの都市で開催されるのかは年によって違うようですけれども、巡回展が開催をされているというふうになっております。

 

 この巡回展の1つが日展・大阪展でありまして、大阪市立美術館で開催をされてきました。ところが、令和4年10月から、この大阪市立美術館での改修工事が始まります。そこで、この3年間、大阪での巡回展が開催できなくなるということになりました。そこで、今日御出席の日展の兵庫県の関係の先生方から、この3年間、会場を大阪以外のところで探しておられるというお話を頂きまして、そして、御相談もいただいたところです。

 

 神戸市といたしましては、この巡回展を、大阪の巡回展に代わる神戸展を神戸で開催していただくということは、大変これはありがたいことでありまして、会場をいろいろと考えたんですけれども、六甲アイランドを候補地として提示させていただきました。そして、調整の結果、再来年の2月から3月、令和4年度ですから、令和5年の2月から3月を皮切りといたしまして3か年、六甲アイランドで開催をするということが、このほど決定されました。具体的には、神戸ゆかりの美術館、神戸ファッション美術館を会場とするということにさせていただきたいと思います。

 

 ぜひ日本を代表する作家の先生方の作品を間近に鑑賞していただく機会ができるということでありまして、若い世代の皆さんも含めて、ぜひ鑑賞していただければ、足を運んでいただければというふうに思っております。

 

 それでは、この日展の内容につきましては、副理事長の黒田賢一先生から御説明をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

司会:

 続きまして、黒田副理事長様、お願いいたします。

 

黒田副理事長:

 ただいま、久元市長様からいろいろと、説明をしてくださいまして、本当にありがとうございます。そしてまた、今日は大変お忙しい中、日展のためにこのような場を設けていただきましたこと、心から感謝申し上げたいと思います。

 

 ただいま御紹介いただきました日展の書の部門の黒田賢一と申します。どうかよろしくお願いいたします。今日は、この御案内をいただきまして、奥田小由女日展理事長が「私もそれだったらぜひ行って御挨拶をさせていただきたい」ということを言われていたんですけれども、どうしても東京での公務が入ってきましたので、「大変申し訳ないけれどよろしくお願いしたい」と、「市長様にもくれぐれもよろしく」という言づけをいただいております。

 

 それでは、私のほうから、簡単ですけれど日展のことにつきまして概要の説明をさせていただきます。ただいま市長様からお話もございましたが、日展は、明治40年の第1回の文部省美術展覧会、いわゆる文展、当時、第1回目は日本画、洋画、彫塑の3部門の美術を集めて出発いたしました。伝統ある公募美術団体でございます。文展の発足から数えて本年で114年目を迎えることになります。展覧会の名称につきましては、時代の流れに沿って「帝展」、「新文展」、「日展」と名称は変わってまいりました。そして、組織の改革も行いまして、その都度回数がリセットされております関係で、この秋に開催いたします日展につきましては、第8回日展ということになっております。日展は、常に美術界の中心的な存在としまして、日本の美術文化の振興発展に貢献してきました。そういうことにつきましての日展としての自負もございます。現在は、東京・六本木の国立新美術館におきまして、今年の秋にも展覧会を開催いたします。1科、日本画、2科、洋画、3科、彫刻、4科、工芸美術、5科、書の5部門がそろう世界にも類のない総合美術展覧会としまして、大勢の皆様に御鑑賞をいただいております。大体、毎年10万人を超える皆様に御鑑賞をいただいております。こうした時代にありまして、芸術や美術というものが皆様の心に潤いをもたらすことができるようにと心から願っておりますし、また、今日のコロナ禍の中におきまして、医療従事者の方々に日々感謝を申し上げて、私たちは美を世に送り出すという使命をきちんと果たしていくことを第一に考えております。作家の情熱である作品を広く皆様に御高覧いただき、見る鑑賞者の皆様にとって、安らぎや癒しをお届けすることができることを心から願っております。

 

 ただいま市長様から御説明がございましたが、東京会場での本展終了後には、基本的には京都、名古屋、大阪という、この3会場については定期的に毎年決まっておるんですが、その他につきましては、それぞれ開催を希望する全国の自治体や美術館、あるいは新聞社さん、文化団体などと協働いたしまして、主要作品と地元の作家の作品を展示し、巡回展といたしております。そして、今日はこのように開催決定をさせていただくことになりました神戸市さん、日展・神戸展とでも申しますか、この巡回展も、我々の新しい土地での巡回展として本当にありがたく、感謝申し上げておる次第でございます。

 

 日展の出品数といいますか、そういうことを少し簡単に説明させていただきますと、ただいま申しましたように5科ございまして、出品総数は1万1,000点余に上ります。そしてその中から、入選点数は大体2,200点前後になっております。大体平均の入選率が2割強という大変厳しい門でございます。その上に、無鑑査作品を含める役員の作品が700点余ございますので、約3,000点を毎年本展に陳列いたしております。本展と申しますのは、六本木の国立新美術館でございます。それから、巡回展につきましても、ただいま大阪展が大阪市美の改修に伴い、神戸展でお願いする3年間につきましても、基本作品というか無鑑査、役員の先生方の作品を日本画から書まで含めて約230点、そして大阪、兵庫、奈良、和歌山の地域の地元の入選作品を約350点、そうしますと大体550点から600点という点数になろうかと思います。この作品を巡回展として陳列、そして地元の皆様に、一人でも多くの方に御覧いただきたいと心から願っております。

 

 来年の秋に開かれます第9回展から、神戸市では再来年の春になりますけれど、その9回展から翌年、翌年という11回展まで、ただいまは、3年間お世話になるという予定で進めております。今後は、神戸市の関係者の皆様と、地元作家、我々を含めまして、連携を取りながら、一丸となって開催に向けて準備をさせていただきたいと思っております。今日お集まりくださいました皆様にも、どうか御理解をいただきまして、多大なる御支援、御協力をお願いしまして、簡単でございますが、私の説明とさせていただきます。

 

 それでは、我々の大先輩でもあります、文化功労者でもいらっしゃいます日本芸術院会員の、書の井茂圭洞先生も御同席くださいました。先生は神戸にお住まいですし、本当に地元の先生でいらっしゃいますので、先生からも、ぜひ一言お願いしたいと思います。

井茂理事:

 今、御紹介にあずかりました井茂圭洞でございます。座ったままで失礼いたします。

 この度は、大阪市立美術館の改修に伴いまして、どこでその展覧会をするかということになっておりましたが、久元神戸市長様の大変な御配慮をいただいて、神戸ゆかりの美術館と神戸ファッション美術館で日展が開催されることになりました。しかも、3年続けてやっていただけることになりました。これは、3年ということは、やはりそれなりのスパンで考えまして、神戸市民にとりましても文化に親しんでいただくという、交通の面もありますし、また、いろいろな案内の仕方も配慮いたしまして、ぜひ、総合美術展の日展を一人でも多くの人に見ていただき、そしてまた、その中から、若い人が美術に関心を持っていただきまして、この道に入っていただけるようなことになりましたら、作家としてこの上のない喜びでございます。そのようなことも考え、美術に親しんでいただくとともに、あるいは将来の美術界のことも考えまして、神戸で開かせていただけますことは、本当に地元の作家として、こんなにうれしいことはございません。それなりに、皆さん方の御協力を得てでございますが、出品者の一人一人が、もちろん自分の作品については申すまでもなく、一生懸命に制作することでございますが、神戸在住の人たちに、一人でも多く見ていただくような働きかけを、私たち作家もやりますので、どうか、ここにおられる皆さん方、ともかく、いろんなことをやらなければいけないことがたくさんございますが、中でも心を休めていただける美術のことにつきましては、また、その時間をとっていただくだけのことが将来に戻ってくると、このようなことを考えていますので、御協力のほど、何とぞよろしくお願いいたします。

 簡単ですけれども、御配慮いただきました市長様に心から御礼申し上げまして、私の挨拶にかえさせていただきます。どうもありがとうございました。

質疑応答

記者:

 ゆかりの美術館とファッション美術館と、2か所会場がありますけども、基本作品はどちらのほうに展示されるのでしょうか。それと再来年の話になりますけれども、正式には、期間が決まるのがいつ頃なんでしょうか。その2点でございます。

 

職員:

 展示の中身、同じ建物でございまして、フロアで分かれているところでございますので、その辺りのことはこれから決まってまいります。第9回の開期につきましても、最新の情報を第9回展のときに御紹介させていただければと思ってございまして、今は令和5年の2月から3月にかけての約1か月間ということでございます。

 

記者:

 会場はゆかりの美術館とファッション美術館ということで、神戸市には市立博物館もあったりしまして、様々なゾーンがあるかと思うんですが、あえて六アイというもので誘致された理由と、その六アイの強み、それから資料にもございます、六甲アイランドの町を盛り上げるアート系イベントの開催などもという辺りで、この辺りの今後のめどというかビジョンを伺えたらと思います。

 

久元市長:

 六甲アイランドの神戸ファッション美術館、ゆかりの美術館、これはつながっておりまして、広いロビーもファッション美術館の中にはありますから、会場の設営としては点数などを考えれば、この2つは事実上つながっておりますから、1つの会場のような形で展開できると思いますし、会場としてここがいいのではないかということ。

 

 それから、もちろん神戸の西のほうからも来られるわけですが、もともと大阪の展覧会にかわる会場ですから、大阪の方もたくさん来られるし、和歌山、奈良のお客様もたくさん来られるということを考えれば、住吉で六甲ライナーに乗換えて、駅から直結しているという利便性という面でも市博が利便性がないわけではないですけれども六甲が、むしろこちらのほうが利便性ということも考えればいいのではないかと考えたところです。

 

 ただ我々としては、六甲アイランドの活性化にも取り組んでいるところですので、今回の「日展・神戸展」を再来年から最大3年間開催することに伴って、六甲アイランドをアートの力で盛り上げることができないか。六甲アイランドには既に40展ぐらいの彫刻もありますし、これを機会にさらに六甲アイランド島内でのアート作品の展示ということも、さらに力を入れていくということが考えられます。それから、神戸市立六甲アイランド高校には美術科(正式名称:芸術系美術・デザインコース)もありますから、そういう面での若い高校生の皆さんとのコラボなども考えられるということで、今後、そのような展開はまだ少し時間がありますから、これから具体化させていきたいと思います。

 

記者:

 1点、歴史が長いので難しいかもしれませんが、巡回展で例えば神戸で日展が開催されるというのは初めてなのか、それとも過去に歴史があるのかというのが分かっていれば教えていただきたいというのが1点と、あと、神戸で開催が正式決定したのは、例えば、日展の理事会などでいつ頃、どういうふうに決定したのかというのが分かれば教えていただければと思います。

 

相澤日展事務室長:

 日展事務局の室長の相澤と申します。

 先ほどの神戸展、開催が前にあったのではないかという話でございますが、詳しいことはちょっと調べなければ分からないんですが、地元作家の中では、「日展・神戸展」というのを開催したことがあるということは事実でございます。ただ、年度がちょっと分からないので、これから調べさせていただきたいと思います。それとあと、「日展・神戸展」の開催につきましては、ただただ、今、水面下で動いていたんですが、正式には今年の3月の理事会で承認されて、神戸市長等の感謝をかけてこれから行っていくと。まだ具体的な話はこれからになりますけども、あと2年間ございますけども、その間に9回展、今回、先ほど黒田先生が御紹介しました8回展の後、9回展の巡回展として神戸展を再開させていただきます。

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