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更新日:2021年7月8日

定例会見 2021年(令和3年)7月8日

ここから本文です。

市長定例会見の模様をお届けします。



・新型コロナワクチン接種について
屋外公共空間での異常高温対策を強化します!
散水ユニット接続の自律移動ロボット「Kobeport(oo)n(コウベポートーン)」が完成
 ~神戸高専の学生が製作した散水ロボットが涼しい夏を演出します~


会見資料はこちら(PDF:6,337KB)


・新型コロナワクチン接種について
・屋外公共空間での異常高温対策を強化します!
・質疑応答(発表項目)
・質疑応答(発表項目以外)

新型コロナワクチン接種について

司会:

それでは、7月1回目の定例会見を始めます。

 

市長、よろしくお願いいたします。

 

久元市長:

 よろしくお願いいたします。

 

 静岡、関東南部、島根、鳥取県で記録的な大雨が続いています。土砂災害で被災をされた皆様方にお見舞いを申し上げたいと思います。

 

 神戸市におきましても、大雨の影響が出ております。昨日の18時15分に、全市の土砂災害警戒区域にお住まいの方に対しまして、警戒レベル3に当たる高齢者等避難の避難情報を発令いたしました。避難情報は今も継続をしております。今日11時現在、市全体で33世帯55人が緊急避難場所に避難をしておりまして、11世帯23人が今も滞在をしています。兵庫区の熊野町では、住宅の石垣が一部崩落をして、2世帯9名に対して避難指示を出しています。市民の皆さんには、暮らしの防災ガイドにより、お住まいの地域が土砂災害警戒区域に含まれていないかどうか、いざというときの避難場所、緊急避難場所の確認をすると。そして、インターネットなどで積極的に情報を入手し、十分に備えていただきたいと考えています。

 

 それでは、今日お話を申し上げたい案件は2件です。ワクチン接種の関係と、屋外公共空間での異常高温対策について説明をさせていただきます。

 

 7月7日現在でのワクチン接種の実績ですが、1回、全市民に対する接種率ですけれども、1回目の接種を終わられた方が33.6%、3分の1です。2回目が18.9%。65歳以上の高齢者の方につきましては、82.6%の方が終えられていまして、2回目につきましても47.7%、半数近い方が2回目の接種は終わっているわけです。

 

 これに続いて、64歳以下の方に対する接種を進めようと準備をし、また作業もし、対応をしていたところ、国からの急激なワクチンの供給量の減少によって、一時停止、それからキャンセルをしなければならなくなったということは大変無念です。

 

 しかし、このことを前提にして対応していかなければなりません。そして、この緊急対応ですけれども、金曜日、7月2日に御説明をいたしましたように、ファイザー、モデルナ社のワクチン、ともに新規予約の受付は停止いたしました。そして、ファイザーにつきましては、1回目の接種予約の取消しを行いました。

 

 集団接種会場そして大規模接種会場につきましては、7月6日予約分から予約を取り消しています。

 

 個別接種医療機関と施設で接種をしていただく方につきましては、7月12日の予約分からキャンセルをするということにしております。この予約をキャンセルするのはファイザーのワクチンです。モデルナのワクチンにつきましては、キャンセルの対象とはしておらず接種を実施いたします。

 

 5か所の集団接種会場は既に開設しておりまして、ここで使われているモデルナのワクチンについては国から予定どおりの供給が受けられ、東灘区の神戸ファッションプラザ9階などですけれども、この5会場については、今もモデルナ社のワクチンの接種が行われています。

 

 ノエビアスタジアムにつきましては、7月15日以降にモデルナ社のワクチンに切替えを行います。もちろん現在も、ノエビアスタジアムにおきましては2回目の接種が、ファイザー社のワクチンによって行われております。

 

 次に予約の取消し、キャンセルの対応ではダイレクトメールの発送を行っております。

 

 神戸市の予約システムを通じて1回目の接種を予約し、今回キャンセル対象となった方全員に対しましては、キャンセル予約振替の御案内のダイレクトメールを送付いたします。

 

 集団接種会場に予約された方につきましては、昨日、約3万4,000人の方々に発送を終えました。個別接種会場の予約された方につきましては、あした発送をいたします。対象は約1万5,000人です。

 

 そして、7月6日から8日までに予約をされている方々に対しては、これはダイレクトメールでは間に合いませんので、2日の金曜日にこの発表をした時期と並行いたしまして、職員が徹夜で予約キャンセルセンターを立ち上げ、7月3日土曜日から5日までの月曜日、3日間の間で、電話で連絡をいたしました。対象は予約をされた方約6,000人ですけれども、取消しとなることをお知らせするとともに、65歳以上につきましては、先ほど申し上げましたモデルナのワクチンは供給されますので、この会場への予約の振替を御案内いたしました。

 

 そして、このファイザーのワクチンの具体的な不足の状況等と対応の状況です。金曜日の説明と少しダブるところがあるかもしれませんが、図で御説明を申し上げます。

 緊急対応をする前につきましては、つまり緊急対応の前どおりにこのワクチンの接種を続ければ、7月19日から始まる週で13万回分のワクチンが不足をするということが見込まれました。

 

 ワクチンが枯渇をするということになり、そして2回目のワクチン接種もできないということが見込まれたわけです。そこで、これに対する緊急対応といたしまして、右のこの図にありますように、7月6日から既に予約をされているファイザーの接種予約を取り消す、キャンセルをする方でこれを埋めると。これで1回目の接種が終わっている方の2回目の接種分を確保するという対応を取ることとしたわけです。これによりまして、7月12日から18日、約6万回、それから7月19日から7月25日まで約7万回、2回目の接種の確保をすることができる見込みとなっております。

 

 そして、65歳以上の方を対象とした予約の振替、これはモデルナを使用した会場への振替ということになりますが、具体的には7月8日、今日以降、各区役所などに設置をいたしますお助け隊による案内、それから専用コールセンターを立ち上げまして、ここに電話をしていただく。この専用コールセンターは、予約のキャンセルの方だけがかけられる専用コールセンターですので、番号の公開はいたしません。秘密ではないわけですけれども、このダイレクトメールにこの専用コールセンターは記載をするわけですから、秘密ではありませんが、積極的にホームページなどでは公開をしないという取扱いをいたします。

 

 こういう対応で、希望をされる65歳以上の方の接種機会を確保したいというふうに考えております。

 

 そして、今後の対応です。もちろん我々といたしましては、こういう緊急的な緊急対応ということをできるだけ早く解消をいたしまして、接種予約を再開したいということを熱望するわけですが、しかし、実際にこの見通しが立つのは、国からのワクチンの供給量が示されてからになるというふうに考えております。現在、第10クールまでの供給量が示され、これに基づいて接種計画を立て、緊急対応も行ったわけですが、今後は7月13日に第11クール、これは8月2日から15日までの供給量の見込みということになりますが、国から通知される予定です。

 

 そして7月20日にこの第11クールのワクチンの、具体的にいつ、どれだけ来るという供給に関する通知をされる予定です。これを踏まえまして、7月の下旬に接種を開始する時期、また予約方法を発表したいというふうに考えております。

 

 これを待ってからということになりますが、この見通しを立てた上で、国からの供給量が示された後、段階的にワクチンの予約を再開していくというふうにしたいというふうに考えております。1点目は以上です。

屋外公共空間での異常高温対策を強化します!

 2点目の屋外公共空間での異常高温対策の対応です。近年、夏の異常高温、これが続いております。去年の8月は全国的に記録的な高温となりまして、熱中症の救急搬送も増加をいたしました。経験したことがない夏季の気温の上昇が起きているということです。マスクを着用していて熱中症にかかるというような事例も、既に今年も起きています。異常高温対策の継続的な取組が重要です。

 

 この対応というのは、相手は地球規模の気候変動ですから、なかなかこれに対して、目に見える効果をすぐに発揮させるということは難しいわけですけれども、しかし、自治体としてできることは何かないのか、実験も含めて対応していこうというのが神戸市の考え方です。

 

 公共空間における暑さ対策を少しでも、暑さをしのいでいただくということができないか。対応として、上からの日差しを遮る。それから、横からの熱を抑える。下から、具体的に言うと歩道とか車道からの熱を抑える。そして、空気と体を冷やす。こういうような対応を組み合わせるということができないかということです。

 

 そして、今年の夏季にやろうとしている対策を項目で申し上げますと、フラワーロードにおけるミスト広場・散水。それから、去年も行いましたけれども、クールベンチ。車道における散水と、散水に伴う温度の低下を可視化する実験。新しく実施する自動散水ロボット。フラワークールスポット。新しく微細ミストというものもやってみて、簡易ミストや噴水と組み合わせたミストによる取組ですね。あと、これも実験ですけれども、建築あるいは建築設備の排熱というものを抑えることができないかというものです。

 

 幾つかその具体的な事例を説明したいというふうに思いますが、東遊園地の東側ですね。フラワーロードにおきまして、にぎわいづくりの社会実験の1つといたしまして、ミスト広場を設置したいというふうに考えております。今、東遊園地は再整備工事を行っておりますので、東隣のフラワーロードで実施をいたします。微細ミストと花壇、ベンチ、飾り花、ライトアップを組み合わせるという、景観的にも配慮した取組です。

 

 このミスト広場・散水というのはどういうイメージかということですけれども、通常のミスト、簡易ミストは霧ですけれども、微細ミストは霧よりも粒が細かいミストが噴出していくということになります。ミストは時々、ミストに当たると体がぬれるというような指摘を受けることがありますが、この微細ミストはぬれを感じにくいのが特徴です。そして、蒸発による気化の冷却効果が高いとも言われています。高さ80センチのところに噴霧する分を取り付けまして、両方向にミストが出ます。これが微細ミストです。

 

 そして、歩道散水ですけれども、この微細ミストと同じ場所で散水を行います。歩道の端にミストを設置いたしまして、水を噴霧することで、舗装表面がぬれた状態を保つということで、急激な温度上昇を防ぐことといたします。

 

 次がクールベンチです。これは去年、東遊園地で行いまして、たくさんの方がここに好きに座って、ひんやりした感覚を楽しまれたわけですが、これは神戸高専が開発をしたものです。去年の夏の実験成果では、スイッチをいれると座面温度が18度から20度ぐらいまでに下がり座ると冷たく感じられるということで、製作費用は約90万円でした。これを王子動物園にも設置いたしまして、タンタンをモチーフにしたデザインで製作をしたいというふうに考えております。

 

 街全体をクールダウンする上では、水をいかに使うのかということが当然、有力な着眼点です。車道の散水、これは去年も行いましたけれども、今年も散水車を回して、都心部、旧居留地周辺の車道に実施をいたします。新たに、ポートアイランドの第2期におきましても、この散水車を回して実験をしたいと考えております。あわせまして、散水したことによって表面温度がどれぐらい下がるのかということ、これを赤外線カメラとクラウドを用いた温度可視化システムを構築いたしまして、遠隔で熱画像を撮影し、ウェブで公開する実験を行います。これも神戸高専との協働で実施をするものです。

 

 もう1つ、神戸高専が神戸市の港湾局と協働で開発いたしました自動散水ロボット、これもお目見えをいたします。ロボット自身が周囲の地形とか障害物を検知いたしまして、指定された経路を自動で移動いたしまして、移動中に人とか障害物が接近した場合は自動的に停止をする、こういうロボットです。このロボットが自動散水をして、歩道などの道路あるいは施設の中の道路などを、舗装面を冷却するというふうにいたします。

 

 もう1つがフラワークールスポットです。大規模公園でミストを設置いたしまして、飾り花や装飾を組み合わせた仕様にいたします。布引ハーブ園、須磨離宮公園、しあわせの村、北神戸田園スポーツ公園、神戸総合運動公園で実施をいたします。

 

 それから、ミストを駅周辺にも置くということで、微細ミストについては、三宮センター街の東口のバス停、簡易ミストについては、名谷駅、西神中央駅、西神南駅、学園都市駅、妙法寺駅、新長田駅、大正筋商店街に設置をいたします。噴水も垂水、新長田、名谷で活用いたします。今、ノエビアスタジアムに兵庫駅と新長田駅から無料バスを運行しておりますが、その待合場所、停留所にこの簡易ミストを設置いたします。イメージとしては、こういうようなものです。これは既に7月6日から稼働しております。

 

 具体的な事例の最後ですが、エアコンの室外機からかなりの熱が外に放出されています。この熱を何とか減少させられないのかということで、神戸大学と連携をいたしまして、コミスタこうべで実証実験を実施することにいたしました。エアコンの1つは室外機ミスト噴霧です。エアコンの室外機に水噴霧設備を設置いたしまして、排出する空気にミストを噴霧し、室外機の排熱から熱を奪うということで、温度上昇を抑制する技術、この効果を検証いたします。これは、磯上公園に新たに造る体育館で導入したいと考えております。

 

 もう1つは再帰反射化という取組でして、再帰反射フィルムを設置することによって、反射熱を減少させることができないかというものです。建物の窓とか壁面が日光を受けると、これが反射することによって周りの気温が上昇いたします。これを抑えるフィルムを実験的に窓に貼るというものです。

 

 これらの取組によって、もちろんすぐに神戸市内の気温が下がるというわけではありませんが、こういうことをいろいろと取組をすることによって、行政も異常高温対策にしっかり取り組んでいるという、そういう施策を市民の皆さんにも理解していただく。そしてこれが、企業における異常高温対策への様々な技術とかサービスの開発につながっていく。

 

 また、市民の皆さんも、例えば昔行われていたような打ち水もやっていただくような、そういう機運の醸成にできないか。市民の皆さんに打ち水を呼びかけるということはいろんな自治体で行われているわけですけれども、やはり市民の皆さんに呼びかけることだけではなくて、行政もこういう異常高温対策にいろいろとまだまだ試行錯誤をしなければいけないわけですが、取り組んでいく、そういうような姿勢を我々がしっかり持つということが1歩でも2歩でも異常高温対策を前に進めることができる、そういうきっかけになるのではないかというふうに考えております。

 

私からは以上です。

質疑応答(発表項目)

 

記者:

 ワクチンのキャンセルのことでお伺いしたいんですけども、60歳以上で65歳未満の人たちでキャンセルになった人たちへの対応というのは、7月の国からの通知があった後になるんでしょうか。

 

久元市長:

 そうです。

 

記者:

 それと、前の会見のときに、国に対して追加供給の見通しとかを示してほしいという要望をされていたと思うんですけども、その後、返答とかは特になかったですか。

 

久元市長:

 月曜日にもちろん強力にこれを要望いたしまして、幾つかのルートで神戸市の窮状を説明しておりますが、今のところ、返事はありません。ただ、神戸市の今の現状についての問合せとか照会は非常に頻繁にありますね。ただ、だからどうするという答えはまだありません。

 

記者:

 この供給不足についてなんですけども、国側のほうの話を聞いていますと、マクロで見たときの供給不足というのは何週間も前からアナウンスしていたと。あと、一方で、全体で見たときには、各自治体に在庫がたくさんあるというふうな形で、自治体側の動きに反論しているようなところがあるんですけども、この供給不足というのは、神戸市からすると想定外の動きだったのか、その辺りの実態というのはどういうふうに見てらっしゃるのかというのを教えていただけますか。

 

久元市長:

 全く想定外でした。自治体がワクチンを余らせているという報道に、国からそういう直接的な説明は、要するに神戸市は余っているじゃないかとかと、そういう説明はありませんけれども、報道では、厚生労働省がそういう説明をされているということは、国から見れば十分なワクチン量を供給しているということなんでしょうけれども、我々からすれば、国からとにかく接種を急ぐようにということで、我々は本当にこれは血のにじむような努力をしてオール神戸の接種体制をつくって、1日約2万回の接種体制を整えたわけです。ですから、当然それに応じて、これは国からの要請でもあったし、これはもちろん神戸市としてもこのコロナ禍を終局させたいという強い思いで行ってきたわけですけれども、それで急に供給量が減るということは大変困ります。それを自治体のせいにするという厚生労働省の説明は理解に苦しみます。もし余っているんなら、こんな予約のキャンセルなんかしません。本当に金曜日にここで発表いたしまして、徹夜で、3日3晩泊まり込んで、ほとんど寝ていない職員もいると聞いています。そういう形で、予約キャンセルセンターという、本当にこれは悲しい仕事です。これをどうして余っていたらそんなことをしなければいけないのか。大変理解に苦しみます。

 

記者:

 あと、再開のめどについてなんですけども、8月上旬というふうな今お話がありましたけど、これは60歳未満の方の新規の開始というのもこの8月上旬には見えてくるということなんですか。

 

久元市長:

 それは何とか8月上旬には再開をしたいと思いますが、その前提は、先ほど申し上げましたけれども、7月13日に示される量によって決まってくるということです。

 

記者:

 あと、この供給不足を受けてといいますか、数が大分少なくなってきているので、一方で都市部で感染がまた広がってきているというふうな動きもある中で、この都市部を集中的にワクチン接種したほうがいいんじゃないかみたいな意見もありますけども、市長はその点についてはどうお考えでしょう。

 

久元市長:

 我々としては、神戸市も都市部ですから、供給をしてほしいと思いますが、しかし、このワクチンは、終局的に集団免疫を獲得してコロナの感染を終わらせるという、そういう対策ですよね。緊急事態宣言とかまん延防止等重点措置というのは、今、目の前にある現実に対してどう対応するのかということですから、主張するのはいいです。神戸市も主張したいですよ。とにかくこれだけ困っているわけですから。しかし、そういう主張が理解を得られるのかどうかということと、自治体同士のワクチンの奪い合いということにつながるおそれはないのか。大都市圏に対して地方が反発をするというようなことにならないのか。やはりワクチンは、国と地方、そして地方自治体が連携・協力して、情報共有して、同じ方向に向かって進んでいこうというふうにしなければいけないのに、そういうような主張が果たしてそういう観点から見てどうなのかということについてはいささかの疑念はあります。

 

記者:

 まず、1点確認ですが、ワクチンで、高齢者施設に巡回して接種されていると思うんですけど、この分は確保できているという状態でしょうか。

 

久元市長:

 ここは何とか確保したいということです。

 

記者:

 キャンセルをしないということでしょうか。

 

久元市長:

 キャンセルをしないと。何とか確保すると。キャンセルをしないということです。

 

記者:

 これまでのスケジュールどおり進めていくということですか。

 

久元市長:

 はい。従来の方針どおりに進めたいということです。

 

記者:

 分かりました。

 あと、今、兵庫県内でまん延防止が解除される見通しとなっていますが、神戸市の現状の医療提供体制とか感染状況とかを含め、どういうふうに受け止めてらっしゃいますか。

 

久元市長:

 これは、神戸市の状況も含めて、県全体の感染の状況などを、これは県知事が適切に判断をされるということだと理解をしていますから、その判断を前提にして、基礎自治体としてやれることをしっかりやるというのが従来からの基本的な方針です。

 

記者:

 分かりました。

 あと、後半の部分とちょっとつながってくると思うんですが、ワクチン会場での暑さ対策、基本的には屋内だとは思うんですけれども、ノエスタはちょっと外気と触れているところもありますけど、この辺りはどういうふうに考えてらっしゃいますでしょうか。

 

久元市長:

 暑さ対策ですね。この暑さ対策は、ノエビアスタジアムも屋外の箇所もありますから、そこはもともと楽天グループさんのほうで相当気を遣って、必要な設備なども用意をしていただいていますし、神戸市と楽天グループさんとよく連携を取って、暑さ対策というのもしなければいけないと思います。ほかの集団接種会場については、神戸市の責任でしっかりと暑さ対策を行います。

 

記者:

 暑さ対策のことでちょっと何点か、細かいことをお伺いしたいんですけども、先ほどの微細ミストというのは、これ簡易ミストと比べて粒が細かいということでしたけど、どれぐらい細かい粒が出るんですか。

 

職員:

 既存のものと比較させていただきますと、おおむね半分以下ぐらいの粒形になるかと聞いております。

 

記者:

 それと室外機のミスト噴霧というのは、これは何台ぐらいでされるんですか。

 

職員:

 今のところの予定ですけども、神戸大学と協力しまして、室外機2台用意しまして、片やミストを噴霧する、片や噴霧をしないというようなものを設けまして、それの比較をしたいと聞いてございます。

 

記者:

 あと、すいません、冷却ベンチで、市長、タンタンをモチーフにしたデザインにされるとおっしゃったと思うんですけども、これは具体的には絵とかを描くんですかね。

 

久元市長:

 何かこういうお人形さんみたいなものを置くんですよね。

 

職員:

 そうです、その予定をしております。

 

記者:

 そこに置いて、利用者の人に隣に座ってもらうみたいな。

 

職員:

 そうですね、そんなイメージであります。

 

久元市長:

 タンタンの横に座れるようになるんですよね、一緒に。

 

職員:

 そういうことです。

 

記者:

 毎年、暑さ対策、いろいろ実験とかされていると思うんですけども、これまでで目に見えて効果があったものとか、反応がよかったものというのはあるんでしょうか。

 

久元市長:

 これはさっきも言いましたように、異常高温という、ほとんどの市民が、神戸の気温が下がったというのは、これは無理です。そういうふうに感じるのは。やっぱりいろんな対応を実験としてやっていくということ、それが企業にも広がっていくとか、市民の皆さんのグループとか、この環境問題に関心を持つ人たちはたくさんいますから、ぜひそういうような取組に広がっていってほしいという願いを込められていますけれども、評判がよかったのはこのクールベンチ、これは相当たくさんの皆さんがここに座って、アンケートでも非常によかったと、涼しかったという、ひんやりしてよかったというような反応をいただいていますね。それからミストなんかも、実際に会場に行きましたけど、大変喜んでいただいているなと思いました。

 

記者:

 暑さ対策で、それぞれ新規施策になっていますこの微細ミストの設置ですとか、この室外機ミスト噴霧、あと、再帰反射化、これらはそれぞれいつからこの事業が実施されることになるんでしょうか。

 

職員:

 今回の新規の部分ですけども、1つ目の自動散水ロボットは7月22日にお披露目ですね。微細ミストですけども、そちらのほうにつきましては8月中には何とか設置したいというふうに考えてございます。また、建築設備の関係につきましては7月中に設備を終わらせたいと考えてございます。

 

記者:

 すいません、この再帰反射化というのは、場所はもう決まっているんですか。

 

職員:

 コミスタこうべの中で、二部屋借りて実施する予定でございます。

質疑応答(発表項目以外)

新型コロナウイルス感染症について

記者:

 コロナ関係なんですけれども、本日変異株の毎週の情報提供をいただいたんですけれど、直近の1週間の分で66件のうち7件がデルタ株の疑いということなんですけれども、ちょっとサンプル数少なくて何とも言えないかもしれないですが、この数字についてどう考えていらっしゃいますでしょうか。

 

久元市長:

 そうですね、まず、数字からだけしか判断できないんですけれども、英国株の、N501Yっていいましたかね、N501Yの場合には、神戸市の健康科学研究所のPCR検査と解析が進んでたということがありましたけれど、神戸でかなり広がっているという現象があって、ほかのところでも広がっているということが分かりましたね。今回のデルタ株の場合には、神戸の場合には、このデルタ株も含めてPCR検査とゲノム解析をしっかり行っているんですけれども、むしろ東京など、ほかの地域でこのデルタ株が広がっている一方で、神戸では相対的にかなりの割合で検査・解析を行っているんですけれども、比較的、デルタ株の広がりというのは相対的に少ないのではないかという、これは印象ですけれども、そういうふうに感じています。

土砂災害警戒情報が発表された際の対応について

記者:

 冒頭にお話しあった土砂災害とかの関連ですけれども、先日熱海であった災害のときに、熱海市含めて周辺の自治体の中で、避難指示を出すかどうかでちょっと判断が分かれたというような話があったんですけれども、神戸市として避難指示を出す基準といいますか、土砂災害警戒情報が出たときにどう対応するかみたいなところはどういうふうに決まっているのかを教えていただいてもよろしいでしょうか。

 

職員:

 土砂災害の警戒情報につきましては、こちらは警戒レベル4ということになります。ですから、警戒レベル4になりますと、避難指示ということがトリガーの一部に入ってくるんですけども、ただそういった状況以外に、例えば、土壌雨量指数であるとか、そういった状況も加味しながら様々なものをして、今ちょうど、まだまだこれから気象が激しくなるであるとか、そういったことを加味しながら指示を出す、出さないというようなことを考えるということになっております。

 

記者:

 分かりました。そうすると土砂災害警戒情報が出ているからといって、すぐ避難指示を出すという運用ではないということなんですね。

 

記者:

 ただ、日にちと時間帯にもよるんですけども、やはり今後、その指示を出すべきという事案に近づくような状態であれば、高齢者の方であるとかそういった方、夜中に動くとかそういったことはなかなか難しいですから、夕方にかかるようであれば早めに大きくかけるということもございます。

 

記者:

 今の質問に関連してなんですけれども、土砂災害警戒区域、特別警戒区域、市内にもかなりあると思うんですが、盛土の危険性とかそういう調査を県のほうでもされるとお伺いしているんですけども、市としてどう対応されるんでしょうか。

 

久元市長:

 まず、とにかく土石流災害や河川の氾濫によって人命に危害が及ばないような対応というのは、いろんなハード・ソフトにわたる対応が必要でして、やはりハード対策で言うと、例えば神戸の場合には六甲山系、それ以外の山系も含めてかなり土石流が発生してきましたから、戦前から営々と堰堤や砂防ダムの建設が進められてきた。これによって相当効果を発揮していますから、これを着実に国土交通省の六甲砂防事務所を県と連携して進めるということが大事です。それから、これらの対策を講じても油断することなくハザードマップをしっかり見て、避難行動につなげていくような、そういう心積もりをしっかりとやっていただくというハード・ソフトの面が必要だと思います。

 

 それから、今回、熱海の災害で非常に重要なのは、これはまだ原因の解明が十分ではありませんが、我々は報道でしか知りませんが、やはり盛土が何らかの形で関わっているのではないかということですね。この盛土については、従来から神戸市はこれが災害につながる可能性、大雨のときにこれが崩れると非常に困るので、これに対する対応は極めて重視してきました。これはどこの自治体でも非常に悩むんですけれども、盛土に関する法令が非常に多岐にわたっています。例えば、急傾斜地崩壊の防止に関する法律であるとか、宅地造成等の規制に関する法律であるとか、森林法であるとか、都市計画法も関係してきます。地すべり等防止法とか、いろんな法律がそれぞれの要件の下に個別に規制をしているわけですが、それだけでは、縦割りの規制ではこういう土盛りについては対策が不十分だという問題意識を強く持っていて、それで相当関係者の意見を聞きまして、神戸市独自の条例の制定をいたしました。

 

 これは、土砂の埋立て等に関して不適正な処理を防止するという条例です。これは去年の11月に施行いたしました。対象とするのは土砂の埋立て、それから2番目が盛土です。3番目がほかのところに移していくために一時的に堆積をする。こういう一時的な行為も含めて、この3つの類型に対して規制するという条例を去年の11月に施行しました。これは全国的に見ても、盛土、それから埋立てなどに対する条例としてはかなり先進的なものではないかと思います。

 

 問題はこれを適切に運用していくということです。同時に、この条例の施行も含めて盛土や土砂の埋立て、あるいはそれ以外の土地の形状に変化を加える行為、これをしっかりとチェックし、監視をしていくということも必要です。折を見て、神戸市消防局のヘリを時々飛ばして空から直接見るとか、あるいはドローンによってより細かく見るとか、それから監視カメラを使ってそういう違法な土砂、あるいは残土、産業廃棄物の運搬などが行われていないかという監視体制の強化、これも非常に重要だと思っています。

 

 そして既にこういう盛土や埋立てが行われている箇所については、それぞれの法令に基づいて必要な監視など、あるいは報告を求めたり、必要があれば立入りをして指導するというような、それぞれの所管を超えた全体的な対応というのが求められているし、これは強化しなければいけない。今朝の市長・副市長会議でも確認したところです。

開業20周年を迎えた神戸市営地下鉄海岸線について

記者:

 昨日、開業20周年を迎えた市営地下鉄の海岸線に関してなんですが、開業当初に比べると乗客数は順次増えてきてはいると言いながらも、なかなか収支状況としては赤字が続いている状況です。累積でも1,000億円を超えているというような状況の中で、このままでいいのかどうかというところも含めて、神戸市長の考えを伺えればと思います。

 

久元市長:

 相当ずさんな計画だったと思いますね、海岸線は。これは平成13年に開業し、今年で20年になります。この開業時の需要予測、つまり、この海岸線が建設をする前提となった需要予測は、平成28年度以降1日14万4,000人乗るということになっていたんですよ。ところが、これが、この5年後の見込みでは、これを5万3,000人に下方修正しているんです。僅か5年の間に。これがいかにずさんな乗客予測、需要予測、そしてそれを前提にした収支見込みの基にこの海岸線が計画されたのかということを如実に物語っているというふうに思います。

 

 しかし、現実にこれは建設されているわけです。ですから、これを、我々は負の遺産としてこれを引き継いだのではなくて、やはり未来に対する、神戸の発展につながるような、特に兵庫区と長田区の南部地域の発展につながるような資産として有効にこれを活用していくということが求められるのではないかというふうに思います。

 交通局のみならず関係局が、ここ近年、そういう努力は積み重ねられてきたというふうに思います。

 

 1つは、いかに需要喚起するかということですね。需要喚起をするということでイオンモールが開業し、それから、新長田の合同庁舎。影響は、これは新長田の駅に近いですから部分的かもしれませんが、これがオープンをし、さらに今後、こども家庭センター、こべっこランドもハーバーランドから和田岬に移転をするということです。需要を喚起するということを行ってきました。そのことによりまして、平成13年度に3万4,000人ぐらいの1日当たりの乗客数が、令和元年度には5万1,000人ということで、着実に増えているということは事実です。しかし、開業5年後に見込んだ5万3,000にはまだ少し到達していませんが、それに近づいているということだと思います。

 

 それから、単年度赤字が開業時は78億円だったんですけども、赤字だったんですが、これが令和元年度には32億ぐらいということで、半減をしているということで、ランニングコストも賄えない状態だったわけですけれども、このランニングコストの解消のめどというのがつきつつあるということですね。

 しかし、同時に、このランニングコストが黒字というのは当たり前のことなんですよね。これでは建設のために起こした事業債の償還ということが、これができていないということで、これは今、全体の収支でいうと、西神・山手線の収益をこちらの方につぎ込んでいるということですから、全体的に西神・山手線も海岸線も持続可能であるとは言えます、今のところ。持続可能とは言えるし、少なくともこの収支が悪化しているということはありません。ですから、こういう努力ということをやっぱりし続けていくということ。それから、せっかくつくったわけですから、これを賢く利用するということですね。

 

 それから、利用客の皆さんとの間での対話ということも非常に重要です。今、この海岸線の御崎公園駅が最寄り駅となるのがノエビアスタジアムで、これは、交通局の皆さんがここでワクチン接種に従事していただいている医療従事者に対して感謝のメッセージを駅に貼ったところ、今度はヴィッセル神戸の皆さんがこれに対してエールを送っていただいたりするというようなことも行われていますね。

 

 こういうふうに利用者の皆さんとの対話も行いながら、親しまれる海岸線にしていくということ、こういうような努力もしていく。とにかく、つくられたときの経緯というのは相当疑問ですけれども、我々はこれを引き継いだわけですから、これを未来に向かってどう上手く賢く使っていくのかという努力、前向きの努力ということをするということが我々に求められているというふうに思います。

兵庫県知事選について

記者:

 市長、この前、出馬表明されたと思いますが、その後、知事選が告示されまして、出馬会見のときは「特定の候補を応援せずに注視する」というふうに言われたと思うんですが、その後、実際にマイクを握られた場面とかもあったと思うんですけど、そのスタンスに何か変化はあったんでしょうか。

 

久元市長:

 特に変化はないんですが、齋藤候補が市役所に来られたんですよ。そして、私どもは仕事をしていたわけですけれども、来られて、そして、聞いてみると、自民党の先生方、野田聖子幹事長代行や、それから国会議員の先生方、そして同じ被災地でもあります宮城県の村井知事も来られているということなので、市役所の前でお迎えをしたということです。

 マイクを握ったのは、握るつもりはなかったんですよ。無理やり握らされたということなので。ワクチン接種もまだ受けてないでしょうから、「体に気をつけて頑張ってください」というようなことを申し上げたと記憶しています。

 

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