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更新日:2021年5月7日

臨時会見 2021年(令和3年)5月7日

ここから本文です。

市長臨時会見の模様をお届けします。



会見資料はこちら(PDF:284KB)

新型コロナワクチン接種体制を強化します(神戸市歯科医師会の連携本部への参画・神戸市独自の大規模接種会場の設置)
新型コロナワクチン副反応に関する受診・相談のお願い及び神戸市新型コロナワクチン副反応医療相談窓口の開設について

新型コロナワクチン接種体制を強化します(神戸市歯科医師会の連携本部への参画・神戸市独自の大規模接種会場の設置)
質疑応答
新型コロナワクチン副反応に関する受診・相談のお願い及び神戸市新型コロナワクチン副反応医療相談窓口の開設
質疑応答
 

新型コロナワクチン接種体制を強化します(神戸市歯科医師会の連携本部への参画・神戸市独自の大規模接種会場の設置)

司会:

 それでは、お時間になりましたので、新型コロナウイルス感染症対策に関する共同会見を始めさせていただきます。

 まず最初に、会見出席者の御紹介をさせていただきます。公益社団法人神戸市歯科医師会会長、安井仁司様です。

 

安井会長:

 よろしくお願いいたします。

 

司会:

 一般社団法人神戸市医師会会長、置塩隆様です。

 

置塩会長:

 置塩でございます。

 

司会:

 公益社団法人神戸市民間病院協会会長、西昂様です。

 

西会長:

 西です。よろしくお願いいたします。

 

司会:

 一般社団法人神戸市薬剤師会会長、伊藤清彦様です。

 

伊藤会長:

 伊藤でございます。

 

司会:

 久元喜造神戸市長です。

 本日はまず初めに、ワクチン接種体制の強化につきまして御説明と質疑応答を行いまして、その後、続いてワクチン副反応医療相談窓口の開設並びに保健師の増員について御説明いたします。

 それでは久元市長、よろしくお願いいたします。

 

久元市長:

 よろしくお願いいたします。

 今日はコロナ対策の中で、ワクチン接種の現状と課題、そして新たな取組につきまして御説明を申し上げたいと思います。

 今、神戸市の医療提供体制は危機的な状況にあるというふうに申し上げていいかと思います。今日現在での病床占有率が95%ということで、今日も新規に201件の感染が確認をされています。本来、入院しなければいけない患者さんが入院出来ないという状況が、残念ながら続いています。もちろん医療現場の皆様方は全力で対応していただいていますし、神戸市の保健所も日夜入院調整、あるいは入院待機、自宅療養の方々へのケアを行っています。現場では、本当に大変な苦労が重ねられています。神戸市も病床の確保、今日は西民間病院会長、西先生にお越しいただいておりますが、民間病院、また公的病院の御協力をいただきながら病床数の確保、拡大を行っておりますし、市民病院機構の各病院におきましても、残念なことですが、通常医療を制約しながらコロナ患者さんのための病床の確保をしているところです。また、市民の皆さんには感染拡大の防止のための取組をお願いしておりますし、緊急事態宣言下の中にあり、民間事業者の皆様方にもいろいろな制約があるという状況です。

 こういう状況の中で、これを改善する、そしてコロナの感染を終息させるという意味において、このワクチン接種を円滑に進めていくということは大変重要です。神戸市では医師会、民間病院協会、薬剤師会と連携して本部をつくって対応してきました。そして今回、神戸市歯科医師会の参画をいただきまして、連携本部をさらに拡充するということになったわけです。歯科医師の先生方のワクチン接種への関わりにつきましては、4月26日に厚生労働省から事務連絡があり、一定の考え方が示されました。これを受けまして、極めて短期間のうちに健康局から神戸市歯科医師会に対しまして、ワクチン接種に関する参加をお願いしてきましたが、このたびこのワクチン接種、後で申し上げますけれども、大規模接種会場における出務に御協力、御参加をいただけることになりました。今日は本当に、短期間のうちにお願いをし、また今回御出席をいただき、連携本部に参画をしていただくことになりました神戸市歯科医師会の先生方、会長の安井仁司先生に御出席をいただいておりますが、本当に安井先生、ありがとうございます。

 それでは、今回の連携協力体制につきまして、スライドで御説明をいたします。今も御説明いたしましたように、神戸市、神戸市医師会、神戸市民間病院協会、神戸市薬剤師会でワクチン接種に関する連携本部をつくってきました。今回、歯科医師会に参画をしていただきまして、大規模接種会場でのワクチン接種に参加をしていただく、出務をしていただけるということになりました。私どもが知る限りでは、歯科医師の先生方によるワクチン接種体制を構築できるのは、全国では初めてではないかというふうに考えております。後ほどまた安井先生からお考えをお聞かせいただけることになっております。

 現在のワクチン接種の状況ですが、神戸市の場合には4月12日にワクチン接種をスタートいたしました。まず2つの高齢者入所施設での接種を開始いたしまして、4月19日に75歳以上の方、神戸市内では約24万人いらっしゃるわけですが、接種券の送付をいたしまして、そして4月20日から電話とウェブで予約を開始いたしました。当初はやや混乱もありましたけれども、現時点においては、電話がつながりにくい状況は続いておりますが、全体的には予約は比較的スムーズに行われているというふうに承知をしております。そして、5月10日からは市内で11か所となっています。

 

 

久元市長:

 11か所の集団接種会場での接種を開始いたします。そして、5月17日からは準備が整った個別接種会場、診療所、病院での接種を開始いたします。そして、この5月17日から65歳以上75歳未満、約19万人の方々に接種券の段階的送付を開始いたします。一方で、医療者の方々に対する接種は兵庫県の役割ということになっていますが、5月6日、昨日現在で約3万3,000人が1回目の接種は終了し、これは約54%ということになりますが、そして、約1万4,000人の方々が2回目の接種を完了している、約23%ということになるというふうに承知をしております。高齢者につきましては2つの施設、約300人が1回目の接種が終わったのみです。予約の状況ですが、12万6,000人余りの方々が予約済みでありまして、これは75歳以上の方々の53%というふうになっております。

 これが現状ですけれども、ワクチン接種に関する市民の関心は大変高く、もちろんワクチンを接種していただくかどうかということは一人一人の判断になるわけですが、ワクチン接種を受けたいという市民の方はたくさんいらっしゃいます。そういう声に基礎自治体としては応えていかなければなりません。そういうワクチン接種の状況の中で、国のほうは大阪に集団大規模接種会場をつくるということを発表しております。報道では1日1万人の接種が想定されているということのようです。これが大阪で実施されることになれば、常識的にはワクチン接種は市町村の仕事ですから、市町村の接種に加えて国が大規模な接種会場を設け、国の責任で接種を開始するということになれば、常識的には、大阪においてはスムーズに接種が進む。その一方で、神戸においては大阪よりも接種が遅れることになるということが想定されます。このことは、ワクチン接種についての予約の状況ということから見て、神戸市としては座視できないところです。そういうことから、短期間のうちに検討をしていきまして、まだ粗削りのところはありますけれども、やはり大阪に遅れることなく神戸市民がワクチン接種を受けるためには、神戸市が独自に大規模接種会場をつくる必要があるというふうに判断いたしました。そして、歯科医師会の先生方の参画を今回新たにいただけることになりましたので、この関係者が連携をいたしまして大規模接種会場における接種を円滑に進める準備を始めるということとしたわけです。5月の下旬頃に大規模接種会場における接種をスタートするべく、現在準備を進めているところです。設置会場は神戸ハーバーランドセンタービルを予定しております。大体の規模ですが、一般の集団接種会場、現在11か所、12か所を予定しておりますが、12か所で平均が大体220人ですけれども、この数倍程度の規模で1日当たり接種をスタートすることができないかということで、現在関係者の間で調整を進めているところです。

 私からは以上です。


司会:

 では、続きまして、神戸市歯科医師会安井会長よりお話をいただきます。

 

安井会長:

 このたび神戸市より緊急要請を受けまして、神戸市新型コロナワクチン接種連携本部に参画することになりました。ワクチンを迅速に提供して発症と重症化を予防して、医療提供体制を守っていきたいと思っております。そのために、先ほど市長が申されましたように、大規模接種会場でのワクチン接種に向けて神戸市歯科医師会が担当することになりました。急なことでしたので、今、ばたばたと用意しておる状態ですけれども、何とか間に合うのではないのかなと思っております。まだ我々はワクチン接種を受けておりませんので、これから執務をするもの、ワクチン接種を受けさせてから執務をすることになっております。また、本日緊急事態宣言の延長が決まりましたけれども、市民の皆様方、大分慣れてしまわれているようで、その効果が定かではありません。そんなときに歯科医師がワクチン接種に協力しなければいけないような状態、これはもう非常事態として神戸市民の皆様方に大きなインパクトを与えることができるのではないのかなと思っております。神戸市歯科医師会はコロナ終焉に向けてできる限りの貢献をしていきたいと考えております。これからよろしくお願いいたします。

 

司会:

 ありがとうございました。

 

質疑応答

記者:

 歯科医師会の安井会長にお聞きしたいんですけども、改めて今回要請を受けて、歯科医師会としてどういった役割を果たしていこうと思われたのかということと、実際、具体的に大規模接種会場が設置されて、会員数が928名ということですけど、どれくらいの体制で、どういった運用を今検討されているのか、その辺りについて教えていただけますでしょうか。

 

安井会長:

 我々、そういう接種するということは、先ほど市長が申されましたように、厚労省の通達で出ております。ですから、大規模接種会場では医師の先生方が問診していただいて、我々は接種だけ行う。もし何か副反応とかアナフィラキシーとか起きましたら、医師の先生方が対応していただけるというふうになっております。これも本当に決まったのがつい先日でして、今、会員、我々9区歯科医師会から成り立っているんですけれども、9区の会長宛てに文書で手挙げしていただくように要請をしております。1区10名ですから、90名程度、最初にお願いをしております。というのは、後半に大規模接種がスタートするんですけれども、それまでにそろっているワクチン量が100名ぐらいというようなことで、あまりたくさん手を挙げられても、ワクチンが接種できないままスタートすることになってしまいますので、一応100名程度。ですから、1日に10名程度の規模でスタートすることを考えております。

以上です。

 

記者:

 安井会長にお伺いしたいんですけれども、市民の中には、ふだんあまり筋肉注射してない歯科医師さんで大丈夫かなとちょっと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれないので、そこの辺りの大丈夫ですよというようなメッセージをちょっといただけたらなと。

安井会長:
 なかなか難しいんですけれども、我々歯科医というのは、口に関する、口の病気を治すためであれば、筋肉注射なり点滴なり、皮内注射でも何でもできることになっております。卒業までに大学病院でそういうふうな研修を受けて、あと、我々、歯科麻酔医っているんですけれども、それとか口腔外科医、そういうふうな方々は日常的にされています。ただ、お医者さんでも最近、筋肉注射は少なくなってきているのかなと思いますけれども、研修する日にちが決まっていまして、その研修を受けてからやることになっております。我々、常日頃、口の中には注射していますので、そんなに難しいことじゃないと思っています。

 

記者:

 ありがとうございます。

 

 それと、もう少し体制についてお伺いできればと思うんですけど、先ほど1日10人程度を想定しているということでしたけれども、これは10レーンを設けるという形になるんでしょうか。

 

安井会長:

 今、健康局とも話しながらやっているんですけれども、我々が10人座っていて、そこに高齢者の方が並んでおられて、一人一人出てこられて、それから肩を出して、打って、帰られる、そういうふうにすると、1人に対して3分ぐらいかかってしまうんですね。そうじゃなくて、今度、高齢者の人に最初、肩を出していただいていて、我々が、そのところに順番に座っていって打っていく。そういうふうにすると、1人1分ぐらいで済むというふうに健康局は申しておりますので、そんなふうな。

 

 ただ、我々としたら、20名おれば非常に楽なんですけれども、先ほど言いましたワクチンの関係で、最初から20名でやっちゃうと、本当に回転がすごく早くなってしまうので、今のところはそれでいこうかなと。ワクチンがもう少し打てるような体制になりましたら、人数を増やすことも可能かなというふうに思っています。なんせ初めてのことなので、走りながら考えるという形でやらせてもらっています。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

 あと、これは市長か局長かになってくると思うんですけれども、センタービルは5月下旬頃からいつまで抑えられていることになるんですか。

久元市長:

 ここは空いているんですよ。空いているので、あとは、このワクチン接種の期間をどれぐらい取るのかということによって決まってきます。いつまで抑えるのかということは、空いていますから、そんなに大きな問題ではありません。

 

 今、安井先生がおっしゃった3,000平米、とにかく急にこれを決めた話ですので、今そのレイアウトとか、今おっしゃいましたけど、どういうふうにブースをつくって接種をするのかという手順は、まさに今詰めているところです。具体的に、そういう全体の会場のレイアウトとか、それから1日に何人くらい接種できるのかとか、いつからスタートするのかとかは、できれば来週に具体的に発表できるようにしたいというふうに思います。

 

記者:

 ありがとうございます。それで、このワクチンは、ファイザーになるとか、モデルナとかはわかりますか。

 

久元市長:

 ファイザーです。

 

記者:

 ありがとうございます。今、政府は7月末までの高齢者ワクチン完了というのを求めている状態だと思うんですけれども、これによってどれぐらいできそうな見込みといいますか、いかがですか。

 

久元市長:

 まず、これは政府がということももちろんあるんですけれども、我々としては、今、医療提供体制が危機的な状況になっている。これをやはり解消する手段として、ワクチンの接種というのは大変重視しておりまして、とにかく今の危機的な状況を脱するためにも、ワクチン接種のペースを早める必要があると。しかも、隣と言っていいかどうか分かりませんが、大阪の場合には、国が大規模接種会場をつくって、相当早いペースで進むことになると。これに遅れることなく、神戸もできるだけ早くこの医療提供体制の危機を脱するという観点からペースを早めると。そのためには、大規模な接種会場の設置ということが、これはぜひ必要だということで、今日御出席の各先生方にお願いをして、こういう検討を始めた。検討というか、この方向でいこうということにしたということです。具体的には来週発表できるようにしたいと思います。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

 この全国初というところがあるんですけど、この根拠になる部分をちょっと教えてもらえますか。

 

職員:

 歯科医師の話ですか。

 

記者:

 そうです。

 

職員:

 歯科医師の話につきましては、少なくとも政令市は全部調べましたけども、やっているということはございませんし、それと、厚労省のほうにも聞きましたが、やっているという実績は把握していないということですので、記事でも全然出てきませんので、全国初ではないかなと考えております。

 

記者:

 まだ実施は始まっていないということで、厳密に言うと、表明したのは初めてということになるということですよね。

 

職員:

 私どもの話ですか。まだ実施はしていませんのでそういうことです。

 

記者:

 市長に伺います。この大規模接種会場というのは、高齢者のみならず、その後の一般の市民向けの接種にも使うという、そういう想定でしょうか。

 

久元市長:

 まず、今、75歳以上の予約をしていますから、75歳以上、それから65歳以上の高齢者を、我々としては7月中に終えるようにしたいと思いますが、そこまでは、少なくともこの会場は用意をしたいと思います。その後、それよりも年齢が低い方に対してここを使うのかどうかというのは、その時点で考えたいと思います。

 

記者:

 それから、もう1点伺いますけれども、今回、こういう大規模接種の会場をつくろうと思い立ったのがいつ頃で、今回、こういう形で歯科医師会と合意になって、こういう発表の場に至った、これまでの時間の短さについて、市長はどのようにお考えでいらっしゃいましょうか。

 

久元市長:

 花田局長や健康局の幹部の皆さんとこれを議論し出したのは連休の直前でしたね。

 

職員:

 3日の2時です。

 

久元市長:

 5月3日から検討をスタートしたということのようです。すいません、私はちょっと忘れておりました。

 

職員:

 あっという間に感じるんですが、市長はこの期間でここまでこういう発表ができたというのはどういうふうにお考えでしょうか。

 

久元市長:

 それはやっぱりひとえに安井会長をはじめ、歯科医師会の先生方が、今の神戸市の危機的な状況に対して思いを寄せていただいて、参画していただこうと。そして、それを置塩会長や西会長や伊藤会長が一緒になって支えていこうというふうにお考えになったおかげだというふうに思っています。

 

記者:
 安井会長に伺います。

 この話が最初に来たときに、本当に一番最初にどういうふうにお考えになったかというのを教えてください。

 

安井会長:

 私ども、まだほとんどの者がワクチンを打っていない状態で、その人間がワクチンを打つ側にも回るのかというのを感じた次第です。ただ、花田局長からいろいろと神戸市の状況をお聞きしまして、これは我々でできることがあるのであればできるだけ協力したいと。我々は9区歯科医師会から成り立っておりますので、花田局長からそのお話をお伺いして、すぐに9区会長のところへ一件一件電話しまして、この話をしました。

 

 我々がまだ受けていないのにというネガティブな反応もあったんですけれども、いろいろお話しさせていただいて、皆さん協力していただけるということになりました。連休にもかかわらず、各区とも接種者を確保するためにいろいろ動いていただいているところです。

 

記者:

 ありがとうございます。

 1つ、リスクの話をさせていただきたいと思うんですが、大規模の会場となりますと、例えば、実際に予約をしたんだけど来ない人というのも大規模になるんじゃないかと。ワクチンが大規模に余ってしまうんじゃないかという気がするんですが、その辺りの対策はどういうふうなことを考えていらっしゃいますか。

 

久元市長:

 そこは、集団接種会場においてもそういう問題が起きるわけです。恐らくそれを前提に質問されていると思うんですが、そこは、それを想定した対応、ワクチンが余ったときにどうするのかということは既に我々も想定していますから、それをよりもう少しその規模が大きくなるということを前提にした対応を考えていかなければいけないということだと思いますし、それは入念に準備をすれば解決できるというふうに思います。もちろんリスクはあると思います。リスクが大きくなるということは事実ですが、解決できるということではないかと思います。

 5月の下旬からこれをスタートさせるためには、予約をどうするのか、それから、既にもう予約がずっと7 まで入っていますから、これを変更することをどうするのかということも含めて、できるだけ手間がかからないような形で接種をしていただける。予約とそれから予約の変更をどうするのかというのが大事な話になります。これも早急に詰めたいと思います。

 

記者:

 ありがとうございます。

 以上です。

 

記者:

 先ほどの御質問と重複するかと思うんですけども、安井会長にお聞きします。

 やっぱり歯科医師の先生にまでこうやって応援をお願いするというのは、神戸市の医療体制の危機的状況を反映しているかと思うんですけれども、この辺りの現状についてどうお感じになられたかというところをお聞かせください。

 

 

安井会長:

 先日も関西テレビでしたか、神戸市保健所の状況が取上げられていました。皆さん本当に大変な思いをされていましたし、病院でのコロナ対応というのは、もう常にテレビに出てきている状況です。そういうものを見るにつれて我々としましては、ワクチン接種連携本部、これに我々は最初は入っていなかったんですけれども、ワクチン接種に関しては我々は受ける側なので、これはお願いするしかないなと思っていましたところ、急にこういう話が参りました。

 厚労省のほうからもそういう通達が出ていますように、歯科医でもワクチン接種に協力できるというようなことは分かっておりましたので、もしそういうことが起これば対応しようと、それは前から思っておりました。

 

記者:

 同様の質問を市長にも、やはり歯科医師の方にも応援をお願いしないといけないという状況については、どのようにお感じになっているんでしょうか。

 

久元市長:

 これは先ほどの繰り返しになりますが、これまでも申し上げてきましたように、今のコロナの感染状況を考えれば、とにかく考えられることを全部やろうと、やれることは全部やるというのが基本姿勢です。ワクチン接種についても、とにかくこれを円滑に、安全に、そしてスピード感を持って進めていかなければいけないと考えましたので、今回こういう形で枠組みが決定出来たということは大変ありがたく思っています。

 

記者:

 実務の部分で、接種を行うのが歯科医師の方で、問診などは医師の方に行っていただくというのは決まっているんでしょうか。

 

職員:

 詳しいことを言いますと、来られた方に詳しく聞くのは看護師でします、人数がたくさんいるので。ですが問診を聞いた結果、今日接種をしていいのかという予診というサインをする行為が要ります。それはドクターを四、五名配置して、それをしてもらいます。そのドクターがもしもアナフィラキシーが出たときは対応するということです。歯科医師会さんは接種のみというようなことの役割分担になっています。

 

記者:

 全国初というところで、これは歯科医師の方が単体で接種を行うというのもこれまでないということですか。

 

職員:

 そこまでは分からないですね。接種体制まで組まれていたら厚労省なりが把握したりとか、我々も各自治体のホームページを見させていただいている、載っていると思うんですけど、1人で打たれたところまでは多分捉え切れていないと思います。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。
 

新型コロナワクチン副反応に関する受診・相談のお願い及び神戸市新型コロナワクチン副反応医療相談窓口の開設

久元市長:

 次は、ワクチン接種の相談窓口の設置です。

 ワクチンの接種を円滑に進めるためには、この副反応に対する市民の不安に応えていく必要があります。少し前に神戸市が行いましたネットモニターの皆さんに対するアンケートでも、この副反応に関する不安というものがかなりありました。厚生労働省の国内の臨床試験結果、これは2021年1月時点のものですが、注射した部位の痛みが現れる方は8割程度になっています。一方で、筋肉痛、関節痛、発熱などの症状が現れる方は3割程度かそれ以下となっておりまして、ワクチン接種の後、注射した部分の痛みなどの副反応が見られることもありますけれども、そのほとんどは数日後に回復するという調査結果があります。

 一方で、副反応を疑うような重い症状が続く場合、例えば我慢出来ないほどの痛みがあるとか、発熱が2日以上続くような場合、こういうような場合には、神戸市の考え方としては、まずは、かかりつけ医の先生、あるいはワクチン接種をした医療機関に相談をしていただく。そして、集団接種会場で接種した場合や、かかりつけ医、ワクチン接種をした医療機関に連絡が取れないような場合には、今回、5月10日から設置いたします神戸市新型コロナワクチン副反応医療相談窓口に電話をして相談していただきたいと考えております。

 5月10日月曜日から設置をいたしまして、土曜、日曜、祝日を含む24時間で対応をいたします。電話での問合せが困難な方はファクスでもお問合せをいただければと思います。相談窓口では、日本語に加えまして、3者通話による相互通訳、日本語を含めて8か国語で対応するようにいたします。

 相談窓口の体制ですが、当初は看護師5名程度でスタートいたしまして、5月末までに10名体制に増員をいたしまして、その後、最大20名まで増員をする予定です。

 この副反応に対する医学的な、あるいは専門的な相談、受診の要否に関する相談、これが中心になりますが、状況に応じまして、「♯7119(救急安心センターこうべ)」と連携した、受診可能な医療機関の案内などにも対応できるようにしたいというふうに考えております。

 次は、保健師の職員の増員です。

 今、保健所の業務は大変逼迫をしております。保健師をはじめとする保健所の職員は、ひっきりなしにかかってくる各方面からの電話を受け、そして、入院調整に大変日夜取り組んでおりますし、また、先ほども申し上げましたけれども、入院待機をしている方、自宅待機をしている方のケア、そして、その状況に応じた往診などの手配ということに取り組んでおりまして、極めて業務が逼迫しているという状況にあります。

 この保健師、もともと、コロナの感染拡大、去年からずっと続く中で、この保健師が足りないということは、あるいは、さらに厳しい状況になるということが分かっておりましたので、昨年度も保健師の増員を行いました。令和2年度の採用は58名になりまして、これは中途採用も含めた数で、令和2年4月の保健師の数が201名だったわけですけれども、そういう中途採用も含めた採用を行いまして45名増え、今年の4月には246人ということになっています。

 しかし、こういうふうに増やしてきたわけですけれども、状況は想定を超えるものでありまして、今年はさらに50名規模の増員をしたいと。246名から50名規模の増員を行いまして、来年の4月には約300名の保健師を確保できるようにしたいということで、今後、募集、試験、採用の事務を行いたいというふうに考えております。

 極めて厳しい状況の中で、我々としては、とにかく、やれることを全部やるということで、体制強化も含めて取り組んでいきたいというふうに思います。もちろんこれは全市的な応援体制というか、全市一丸となった対応をしなければいけません。ワクチンへの対応につきましても、恩田副市長を本部長とする庁内の実施本部も設置をいたしまして、頻繁に各部・各局区間の連携を行っています。大規模接種会場の運営も、これは特定の部局だけで実施できるものではありません。人員体制を強化し、そして全庁一丸となってこのワクチン接種を含むコロナ対応に引き続き取り組んでいきたいというふうに考えております。

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 保健師の正規職員の増員なんですけれども、この50名というのは新規採用ということになるんでしょうか。

 

職員:

 新規採用です。

 

記者:

 これは、じゃ、若い人というか、大学を卒業してすぐの方というか。

 

職員:

 新卒ばかりではないです。だから、社会人経験といいますか、経験者もいますし。我々の希望としては、できるだけ年度途中に早く採用したいので、できるだけ経験のある方が来ていただけたらというふうには思っていますけれども、全てそれでは無理かもわからないので、当然ながら新卒の方もお願いしたいというふうに思っています。

 

記者:

 試験は年度中に何回かやる、断続的にやるんでしょうか。

 

職員:

 試験は、今、公募中ですので、まずそれをして、もしもそれで採り切れなかったら、また再度考えるというような考え方です。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

 保健師の増員についてなんですけれども、正規で50人さらに増やすということですけれども、例えば、もしかしたら自治体によっては、コロナが終息するまでの間だけ確保すればいいということで、臨時の雇用みたいなことを考えるところももしかしたらあるかもしれないんですけども、そういうのとは違う感じになるんでしょうか。

 

久元市長:

 正規職員として採用したいというふうに思います。

 

記者:

 そうすると、考え方としては、コロナがいつか終息となっても、永続的に神戸市におってもらうと。そういうことで、また、そういう人にどういうことを担ってもらうというお考えでしょうか。

 

久元市長:

 正規職員ですから、任期の定めのない職員として採用したい、通常の職員として採用したいということです。ですから、基本的には定年まで在職していただくことを想定した採用だということです。

 

記者:

 これ、やはり新型コロナに限らず、こういう感染症の対策を強化しようということになるんでしょうか。

 

久元市長:

 まずは、この今の危機を乗り切るためには保健師の皆さんの力が必要です。ですから、まず今の状況をどう乗り切るかという観点から、これだけの規模の増員、去年も大分増やしましたけれども採用したいということですが、保健師の皆さんの仕事というのは大変多岐にわたっています。乳幼児に対する訪問指導とかケアだとか、あるいは児童虐待に対する、これはこども家庭センターなどが対応しますけれども、区役所などでも保健師の皆さん方が関わることも多いですね。やはり、そういう意味での市民の健康あるいは子育て、こういう分野での保健師の役割は近年非常に大きくなっていますから、当然、コロナを乗り切るための対策ではあるわけですけれども、採用していただいた保健師の皆さんは、コロナはいつか必ず終息するわけですが、神戸市民の健康のために働いていただきたい、能力を発揮していただきたいというふうに思っています。

 

記者:

 以上です。ありがとうございました。

 

記者:

 保健師の業務が逼迫しているというのはほかの自治体でも同様の状態になっているかと思うんですけども、採用強化をどれぐらいするかというのはそれぞれ分かれるところかと思うんですが、やはり以前に比べると保健師の採用がすごく増えているので、競争といいますか、うまく採用できるかどうかというところは、場合によってはなかなか予定どおりいかないこともあるかと思うんですけど、特にその採用について、こうしたいとか、こういうところを特に神戸市としては訴えて採用につなげたいというようなお考えがあれば教えてください。

 

職員:

 当然ながら、市内とか県内の看護系大学とか、そういう保健師の課程のあるところには、直接、御説明したりとか呼びかけを、前回もしましたけれども、まずそれをさせていただきます。前回のときにもそうだったんですけど、結構早く、人数をたくさん採用するというのを打ち出したので、今回も、よその都市も今年度は早いと思いますので、その早さと、周知をして各大学に応募していただくようお願いをするというようなことを含めて、できるだけたくさんの方を確保していきたいと思っていますし、今働いている保健師にもいろんなところに、例えば子育てとかで一回家におられるような方とかを知っていたら全て声をかけていただくような、そういうことを含めて行っていきたいと思っております。

 

記者:

 すいません、ちょっと細かいんですけど、保健師の採用を行うのは令和4年4月予定というのは、来年度に50名ということなんですか。それまでにということでしょうか。

 

職員:

 これ、募集の書き方だけですけど、令和4年4月の採用として募集するんですけど、年度途中の採用があるという募集の仕方なので、実際は、さっき申し上げましたように、年度途中に来てくださいというようなことをできるだけ、それは面接の中とかを含めて。ですので、例えば御本人が合格して10月から働けると言ったら、もう10月から来てください、できるだけ前倒しで来てくださいということをお願いしていくという感じです。

 

記者:

 既に現状、かなりの長時間労働になっていると思うんですけど、できるだけ早く採用を進めていくという。

 

職員:

 そうです。去年もできるだけ早く。ですので、五月雨式に毎月、人員増がされていくみたいな感じ、去年もそうでしたので、同じような形で考えております。どうしても新卒とかで前倒しが無理な方は4月採用になるという、結果的にはそんな形になります。

 

記者:

 分かりました。

 

司会:

 どうぞ。

 

記者:

 すいません、何度も。最初の歯科医師会とのワクチン接種のほうでちょっとお尋ねしたいんですけども、これは予約枠が大幅に増えることになるんでしょうか。

 

久元市長:

 当然、増えることになります。

 

記者:

 分かりました。

 あともう1点、基本的なことで恐縮なんですが、安井さんに伺いたいんですけれども、厚労省の通知が出る前というのは、歯科医師の方は筋肉注射は原則として行ってはいけないことになっていたんでしょうか。

 

安井会長:

 先ほども言いましたけれども、我々歯科医師は、口の中に関する治療は何でもできます。ですから、口腔内に症状があって筋肉注射が必要であればやりますし、点滴もやります。そういうことです。

 

記者:

 分かりました。

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