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更新日:2021年4月5日

臨時会見 2021年(令和3年)4月5日

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市長臨時会見の模様をお届けします。

with コロナ時代における「第10 回神⼾国際フルートコンクール」 の開催日程・形式について
 

会見資料はこちら(PDF:1,347KB)

with コロナ時代における「第10 回神⼾国際フルートコンクール」 の開催日程・形式について
質疑応答

 

with コロナ時代における「第10 回神⼾国際フルートコンクール」 の開催日程・形式について

 

司会:

 お待たせいたしました。ただいまより第10回神戸国際フルートコンクールについての臨時会見を開催いたします。

 

 では、本日の登壇者をまず最初に御紹介させていただきます。まずは神戸国際フルートコンクール会長、久元喜造神戸市長です。

 

久元市長:

 よろしくお願いします。

 

司会:

 続きまして、本コンクール運営委員長でNHK交響楽団首席奏者及び桐朋学園大学教授、神田寛明先生です。本日はオンラインでの御参加となります。

 続きまして、本コンクール運営委員で公益財団法人神戸市民文化振興財団、服部孝司理事長です。

 それでは、まず最初に、概要につきまして久元市長より御説明させていただきます。よろしくお願いします。

 

久元市長:

 今日は御参加いただきましてありがとうございます。

 神戸国際フルートコンクール、今年第10回目を開催する予定にしております。同時に、コロナウイルスの今の状況の中で、どのような開催方法が一番いいのかということを検討してまいりまして、開催日程、また開催のやり方につきまして変更をしたいと考えておりますので、まず私のほうから口火を切らせていただきます。

 神戸国際フルートコンクールは1985年に第1回が開催されまして、以来4年ごとに開催をしております。フルートに特化いたしました国際コンクールでありまして、このコンクールからは、その入賞者の皆さんが世界の楽団で御活躍をしておられます。若手フルート奏者の登竜門として大変世界的にも高い評価を得ているコンクールであると考えております。

 この第10回神戸国際フルートコンクールにつきましては、コロナ禍の中でも音楽を志す若いフルーティストに門戸を開き、音楽関係者をはじめ、音楽を愛する多くの方々の希望となることを願いながら、今年の8月26日から9月5日に開催するということが既に決定されておりました。会場は神戸文化ホールです。出場者の募集を昨年の10月1日から開始いたしました。その後、コロナウイルスによる外出制限などの事情も考慮いたしまして、申込み期間、これを、今年の2月1日までだったわけですが、一月、3月1日まで延長いたしまして、受付を終了したところです。

 コロナの中で応募者は減るのではないかと予想し、また危惧していたわけですけれども、蓋を開けてみますと世界各国から492名、過去最多の応募がありました。前回の応募者数が240名ということで、今回はその2倍以上、過去最多ということの応募があります。大変喜んでおります。コロナ禍の中で世界中で国際コンクールの中止や延期が相次いで、チャレンジする機会が失われている中で、音楽を志す若者たちがぜひ神戸でのこのコンクールに参加をしたいと、そういう気持ちの表れではないかということで、その目標として神戸国際フルートコンクールを選んでいただいたのだというふうに受け止めております。

 その一方で、コロナウイルスを取り巻く状況といたしましては、ワクチンの接種が始まっているものの、海外の方々の入国についてはいまだ見通しが立っておりません。こういう状況の中でコンクールに寄せられる課題、期待、またチャレンジしたいという気持ちに何とかして応えたいと、そういう強い思いを持ち、まずコンクールを開催すると。そして、期待に応えられるような審査レベルを維持する、こういう目的をいかに実現すればいいのかということを検討してきたわけです。そこで、運営委員会で相当議論をしていただきました。そして今回、このウィズコロナ時代に、このコンクールに関わる全ての人々の健康や安全を第一に、そして今まで以上にコンクールが身近に感じられるような新たなフルートコンクールとするべく、開催日程、形式の変更を決定いたしました。

 この内容につきましては大会運営委員長の神田寛明先生から、オンラインで参加をしていただいておりますので、発表していただきます。

 神田先生、どうぞよろしくお願いを申し上げます。

 

神田委員長:

 運営委員長を仰せつかっております、神田寛明でございます。どうぞよろしくお願いします。

 それでは、変更後の開催日程及び形式について御説明させていただきます。

 当初、第1次審査から本選まで全てを8月26日から9月5日、神戸文化ホールなどで実施することを予定していました。それをまず変更後は、第1次審査のみを8月にオンラインで開始することとしました。そして、ここで審査を通過した約24名について、第2次審査以降を来年、2022年の3月に神戸で開催することといたしました。またこれにより、当初今年の3月中に実施する予定でした予備審査についても、参加者が物すごく増えましたので、もう少し時間を取って、過去最多の応募数をしっかり審査させていただく予定にしています。

 具体的なスケジュールを申し上げます。まず、第1次審査の開催に関して、予備審査を通過した約50名から課題曲の演奏動画を提出していただきます。そして、8月26日から9月5日にかけて、オンラインで第1次審査を開催します。その審査初日には、オンラインで各国の出場者や審査員が一堂に会する機会を設ける予定です。また、あらかじめ提出された各出場者の審査用動画、これはコンクール開催期間中、オンラインで一般公開をいたします。

 各国の審査員による審査もオンライン、リモートの形式で行い、1次予選通過者の発表は最終日にリアルタイムで配信を予定しております。この緊張の一瞬をコンテスタントと共に、ぜひ神戸の皆様だけでなく、世界中の多くの皆様に見届けていただきたいと思っております。

 動画審査では、できるだけ公平性を保てるような条件などを今後検討していきたいと思います。

 2次審査以降ですが、これはピアノやオーケストラとの共演、それから、本当にレベルの高いコンクールですので、より微妙なニュアンスや差を聞き分けるために、やはりこれは生の演奏を聞いて審査することが不可欠であると。コロナの状況に関する現時点の予想や確保できる会場の日程、ほかの国際的なコンクールの開催時期なども考慮した上で、来年の3月に神戸文化ホールで開催することといたしました。

 詳細の日程に関しては御覧のとおりです。

 多数の応募者の中から、約24名に絞られたコンテスタントのよりハイレベルな演奏と、それから一発勝負というコンクールの緊張感、そして、バロック時代、古典派作品から現代作品までの多彩なフルート作品をお聞きいただける、こういう演奏会としての楽しみもあります。ぜひ生の演奏を神戸の皆さんに体験していただきたいと思います。

 なお、こちらの演奏の模様についても、オンラインでの配信を予定しております。

 私からの説明は以上でございます。

 

服部委員:

 運営委員の服部です。

 これまでのコンクールと今回、大きく異なるのは、1次審査の8月から9月にかけてと、2次審査が来年の3月22日からになります。そうすると、その間が半年余り、7か月弱。これだけの期間をどう盛り上げていくのかというのは非常に重大な項目になると思います。下手をすると、その間にコンクールがもう消えてしまうというか、そういうことになりかねませんので、この間はぜひ機運を盛り上げていきたいというふうに思っています。

 まずは、これまでのコンクールのように短い期間だとできなかったことをぜひやりたい。1つは、1次審査で選ばれた24人の方というのは、多分、全ての方が現在も有名なオーケストラなどの団員をしていらっしゃるし、今後はさらに世界で羽ばたくような、活躍するフルーティストたちですので、この人たちの演奏の姿だけではなくて、どういう人なのであるか、どの国でどういうことをしていらっしゃるのかというような、そういう出場者の情報をできるだけこちらが入手して、それを一般の方々に、市民にできるだけ広げて、知っていただきたいと、そういうことをやっていこうと思っています。

 また、これまでであれば、コンクールに参加するだけで、神戸のことがほとんど分からないままに帰ってしまうということがありました。逆に今度はこの期間を使って、できるだけ神戸の街、人、そういう情報をお伝えして、神戸を好きになってもらう。神戸のファンになってもらう。その人たちが将来的に、来年3月には来られるわけですから、神戸の地を踏んで、その後神戸という街を、神戸の人たちを世界中でPRしてもらう、そういうアンバサダー的な役割を果たしてもらおうというふうに思っております。

 それだけではなくて、1次予選の結果、残念ながら2次予選に行けなかったような日本人のアーティスト、フルーティストには学校なんかで演奏してもらうというアウトリーチにも協力していただきたいと思っていますし、それと、このコロナでフルートに限らず演奏家、声楽家って、皆さん本当に出場の機会を失い、また収入的にも非常に打撃を受けていらっしゃいます。こういう人たちを救済するという意味も含めて、この期間に神戸のホールや、それから街角、神戸には30近い駅ピアノ、ストリートピアノがありますが、そういうものも利用して、そういう人たちに演奏の機会を積極的に設けて、そしてその人たちによってこのフルートコンクールのPRをしてもらうと、盛り上げていくと。そういう演奏家たちの救済とフルートコンクールの盛り上げとを兼ねるようなこともこの期間にはやっていきたいなと思っています。4年前にフルート音楽祭という立場でたくさんの事業をやりましたけれども、それに類するような催しを神戸市内で展開して、今年がフルートの年である、フルートコンクールの年度であるということをアピールしていきたいというふうに考えています。ぜひとも皆様の御協力もよろしくお願いいたします。

質疑応答

記者:

 先ほど、実行委員長のほうからお話ありました、バロックから現代音楽までの多彩な音楽を聞いてもらいたいというのがありましたけれども、これは1次審査で選出された24人のことをおっしゃっているわけですか。

 

神田委員長:

 お答えします。課題曲というものが決まっておりますけれども、その課題曲は古い作品から現代まで満遍なく取り上げて演奏しなければいけないようになっております。これを1次審査でも演奏しますし、2次審査以降でも演奏しますので、1次審査のオンラインの形、2次審査以降、通常のコンクールの開催を想定しておりますが、コンクールというのはみんなが競うところでありますが、演奏会としても非常に楽しめるというふうに私ども音楽家は考えております。これをぜひお楽しみいただきたいと思っております。

 

記者:

 もう1点お願いしたいと。どなたが出場するか分からないんですけれども、この動画を一般公開するということなんですが、この動画は有料配信ですか。無料配信ですか。

 

神田委員長:

 動画に関してどのように発信するかというのはまだ決定はしておりませんけれども、有料ということになるんでしょうか。その辺は財団のほうから御回答いただきたいと思います。

 

 

職員:

 有料にさせていただくか無料で広く見ていただくかにつきましては、財源確保の観点も含めて、しっかりと考えてやらせていただければと思っております。まだ決まってございませんので、お願いいたします。

 

記者:

 最後に1点なんですけれども、492名の応募者、過去最多おられるということなんですけれども、何か国から応募があったんでしょうか。

 

神田委員長:

 それでは、私からお答えします。今回493名の応募がありましたが、国・地域別で48か国・地域というふうに聞いております。これまで応募がなかったような国からも応募があったと聞いております。

 

服部委員:

 1名のずれがありますけども、それはエントリー費が払い込まれていなかったということで、基準を満たしていなかったということで492人となりました。

 

記者:

 48か国、492でいいですね。

 

職員:

 改めて申し上げます。492名、47か国でございます。

 

服部委員:

 47か国・地域、国と地域でございます。

 

記者:

 2つあるんですけれども、今の関連で、前回は240名の応募で、これも何か国・地域かというのは分かりますでしょうか。

職員:

 前回240名、38か国の国と地域からでございました。

 

記者:

 ありがとうございます。

 もう1点なんですけれども、一次審査について、オンラインで審査をするというのは、世界のほかのコンクールでも例があるんでしょうか。動画での審査というのは、音楽の技術とかを審査するのに、あまり私自身は聞いたことがなかったんですけれども、その点について、お答えいただければと思います。

 

神田委員長:

 お答えします。動画での審査というのは、もちろんコロナ禍以前ではなかったと思うんですが、昨年以降、急速に増えてまいりました。国際的なコンクールでも、例えばTROMP国際パーカッションコンクールですとかジョルジュ・エネスコ国際コンクールなどの著名なコンクールでもオンラインの審査を導入したというふうに聞いております。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

 大会のチケットとかなんですけれども、コロナの対策等の今のお考えはありますでしょうか。会場で実施される本選のところは、チケットとかを販売されるということでよろしいんでしょうか。

 

服部委員:

 そうです。来年の3月の二次審査以降については、チケットを販売いたします。

 

記者:

 そこで何か、コロナの状況次第かと思いますけれども、今のところ何か対策を予定しているとかということはあるんでしょうか。

 

服部委員:

 取りあえず非接触型にするとか、今現在各ホールが行っています検温とか手の消毒とか、それからマスク着用とか、そのときどんなふうにコロナの状況がなっているのかというのはまだ今は分からないんですけども、もしくは、現在でも取り組んでいるような1席空きとか換気をするとかというようなことについては、実施をしてまいります。感染防止ということにできるだけ、可能な限り対策を取ってやろうと思っています。

 

記者:

 ありがとうございます。

 

記者:

 先ほどの質問された方との質問とも関係してくるんですが、第1次審査をオンライン審査となさったということで、先ほどの会見の中でも公平性をどうするかということがございましたが、今の時点で何か具体的にお考えになられていることがあれば教えていただきたいと思います。

 

神田委員長:

 答えします。

 これまでも、第9回より前のコンクールでも、予備審査は録音で行っていました。録音の確かに技術的な録音状況の差というものは生じるのですが、やっぱり機材や録音技術の発達とともに、その差は物すごく小さくなってきたというのが長年審査を担当している我々の率直な感想です。

 

 今回は動画審査ということで、予備審査に加えて第1次審査も動画で行うようになりましたが、参加者それぞれの録音・録画環境が異なりますが、今は、皆さん誰でもお持ちのスマホでも相当な高画質・高音質での録画・録音が可能になっております。我々審査をする側も、既にこの録画審査という形式を相当経験しておりますので、いろいろ自分の耳で補う部分もあるかとは思うんですが、公平性に関しては1次審査までは保てるというふうに考えております。

 

記者:

 市長にお伺いしたいんですけども、前回、第9回のときは補助金の見直しということをされて、その際に、市民の認知度とか浸透度というのを問題にされたと思うんですけども、今回、コロナ禍でなかなか音楽に親しみにくい環境にあると思うんですけども、そこら辺、開催に当たって工夫されたこととか思いとか、今回の補助金の支出額についても教えていただけますでしょうか。

 

久元市長:

 これは、先ほど服部理事長がおっしゃいました部分と関連するんですけれども、それまで、第9回のコンクールをどうするのかという議論したときに、8回目まで、8回もコンクールをやっていたのに、市民への浸透度というのが、ネットモニターのアンケートを取りましたら3割台だったんですね。8回もやったのに市民にあまり知られていない。それということと、それから、服部理事長がお話しになりましたように、コンクールというのは、参加して、1次審査で落ちたら、すぐ帰国をするというのが大体コンクールの例です。そういうことから考えれば、これをほとんど公費で行うということについていかがなものでしょうかということを問題提起したわけです。

 

 ところが、やはり議会の各会派の先生方からも、ぜひこれはコンクールを開催してほしいと。しかし、やはりこれは公費を投入するということはいかがなものかということを議論しましたときに、かなり大口の寄附も頂きましたのと、市民からもこれを応援しようという声を頂いたということで、前回は公費を投入することなく開催することができました。

 

 同時に、単にコンクールをするだけではなくて、音楽祭という形で、たくさんの、あれは300人フルートコンクールですか、300人コンサートというような、街角で、日本中からフルートを愛好する皆さんに集まってきていただいて、300人コンサートをやったり、あるいはフルートのレッスンとかコンサートをやって、音楽祭という形で開催をいたしました。その後、やはり神戸の経済界の中で、ぜひこのフルートコンクールを応援しようというような動きも始まりまして、この第10回のために寄附も頂くことになりました。そこで、やはりこれは公費を投入するという条件が整ったのではないかということで、10回のための公費も準備をいたしました。金額につきましてはちょっと教えてください。

 

職員:

 令和3年度の予算で申し上げますと、コンクール事業費として市から3,000万、コンクール事業費として支出をしてございます。市長が先ほど申しました大口の寄附等の文化振興基金の繰入れが2,000万でございますので、一般財源としては1,000万になります。

 

久元市長:

 そういう形で、今回公費も投入をし、寄附も頂きながら、第10回を開催するという準備を進めてきたということです。今回、間隔がかなり空きますので、先ほど説明がありましたように、この参加された方の演奏を動画で配信をするとか、あるいは神戸のことをPRしていただくとか、そういう形で、これはコロナ禍というマイナスの影響というのは当然あるわけで、延期をするということもあるわけですけど、この機会を、やはり市民へのコンクールの周知ということに、あるいは音楽のすばらしさをたくさんの皆さんに知っていただくということにつなげていただくように、関係者の皆さんが努力をして、一定の方向性を見いだしていただいたということは、これは神戸市としても大変ありがたいことだと感じています。

 

記者:

 念のため確認というか、お伺いさせていただきたいんですが、募集の段階では一次審査がオンラインになるというのはお知らせ、応募者には知らせられていなかったということでよろしいんでしょうか。

 

神田委員長:

 お答えします。そのとおりです。第一次審査をオンラインにするというのは新たな変更事項ですので、応募者が応募した段階ではもちろん知らされておりません。

 

記者:

 ということで、人数が、応募者が増えたというのは、オンラインだから気軽に参加しやすいみたいな話ではないということですね。ほかのコンクールが軒並み中止になった影響のほうが大きいというふうな見方で間違いないということでよろしいんですか。

 

神田委員長:

 申し訳ありません。ちょっと音声が響いてしまって聞き取れなかったです。

 

記者:

 すいません。

 

職員:

 今、神田先生がおっしゃられましたように、当初からオンラインで気軽に参加できるということではなくて、各地のコンクールが、世界中のコンクールが中止もしくは延期をされている中で、神戸のコンクールをそれだけ望む方が、チャレンジしたいという方が多かったというふうに我々は感じております。

 

記者:

 ありがとうございます。それと、あと、物すごく初歩的な質問で大変恐縮なんですが、やはりオンラインで審査をすることによって、生での審査とは結果に差が出たりするものなんですか。何か、審査員の立場の方から、分かりやすいとか分かりにくいとかっていう、もしその、オンラインによるメリット、デメリットみたいなものがあるんであれば御紹介いただきたいと思います。

 

神田委員長:

 もちろん、目の前で演奏していただいたのを聞くのが理想ではありますが、先ほども申し上げましたが、今は録音技術、再生技術、それからそれを送る技術がとても発達しました。それに、審査をする側も、このオンラインという形式に慣れましたので、メリットとしてはこのような、非常に厳しい状況においてもコンクールを開催し、審査をすることができるということに尽きると思います。

 

記者:

 ありがとうございます。本当はやっぱり生で審査をしたいということがあるということなんですか。

 

神田委員長:

 そうですね、もちろん、可能ならそれが望ましいとは思います。ただ、例えば私の所属しているオーケストラでもそうですけれども、オンラインや放送を通じた配信というのがこの状況下でかなり伸びているようです。会場に足を運べないという皆様にも、音楽を楽しむ手段がコロナによって増えたというふうにも捉えることができると思います。これは神戸までやってきて参加することがかなわないコンクール参加者にとっても同じことだと思います。

 

記者:

 ありがとうございます。

 すいません、すごい素人な質問で失礼いたしました。ありがとうございました。

 

記者:

 神田さんと市長にお願いしたいんですけれども、世界のいろんなコンクールが中止、あるいは延期になっています。その中で、このコンクールはこういう形でも開催できた決め手、いろんな問題があって、それを乗り越えて開催できることになったわけですけれども、開催に踏み切れた決め手は何だと思いますか。

 市長も同じく、これは公費を出してでも開くことになったわけですけども、この決め手をお二人に一言ずつお願いしたいと思います。

 

神田委員長:

 何といっても第10回を迎えるという記念すべき節目の大会でございますし、ぜひともそこに参加したいという、今回、過去最多の応募者があったこと。それから、それをぜひ開催したいという神戸市民文化振興財団や神戸市役所のスタッフの皆さんの熱意、これに尽きると思います。

 

 それからもう1つは、日程的なことが大きいと思います。この大会は2021年に開催でしたが、これがもし1年前だったら中止になったかもしれないし、ほかの国際コンクールとのスケジュールの兼ね合いもありましたので、ぎりぎり開催ができたなと考えております。

 

久元市長:

 神田先生のお話と重なるところがあるかもしれませんが、第9回のコンクール開催の後、私からも問題提起をさせていただきましたけれども、神戸市の中の経済界、市民、音楽愛好家の方から、ぜひ第10回を開催してほしいという強い意見が寄せられまして、第10回は公費を投入する形で開催することとしたわけです。

 

 ですから、これはコロナの中でも何とか開催したいと考えておりましたし、そして、実際に開催することにして応募を求めたところ、過去最多の応募があった。ですから、これを何とか、コロナの状況、これから先行き不透明なところがありますが、来年3月であれば、これは実際に神戸に来ていただける形で開催する望みというのも、かなりあるのではないかということで、様々な工夫をしながら開催したいと考えています。

 

記者:

 ありがとうございました。

 

記者:

 期間が延期になったことで、その間のコンクールの盛り上げ、機運を高めていくために様々なイベントですとか、「まちなか」を利用したやり方等を考えていらっしゃるということですが、前回、音楽祭という形で開催したということで、コロナということもあるので、その辺りやり方とかは変わってくると思うんですが、今のところ考えていらっしゃることとしてどんなことがあるのかというのを、今おっしゃれる範囲でお願いできればと思います。

 

服部委員:

 その盛り上げもコンクールと同じようにハイブリッド型でやろうと思っています。1つはオンライン、もう1つはリアルな形。オンラインは、例えば前回の9回目のフルートコンクールの最中にやった300人のフルート演奏というのがあったんですが、その後、それを500名まで増やしました。これは今現在、500名のフルーティストを集めてやるということは、三密の状態になってしまうのでとてもできないのですが、それぞれが吹いたやつを録画して、それを編集して、オンライン上で500人のフルート演奏会というのをやれないかと今企画をしています。

 

 それと先ほどからも言っていますように、24人の方たちの演奏や、その人たちのメッセージ、そういうものもできるだけオンラインで皆様にお届けしたいと思っていますし、様々な情報をオンラインを使って発信していこうと思っています。

 

 また一方で、リアルなところで言えば、感染対策にしっかりと対応しながら、ホールや街角で、例えば2人、3人、フルートですと非常に持ち運びも簡単ですので、1人から2人、3人ぐらいでは、街角でフルートを吹いていただくというのは十分に可能だと思います。通行される方がちょっと足を止めて聞いていただけるということもあるでしょうし、それから、神戸が非常に普及に努めています駅ピアノ、ストリートピアノなんかを使って。私は別にフルートに限らないと思っています。それがほかの楽器であっても、例えば声楽であっても、音楽を盛り上げていくということをしていきたい。これは、先ほど申し上げましたように、このコロナ禍で非常に打撃を受けている音楽家たちを救済するということも含めて、その人たちに演奏の機会や収入の機会を与えていきたいというふうに思っていますので、リアルとオンラインというか、ネットを、両方使いながらいきたい。

 

 また、この期間、長い期間ですから、例えばフルートの構造はどうなっているのかとか、フルートというのは笛ですから非常に長い歴史があるんでしょうが、このフルートの歴史とか、ほかの笛との差とか、いろんなそういうことを、講座もできますし、ワークショップもできますので、いろんな形で、そういうフルートの魅力なり、フルートの秘密のようなものを多くの人たち、子供さんから大人まで知っていただきたい、楽しんでいただきたいというふうに思っています。

記者:

 今の質問に関連してなんですけれども、出場者の方にそういったイベントに参加してもらう場合に、演奏の機会であるとか収入の機会を与えたいという御発言があったと思うんですけど、これは幾らかお支払いをするということなんでしょうか。

 

服部委員:

 はい、そうです。もちろんそれはギャラをお支払いしなきゃいけないと思いますし、もしくは、それはホールでやる場合でしたら、当然そのホール関係者の収入にもなりますし、今は、演奏家だけではなくて、ホールの場合でしたら、それを支えるスタッフたちの費用というのも当然発生するわけですし、その人たちも今、非常にダメージを受けていますから、そういうところにもお金が回っていけば、というふうに思っています。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

 こうやってコンクール開催に向けてすごく積極的な取組をされている中で大変恐縮なんですけども、来年3月の時点で、例えば外国人の入国の状況が今と変わらなかった場合、どうなさるかなど、具体的なことは今の段階でお決めになられていますでしょうか。

 

久元市長:

 今の段階では、来年の3月であれば開催をすることができる希望を持つことができるのではないかというふうに思います。ただ、コロナの状況がどうなるのかというのはかなり分かりません、今のところは。ですから、ずっとこれが、今の状況が続く、あるいは悪化する、あるいは波が来て、たまたまその波に遭遇するとか、そういうことであれば何らかの対応を考えないといけないと思いますが、それは今の時点では分かりません。そういう状況を見ながら判断するということをしなければいけない可能性はあります。

 

 しかし、ただ、これは希望ということも込めて申し上げるんですけれども、やはりワクチン接種は、国によって差がありますが、相当程度進んできて、先行している国ではその効果もかなり現れてきているということも事実ですから、やはりそういう、国内においてもワクチン接種が進んで、その効果が現れているということに対して、これはそういう期待も持ちたいと。期待を持ちながら、3月の実際の開催をぜひ実現していきたいというふうに考えています。

 

 

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