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更新日:2021年3月11日

定例会見 2021年(令和3年)3月11日

ここから本文です。

市長定例会見の模様をお届けします。


会見資料はこちら(PDF:2,902KB)

冒頭コメント(東日本大震災から10年)

久元市長:

 東日本大震災から10年がたちました。あの日のことをまざまざと思い起こします。改めて震災で犠牲になられました皆様に心から哀悼の意を表しますとともに、被災地の復旧・復興に尽力をしてこられました被災自治体をはじめ関係の皆様のご努力に敬意を表します。

 神戸市は阪神・淡路大震災の経験がありましたので、復興過程、あるいはその時々のニーズ、そのニーズに対してどのような支援が必要なのかということを理解する立場にありました。こうしたことから、神戸市は東日本大震災が発生した直後から、被災自治体に対しまして人的・物的支援を実施してきました。これまで1,913人、延べ4万3,482人の職員を派遣し、復興支援に取り組んできました。この10年間、東日本大震災の被災地の皆さんと神戸市の間では、市民レベル、また行政レベルで様々な交流も積み重ねられてきました。今後ともそれぞれの経験、そしてそこから得られた知識や教訓、また想いを共有し、災害対応力の強化を図っていきたいというふうに考えております。

新型コロナウイルス感染症対策

 今日お伝えを申し上げたい案件は3件です。最初にコロナウイルス感染症対策、それから連接バスPort Loop、これを4月1日から運行を開始いたします。3番目に、外部人材を活用いたしました放課後等デイサービスの質の向上に対する取組み、この3点をお話を申し上げたいと思います。

 コロナウイルスの関係です。先ほど手元に届いた数字では、今日の新規感染者は35件、昨日が20件、火曜日が21件ということで、この直近1週間の累計は144件、先週が94件でしたので、50件増加をしております。2月の末に兵庫県に出ていた緊急事態宣言が解除をされましたけれども、残念ながら増加傾向にありまして、予断を許さない状況になっているというのが現在の実態です。陽性件数の推移ですけれども、これは第1波、第2波に比べて、第3波の発生件数は大変大きくなっていると。第1波、第2波に比べてはるかにこれを上回る水準で患者が発生し続けているという状況が続いております。

 直近の入院などの患者数ですけれども、昨日の時点、3月10日の入院・入所者数と1週間前、3月3日の状況を比較をいたしますと、入院・入所患者数は131人ということで、35人の増加ということになっております。また、入院患者が108人で20人の増、うち重症が12人で4人の増、民間療養施設への入所者は23人、15名の増、自宅療養が39人、7名の増となっています。

 感染状況ステージの指標です。黄色がステージ3、赤がステージ4ですが、この病院全体の占有率は、最大確保数でいうと52%、現在の入院可能病床を分母に取ると、現在が189床ですから、58%ということで、ステージ4ということになっております。重症者用病床の占有率はそれぞれ33%、41%ということで、ステージ3の段階になっているということです。

 そこで、最近の新規感染者に対しまして、変異株の状況がどうなっているのかということを神戸市は独自に調査をしてきましたので、その状況をご説明申し上げますと、前回も申し上げましたが、現時点での変異株のタイプというのは、英国型N501Y変異と呼ばれるもの、それから南アフリカ型とブラジル型と呼ばれるもの、それから新たな変異株、これは上のN501Y変異を持たずにE484K変異のみを持つ、そういう変異株のことですが、このE484K変異のみのこのタイプと、3つのタイプがあるとされております。

 これを神戸市は独自の方法で、この変異株の調査を行ってきました。これも前回の繰り返しということになりますが、神戸市では1日に682検体の検査が可能です。この検査を行っているのは環境保健研究所、それからシスメックスの検査センター、それから市内の医療機関、それから医師会の検査センター、この4つのタイプの検査機関から検体が送られてくるわけです。検体が環境保健研究所に送られてくるわけです。国の通知では、感染者に対して5%から10%くらいの割合で検査をするように、変異株の検査をするようにということが示されておりますが、神戸市は約60%の検査を行っております。そしてどういう検査を行っているかというと、このN501Y変異があるかどうか、つまり先ほどの①のタイプ、あるいは②のタイプのいずれかに当たるかどうかということの検査を行う。そしてこれが陽性であればゲノム解析を行って、英国型か南アフリカ型かブラジル型かが分かると、こういう解析を行うものです。ほかの都市では、このゲノム解析は多くの自治体で、国立感染症研究所にこれを送って検査を、ゲノム解析をしていただいておりますので、5日から1週間ぐらいの期間が必要ですが、神戸市の場合には環境保健研究所で検査を行いますので、大体2日程度でこれが解明をするということになります。

 それで、先ほどのPCR検査、変異株の有無に関するPCR検査の結果、これが陽性ではなくて陰性であった、①、あるいは②のいずれにも該当しないということが分かった場合には、これは1週間から2週間検体をプールいたしまして、ゲノム解析を行います。このゲノム疫学による解析によりまして、新たな変異株に当たるかどうかということを確認するという、こういうような検査を行っているわけです。

 このように、本市の変異株検査体制は、1つは全市の新規感染者のかなりの割合、約6割が環境保健研究所に集約をされて検査することができているということ。それから、独自の機器、これは特別に神戸市の検査機器が特徴的ということではありませんが、この解析を行うための機器を配置し、そしてゲノム解析を行う人材を配置して、変異株の有無として、そのタイプを確定できる検査体制を確立することができているということと、体系的で継続的なゲノムサーベイランスシステムを構築できているという、この3つの特徴があります。このことによりまして、N501Y変異を持たない新たな変異株の出現についても感知できるサーベイランス体制を整えているというのが神戸市の体制の特徴です。

 このような体制の下に、直近の変異株の確認状況ということをご報告したいと思いますが、この表は前回と同じですが、いつの期間に検体を採取したのか、この期間に市内の新規陽性者数が何件あったのか。そして、新たに発生した新規陽性者に対して、先ほどの体制で変異株の検査を行った件数、これがいくらあるのか。そして、この検査の割合、市内陽性者に占める検査数の割合。そして、この結果、変異株が確認された件数。そして、この変異株の確認された件数が、この検査数ですね。検査数に占める割合がどうであったのかということです。

 前回、3月1日のときは、この2月18日までの状況をご報告いたしました。徐々にこの検査数に占める変異株の割合が上昇しているということが分かったわけです。その後の状況ですが、2月19日から2月25日までの1週間は50人の新規陽性者があり、そのうち32件、64%の検査を行った結果、7件の変異株が確認をされ、検査数に占める変異株の割合は21.9%。

 同様に、2月26日から3月4日には97件の陽性者があり、このうち67件に対して変異株かどうかの検査を行い、これは(新規陽性者数の)69.1%に相当するわけですが、26件の変異株が確認され、38.8%ということになったということが明らかになりました。

 変異株の割合は15.2%から21.9%、38.8%ということで、上昇傾向にあります。このうち、英国株ですと、このN501Y変異、これが64件です。これまで64件ということになっておりまして、この2週間では33件が発見されております。それから、それ以外のもの、E484K変異、これがこの間、新たに5件発見されまして、合計で10件ということで、これまで神戸市内で発見された変異株は74件ということになります。

 この変異株の検査件数は99件あるわけですが、この99件のうち、もともとの変異株患者の濃厚接触者に関する者が29件ということになっておりまして、この29件は全て変異株として確認をされた方の濃厚接触者ということになっております。ですから、この変異株と確認された方の濃厚接触者以外で変異株と確認された件数は4件ということになります。

 こういうことからいうと、変異株に感染をされた方の濃厚接触者、この方が変異株の感染者となっているということがかなりの部分を占めていて、それ以外の件数は4件ということでありますから、少なくともこの変異株が、この数字と検査の状況だけからいえば、市中に新規感染者、変異株のですね。変異株の感染者が広がっている、変異株が市中に広がっているということまでは言えないのではないかというふうに現時点では考えています。これが変異株の状況です。

 さて、こういう状況の中で、これは神戸の状況をご説明したわけですが、ワクチン接種という対応に神戸市も全力で取り組んでいかなければなりません。ワクチン接種につきましては、既に報道されておりますように、医療従事者向けの優先接種が始まっておりまして、3月5日に第1便が到着をいたしました。11日には、今日、第2便が到着をいたします。第1便、第2便合わせまして1万3,650人分が供給をされることになります。

 これによりまして、コロナ患者受入れ病院の医療従事者全員への第1回目の接種が可能になるということで、5月前半までに全ての医療従事者向けの配送が完了をする予定です。

 そして、次は市民への接種。これは、医療従事者のほうは兵庫県が調整をするわけですが、市民への接種は神戸市が実施をいたします。この接種がスムーズに行われるように、14日に集団接種会場のシミュレーションを実施いたしまして、4月12日以降、高齢者への接種が始まるわけですが、配分される供給量ということから見れば、これは高齢者施設の入所者及び入居者を対象として優先接種を開始する、これが4月12日以降ということですが、こういう形でスタートすることが現実的ではないかと考えております。

 まだ現時点では十分なワクチン供給の見通しがはっきりしませんので、その見通しが確定した段階で接種券を郵送し、予約受付を開始したいと考えております。

 3月14日午後1時から2時までの間に、兵庫区役所のみなとがわホールにおきましてシミュレーションを行います。医師、薬剤師、看護師、事務職員などの執務者、そして市民の皆さんに協力をいただいて実施したいと考えております。

 3つのブースを設置いたしまして、60名の市民の皆さんに接種する流れを確認いたします。予診票のチェックや接種準備に要する時間や問題点をしっかりと把握して、本番に備えたいと考えております。

 そして、このワクチンの接種、神戸の場合には集団接種と個別接種、2種類の方法で行うことにしておりますが、集団接種会場につきましては、場所を決定いたしました。市内で12か所ということになります。原則、各区1か所といたしますが、面積が広い北区と西区は2か所に開設をいたします。これで11か所になるわけですけれども、さらに、車での来場が便利な接種会場として、この11か所とは別にイオンモール神戸南に開設をいたします。これで12か所ということになるわけです。

 このように、ワクチン接種の準備を進めていきますが、ワクチンが行き渡るまでにはまだ時間がかかります。そういう中で、変異株の発生ということも確認をされました。変異株に対する感染予防策は、基本的にはこれまでと同じというふうに考えられて、3つの密を回避する、マスクを着用する、手洗いの徹底をする、こういう形でお願いをしたいと思っております。特にこれまでの感染状況、感染がどういうような場面で起きたのかということを見れば、大人数での会食の場面で感染が発生しているということが言えますので、大人数での会食は控え、少人数の食事でも会話を控え、距離を取るというような対応をぜひお願いしたいと思います。間もなく年度末、また年度初めを迎えます。今年は卒業旅行、謝恩会、歓送迎会を控えていただきまして、花見は宴会抜きで行っていただくようにお願いをしたいと思います。こういうような対応を、引き続き市民の皆さんに呼びかけていきたいと考えています。

連節バス「Port Loop」が令和3年4月1日より運行を開始します

 2番目は、連節バスPort Loopです。都心ウォーターフロントの開発整備を進めているところですが、回遊性を向上させる、都市の魅力を向上させるということを目的といたしまして、新たな連節バスPort Loopの運行を開始します。こういうデザインでして、青を基調とした、そういうデザインとなっております。名称のPort Loopは、駅や市街地から港エリアに向かう、そういう循環路線をイメージしたものです。一部のバス停はスマートバス停といたしまして、デジタルサイネージに運行時刻表や運行系統図、そしてその他の広告などをリアルタイムに更新、表示できるようにいたします。バスロケーションシステムをこのスマートバス停に組み込むことで、その時々の運行状況を表示する、そういう分かりやすいバス停にしたいと考えております。運行ルートですけれども、三宮の駅前を起点といたしまして、KIITOの前、それからポートタワーの前、ハーバーランドなどを回遊する、こういうルート設定になっております。4月1日から運行を開始することにしておりまして、運賃は大人210円、子どもさんが110円、1日乗車券が500円ということで、平日、休日それぞれ19便、21便運行をいたします。1周の所要時間が大体50分から60分で、おおむね30分ごと、運行車両2台で運行いたします。神姫バスさんに運行をお願いすることにしておりまして、2台で運行をスタートさせますが、7月には4台に増強する予定です。

 運行開始に向けたイベントといたしまして、3月13日の土曜日11時から18時まで、三宮センター街でPort Loopの実車展示を行います。プレ運行を3月20日、21日に行いまして、28日にポートオアシスで運行開始式典を行いたいと考えております。これに併せまして、ポートタワー前のバス停は神戸芸術工科大学と協働いたしましてミューラルアートを制作いたします。ミューラルアートは、今、解体を開始いたしました市役所の2号館にありましたけれども、ああいうようなイメージのものですけれども、デザインはもちろん違いまして、ポートタワーなどを模したモンスターの壁画などを制作する、滞留空間として椅子、テーブルなどの配置も考えたいと思っております。

 このウォーターフロント地区は、フェリシモさんが既に本社を移転しておりまして、今後、GLIONグループのビルもオープンいたします。500名程度の方々が新たに働き始めるということで、新たな通勤需要も発生いたします。これに対応するために、神姫バスさんと神戸市バスで共同で通勤路線バスの運行も4月1日から開始いたします。三宮から新港町片道9分ということで、7時台から9時台まで全10便で運行を行います。将来的にはマンションを2棟建設されますから、それにより生まれる通勤需要についても今後対応していきたいと考えております。さらに、4月1日からは、市バスのIC定期券も便利になります。Port Loopも利用できるようにいたしまして、シティー・ループもIC定期券の提示で大人260円を100円で、期間限定ですけれども乗車できるようにいたします。さらに、市内の神姫バスの普通210円の均一区間については、市バスのIC定期券で乗車ができるようにするという対応もしたいというふうに考えています。

外部人材を活用した「放課後等デイサービス」の質の向上

 3番目のテーマが、放課後等デイサービスの質の向上を図るということです。放課後等デイサービスは、障害のある子どもさんが放課後や学校の休校日に通うことで生活能力の向上のための訓練や社会との交流促進の支援をしてもらう、そういう福祉サービスです。制度の創設が平成24年度だったわけですが、それから増加してきておりまして、現在236か所が存在いたします。うち132か所は民間会社が運営をしております。しかしながら、この放課後等デイサービスについては、これは全国的に不正な請求がされているなど十分な指導ができていないというような指摘が相次いでおりまして、読売新聞の社説でもこの点が取り上げられたところです。神戸市におきましては、実地指導におきまして精査などで返還を求めた件数が38件、4,900万円ということになっております。処分に至った例はありません。

 そこで、こういう状況の中で、放課後デイサービスに対する実地指導を強化していきたいと考えておりまして、3年に1回以上は対象予定の事業者による自己点検、さらに市役所による関係書類の確認、ヒアリング等の上、指導をするということをしております。集団指導も年に1回以上、また通報による立入調査なども行っておりますが、現在の実地指導は書面調査が中心で、より踏み込んだ調査が必要だというふうに考えています。そのたびに、外部人材を活用いたしました新たな課題解決を実施いたします。指導監査体制の強化、1つは外部専門家による巡回支援、もう1つは特別指導監査専門官の民間登用、民間出身の特別指導監査専門官を配置することにいたします。この外部専門家による巡回支援は、作業療法士、臨床心理士、社会福祉士の資格を有する大学の教員の方3名の方に委嘱をいたしまして、市内の全事業者を訪問し、助言、指導していただきます。事業者への個別支援計画や支援方法などの技術的指導、制度理解を図る助言、指導、これを5月からスタートしたいと考えております。このことによりまして、障害特性に応じたスキルアップを事業所の職員の方に行っていただきまして、専門性を向上させるようにいたします。

 もう1つは、特別指導監査専門官、民間人材を登用いたしまして、より効果的な指導、調査方法を確立いたします。事業所の実態把握、あるいは職員による実地指導や、先ほどの外部の専門家の巡回支援に同行いたしまして、そしてその状況を持ち帰って、市の指導、調査手法の改善につなげるということにいたします。特に、運営規模に比べて報酬請求額が多いような、そういう事業所を重点的に巡回する。こういうような方法で、放課後デイサービス等の事業所の今提起されている問題の解決に資するような形で進めていきたいというふうに考えています。

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 まず、変異株の関係でお伺いしたいんですけれども、ちょっと確認させていただきたいのですが、99件調べて英国型が33件で、それ以外が5件と、そういう理解でよろしいでしょうか。

 

職員:

 99件を検査したということです。そのうちの33件が変異株。全て英国型です。

 

記者:

 ①、②、③全部合わせて33ということなんですか。

 

職員:

 表にございますように、①、②に相当するのが7件と26件、合わせて33件です。これ①、②となっていますけれども、全て①です。英国型でございます。③は、その下のE484K変異というところでございまして、前回ご報告したとき5件だったものが、今回の時点では累計10件ということですので、5件が新たに検出されたということでございます。

 

記者:

 それは何件調べたうちの5件ですか。

 

職員:

 E484K変異というやつにつきましては、上のN501Y変異を検出するためのスクリーニングで残った、そこに引っかからなかった検体を一定期間ストックした上で検査をしてますので、何検体というのは言い難いところでございまして、よろしくお願いします。

 

記者:

 感染後にランダムでというよりも、濃厚接触者とかを中心に調べられているということでよろしいですか。

 

職員:

 この時期ではやはり非常に流行期ということではありませんので、保健所が変異株の方を1人確認したらその周りを検査する、濃厚接触者を検査するということをやっておりますので、ほぼ99件中の約30人ぐらいが濃厚接触者であったということで、広く市内の各地点から集まってきた検体を調べたという状況では、この時期ではございません。

 

記者:

 この期間でいうと、クラスターも発生しているのが幾つかあると思うんですけれども、変異株でのクラスターというのはこの33件の中に入っているんでしょうか。

 

職員:

 クラスターで変異株が出ているかという部分につきましては、ございます。件数のほうは3件というふうに確認をしております。

 

記者:

 3件クラスターで、感染者でいうと、3件で何人ということなんですか。

 

職員:

 どこのクラスターみたいな特定につながりますので、控えさせていただきます。

 

記者:

 感染力とかあるいは重症化のやつとかというのは、何か違いは感じられないですか。

 

職員:

 これは統計上きちんと処理をしておりませんので、今の感覚ですけれども、濃厚接触者として調べた感覚では、濃厚接触者の方で陽性の方がやはりかなり多いのではないかと思っております。ですから、世間で言われておりますように、英国型は感染力が強い可能性は現場でも少し感じております。

 もう1つ、重症化ということに関しましては、もちろんこの中で、年齢の高い方で重症の方もおられるんですけれども、まだ少し統計的にも取れておりませんし、まだ患者さんの始めから終わりまでの症状をフォローできておりませんので、まだそこまでは、重症化については、保健所だけではデータ不足というところです。

 

記者:

 ワクチンのほうでお伺いしたいんですけれども、4月12日以降とあるのは、これ、12日から第1回目が始まるという、そういう理解でよろしいですか。

 

久元市長:

 いや、それはまだ未定です。12日以降に始まりますが、12日に始まるというところまでは、まだ言えません。

 

記者:

 会場も決定されたということですけれども、開設時間とかいつから使えるとか、その辺りはもう決まっているんでしょうか。

 

職員:

 今後のワクチン量の供給、それに合わせてでまた考えていきますので、現時点では場所の確定という形だけでお願いいたします。

 

記者:

 例えば、神戸市外の方で、この会場のすぐ近くに働かれている方とかもいらっしゃると思うんですけど、そういう方はここで利用できたりとか、そういうのは、どういうふうな運用になるんでしょうか。

 

職員:

 一応原則として住民票記載の住所のところで受けていただくということですけれども、ご本人が、例えばかかりつけの医者がそちらにあるとかいうような形で来られるという場合であれば、一定こちらの神戸市のほうで受けていただくということは可能という形の制度になってございます。

 

記者:

 集団接種会場については、市外の方というのはあまり受けるというのは想定されてないということですよね。

 

職員:

 特に想定というのは決めているわけではございませんけれども、そういう例があれば、対応はできるという形で考えてございます。

 

記者:

 高齢者施設から順番にされるということですけれど、これは、従事者ということは、従事者、高齢者以外も含まれるということになるんですか。

 

久元市長:

 とにかく、ワクチンの数が極めて少ないですよね。ですから、そんな細かい議論をする意味があまりないのではないかというか、行きわたる数は極めて僅かです。全体の神戸市にある高齢者の施設の入所者の方、それから医療従事者の数の方から見れば極めて僅かですから、ただ、これをどういうふうに配るのかというのは、極めて数が僅かですから、全体から見ればそんなに大きな問題ではないかもしれませんが、そんなに細かい議論は、まだしておりません。

 

記者:

 幾つか教えていただきたいんですけれども、先週、2月12日から2月18日までの変異株の割合が15.2%で、その後21.9%、38.8%と4割近くに上っているわけですけれども、この割合の高まりというか、市長はどんなふうにご覧になってらっしゃいますでしょうか。

 

久元市長:

 これはなかなか判断が難しいところもありますが、神戸市の場合には、陽性者の方の、例えば直近でいうと約7割を変異株かどうかということを検査できているわけです。ですから、かなりカバーしていますから、変異株が広がっているということは間違いないというふうに思います。ただ、この発見された33件のうち、29件が既に変異株に感染をされた方の濃厚接触者ですから、変異株の周囲のおられる方ですよね。ですから、この33件あるいは5件のこの方々が周囲に散らばっているわけではないわけです。そういう方から言うと、これも断定的に言うことはなかなか難しいかもしれませんが、市中に変異株が広く存在をしているというところまでは言えないのではないかと。少なくとも、感染者の38.8%を占めるようになっているということは、これは、変異株が広がっているということは、全体としては言えるということは言えるかと思いますが、それがまちの中に変異株が幅広く存在しているというところまでは言えないのではないか。決してこれは断定的な判断ではありませんが、一応そういうことは言えそうな気はいたします。

 

記者:

 その上でですけれども、緊急事態宣言も解除されて、先ほど市長のお話にあったように、感染者が徐々に微増しているような状況があるかと思うんですけれども、市民の人に呼びかけというか、そういうところはありますでしょうか。

 

久元市長:

 やはり油断をしてはいけないということですね。これは最大のメッセージです。変異株の割合が増えているということ。そして、これは感染力が高いと言われている。そして、実際に新規感染者も増えているということを考えれば、やはり感染予防策を徹底していただくということ。予防の呼びかけの内容は繰り返しませんが、年度末、年度初めを迎えますので、しっかりとした基本的な感染予防策を徹底していただくという、これに尽きるのではないかと思います。

 

記者:

 あと1点。ちょっと細かい点で恐縮なんですけれども、この64件の変異株、これは64人ではないのか。その辺の理解について、ちょっと教えてください。

 

職員:

 1人が1検体ですので、1株とお考えください。

 

記者:

 では、この変異ウイルスに感染された方は、イギリス型64人という理解で大丈夫ですか。

 

職員:

 はい、それで結構です。

 

記者:

 変異株の件で、ちょっと細かいんですけど、濃厚接触者の方、99件中29件が濃厚接触者ということで、これは、市内の新規陽性者はこの2週間で147人ですよね。このうちの変異株の濃厚接触者も29人ということで、変異株の濃厚接触者の方は基本的に環保研で計算されているという認識でいいでしょうか。
 

職員:

 全て検査できているわけではないんですけれども、ほぼ濃厚接触者は保健所が検査をしておりますので、ほとんどが環保研で検査をしていると言ってもらって大丈夫だと思います。

 

記者:

 例えば、ほかにも検査できていない方がたくさんいて、市中の感染者の変異株にシフトしていっているという状況までは言えないということなんですか。

 

職員:

 濃厚接触者の先ほどクラスターになっているかどうかもご質問がありましたけれども、大体はカバーといいますか、囲い込みができておりますので、もちろん、全くそのほかには可能性がないというわけではないですけれども、濃厚接触者として、その方々の濃厚接触者はほぼ把握できていると考えております。

 

記者:

 ワクチンの件で、個別接種のほうなんですけど、かかりつけ医800病院、診療所でやりますということだったと思うんですけれども、現状どれぐらいで実施できそうなのか、見込みというのは出るんでしょうか。

 

職員:

 今現在、連携本部のほうで集計をしてございまして、ちょっと詳しい数字のほうはまだ集計が終わっておりませんで、今現在、依頼もかけているという状況で、ちょっと数のほうは控えさせていただきます。

 

記者:

 前回、市長、発表の際に、直近の検査数に占める変異株の割合というのは5割程度というような印象をお伺いしたかと思うんですけど、前回の会見以降、この10日間ぐらいの直近では、検査数に占める変異株の割合というのはどの程度になっているんでしょうか。

 

久元市長:

 前回は、3月1日に発表した時点では、厚生労働省からは、2月18日までを発表してもいいですよということだったんですね。その後の数字は、これは控えてほしいということで、数字を言えなかったんですけれども、その後、厚生労働省は方針を変えて、それぞれの自治体の判断で、分かったところまでは発表していいというふうになりましたので、これは今分かっている数字。今も現時点で検査をしているとは思いますけれど、発表できる一番最新のものは、これはここの中に入れているということです。

 前回はそういうことで正確な数字は言えなかったんですけれども、半数以上というふうに申し上げたのは、3月1日の直近、2月28日以前の5日間、24、25、26、27、28、5日間の感染割合が52%でしたので、半数以上というふうに申し上げたわけです。

 

記者:

 あと、国の発表との整合を取りたいというところがありまして、国立感染症研究所に結果を送って、了承となれば確定という認識だったんですが、これまでの神戸市内で把握された74件、このうち何件が国立感染症研究所で確定となっているんでしょうか。

 

職員:

 これは全て確定しております。

 

記者:

 じゃ、公表されてはないけど、そのタイムラグがあると思っていたらいいんですかね。

 

職員:

 そうですね。感染研に送りましてから2日程度で承認が得られるというふうにお考えください。

 

記者:

 今の質問にちょっと関連するんですけれども、この分かっている33件のうち、厚労省で発表されているものはどれぐらいなのかというのが分かれば教えていただきたいんですが。

 

久元市長:

 厚労省には私どもは送っているわけです、これは。ただ、厚労省は、これは全国の数字として発表するので、これがつまり兵庫県のものということになると思いますが、それがどの時点で兵庫県の数字を含めているとかというのは、ちょっと私どもはつかみようがありません。

 

記者:

 変異株についてなんですが、クラスターが3件あるというふうにお聞きしましたが、このクラスターは19日以降に発生しているというふうに考えていいんでしょうか。

 

職員:

 クラスターの発生日が、今、手元にありませんので、探せる範囲で探しますので、しばらくお待ちください。19日以降だけではなかったと思います。

 

記者:

 ここ1週間の状況として、陽性数が減りそうなのか、もしくは増えそうなのか、見通しがもし分かればなと思うんですけども、どういう見通しになりますでしょうか。

 

職員:

 保健所で今調査をしておりますので、やはり患者さんの発生は、数が非常に多くはなってないですけれども、変異株の患者さんがおられますので、今、その方々の濃厚接触者の検査をしている部分もありますから、患者数としては少し増えてくる可能性はあると思っております。

 

記者:

 割合というのも増えて? この状況、今4割弱ですけども、それぐらい、もしくはどう見るのか。

 

職員:

 本当に濃厚接触者ばかりになると割合は絶対に増えてくるとは思いますので、割合が増えてくるという表現をすると、市内でN501Y変異がどんどん増えているという感じになりますので、調べた範囲での割合が増えるとは思います。

 

記者:

 分かりました。あと、改めてなんですけども、今後の方針なんですけども、やはりこういった積極的な調査、神戸市としては継続していくという理解でよろしいんでしょうか。

 

久元市長:

 積極的な調査を継続したいと思います。

 1枚前の資料でいうと、神戸市は環保研、シスメックス検査センター、医療機関、医師会検査センターというところで検査をして、ここからどれだけの検体が環境保健研究所に送られてきまして、それで検査できるのかということが、変異株の発生状況を、どれぐらい広がっているのかを調べるポイントです。環保研は当然、自分のところで検査するわけですから全部分かります。それから、医師会とシスメックス検査センターについても基本的には送られてきます。問題は医療機関でして、医療機関の検体を集めるということが、どこの自治体でもなかなか大きな課題なんですが、神戸市の場合には変異株が議論をされるかなり前の去年の5月に、民間病院協会との間で、民間の医療機関との間で検体を提供していただくということに合意をしておりまして、比較的スムーズに、病院で医師が感染者を確認して、法律に基づく発生届を出し、感染者であるということが確認をされた方の検体を提供していただくという、そういうルートが出来上がっています。ですから感染者の方の濃厚接触者かどうかにかかわらず、感染された方の検体はかなりの部分が、今は7割近くになっているわけですけれども、環境保健研究所に送られるルートが、神戸の場合には、これは医療機関等のご協力によりまして確立できているということですから、既にそういうものが出来上がっていますから、この体制で引き続きしっかりと変異株の状況についても、関係者が連携・協力して確認をしっかり行っていきたいと考えています。

 

記者:

 基本的なことで恐縮なんですけども、ランダムではなくて濃厚接触者を中心に調べるというのは、今回発表の前の、2月18日以前のときも同じような基準というか、あれで調べられて?

 

久元市長:

 いや、そうではなくて、濃厚接触者を重点的に調べるということではなくて、結果的に感染者の方の濃厚接触者が多くなっているということです。

 要するに、今は多少多くなっているところもありますが、新規感染者は全体的に少ないわけです。ですから、感染者として上がってくるのは既に感染された方の周囲にいる方、濃厚接触者という方が多いということです。結果的にそうなっているということです。ですから今後、感染状況によってそれがどうなるかというのは分かりません。ですからこれは、結果的には感染経路が、今のところはかなりのところが追えているということとも関連をするというふうに思います。

 

記者:

 変異株について教えていただきたいんですけども、先ほどのお話で、直近では陽性検体の7割を環保研に集約できているというお話で、先ほど、最初のほうのお話で、かつ環保研の体制といいますか、ゲノム解析ができる体制が整っているというお話があったと思うんですけど、この辺り、他の自治体にも機器はあるけど、そこまで踏み込めていないというお話だと思うんですけど、他の自治体と何が違うのかというところをもう少し詳しく教えていただけませんでしょうか。

 

久元市長:

 ほかの衛生研究所の状況をそんなに承知しているわけではありませんが、やはり、前回の会見のときにも所長からお話がありましたように、これは静岡で最初に見つかったんですね。静岡で見つかったときに、所長以下、環境保健研究所の皆さんが、これは決して人ごとではない、神戸でもそういうことが起きるだろうということで、やはりいろいろな研究を、ゲノム解析の研究も進めていただいていたということと、それからゲノム解析の機器も、購入をしておりましたし、それから私も、こういう検査研究体制というのは非常に重要ですので、令和2年度中にも2人、新たにこの分野の専門家を研究所のほうに任用するというふうにいたしました。そういう形で人的な面、それから検査の体制というものも拡充をしたということですけれども、やはり何よりも環境保健研究所の職員の皆さんが非常に大きな問題意識と使命感を持って、このゲノム解析を含めた対応に当たっていただいているということが大きいのではないかと思います。

 それと、やはり病院との連携ですね。これは繰り返しになりますが、やはり病院から検体を送っていただかないと検査できないわけですから、これは病院との連携ということも非常に大事だと思います。

 

記者:

 今回のコロナで、より、先ほどおっしゃいましたように感染研究の重要性というのがかなり高まってきているのかなと思います。神戸はエイズですとか新型インフルエンザ、国内第一例が出たということもあって、そういった意識も高いのかなと思うんですけど、その辺り、今後の環保研の体制の強化とか、市長のお考えをお聞かせください。

 

久元市長:

 さらに体制を強化するかどうかというのは、環境保健研究所、それから健康局とも相談して検討していきたいと思いますが、やはり名称も、これは4月からですね、環境保健研究所を健康科学研究所というふうに名称を変更いたしまして、それから検査に当たっている環境保健研究所の職員の職名も、化学試験員から健康科学研究職というふうに名称を変更して、実際に従事している仕事にふさわしい職名というふうにいたしました。

 それから、コロナ患者を受け入れている西市民病院あるいは西神戸医療センターにもお邪魔をしましたけれども、やはり2009年でしたか、新型インフルエンザへの対応、2009年のときの後ですね、病院の中でも未知の感染症が発生したときにどう対応するのかということについては、その直後から様々な対応をしていただいているということも改めて確認ができましたので、そういう積み重ねということが、まだまだ改善しなければいけないことがあるかもしれませんが、関係者がそういう意識を持って対応していただいているということではないかと思います。

 

記者:

 2点、やはり変異株のことで、1点は今回のことかもしれないんですが、③になっている変異株が5件から10件に増えましたということなんですけど、こちらについては既に分かった方の濃厚接触者であるとか、そういう状況というのは何かおっしゃれることはありますでしょうか。

 

職員:

 まだそこまでできておりません。今、N501Y変異のほうに注力しておりますので、いずれまたこの関係でE484K変異の方の例えば感染力とか、そういったことも見ていかないといけないとは思っております。今のところはまだできておりません。

 

記者:

 そうすると、足元がまた増えている傾向にあるかどうかというようなところは、もう少し分析が必要ということですかね。

 

職員:

 濃厚接触関係は当然追及していくんですけども、このE484K変異は現状ではそれほど大きな問題にならないとは考えております。これは免疫を逃れる、あるいはワクチンを投与した区分に対しての感染力の問題がありますので、今後、これから問題になるかなという株になります。

 

記者:

 あともう1点、これは市長に伺いたいんですが、1日に神戸市として2月18日分までを公表なさって、その後、厚労省のほうで自治体の判断によって公表してもいいということになったということで、それは神戸市が記者会見されたことというのが影響したというか、厚労省の判断について、もしおっしゃれることがあればお願いします。

 

久元市長:

 私自身が厚労省の幹部の皆さんなどとこの件について議論したことはありませんので、そこはちょっとよく分かりません。ただ、いずれにいたしましても、変異株の状況というのは非常に大きな関心事ですから、自治体の判断で公表していいとしていただいたことはありがたいと思っています。

 

記者:

 ちょっと変な質問なんですけれど、変異株をこの間発表されてから神戸市独自でできていたということで、他都市から問合せみたいなのは結構あったんでしょうか。

 

職員:

 いくつかございました。

 

記者:

 それはどういう体制を取っているかとか、そういうことですか。

 

職員:

 あとは陽性件数の出し方とか、PCRの回し方とか、いろんな分野の質問がいろんなところに入っています。

 

記者:

 ファイザーのワクチンのことで、高齢者施設の入所者と従事者を対象にするということですけど、これは各施設に赴いて接種されるということでいいのかをお伺いしたいんですけど。

 

記者:

 現在は施設ということで考えてございますので、ご指摘のようにその施設に出向いてというか、その施設に嘱託医とかがいらっしゃる施設もございますので、その辺は今後検討していくという形で考えております。

 

記者:

 施設数とか対象人数とかは大体どれぐらいになりそうですか。

 

職員:

 その辺についてもこれからになります。

 

記者:

 今回、ポートループの運行が始まるということなんですが、これは将来のLRTなんかにつながるようなものだとお考えになっていらっしゃいますでしょうか。

 

久元市長:

 これは、すぐにはつながらないかもしれませんが、やはり、ぜひこの連節バスの台数とか、あるいはダイヤをより充実させて、そして将来的にはLRTにつなげることができれば、それは非常に夢のある話だと思っています。

 やはり三宮がかなり変わってきますし、駅前が変わり、それからバスターミナルもできる、2号館も解体が始まっていますが、2号館は再整備を進める。東遊園地、それから歩道橋もできて、ウォーターフロントもこれからずっと変わっていく。埋立ても行いまして、2突の再整備もやるということになると、これがやはり大きく三宮からウォーターフロントまでが南北東西大きく変わっていく。そういうことになればここで働く方、それからここを訪れる方が大きく増えていくということになれば、LRTの可能性、つまり採算性が乗る方向に間違いなくいくと思いますから、少し時間はかかるかもしれませんが、LRTの敷設ということもぜひ展望をしていきたい。今、具体的な計画があるわけではないですけど、ぜひ展望していきたいと思います。

 

記者:

 ちなみにどれぐらい先、夢があるという。

 

久元市長:

 そこはまだ分かりません。

 

記者:

 それと、まさに今お話があったウォーターフロントについてもそうですし、4月下旬には三宮のサンキタ通りもリニューアル、ビルもオープンということですが、三宮及びウォーターフロントの進捗状況については、市長としての満足度といいますか、順調にいっているとお考えでしょうか、あるいは急ぎたい、想定よりも早く進んでいるとか、何かそういった進捗についてはどのようにご覧になっていらっしゃいますでしょうか。

 

久元市長:

 率直に言ってどんな仕事でもそうですけれども、コロナの真っ最中ですから、何か満足感にふけっているというような雰囲気は私自身は全くありません。ただ、都心の再整備については、コロナの影響を最小限にしながら予定どおり何とか進められているのではないかと思います。

 JRのビルも決して白紙に戻ったわけではなくて、時期がずれるということですし、それまでの間、この前も駅前に行くまで大変にぎわっておりました。何とか、ほぼ予定どおりの形で三宮ウォーターフロントを含む都心の再整備については進められているのではないかと思います。

 

記者:

 あと、これは議会にもご答弁になっていらっしゃることかとは思いますが、三宮の再整備、三宮にビルを建てるお金があるのなら、コロナで打撃を受けた中小企業の支援に回すべきではないかという議論が一部ありまして、これは財源が違うからテクニカルに難しいの違うかという気もしますが、そういった議論にはどのようにお答えになるんでしょうか。

 

久元市長:

 やはり、今、目の前にある課題、目の前で困っておられる方に対して最大限の支援をするということは当然で、神戸市としては、例えば家賃助成にしましても、第1次の家賃助成にしましても、第2次のときにしましても、ほかの大都市に比べて決して遜色のない、むしろそれ以上のものをやってきているのではないかと思います。

 ですから、今回の第3波に対しても必要な措置に、これを当初予算に、補正も組みました。最大限の対応をしているつもりです。ただ、ポストコロナの危機というのは必ずやってくるわけですから、神戸の経済を成長軌道に乗せていくようなインフラ整備ということは、これはやはりやっていかなければいけないというふうに思いますから、目の前の課題にきちんと対応するとともに、まちを成長させていくような取組みも、これも並行してやっていかなければいけないというふうに思っています。

 

記者:

 あと、すみません、ちょっと細かい確認なんですが、Port Loopの開始に伴って、シティー・ループの値下げが期間限定であるということなんですが、これは誰の負担で行われるものなんでしょうか。

 

職員:

 資料にありますとおりなんですけれども、市バスの普通定期券をお持ちのお客様がシティー・ループをご乗車のときに、この定期券をお示しいただくと現金100円で乗っていただけるというものでございます。

 負担の件でございますが、これはシティー・ループを運行しております事業主体、神戸交通振興のいわゆる運賃の割引という形で実施されるというものでございます。

 

記者:

 Port Loopの関係でちょっと素朴な疑問で恐縮なんですけれども、すごい長いバスなので、例えばハーバーランドとか、そんなに道は広くないのかなと思ったりして、事故の懸念とか、その辺りはクリアされているんでしょうか。

 

職員:

 Port Loopなんですけれども、長さが18メートルありまして、相当長いということで、通常のバスの1.6倍ぐらいの長さになっております。

 安全の面につきましては、バス自体の基準も国の方でもありますし、それに伴って、しっかりしたバスとして造られているということで、まず、走るルートについては、軌跡をしっかり描いてルートを検討したということと、それから、実際に走らせて、必要なところについては、道路等についても改良等を行っているということで、安全には万全を期してございます。

 

記者:

 あと、すみません、放課後等デイサービスのところをお伺いしたいんですけれども、特別指導観察専門官というのは、これはどういったお立場の方を登用されるお考えでしょうか。

 

久元市長:

 まず、福祉の専門家でなくてもいいのではないか。やはり実際に、今なかなか実地に職員が出向いていませんから、そこに出向いて、必要な聞き取りを行って、そして、きちんとしたマネジメントができているのか、経営ができているのか、そういうような目でこの事業所をチェックしてもらうということですから、福祉の専門家ではなくて、事業経営あるいはマネジメントに精通した人材を1人選抜したいというふうに思っております。

 

記者:

 不正請求だと、書類の改ざんだとか、そういう悪意を持ってやられるケースとかもある、そういうのをちゃんとチェックできる人と、そういうイメージでよろしいですか。

 

久元市長:

 そうですね。最終的にそこまで、改ざんしているかどうかということのチェックについては、これはやはり担当部局のほうが監査するということになりますけれど、やっぱりそこまで行く前段階で、何らかのそういう兆候とか、あるいは事業所の規模、あるいは入所者数の規模に応じて請求報酬額が多いところに行って、どこに原因があるのかということを、実際にそこに入っていって見つけるというような、財務あるいは民間経営、あるいは様々な不正のチェックや不正の予防ということに関する仕事の経験がある人ということ、そういう方を、言わばそういう不正が起きている可能性を判断する、その前段階の調査ということをお願いしたいというふうに思っております。

その他の質疑応答

記者:

 神戸市のことでなくて恐縮なんですが、今、国会等でもかなりいろいろ話題になっていますけども、取り上げられていますが、総務官僚の高額接待問題というのがあって、いろいろ問題視されています。総務省出身というお立場でこういった問題を今どのように見ていらっしゃるのかというのを少し市長から伺えたらと思うんですが。

 

久元市長:

今、問題になっているのは、通信行政を担当している部局の問題で、総務省でも私は旧自治省、自治部局におりました。この旧自治部局と通信放送行政の部門ですね、総務省の中ではテレコム、テレコムと言うんですけれども、テレコムの部局との間での人事交流はほとんどありませんし、私もその部門を経験したことがありません。

 総務省の調査も、総務省全体で調査をするのではなくて、通信行政の部門の職員を対象に調査をするということですから、通信行政の部門のことを私はほとんど存じ上げません。ですから、その部門の仕事は経験がないんですけれども、ただ、一度だけ官房の企画課長ということをやりましたときに、これは旧自治、旧総務、旧郵政省の職員が、3系統の職員が一緒に仕事をしておりましたけれども、大変志の高い、また、優秀で能力のある職員と一緒に仕事をした経験があります。

 それと、ちょうど10年前、東日本大震災のときに、テレコムの皆さんは、通信障害、通信の途絶ということが発生したんですけれども、本当にこれは、通信の復旧・回復ということ、本当に必死に取り組んでおられた姿を間近で見たこともあります。

 ぜひ、国民の疑問点を、これは、今、幹部の問題だと思いますけれども、疑問点をしっかりと解明するとともに、ぜひ、体制をしっかりと立て直して、国民の信頼に応えていただきたい、信頼を回復していただきたいというふうに感じています。

 

記者:

 今、神戸市長というお立場で、市の職員に対して、市のほうにも許認可とかいろいろそういう業務もあるかと思いますが、今、職員に対して、伝えたいというか、何か啓発したいようなことって、市長のお考えはありますでしょうか。

 

久元市長:

 総務省の通信行政の職員が、幹部が、ああいう問題が起きたから、職員の皆さんも気をつけなさいなどと言うと、怒ると思いますよね。全然関係がありませんというふうに思うでしょう。それはあまり適当ではないというふうに思います。

 神戸市は神戸市でいろんな問題がありました。例えば、特定の市会の議員からのいろんな圧力の問題とか、それから、パソコンの不正購入のような問題があって、それは、それに対して必要な対応を取ってきたということだというふうに思いますから、今回の総務省の不祥事件と神戸市の職員の倫理やあるいは行動規範ということは無関係だというふうに思います。

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