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更新日:2020年9月24日

定例会見 2020年(令和2年)9月24日

ここから本文です。

市長定例会見の模様をお届けいたします。

 

会見資料はこちら(PDF:6,897KB)

 

 

新型コロナウイルス感染症対策

久元市長:

 よろしくお願いいたします。

 今日、私からお話を申し上げたい案件は3件です。新型コロナウイルス対策、それから東遊園地の再整備、特に「こども本の森 神戸」の建設に着手をいたします。3番目に、ウィズコロナ時代の新たな働き方といたしまして、神戸市役所として副業人材40名を募集いたします。

 まず、コロナの関係ですが、直近2週間の感染者数は48件で、2週間前の31件から17件増加しております。市内の小学校で確認いたしましたクラスターの件数が27件となっております。これを除けば減少傾向にあるというふうに一応は言えるのではないかと思います。今日の新規も3件というふうに承知をしております。

 直近2週間の比較ですが、直近2週間の新規検査数は972件でありまして、3月から6月のピーク時、これが312件でしたから、大幅に検査件数を増やしております。特に神戸市は医療機関、保育施設、福祉サービス、学校などで感染が発生した場合には、これは感染が拡大した場合の影響が大きいですから、国の基準を超えて積極的に検査を行っているところです。直近2週間の陽性件数は同数でありまして、陽性率につきましても、ほぼ横ばいで推移をしております。

 入院、入所患者の状況ですが、9月23日時点で入院は24人、うち重症が3人、入所が5人というふうになっております。直近2週間の比較でも、入院、入所患者数は着実に、今、減少をしております。

 医療提供体制、これも9月23日の時点ですが、病床は120床確保できておりまして、占有率は20%、重症者用のベッドは39室確保できておりまして、占有率は8%というふうになっております。前回申し上げましたのと同様に、神戸市の医療提供体制が逼迫している状況ではないというふうに考えております。

 宿泊療養施設の入所状況ですが、ニチイ学館につきましては100室のうち4室、東横インにつきましては110室のうち1室ということになっております。

 インフルエンザの予防ということが大変大事です。この冬は特に、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症と、同時流行に備える必要があるというふうに考えております。インフルエンザと新型コロナウイルス、これを検査せずに見分けることは困難ですから、医療提供体制の逼迫を防ぐ意味でも、インフルエンザの感染、重症化予防を徹底しなければいけないというふうに考えております。

 そこで、予防接種が10月1日から始まるわけですが、国の考え方では、重症化リスクが高い65歳以上の方などから優先的に接種を開始するよう呼びかけております。神戸市も、この国の考え方に基づきまして、インフルエンザ予防接種時期につきましては、2段階に分けて呼びかけたいと考えております。

 10月1日からは予防接種法に基づく定期接種対象者、これが65歳以上の方です。60歳以上で心臓や呼吸器などに障害のある方、そういう方々に対して集中的に予防接種を実施したいと考えております。10月26日からは医療従事者、基礎疾患のある方、妊婦の方、乳幼児から小学校2年生までの方に予防接種を優先的に実施すると。これら以外の方々につきましては、優先的に接種をする方の後に接種ができるように、御協力をお願いしたいというふうに考えております。

 過去5年で最大量のワクチンの供給が予定されていると承知しておりますが、特に必要とされる方に確実にワクチンが届くように、市民の皆さんの御協力をお願いしたいと考えております。

東遊園地再整備基本設計の策定 「こども本の森 神戸」の建設に着手 ~東遊園地が新しく生まれ変わります!~

 2点目は、東遊園地の再整備を行うこととしておりまして、「こども本の森」、この建設に着手いたします。従来から御説明をしておりますように、建築家の安藤忠雄先生が東遊園地に、御自身が設計をされます子供のための図書館を造っていただく、そして神戸市に寄附をしていただくということになりました。この図書館につきましては、正式な名称といたしまして、「こども本の森 神戸」という名前にしたいと考えております。この名前は安藤先生御自身の御意向を踏まえたものです。

 東遊園地は神戸市にとりまして非常に大事な場所です。旧居留地にかつて住まわれた外国人の求めで造られた、明治初期に開設された公園です。外国人によりまして、神戸にスポーツ、レクリエーションが展開され、そして当時の社会貢献活動を今に伝える歴史的な場所でもあり、また神戸の中心部にある公園として多くの市民に利用され続けてきました。この再整備につきましては、公園を4つの広場に再構成するとともに、「こども本の森 神戸」を含む新たな施設整備を行い、魅力を創出していきたいと考えております。

 整備の全体、これは東遊園地全体の大まかな構成を御覧いただければというふうに思いますが、4つの広場にエリア分けをして整備を進めていきたいと考えております。1つは芝生ひろばです。これはもともとむき出しのグラウンドだったわけですけれども、市役所の上から見ましても、当時は本当に利用する人は少なかったように思います。昼休みも大体、ぱらぱらとランニングしているのは神戸市の職員ぐらいだったんです。それが、民間の方からも提案もありまして、芝生ひろばにいたしましたところ、かなり利用者の方が増えました。これをさらに再整備をしたいと考えております。

 次のパースは、この現在の芝生ひろばから1号館側を見た、南側から見たパースですが、老朽化した立体トラスを撤去いたしまして、もちろん芝生ひろばは今と同程度の面積を確保いたします。フラワーロードに面したこのエントランスからアプローチしやすいような、そういう構成にしたいというふうに考えております。

 このみちひろばというのが次のパースなんですけれども、現在はこのフラワーロードと、それから公園が、樹木がかなり密植されているために分断感があるという指摘をかなりいただいてきました。そこで、このフラワーロードから面したエントランスから園地への見通しを確保して、開放感のあるエントランスにしたいというふうに考えております。木の枝が大きく広がるように管理をいたしまして、その下に固定式や可動式のベンチ、あるいはテーブルを置きたいと考えております。ここに、この前もキッチンカーを展開いたしましたし、木陰で思い思いの時間を過ごしていただく、小規模なイベントもここで行えるようにしたいと考えております。

 次は見晴らしひろばですが、この見晴らしひろばの地下には駐車場がありまして、この構造物の関係で高低差があります。この高低差を生かした、芝生ひろばに向けて見晴らしのよいテラスを整備したいと考えております。デッキテラスには眺望を楽しめるような固定式のテーブルやベンチを設置いたしまして、この近隣で働く皆さん、あるいは神戸に来られる来街者の皆さんが緑の中でのんびりと時間を過ごしたり、ランチを楽しんでいただけるような、そういう場所にしていきたいと考えています。

 そして、この「こども本の森 神戸」です。ここではこの「こども本の森」と、そして花時計、これは今の花時計をここにそのまま置くわけですが、この「こども本の森 神戸」、そして花時計を中心に、子どもたちが思い思いに本を外に持ち出して、花と緑の中で読書ができるように、建物と園地の一体感が醸し出るような、そういうデザインにしたいと考えております。「こども本の森 神戸」とともに、この場所が子供たちにとって魅力のある場所となるように、ユニークな遊具、あるいは水遊び場、キッズガーデンなどもここに配置をしたいと考えております。

 昨年の9月でした、安藤忠雄先生からこのありがたいお申出がありまして、子供たちが豊かな感性、そして創造力を育む、このことを目的とする施設として、今年の6月には議会で議決もいただきました。この「こども本の森 神戸」ですけれども、安藤忠雄先生のデザインの建物とともに、KIITOあるいは東遊園地再整備に伴い設置される周辺の施設とも連携をいたしまして、新たな人の流れをつくり出していきたいと考えております。

 昨日、この「こども本の森 神戸」については、仮囲いを行って準備工事に着手をいたしました。11月に本格着工したいと考えております。それから、公園の北側にはにぎわい拠点広場を設けます。パークPFI制度を用いまして、民間事業者の公募を行い、そしてその民間事業者がにぎわい施設の設置、管理運営を行っていただくことにしております。昨年の9月に事業者が決定をいたしまして、カフェの利用、ディナー利用まで可能な飲食機能を備え、芝生の演奏会やいろんなセミナーなどのイベントプログラムをフレキシブルに行えるような、そういう施設整備と運営を行っていただきたいと考えております。東遊園地北側のエリアの完成に合わせてオープンをさせます。

 最後に、この東遊園地の南側に新たな遊歩道、歩道橋です、税関前歩道橋を造ることにしております。平成30年12月に最優秀作品も決定をいたしました。現在、設計作業が行われております。都心とウオーターフロント、そして公園同士をつなぐ、そういう歩道橋となるように設計をし、国道2号、阪神高速のこの橋脚による分断感、これを少しでも緩和するデザインにする、人の流れに合わせたなめらかな平面設計と低い高さ、エレベーター、サークルベンチを設置いたしまして、これまでにない歩道橋を造る、夜間景観にも配慮し、ビュースポットとなる明るい歩道橋を実現したいと考えております。

 今後のスケジュールですが、先ほども申し上げましたように、「こども本の森 神戸」、9月に建設に着手をいたします。来年の6月からは北側工事に着手をし、そして、令和4年春には「こども本の森 神戸」がオープンをいたします。そして、秋にはにぎわい拠点施設、仮称ですけれども、「URBAN PICNIC」を、これがオープンをいたします。翌令和5年夏には税関前歩道橋が完成をし、秋には東遊園地全体が完成をいたします。

 本当に歴史あるこの東遊園地が、これまでのよさを大切にしながら、さらに魅力のある、にぎわいのある公園となるように取り組んでいきたいと考えております。

「テレワークOK」Withコロナ時代の新たな働き方 神戸市役所は「副業人材」40名を募集開始します

 3番目が、神戸市役所として、副業人材、40名を募集したいと考えております。

 社会的背景ですけれども、これは私どもの受け止めですが、このウィズコロナ時代の中で、やはり働き方、あるいは働き方と密接に関連をした暮らし方というものも変わってきている、変わりつつあるのではないか、これからも変わっていくのではないだろうか。

 それは、1つはテレワーク、あるいはワーケーションというものが普及をして、1つの場所、1つの会社で、そこだけで仕事をするというやり方から、働く場所も、自宅とか、あるいはサテライトオフィスとかというようなというようなところにも変わってくる。さらに、様々な通信手段が開発をされまして、遠くにいてもZoomなどのこういうシステムを使ってコミュニケーションを取ることができる。東京にいても神戸の仕事ができる、神戸にいても兵庫県内の様々な地域での仕事ができる、そういうような時代になってくると、これはもう1つの会社、1つの自治体で、その会社、あるいは自治体の仕事だけをするという時代から、副業を積極的にすることができる、あるいは副業をするということが御本人にとっても、あるいはその方が所属をする会社や自治体にとっても有益であると、そういうような時代になってきているのではないかということが1つです。

 もう1つは、やはり東京圏に人材が集中をしています。特に、テクノロジーがこれから進化していきますが、このテクノロジーの進化を支える人材、それから、そういうテクノロジーの進化を支える分野など、いわゆる都市型創造産業と言われている分野の人材は東京にかなり集中しているというのが実態です。こういう、現にあるこの東京の人材の偏在というものも、これもこのウィズコロナ時代の中で見直されてきている。これ、極めて東京の狭いエリアにそういう人材が集中して仕事をするというような、そういう働き方というものが、あるいは暮らし方というものがウィズコロナの時代の中では見直されてきている。そして、さらにこれは、そういうような傾向というのは、今後とも続いていくのではないだろうかというふうに思います。

 そして、行政も、これはもう従来から言われていることですが、行政ニーズが多様化、複雑化しています。これを解決していくには、この複雑化、多様化している分野や、あるいは様相に対して、専門的なスキル、そして専門的な分野に関する経験を持った人材というものがやはり求められている、そういうような行政の側における変化というものがあるのではないかと思います。

 そういう中で、外部の人材を獲得していくということが非常に重要です。神戸市は従来からこういう外部人材の活用ということ、特にここ数年、進めてきました。そして、これからはこういうような社会情勢の変化、そして、人材獲得競争に対応するためには、正規職員採用方法を、これを多様化していく必要があるのではないだろうか。

 例えば、既にデザイン・クリエイティブ枠というものも枠を設けて、いわゆる芸術系、あるいはデザイン系の人材に入ってきてもらっています。そして、民間人材も活用をしてきていますけれども、これはジョブ型雇用だというふうに申し上げていいと思います。多くの会社、そして国や自治体もそうですけれども、いわゆるメンバーシップ雇用と呼ばれる雇用方法で、一括採用試験を受け、そして、この1つの組織の中で、職場を変えながらスキルをバックしていく、そして、様々な職場で経験を積んで、昇進をしていくという、このメンバーシップ雇用が一般的です。

 しかし、先ほど申し上げました社会背景を考えれば、やはりその分野について専門的な知識を持っている人材が求められまして、神戸市に入ってきたら、おおむねその分野、あるいはもっぱらその分野についての仕事をしていただく、そういうジョブ型雇用というものが求められる時代に入ってきている、そういうように申し上げていいのではないかと思います。

 そして、このジョブ型雇用の方は、全ての人材がそうではないかもしれませんが、転職を前提にしている。日本はアメリカのような、リボルビングドアと呼ばれるような雇用形態はまだ到来していませんが、しかし、そういう方向に社会全体が進みつつあるということも事実です。そういうような社会の変化、そしてあるべき行政の姿を考えたときには、やはり多様で有能な職員集団が求められるわけで、そういう職員集団の形成をする取組が求められるのではないかと思います。

 これまでも神戸市は、ジョブ型雇用の考え方に基づく民間人材を積極的に登用してきました。平成27年度以降65名の民間人材を運用しています。その分野、チーフ・イノベーション・オフィサーとか広聴専門官、広報戦略アドバイザー、アフリカ神戸リエゾンオフィサー、クリエイティブディレクターなど、様々な分野の民間人材を登用し、そしてプロパー職員の皆さんと一緒に活躍をしてもらっています。最近公募いたしましたイノベーション専門官のポストでは、一部の民間企業に比べればかなり待遇がいいとは言えないと思うんですけれども、700倍を超える倍率ということになっています。そして現在もデジタル化専門官3名を募集中ということになっています。

 そして、そういうような積み重ねの上に、また違う発想で民間人材を活用する方策として、副業人材の募集を開始することにしました。そして、まずは広報業務に関する副業人材を募集いたします。40名程度、そして業務時間は月に大体数時間を予定しております。広報の分野で人材を募集するということなんですけれども、民間企業の社員、あるいはフリーランスとして働いている、広報に関する専門的なスキルや知識を持つ人材を募集したい。そして、ホームページのモニタリングや動画の企画に携わっていただく。原則として登庁を伴わないオンラインでの業務委託という形にしたいと考えております。

 具体的には、1つはホームページのモニタリングです。残念ながら、今の神戸市のホームページは、大分改良を重ねてきていますけれども、まだまだ分かりやすい、便利、検索しやすいというようなものにはなっていません。これは我々が、職員の皆さんも、特に自分が担当している分野のホームページが分かりやすいかどうかということはもちろん主体的にやらないといけないわけですけれども、また違う目で、外部の目から見て、市民目線に立って、そしてホームページを見るのは神戸市民だけではありませんから、ホームページを見る側の視線で分かりやすいかどうか、検索しやすいかどうか、必要な情報が提供されているかといった様々な視点で点検作業を行っていただく。

 それから2番目が記事の制作、インスタグラムやLINEの記事を制作していただく。特に神戸の魅力を発信する、街、特に神戸の食の魅力、こういうものも発信していただくための記事の制作。

 もう1つは、神戸市の施策を分かりやすく説明するPR動画を企画し、そして構成も考えていただく。それから広報媒体、例えばSNS広告用のバナーのデザイン制作をする、こういうような分野、おおまかな目安ですけれども、主にこういう分野について40名程度の募集をしたいと考えています。

 例えば、職員採用ページも、非常に分かりにくかったのを最近改善したわけですけれども、こういうものを、膨大なページがありますから、外部の目でぜひ見ていただきたいと考えています。

 公募は今日から行います。11月1日までです。サイトも既に用意しておりますので、この記者会見の後にアップをするということにしております。

 この提案は、東京一極集中、東京に集中している人材を地方に分散するということについての、神戸市としてのささやかな提案です。ささやかな提案ですけれども、こういうような提案がいろいろなところから行われるということが望ましいのではないかと考えています。そして、東京の人材が神戸などの地方の大都市、あるいは様々な地域の仕事に副業人材として参画するということは大変意義のあることなのではないかと思います。そして神戸は、東京にいる人材の神戸への移住・定住を勧めています。あるいはUターン、Iターンを考えておられる方、そういう方にぜひ神戸に移り住んでいただきたいと思っています。1つの受皿が六甲山上スマートシティであり、もう1つの受皿が里山居住ですけれども、もちろんそれに限られたことではなくて、神戸のそれぞれの魅力のある地域に移り住んでいただきたい。まず神戸での仕事を副業としてやっていただいて、そうすると神戸につながりができますから、そういうきっかけをつくって、そして神戸への移住につなげていただくということにも資するのではないかと思います。

 

 3番目に、この副業人材の皆さんから様々に提案をいただいて、そして実際に目に見える形での成果物を作っていただくということは、これは神戸市の職員の皆さんの働き方改革や行政の高度化ということにもつながっていくだろうと思いますし、そのことによって、時代のニーズに合った効果的な市民サービスを創出していきたいというふうに考えております。

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 まず、今回の副業の募集についてなんですが、あまり例として聞いたことがないんですけども、神戸市でこういった形で副業で募集するというのは初めてになるのでしょうか。また、ほかの地域で同じようなことをされているような事例というのは、聞いたことはあるのでしょうか。

 

久元市長:

 もちろん、個々の仕事を外部に発注するということは行われていますが、こういう副業という形で、まとまった形でこれだけの人数を、こういう真正面から副業という形で人材を募集するというのは初めてです。

 自治体としての例は初めてと言い切れる自信はありませんが、恐らくあまりほとんど例がないと申し上げていいと思います。ないということを証明するのはなかなか難しいんですけど、恐らく、私自身は聞いたことがありません、ほかの自治体でこういうことをやっているということは。

 

記者:

 ありがとうございます。

 もう1点なんですけども、リモートワークという手段を使うことになるとは思うんですけども、勤務地という地理的な制限に縛られずに人材を求められることについてのメリットはどういったことと改めて考えているのでしょうか。

 

久元市長:

 やはり特に広報戦略ということについては、常に新しい発想が求められるということと、それから出し手本位ではなくて受け手本位の広報でなければいけないのですが、神戸市に限らず、自治体の広報というのは、どうしても伝えたいことが内容になってしまう傾向があるんですね。職員の皆さんがこんなにいいことをやっている、こんなに一生懸命やっている、それを伝えたいということが広報のメインになってしまう。そのことが情報の受け手から見て、それは本当に求めている情報なのか、あるいは、求めているけれども、分かりやすい内容になっているのだろうかというのは、これはまた別問題ですから、この情報の受け手の発想というものを取り入れていくということが重要ではないかということと、やっぱり専門的スキルですよね。行政のニーズあるいは行政サービスの内容というのはどんどん多様になり複雑になり、しかも、求められる変化のスピードというものが非常に激しくなっていますから、それに必要なスキルを持った人材というものを、これを自治体の中で全て職員が習得し用意するということには、やはり無理な時代になってきたのではないかと思います。そういう専門的スキルを持った方、そういう仕事を専ら会社でしている、もしこれを、時間的余裕があるのであれば、あるいは勤めている会社の御理解が得られるのであれば、ぜひそういう問題意識を持った神戸市において活用していただきたい、そういう意図です。そして、先ほど申し上げましたように、例えばウェブサイトも情報の受け手という目線で、よりいい形で更新され改善されるのではないか。非常にレベルの高い動画、分かりやすい動画というものも作られて、神戸市が力を入れている施策をより分かりやすい形で市民やあるいは外部の皆さんにも発信することにつながるのではないか、そういうふうに考えています。

 

記者:ありがとうございます。

 もう1点なんですが、改めて、特に東京集中というのは市長もおっしゃられてますけど、まずそういった人材を何とか神戸市に持ってきたいというのは、やはり一番の意向としてはあるんでしょうか。

 

久元市長:

 最終的にはそういうような効果も狙っていますが、まずは東京、東京だけではありませんけれども、東京など、それぞれのお住まいの場所で、本業として仕事をされている場所にいて、そして神戸市のこういう広報関係の仕事をしていただき、この神戸市の広報の戦略というものをより高度化させていくということにつなげてほしいということです。そして、そのことが神戸市への移住・定住にもつながっていければ、それはそれで大変ありがたいと思います。

 

記者:

 ありがとうございます。

 

記者:

 副業について、もし聞き逃していたら申し訳ないんですけども、報酬は何かインパクトがある数字だったんでしょうか。

 

久元市長:

 報酬は、例えば動画の制作をするとか、こういう成果物を出してもらうような仕事というのは、現時点では、これもホームページでアップするのかもしれないですけれども、これについては一月に10万円を考えています。それから、ホームページのモニタリングなどは、これは月に1万円を考えています。これは特に勤務時間とか拘束時間というものはありません。これはとにかく成果物を出していただくということをお願いしていくというものです。

 

記者:

 今の関連なんですけど、今回、広報業務で副業人材を募集すると。考え方としては、その専門的な知識が必要なところというのに広報課の副業人材を将来的に増やしていくとか、その辺りのお考えはどうでしょう。

 

久元市長:

 もちろんあります。これがうまくいけば、ほかの分野にも広げていきたいと思います。

 

記者:

 今、行革で、職員の数を適正な数に減らしていくという中で、こういう副業人材を増やし、正規の職員が減っていくということに対して、それが目指すべき方向性だというふうにお考えですか。

 

久元市長:

 正規職員を減らすたびに副業人材を募集するわけではありません。繰り返しになりますけれども、この行政サービスの内容を、この行政の出し手本位に、いわゆる職員目線ではなくて、市民目線あるいは消費者目線、出し手目線ではなくて、情報の受け手目線ということに変えていくということが目的です。

 

記者:

 例えば、あと、どういう業務にこういう人材を入れていくのがいいという。例えばの分野があれば。

 

久元市長:

 今のところは特に。まずこれをやってみて、これは今日から募集をして、11月までに採用して、すぐに仕事が始まるわけですから、これがうまくいくのかどうか、成果が上がるのかということも見た上で、ほかの分野を考えたいと思います。ただ、私自身は、先ほど申し上げたような要請というのは普遍的にあるし、そして、仕事のやり方というものを先ほど申し上げたような視点で変えていかなきゃいけない分野というのはあるし、そういう分野はほかにもあると思います。

 

 ただ、この行政の中の専門的人材がしっかり要るという分野は、それは、これも全く可能性としてないとは言い切れませんが、比較的必要性は薄いのではないだろうかというふうに思いますね。行政のプロとしての人材がしっかり要るということは、これは優先順位としては落ちるのではないかと思います。

 

 かなり高い専門性というのが求められているけれども、抽象的な答えになりますが、非常に高い専門性が求められているけれども、行政の中で、残念ながらそういう人材を養成してくることができなかった分野、特に神戸の場合には、情報システム系の人材が不足をしておりました。これは前も申し上げましたかもしれませんが、1995年という年はWindows95が発売され、「インターネット」が流行語大賞になった年。その年に神戸は震災がありました。ですから、神戸市役所もそういうネット社会の取組とかが遅れた。これは、神戸市がさぼっていたというわけではなくて、震災ということがあったことの結果ではないかと思います。その結果、この情報システムというものに関する人材が必ずしも育ってこなかったので、それで、先ほども申し上げましたように、この情報システムの分野で外部人材をかなり登用してきて、そして、この神戸市の情報システムの仕事の内容というのはかなり高度化されることになったというふうに思います。これは、民間人材の登用の考え方なんですけど、副業人材についてもほぼ似たような考え方が当てはまるのではないだろうかと思います。

 

記者:

 ちょっとごめんなさい、さっき説明にありましたけど、この方たちのイメージとしては、期間限定で必要な時期だけしていただくというようなイメージなんでしょうか。

職員:

 業務によって、例えば動画を撮影する、写真撮影するというようなケースであったら、1回きりというケースもあります。一方で、先ほど申し上げた中で、動画の企画、構成作家のようなお仕事ですね。どういう動画を作れば、一番市民が見て分かりやすいようになるのかというような仕事であれば、これは少しやっぱり期間を置いて、1か月、2か月みたいな仕事になってくると思います。

 

 一方で、先ほど申し上げたようなスポットの仕事であっても、この方の写真いいなとか動画いいなと思ったら、当然、神戸市としては、積極的にそういう方に発注するというか、仕事していただきたいなと思っています。ケース・バイ・ケースという形になると思います。

 

記者:

 新たに広報課に40人ということで、かなり広報課の仕事が減っているのかなというふうに思うんですけれども、今後の市の職員としての働き方として、どういった仕事に取り組んで、どういった働き方をしていくのが理想とお考えでしょうか。

 

久元市長:

 この副業人材を入れることによって、神戸市の職員数を減らしたいとか、そういうことは考えていません。ただ、広報戦略部長は嫌な顔をするかもしれないですけど、副業人材を40人入れることによって、そして、今、広報課の職員のやっている仕事がかなり置き換わることになれば、あれば、ちょっとぐらい削減することにもつながるかもしれません

 

記者:

 現状、市の職員が、今、自分の専門分野ではない、例えばホームページの作成だったりを行っているかと思うんですけど、それを外部委託することで、市の広報課の職員の方々にはどういった仕事に注力してもらうのが理想というふうになるでしょうか。

 

久元市長:

 これは外部委託ではないんですよ。広報課の職員がやっている仕事を、その仕事を外に出すのではないわけです。要するに、全く新しい発想の提案をしてもらったり、あるいは注意喚起をしてもらったり、中には、動画を作ったり、新しい企画をするということを新しくやってもらうということなんですね。ですから、これは、広報戦略というものをかなり画期的に高度化するということを狙っているので、今、広報課の職員がやっている仕事を外に出すということではないんです。こういう外部委託というのは、既に至るところで行われているわけです。この業務を外部委託するというのは、指定管理者もそうですし、そういうものではないということです。

 

記者:

 分かりました。

 あと、関連なんですけど、今までの民間人材の活用と、今回の副業人材の違いがちょっと分かりにくくて、今までの民間人材の方で、東京を拠点にやられている方がいらっしゃったのかなと思ったんですが、その違いを教えていただけますか。

 

久元市長:

 今までの民間人材は神戸市の職員でして、神戸市の職員としての身分を持ち、そして基本的には神戸市が指定をする勤務場所で仕事をしてもらう、大部分の職員は神戸市の市役所、区役所、環境事業所、建設事務所などがありますが、指定された仕事で、基本的には決められた勤務時間仕事をすると、その間拘束をされる、職務専念義務があるということです。神戸市以外の勤務場所を命じる場合もあります。東京事務所の職員とか、今おっしゃったのはエバンジェリストの2人だと思いますが、その人は東京という勤務場所を指定されて、そこで神戸市の職員として仕事をしているわけです。上海で仕事をしている職員も天津で仕事をしている職員も、それから市役所で仕事をしている職員もいます。

 

 この副業人材は、本来、自分のされているお仕事があって、その仕事に支障のない範囲で、つまりその会社が認める範囲で、基本的には時間外で神戸市のお願いをする提案をしていただいたり、業務に当たっていただくということで、この方は、これは請負になるんですね。

 

職員:

 はい。

 

久元市長:

 請負になるので神戸市の職員ではありません。神戸市の職員にするという方法もないわけではありませんが、その方法は取らずに、これは請負という形で、神戸市の職員の身分を持たずに神戸市の仕事をしてもらうということです。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

 副業人材についてなんですけれども、応募から採用までのフローといいますか、11月1日にもう仕事を開始されるということで、どういった形で選考なりを行っていくのかなということを伺ってもよろしいでしょうか。

 

職員:

 今日から応募を始めまして、実際どれぐらいの方の応募が来るのか、人数が分からない部分はあるんですが、基本的には経歴であるとか、今までやったお仕事がどんなものであるのかというのを、まず書類で確認させていただいて、ウェブで申し込むことになるので実際は画面で確認することになるんですけど、それで、この方、いいなと思うような方があったら、さらに面接をして、実際どういう方かというのを確認してから、それで実際の仕事をお願いするという、そういう流れになります。

 

記者:

 これは、面接というのはウェブ面接で。

 

職員:

 ウェブ面接です。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

久元市長:

 職員採用の方法は、これは採用ではないわけですけども、選抜の方法はさっき御覧いただいた、このチーフ・イノベーション・オフィサーとか、イノベーション専門官とかPRプランナーとか、これは相当経験を神戸市は重ねてきていますから、そういう人材選抜のノウハウのようなものは既に神戸市はかなり蓄積をしている、重ねていると思います。

 

記者:

 専門的なスキルのことなんですけれど、今回、広報の仕事で1から4までありますけれど、どういったスキルとか経歴の方を想定されているのかというのをお伺いしたいんですが。

 

職員:

 基本的には同様の業務を、今お勤めの民間企業ないし、あるいはフリーランスという立場でやったことがあるような方というのを考えています。

 

記者:

 要は、SNSとか広報紙の記事制作とかだと、神戸のこと分かってないとできないかなと思うんですけれど、こういう人たちはどういう形で、神戸に来てもらって仕事してもらうような形になるんでしょうか。

 

職員:

 実際、市役所に来てもらってというのは想定してないです。ただ、これはあくまでオンライン上でやり取りをして仕事をやっていただくという形になりますので、東京でも働くことができますし、あるいは神戸にお住まいの方で、これに手を挙げて、副業で神戸市役所のこういう仕事をやりますということもできます。それは恐らく、両者混ざってくるような形になるのではないかなと思っています。

 

記者:

 副業人材の関係で、先ほど神戸市、行政の中で人材を養成することが、うまくすることができなかった部分や、情報システム系の人材が神戸市の場合、不足していたけれども、外部人材を登用することでかなり高度化することになるというお話がありましたが、実際、職員の方自身のスキルアップという部分にも外部人材の方が、純粋に仕事として彼らがやっている部分と、あと、職員に不足している部分を底上げするというような、そちらの部分も恐らく必要であって、そういう効果が今まであったかと思うんですけど、今回のお話はオンラインですし、働き方がちょっと違うと思うんですが、外部人材そのもの職員に対するプラス効果というような部分も期待されて、これまで採用されてきたということがあったのか、ちょっと趣旨がずれるかもしれませんが、その辺りをお伺いします。

 

久元市長:

 そうですね、例えばデザインクリエイティブディレクター、これも今は2代目か3代目になるのかもしれませんが、このデザインという面でプロパーの職員の皆さんに例えば研修をしたり、個別のポスターの相談にも乗っていただいていると、深めてきたと思いますね。これ、間もなく撤去しようと思っているんですけど、地下鉄のホームに交通局が持っている広報スペースがあって、それの多くが空いていたんですよ。空いていたり、交通局のどうでもいいような看板を置いていたりするので、これは有効活用したほうがいいと思いまして、デザインクリエイティブディレクターに相談しました。あっという間に非常にいいデザインを作ってくれましたね。例えば、鳥獣被害ダイヤルは何番ですよとか、それから子育て相談は何番ですよみたいな、あっという間に作ってくれましたね。それは職員自身が企画したりすることもあるし、あるいはこういうようなものは外部に発注することもあるんですけど、外部に発注するときにもこういう点に留意をしたほうがいいですよというようなアドバイスを多分してくれているのではないかと思います。

 

 ですから、外部から来ていただいている皆さんと、プロパー職員の皆さんがそれぞれ得意分野、職員皆さんの得意分野があるわけですから、違う種類の皆さんがやはりお互いに学び合って、お互いに教え合って、行政全体としての専門的知識や全体としての力を高めていくという意味では、外部人材の登用というのはかなり効果があると思います。

 当然のことながら、それぞれの専門的分野での研修というのはしっかりやっていかなければなりません。それをおろそかにするというつもりはありません。

 

記者:

 「こども本の森」のほうをちょっと伺いたいんですけれども、とっくの昔に出ている話かもしれないんですけど、東遊園地を再整備しようという計画というのはどういうニーズがあってとか、そんな話は出ていますか。

 

久元市長:

 これも、じゃ、局長から。

 

職員:

 東遊園地の再整備につきましては、都心三宮の再整備を進めていく中で、都心の貴重なオープンスペースである東遊園地をリノベーションすることによって、港と町をつなぐというようなことにも取り組んでいかなければいけないという中で再整備に取り組もうということになっております。その中で基本計画の段階でも、南側のゾーンに何らかの拠点施設がいるのではないかという議論の中で、安藤忠雄先生からの非常にありがたい御提案があり、そういう意味では基本計画の趣旨もマッチするような形で、「こども本の森」図書館が整備されると理解しております。

 

久元市長:

 これは都心の再生ということに取り組んで6年ぐらいになるかと思うんですが、三宮の駅前だけでなくて、三宮からのフラワーロード沿いの人の流れ、にぎわいというもの、回遊性というもののメリットを考えたときに、どうしても現在は三宮駅から大体国際会館ぐらいまでにはたくさんの人がいるけれども、そこから南は余り人通りが少なくなります。これを人の流れを南から北へ、北から南へというものをつくっていくとしたときに、まず、老朽化している2号館を民間活力も入れながらにぎわい施設を造っていく。そして、市役所の南にある東遊園地もフラワーロードからの何かというものもあるので、より連続性のある形で整備をする。

 

 そして、東遊園地の南側には2号線と阪神高速3号線があって、これも分断感があるので、これもできるだけそれを緩和するような歩道橋を今設計中であるわけですね。そして、ウオーターフロントもこれからどんどん変わっていくと、今既に新港第1突堤基部の建物は大分見えてきました。既に第1突堤はできていますし、これから第2突堤、それからフェリーターミナルなどの再整備ゾーンも行うと。ウオーターフロントもこれから大きく変わっていくとなると、人の流れ、回遊性というものをつくっていく、そのときに東遊園地も非常に大事な場所であるので、そういう都心全体のまちづくりということの一環として再整備構想を、先ほど局長からお話がありましたようにつくることにしたということです。

 

記者:

 「こども本の森 神戸」というのは、今年中之島にできたやつのようなやつが神戸にできると、そういうイメージでいいんですかね。

 

久元市長:

 安藤忠雄先生は、まず、中之島の本の森を提案して、ごく最近オープンいたしましたね。恐らく大阪の子供たちへの思い、そして、神戸の子供たちへの思いというものを持たれて設計されたと思いますから、やはり考え方は通計しているのではないかと思います。

 

記者:

 寄附というのはどこまで寄附なのか、一切の費用が寄附という形ですか。

 

久元市長:

 これは建物を寄附していただくということです。安藤先生が設計していただき、そして造っていただいた建物を神戸市が寄附を受けるということです。ですから、図書の購入とか、それから図書館の運営というものは、これはまた別途、今度神戸市が寄附を求めたりしながら、そして神戸市も必要な財政負担をして運営していくということを考えています。

 

記者:

 建設費用は寄附になるんですか。

 

久元市長:

 建物を寄附していただくということです。

 

記者:

 あと、会見の資料の見出しにも「こども本の森 神戸」の建設着手日が書かれていますし、市長も先ほど熱心に御説明されていたのですが、市長としても東遊園地の再整備の中でも目玉になるんじゃないかという思いとか、この図書館が建設されるに当たっての御心境というか、その辺り、どれぐらい楽しみにされておりますか。

 

久元市長:

 これは大変楽しみにしておりますし、感謝しております。1つは、子供たちが本に親しむということです。残念ながら、物心ついたときからスマホをずっと見ていたり、ゲームに、ゲームが悪いわけではありませんが、長時間ゲームに夜中まで浸っているという傾向が出てきていますが、やっぱり子供、特に幼年時代、少年・少女時代にやっぱり本に親しむということは、大変これはいろんな意味で大事なことだという、そういう理解は共有されていると思います。そういう機会を神戸の子供たちに安藤忠雄先生が提供していただく、プレゼントしていただくということですね。

 そして、先ほども申し上げましたけれども、開かれた設計をして、本を図書館から持ち出して、花都計の前か公園のベンチに座って本を読むというのが、すごくこれは子供たちにとっては意味のある時間と空間をいただくことになるのではないかと思います。

 

記者:

 すみません、あと1つだけ。

 中之島にあるやつもすごいきれいなのは御存じだと思うんですけど、そういうのがすぐ近くの東遊園地のところにできるというのをイメージされると、やっぱりわくわくされるものなんですかね。

 

久元市長:

 もちろんわくわくします。私も、はるか昔ですけど、子供のときにゲームに親しんだり、動画を。動画の内容とか筋書というのは本当に鮮明に覚えているものですね。やっぱり子供のときの読書の経験というのはすごく大事なものではないかなというふうに思います。

 

記者:

 人の流れとかもちょっと変わるかなと思ったりはされていますか。

 

久元市長:

 一気に、先ほど申し上げたような建物ができるわけではありません。順番にできていくということにもなりますし、少し時間をいただくことになりますが、確実に、こどもの図書館は比較的早い時期に完成をします。その後、順次いろんな施設が、2号館の跡の施設、ここには音楽専用ホールも入るわけですが、あるいはホテルなども想定されるわけですけれども、この2号館の再整備、東遊園地の整備、歩道橋、そして、ウォーターフロントというものの整備が進んでいけば、間違いなく神戸の都心は大きく変わる、にぎわいもさらに増していくことになるというふうに確信をいたします。

 

記者:

 図書館、「本の森」の件で、内容なんですが、例えば震災に関する本のコーナーを設置するですとか、何か図書館の内容に関しては構想というのはあるんでしょうか。

久元市長:

 いえ、まだこれから、安藤先生の御意見もお伺いしながら、図書館の内部について、内部の仕様とか本の種類というようなことは考えていきたいというふうに思います。

 

記者:

 分かりました。

 あと、本を東遊園地内には持ち出せるということなんですけど、貸出しというのはできないという予定なんですか。

 

職員:

 文化交流課でございますが、現在のところ、貸出しは予定しておりません。

 

記者:

 あくまで周辺までの持ち出しと。

 

職員:

 そうですね。持ち出していただいて、その日のうちに返していただくということを前提に考えてございます。

 

記者:

 分かりました。

 あと、細かいんですけど、建設の建物は何階建てで、延べ床面積とかも出ているんでしょうか。

 

職員:

 まだ実は確認申請の手続中でございまして、最終というわけにいきませんが、大まかで申し上げると、構成は2階建て。ただ、安藤先生の建物ですから、大きなワンルームのような建物になっておりますが、基準法上は2階建て、延べ床は600平米ほどになる予定でございます。

 

記者:

 蔵書数の程度は立っていますか。

 

職員:

 今のところ2万5,000という数字を想定しております。ちょっと付け加えさせていただきますと、大阪もほぼ同規模で予定をされているんですが、最初から全数といいますか、マックスまでそろうというわけではないというふうに我々も思っておりまして、参考に申し上げますと、大阪のほうは大体1万7,000から1万8,000冊ということで今スタートされているようでございます。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

 ちょっと話が副業のほうに一旦戻るんですけど、これ、募集して、例えば途中でその人材の方がちょっとやっぱりこの仕事は気に食わないとか、あるいは途中で辞めてしまうというような場合というのは、改めて再募集したりとか、そういうのは想定されていないですか。

 

職員:

 神戸市としても初めてこういう形で副業人材を募集するということで、当然そういうことも想定しています。そういう場合はまた別の応募に手を挙げてきた方にお願いするであるとか、それがなければまた新たに募集するみたいなことを検討したいと思っています。

 

記者:

 あと、市長に、ちょっと今日の発表と直接関係ないんですけど、IT化を進める中で、市議会のペーパーレス市議会が始まって、市長もパソコンで答弁とかされていると思うんですけど、始めてみての感触というか、これが今後も続くというか、普及しそうかどうかという手応えみたいなところは市長としてどう考えていらっしゃるか聞きたいんですが。

 

久元市長:

 正直、私もキーボードには何十年もなじんでおりますが、タブレットだけで本会議で答弁するというのは最初は結構戸惑いがありました。画面が動かなくなるんですね。途中まで読んだけど、先がないので、後はちょっとアドリブで答弁をするとか、結構苦労したこともありましたし、だんだん慣れてきて、画面が手で動かなくなったら、中腰で、マウスでですね。これはかなりテクニックが要るんですよ、中腰でマウスを動かすのは。そういうテクニックも学んだりして、今は、副市長とかを見ていたら、紙のものと両方用意している人もいますけど、私は何とかペーパーレスを徹底したいと思っていて、今、何とかタブレットで対応をしております。

 これ、ペーパーレスというのは非常に大事ですから、ぜひこれを定着したいと思いますし、議事運営については議会の御判断になると思いますが、ペーパーレス化の取組については御期待をしているところです。

 

記者:

 ありがとうございます。

記者:

 東遊園地の花時計に関しては、結局、暫定ということでここに移設して、その場所で恒常的にいくことに決まったわけですが、どうなんでしょう、この場所については何か異論も出そうな気がするんですが、市長御自身はこの場所で納得されているのでしょうか。

 

久元市長:

 うーん、個人的な思いを言うならば、もともと花時計は前の場所にあって、あの花時計は、今の2号館はもう間もなく解体しますけど、この2号館が昭和32年にできて……。間違っていたら、ちょっと後で訂正してください。それ、たしか32年にできて、ほぼ時期を同じくして花時計とトーテムポールがあって、当時は高い建物がなかったので、神戸を代表するスポットだったんですよね。これから神戸がどんどん発展していく、新しい時代に入っていく。現実にそうなりましたし、ですから、あそこの場所に、私の個人的な思いというものを聞かれるならば、それは愛着もあるし、あのトーテムポールも花時計もなくなったというのは若干寂しい思いがいたします。しかし、今の時代でどこが花時計が適かということを考えたときには、やっぱり東遊園地のあの場所が。あそこはもう使えないわけですから、前のところは。これがやはり適地なのではないだろうかと思います。

 それから、まだそういう方向で方針を決めたというわけではありませんが、やっぱり、町、駅前のにぎわいというか、心地よい駅前ということを考えたときに、花時計というのは別に神戸の専売特許ではありませんが、神戸の花時計というのは全国的に有名ですし、市民にも親しまれてきましたから、やはりもうちょっとあってもいいのではないかという気がしています。

 

記者:

 例えばこの場所にあると、子供が集まるところなので、子供がよじ登って壊すのではないかみたいな心配する声も出るのではないかと思うんですが、そういう面でも問題なかろうというような……。

 

職員:

 正直、子供が壊すということは、あまり想定は今のところしていません。やはり花を子供たちも見てもらって、この神戸の文化である花時計にも親しんでもらえるということでは、非常にいい場所ではないかなと思います。

 

記者:

 あと、すいません、細かい話かも分からないですが、そうすると、海岸線の三宮・花時計前の駅名は、ちょっと「花時計前」と言うには遠いなという印象になるのではないかと思うんですが、これはどうなんでしょうか。

 

久元市長:

 今のところ変更するつもりはありません。全然違うところに行ってしまっているなら考える必要があるかもしれませんが、そうでもないので。

 それから、駅名を変更するというのは、やっぱりいろんな負担が伴います。今は関連する私鉄等にも影響しますので、駅名を変えることについてはなかなかハードルが高い面もあります。

 

記者:

 分かりました。ありがとうございました。

 

【ネット閲覧記者からの質問】

司会:

 1点目、これは外部人材を含む職員からの提案でしょうか、それとも市長の提案ですか、発案の経緯を教えてください。

 

久元市長:

 これは、私から副業人材ということを検討していたわけではなくて、外部人材も大分増えましたし、やはりウィズコロナ時代にふさわしい仕事の働き方ということを自由に職員の間で議論している中で、そういう議論の中から出てきたものです。少なくとも私が副業人材を考えてくださいと申し上げたわけではありません。

 

司会:

 ありがとうございます。

 2点目です。こちらはコスト面についての御質問です。

 やはり一から広告代理店などの外部事業者に発注するよりも、外部人材の登用や副業人材のほうがコスト的に安価だったりするのでしょうか。これまでの採用経験からの効果をお聞きしたいです。

 

久元市長:

 これは、まず間違いなく、これらの仕事をまとめて広告代理店に発注したら、うんと高くつくだろうと思います。となると、コストというよりも、さっきのは繰り返しませんけれども、やはりいろいろな意味での副次的効果、例えばそういう人材が神戸に何人か行っていただいて、神戸に移り住んでいただくとか、それから、先ほどの、職員の皆さんに対しても、広告代理店に発注したらそれで終わってしまうわけですけれども、副業の皆さん方の様々な提案というものを、「実はこういう提案があったけれども、関係する部局はどう思いますか」みたいなやり取りも行うこともあるでしょうし、いろんな意味での効果、お金で換算できない効果というものも、むしろそういう面が大きいのではないかと思います。

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