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更新日:2020年4月10日

定例会見 2020年(令和2年)4月9日

ここから本文です。

市長会見の模様をお届けします。

1.新型コロナウイルス感染症の軽症者向け宿泊療養施設の確保について【0分0秒~】

2.新型コロナウイルス対策データ解析Vol.1~行動変容の可視化~【11分14秒~】

3.新型コロナウイルス感染症対策サイトの開設~情報を可視化しわかりやすく提供します~【25分10秒~】

≪質疑応答:項目≫ 【28分32秒~】

≪その他の質疑応答≫ 【1時間03分55秒~】

定例会見資料(PDF:720KB)

新型コロナウイルス感染症の軽症者向け宿泊療養施設の確保について

久元市長:

よろしくお願いいたします。

 

 総理の緊急事態宣言を受けまして、昨日感染症対策第6弾を発表したところですが、今日の定例会見も引き続き新型コロナウイルス感染症対策についてご説明を申し上げたいと思います。

 

 感染症対策として今日ご説明をしたい案件は、具体的には3件です。

 

 その前に、1つご紹介ですけれども、神戸市の地場産業の1つとしてケミカルシューズがあります。神戸セレクション2019にも商品が選定されております。株式会社K-プランさんから、このたびマスクの寄附300枚を頂戴いたしました。このマスクは、本来シューズの製造に使う部材をシューズ加工の技術を使ってマスクに転用していただいたものだというふうに聞いております。飛沫拡散防止の効果がありますので、市の職員として活用したいと思います。

 

 ケミカルシューズ業界もコロナウイルスの影響によりまして厳しい状況に置かれていることは容易に想像ができます。そういう中で、活用されていない部材を使っていただいて創意工夫を凝らし、社会貢献をされようということ。そして、新たなビジネス開拓にチャレンジをしようという、こういう前向きな姿勢は、大変これはありがたいことだというふうに考えております。神戸市として市職員でこれを使わせていただきたいということを考えておりまして、感謝を申し上げたいというふうに思います。

 

 それでは、まず、1件目が軽症者の方々に対する宿泊療養施設の確保のめどがつきましたので、この点についてご説明を申し上げたいと思うんですが、その前提といたしまして、現在の感染者の状況につきまして、ご説明を申し上げたいと思います。

 

 昨日ご説明いたしましたけれども、これまでの感染症、感染者の数の発表は、報告を受けまして、積極的疫学調査を行い、その上で、感染者の方の属性も確認をした上で発表しておりました。ですから、感染が確認された、感染者であるということが確認されてから発表までに少しタイムラグがあったわけです。これを解消することによって、できるだけリアルタイムに近い状況で感染者の発生状況を発表するというふうに方向を、方針を転換するということを昨日ご説明申し上げました。

 

 今日、そういう形で発表をさせていただくことにいたしました。今日は現時点で発生が確認された感染者の数は18名ということになっております。これは発表方法が異なりまして、従来の発表方法であれば、あしたになる可能性があるものも今回含まれている。つまり、2日分ということになりますので数が多くなっておりますが、この発生時点での状況を見ますと、ここ1週間ぐらい、明らかに神戸市内では感染者の発生が増加しているということが伺えます。これは明らかな事実であろうかというふうに思います。

 

 改めてこの事実を市民の皆さんによく確認をいただいて、外出の抑制などの行動につなげていただきたいというふうに思います。

 

 そこで、このように感染者が、発生が増加しているということになれば、当然問題になるのは医療体制の確保ということです。これは従来から課題となってきました。昨日までに既に入院をしておられる方が36名いらっしゃいまして、そして、確保済みの病床数、これが重症者向けの14床を含め50床ということになっています。これに加えて、新たな感染者、患者の方が18名いらっしゃるわけですから、全ての方に入院をしていただくとなりますと、既に確保していた50床ということでは不足をするわけです。こういう状況が生じるということは従来から予想されておりましたので、神戸市では独自に軽症者向けの宿泊療養施設の確保のための努力を行ってきました。

 

 今回、ポートアイランドに位置する株式会社ニチイ学館さんから、最大100室の宿泊療養施設が確保できるということになりました。今週の土曜日から運用を開始することになります。

 

 このニチイ学館さんは、また後で施設もご覧いただきたいと思いますが、神戸医療産業都市に立地していただいている企業で、感染症指定病院であります神戸市民病院に近接したところになります。ここに研修施設を持っておられるわけです。今回、この施設を提供していただくことになりました。ニチイ学館さんのご協力に対しまして、心から感謝を申し上げたいと思います。

 

 施設の概要です。施設名は、株式会社ニチイ学館の研修宿泊施設であります「ポートアイランドセンター」です。この中の宿泊棟を使用させていただきます。神戸市立医療センター中央市民病院に近接をしております。移動は車で4分という非常に近い環境にあります。患者さんが、ここに、軽症の方に入っていただくわけですが、患者さんの容体が急変した場合に、中央市民病院の支援が得られるということになります。そういう円滑な連携を図ることができるという意味では、今回、この施設を利用することができるということは大変意味があると思います。また、宿泊棟では個室が原則ということで、これもこの施設を使用させていただく理由ということになります。

 

 4月11日から入居を開始するわけですが、入居者の方に対する対応といたしましては、医師が健康観察を行う、そして看護師を24時間体制で配置いたしまして、治癒が確認できるまで滞在していただきます。室内は、テレビ、冷蔵庫、Wi-Fi環境を整備いたしまして、食事、飲物も提供いたします。このような滞在経費につきましては、全て公費で負担いたします。

 

 4月11日から入所を開始するわけですけれども、当然のことながら、施設の中で感染防止対策、これを万全の体制で講じていかなければなりません。このため、施設の使用におきましては、患者エリアを施設の中に限定いたしまして、厳格に区別をいたします。隣接する建物との通路は閉鎖いたします。使用終了後には徹底した消毒を行い、原状回復をして、センターの運営に支障が出ないように万全を期していきたいと考えております。

 

 今回、宿泊療養施設における病床を確保することによりまして、医療機関の負担を軽減し、新たな入院患者数の病床の確保を行うことができます。新型コロナウイルス感染に対し、適切な医療体制を確保することができると考えております。

 

 それから、これは報道機関の皆様に対するお願いですけれども、この施設に関する取材につきましては、この会見終了後、担当職員が改めて、いつこちらに取材をしていただくのかということのご案内をさせていただきます。ですから、ぜひ、この施設に対して、すぐに直接の取材を行わないようにお願いを申し上げたいと思います。

 

 今後、患者さんが入られることになるわけですが、施設への直接の取材、あるいは外観からの取材につきましても、ご遠慮いただくようにお願いを申し上げたいと思います。

 使用終了後には徹底した消毒と原状復帰を行います。風評被害が起きることがないように、ご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。これが1点目です。

新型コロナウイルス対策データ解析Vol.1~行動変容の可視化~

 それから、もう1つが、データを解析して、そして市民の皆さんに提供し、行動変容につなげていきたいと、こういうお話を昨日、させていただきました。そして、そのために、神戸市の行政組織の中にデータ解析チームを設置することになりました。データ解析チームは、昨日発表させていただいて、今日発令をしたわけですが、全体で9名の職員から成ります。今日から早速仕事をスタートさせました。そして、今日行ったこの取りあえずの第1弾のデータ解析の状況が、これからご説明をする内容です。

 

 このデータ解析チームのミッションは、神戸市内の人の流れ、車の流れがどういうふうに変化をするのかということを、そういう情報を収集分析し、その結果を神戸市のホームページを通じて広く市民の皆さんにお知らせをするということです。その結果、外出の自粛要請ということをさせていただいているわけですが、それがどのように人、あるいは車の流れに現れているのかということを可視化するということで、市民の皆さんにより一層の行動変容を促していく、そういう根拠にすることができるというふうに思っております。これもスタートさせたばかりで、試行錯誤もあるかと思いますが、今後データ解析の対象や手法を検討し、さらに新たな分析手法も加えながら、この内容は進化をさせていただきたいというふうに思います。

 

 それでは、まず今回の解析ですけれども、まず1つは2月1日以降の平日の平均、それから休日の平均、これを週単位で分析を行いました。データは、今回収集したデータは3種類です。まず都心部に通勤などのために移動する人の流れを分析するために、市営地下鉄三宮駅の乗客数をカウントいたしました。2番目に、住宅地から通勤などのために移動する人の流れを分析するために、市営地下鉄西神中央駅の乗客数をカウントいたしました。それから三宮方面に連絡する主要道路の車の流れを分析する1つの材料として、山麓バイパスの通行車両数、これをカウントいたしました。

 

 まず画面をご覧いただきますと、これは市営地下鉄三宮駅の乗客数、これを週単位の平日の平均人数を示したものです。棒グラフは、これは実際の平均利用客数でして、下の折れ線グラフは、これは前の週に対してどれぐらい減ったのか、あるいはどれぐらい増えたのかということを示す、変化をお示ししているわけです。解析結果から分かることは、2月3日からスタートするわけですけれども、ずっと微減という傾向が続きました。

 

 3月に入りますと、前の週と比較をして17.1%、3月に入ると減少傾向が見られるようになりました。ところが3月の第2週以降は、これは理由はよく分かりませんが、今度は微増傾向になります。

 

 3月19日に大阪府知事が兵庫県との往来を自粛するという要請がありましたけれども、ここの乗客数についてはむしろ、これは微増になっておりまして、その効果は少なくとも、この数字で見る限りはなかったというふうに言えようかというふうに思います。

 

 3月23日に東京都知事の感染爆発宣言があったわけですけれども、これもこの乗客数を見る限り、影響はなかったというふうに考えられます。

 

 4月7日に安倍総理の緊急事態宣言が発表されたわけですが、この4月7日の緊急宣言を行った初日の、4月8日の乗客数と2月の第1週で比較をいたしますと、これは45.4%の減少、前の日と比べると14.7%が減っていると、こういう状況が明らかになっております。

 

 それから、これは市営地下鉄の三宮駅の休日の乗降客数です。2月は微減の傾向ですが、3月に入ると前週と比較をして23.3%の減、4月に入ると前の週に比較をして26.8%の減。

 平日と休日を比較いたしますと、通勤客が少ないと考えられる休日については外出の抑制が若干進んでいるのではないかというふうに考えられます。総理の緊急事態宣言の初日、4月8日と2月の第1週とを比較いたしますと、55.3%の減ということになっております。これが市営地下鉄三宮駅の状況です。

 

 今度は、郊外の駅、西神中央駅。西神・山手線の西神中央駅をご覧いただければと思います。2月は微減傾向が続きまして、3月の第1週と2月の第1週との比較では17.1%の減と。それから、4月の第1週と2月の第1週との減、比較では6.1%の減ということで、3月以降は大体横ばいの傾向が続いておりました。緊急事態宣言、4月7日の翌日、4月8日との比較では、前日比で5.0%、2月の第1週との比較でいうと31.4%減ということになっております。

 

 それから、この休日の動向を見ていただきますと、2月は平日と同じように微減傾向が続きまして、3月に入ると、前週に比較して23.3%、4月に入ると前の週と比較をして26.8%。平日と休日と比較をいたしますと、都心部の三宮駅と同じように、通勤客が少ない休日では外出の抑制が進んでいるというふうに受け取ることができます。2月の第1週と4月7日とを比べますと、55.3%の減ということになっております。

 

 今度は、車の流れをご覧いただきたいと思います。山麓バイパスの通行車両数です。車の通行量に関しましては、平日は微減傾向が継続をしているように思われます。2月の第1週と4月8日を比較いたしますと16.3%の減、3月の終わりから4月に入ってから減少傾向が見られ、緊急事態宣言でさらに減っているということが伺えます。

 

 同じ山麓バイパスの通行車両数を休日で見ていただきますと、3月20日、21日、22日の3連休が、これは2月の第1週とほぼ同じ水準で3.8%の減ですね。4月に入りましてから、これは減少傾向が入りまして、2月の第1週と4月8日を比較いたしますと、22.9%の減ということになっております。

 

 まだまだ限られたデータですけれども、このようなデータ解析、これは神戸市が持っているデータであるわけですが、これだけでも市民の行動変容が可視化できるということが判明をいたしました。

 

 先ほどの数値の1例をもう1回申し上げますと、市営地下鉄の三宮駅の乗降客数、緊急事態宣言初日は、2月の第1週、これはまだ平常モードであったと思われますが、45.4%減少したということが分かります。国の方針といたしまして、8割程度の接触機会の低減ということを目指すということから見れば、まだその水準にはかなり及んでいないということになります。

 

 先ほども感染者の状況をご説明いたしましたけれども、この感染拡大が神戸でも、この1週間ぐらいの間に、そしてこの近日においても進んでいるということは明らかです。こういうデータ解析を市民の皆さんに提供することによりまして、在宅勤務の促進、外出の抑制、こういう行動変容につなげていければというふうに考えております。

 

 データ解析班は今日発足したばかりです。今後の展開ももちろんこれから行っていきます。1つは、今回可視化をしたデータをオープンデータで公表いたします。これの二次利用を行っていただいて、より民間の皆さんによる分析にもつなげていただければと思っております。

 

 今後の展開といたしましては、まず関西電力さん、それから、その関連会社であるオプテージさんから三ノ宮エリアの人流データの提供を頂いて、これをチームで解析していきたいと考えております。このデータは、都市から収集した様々なデータを活用して、地域活性化や社会課題を解決するスマートシティー型のまちづくりを支援する実証実験の1つです。どういうふうにデータを収集するのかというと、赤外線センサーで人の流れを把握すると、こういうような形で行っていきたいと考えております。この赤い丸が人の流れなんですけれども、これが大きくなったり小さくなったりすることによって人の流れを可視化することができればと考えております。これもオープンデータで公表したいというふうに考えております。

新型コロナウイルス感染症対策サイトの開設~情報を可視化しわかりやすく提供します~

 それから、3番目ということになりますが、神戸市の新型コロナウイルス感染症対策サイトを立ち上げます。今、スクリーンで実際にこのサイトを立ち上げますので、ご覧いただきたいと思いますが、ちょっとお待ちください。

 

 これが神戸市の公式新型コロナ感染症対策サイトです。これは、東京都が公開いたしましたオープンソースコードを活用いたしまして、市のデータを基にICT技術を活用した地域課題の解決を目指す一般社団法人Code for Japanの皆さん、そしてその活動に賛同するメンバーと連携いたしまして、神戸市の職員が構築をするものです。このCode for Japanですけれども、このCode for Japanは、市民が主体となって課題解決を行うコミュニティー作りの支援、また自治体への民間人材派遣などの事業に取り組んでおります。代表理事の関治之氏は、神戸氏のチーフ・イノベーション・オフィサーとしてオープンデータの活用やシビックテックの推進、スタートアップの支援などを通じて、オープンな場作りについてこれまでもご助言を頂いております。私もこれまで何回か意見交換をさせていただきました。

 

 このサイトでは、今までのデータをより分かりやすく提供する、検査数、相談件数、その日ごとの数値あるいは累計値などを簡単な操作で分かりやすく見ることができるようにいたします。これも順次拡充をしていくということです。このように分かりやすい情報を市民に提供することによりまして、さらなる行動変容をお願いしていくということが大切だというふうに思います。先ほど発表いたしました神戸市の人の流れなど、データ解析チームの情報などについてもCode for Japanと連携をしながら、発信のさらなる精緻化を図っていきたいというふうに考えております。

 

 私からは以上です。

質疑応答(項目)

記者:

今回ニチイ学館さんに決まったということなんですが、決まるまでのいきさつを教えていただければなと思います。

 

久元市長:

まず、神戸市も当然のことながら感染者の発生状況を極めて慎重に分析したわけですけれども、やはり3月1日に国のほうから感染者が増加した場合にどう対応するのかという通知が出されました。これで、やはり宿泊施設の確保ということをやらなきゃいけないのではないかという発想の下で内部で検討を開始いたしまして、ニチイ学館さんとの間で水面下で協議を進めてきたわけです。これまでもご質問を頂いて、今協議中ですというふうにお答えをしたと思いますが、その協議先がニチイ学館さんであったわけです。そして、先ほどご説明をいたしましたような活用方法あるいは入居の時期、また終了後の神戸市が対応する措置などについて、ニチイ学館さんと合意ができましたので、今日、こういう形で発表をさせていただいたということです。

 

記者:

ニチイ学館側から使用の申入れがあったのか、それともある程度、神戸市の中で条件を設定した上で、そこにふさわしい候補としてニチイ学館が1つ上がってきたのか、その点はいかがでしょうか。

 

久元市長:

これは、もし間違っていたら、実際に担当に当たっていただいた局長から答弁いただきたいと思いますが、私どもはニチイ学館に着目しておりました。それはやはり大体100人程度の個室が確保できるということ、それから医療産業都市の中にあり、中央市民病院との至近の距離にある。こういう施設というのは、ほかの自治体も非常に探しておられるようですけれども、なかなかないということで、このニチイ学館さんの施設を活用できれば、中央市民病院との連携が何よりも非常にうまく図ることができるのではないかということで、私どもが着目をして、こちらから提案をさせていただいたということです。

 

記者:

分かりました。

 

 今後ひょっとしたら、まだ数が増えていくという、患者の発生者数が増えていくということも懸念はされますが、今後の宿泊施設の確保ということを考えると、やはり今回と同じような、中央病院から近いであったりとかある程度個室としての確保ができるとか、そういったところが候補にはなってくるんでしょうか。

 

久元市長:

とにかく、今までなかったものが今回100人程度確保できたわけですから、まずは、今の感染者の増加に対しては、当面この施設で対応できるのではないかというふうに思いますけれども、今後の動向を見て、また新たな方策を考えていかなければならないかもしれません。

 

記者:

これはあくまでも、今この施設にまずは軽症者、無症状の方は入っていただくということで、今後、自宅待機も検討するというお考えはありますか。

 

久元市長:

感染のフェーズがどういうふうになるのかということで、それに応じてやはり機敏に対応していかないといけないし、そういうことを見越しながら、いろんなことを可能性として模索していかなければならないということは事実ですけれども、現時点では、私ども、これ、約100床、100人の方に対応できるということになりましたので、まずはこの対応をしていきたいと思います。これは当然、軽症とか無症状の方に入っていただくわけですが、神戸市の場合は、やはりまず入院をしていただいて、医師の先生がしっかり診察をした上で、そしてここのニチイ学館さんに入っていただく。ほかの自治体では最初から入れるという対応をしているようなところもあるようですけれども、我々はやはりそれは適当ではないと。神戸市の判断としては、やはりまず入院をしていただいて、そしてきちんと診察をして、そしてその上でこの施設に入っていただくという対応をしたいというふうに考えております。

 

記者:

まず入院というのは、流れが分かればと思うんですけど、何日間か入院をして、必要な検査とかをした上で移っていただくということなんでしょうか。

 

久元市長:

検査をして陽性ということが分かったわけですから、実際にそれはもう感染者の方なんですよね。ですから、その方に対して、入院先の病院のドクターがきちんとその容体を判断して、軽症であるかどうかということを判断した上で、そして入所していただくということになります。そして、このニチイ学館の宿泊棟の中には医師、看護師も配置をいたしますから、ここで容体が急変したとか変わったといった場合には、今度は中央市民病院と連携を取って必要な対応をするということです。

 

記者:

その場合、ここの医師、看護師の配置される方というのは、中央市民の医師や看護師の方が配置されるというものですか。

 

職員:

医師は、神戸市の保健所の医師と中央市民病院の医師とでローテーションを組みます。看護師につきましては、神戸市の職員で24時間体制を組みたいと思っております。

 

記者:

感染者数がかなり増えているというお話でしたけれども、これ、例えばその聞き取りの調査が大分追いついていないとか、そういう状態ではないんでしょうか。

 

職員:

そのようなことには、まだなっておりません。ただ、昨日のプレスの際にちょっとご説明しましたように、やはり件数が増えていて、調査には時間がかかりますので、今後、調査の仕方については、かなり効率的にやっていかないといけないというふうに考えておりますので、プレスの仕方につきましても少しご協力を頂くというようなことも含めて、調査についてはきちんと行っていきたいと思います。

 

記者:

看護師さんは24時間ですけど、医師は24時間?

 

職員:

医師につきましては、日中の数時間と考えております。というのは、一番の仕事が、健康管理もあるんですけど、陰性確認のための検体ですね、咽頭拭いをしないといけないんですけども、それに要する時間プラスアルファというふうに考えております。

 

記者:

ありがとうございます。

 

 あと、ここは民間の施設かと思いますけど、今後、増やすに当たって、まだ交渉されているホテルなり民間施設というのはあるんでしょうか。

 

職員:

幾つかの申出は頂いているんですけれども、まずはこの施設をきちんと運営していくということで考えております。

 

記者:

申出が先方というか相手側からは幾つかある。

 

職員:

申出は幾つかは、直接、間接含めて受けているんですけれども、まずはこの施設の運営をして、この施設でいけるなら、そのままで。先ほど市長申しましたように、もしも状況が変わってくるのであれば、検討を進めるというようなことで対応していきたいと思います。

 

記者:

その数というのは、10ぐらいなのか、もっとあるのか。申出。

 

職員:

そんなにたくさんはありません。幾つかです。

 

記者:

ありがとうございます。

 

 

記者:

ここの宿泊棟を丸々市のほうで借り上げる。どういった形の経営になるんでしょうか。

 

職員:

ここの施設は、会議室、まず会議棟みたいなのがありまして、それと体育館、それと宿泊棟がついています。そのうちの宿泊棟だけを分離して、入り口も分けて、宿泊棟だけを借ります。ほかのところについては運営していただくというふうに考えています。

 

記者:

宿泊棟が全部で定員が100名ということですか。

 

職員:

部屋数でいきますと143室あるんですが、スタッフに使う部屋もありますので、患者さんに使うのは100室ということでございます。

 

記者:

あと、全て公費で負担されるということですけども、どういった形態になるんでしょうか。丸々を一括で借り上げるのか、あるいは軽症者の方が入ってきたら、1日幾らというような形なのか。

 

職員:

うちと患者さんとの契約の話ですか。借りる期間をあらかじめ想定しておりまして、取りあえず3カ月間今は、ちょっと分かりませんので、3カ月間は借りるご契約をさせていただいて、その間はうちのほうで相当分を契約金額として考えております。

 

記者:

あと、中央市民病院からこの宿泊棟への移動というのは、救急車で移動されるということですか。

 

職員:

保健所の搬送車で、ニチイ学館に行くときはそれで考えております。もしも急変したときは、当然、救急車ということです。

 

記者:

あと、11日の初日に何名ぐらいが移られるというような予定というのはあるんでしょうか。

 

職員:

それはちょっと今のところはあれですけれども、今現在、これも見越して医療機関に入院をお願いしているような分もございますので、複数の人数が初日からというふうにはなるのではないかと思っております。

 

記者:

あと、移送の際、搬送車というのは1名ずつ運ばれる。

 

職員:

基本的には1名ずつになると思います。

 

記者:

今回、中央市民からの移送ということですけど、市内、おそらくこの中央市民以外に今入院されている方は。

 

職員:

中央市民だけではございません。市内に入院している施設から、中央市民以外も可能性はございます。

 

 ただ、急変した場合は、時間を争いますので、中央市民病院が一番行く場所としてはなるかなと。受入れは各施設からになります。

 

記者:

分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

ちょっと自治体の権限になってしまうかもしれないんですが、大阪とかは宿泊施設での受入れをする際に自衛隊の協力を要請したという話もありましたが、県との調整もあるかとは思うんですけれども、神戸市としてそういった要請を考えてらっしゃることはありますか。

 

久元市長:

ありません。

 

記者:

ということは、全て神戸市の中で対応が可能ということになりますか。

 

久元市長:

神戸市の職員が中心になって、中央市民病院との連携の下に、責任を持って対応できると考えているということです。

 

記者:

ありがとうございます。

 

 あと、もう1点。この発生状況についても質問をさせていただいても今大丈夫でしょうか。

 

久元市長:

どうぞ。

 

記者:

今回、18人ということで、先ほど、発表形態が変わったということで、2日分というふうにおっしゃったと思うんですが、この18人という数について、急増という見方もできるかと思うんですけれども、どうお考えでしょうか。

 

久元市長:

急増と言えるかどうかは分かりませんが、間違いなく4月に入ってから増加傾向になってきているということは間違いありません。ですから、これはやはり緊急事態宣言というものを我々は、神戸市の行政も、また市民もこれを重く受け止めて、より一層の外出抑制、接触機会の減少ということに努めていかなければいけないというふうに思います。

 

記者:

ちょっと詳しい問合せができないため、分からないんですが、この数の現状を見て、何が原因というのはちょっと難しいかもしれないですけれども、何か考えてらっしゃることはありますか。

 

久元市長:

原因というのは。

 

記者:

見解としてなんですけれども、例えば兵庫県のほうでは、3月末に会食の機会が多くて若者の感染者が増えたのではないかという見解を示された方もいらっしゃるんですが、市長として何かもし見解があれば、お伺いしたいなと思いまして。

 

久元市長:

とにかく我々は見えない敵と闘っているわけですから、感染者がこういう傾向でなっている原因というものを、何か特定の要因に求めるということはなかなか難しいのではないかというふうに思いますね。

 

記者:

ありがとうございます。

 

 

記者:

宿泊施設に入ってもらうのが医師の判断ということですけれども、それに客観的な基準を設けられるお考えはありますでしょうか。

 

職員:

客観的な基準を設けることは考えてないんですけども、先ほど市長もご説明させていただきましたように、一旦入院、国は直接入院、そちらに行ってもいいというふうに基準を示しているんですけれども、私どもの場合は一応安全を見て、一旦、例えば軽症であっても、極端な話、無症状であっても一旦入院していただいて、急変の可能性がないかどうか、症状がある人は症状が落ち着くまで診てもらって、医師の総合的な判断で宿泊施設に移っても大丈夫という判断をされた者について、こちらのほうに入居というふうに考えておりますので、医師の総合的な判断でございます。

 

記者:

すいません、ここの施設のスタッフの陣容、例えば医師と看護師を何人ぐらい配置するとか、その点はいかがでしょうか。

 

職員:

ドクターは日中1人でございます。配置する時間以外につきましてはオンコール、もし何かあれば携帯に電話というような対応です。看護師につきましてはワンフロア、5階建てなんですけど、1階はスタッフで使いますので、あとの4フロア、取りあえずワンフロアだけ使っていきますけど、ワンフロア当たり2名を配置すると。フロアが増えてきたらさらにそれを増やしていくということで考えております。そのほかに事務のスタッフを1名ないし2名配置するというふうに考えています。

 

記者:

ということは、今のところは、当初は四、五人ぐらいでスタートするということでしょうか。

 

職員:

そういうことです。

 

記者:

分かりました。

 

記者:

既に、先ほどご説明いただいた地下鉄の乗客数と車の流れで、既に行動変容が見られることが分かったということなんですが、大阪府知事の往来自粛要請のときには、データで見るとその変容は見られなかったけれども、政府の緊急事態宣言ではかなり明確に動きが見られることが分かったということだと思うんですが、この辺り、実際にこれだけの変容あったということを示すということで、これは今後の動きのほうにつながるというか、次の人の動きに影響をもたらすという効果を期待されて、発表されるということでいいんでしょうか。

 

久元市長:

神戸市が持ってるデータですけれども、緊急事態宣言が出た後、限られたデータではありますが、どういうふうに人々の行動が変わったのかということを、明確に数字として、データとしてお示しをするということは、多分、ほかの自治体ではやっていないのではないかなと思うんですね。私たちはやはりこういう、このデータを分かりやすく提示をして、そして市民の皆さんがまず考えていただきたいと、考えていただいて、そして自らの行動につなげていただきたい。外出は抑制、接触頻度の減少ですね。確かに総理の緊急事態宣言で明らかに人々の行動は変わってるわけですが、しかし、少なくとも国が求めているような接触頻度の減少には、まだまだこれは程遠いというのが現状ではないか、そして現実に感染者の方も増えているということを考えれば、これは市民の皆さんによくよく考えていただいて、そして外出の抑制につなげていただきたいということをお願いしたいと思います。

 

記者:

ありがとうございます。あと、すいません、もう1点なんですが、既に神戸市の持っているデータのほうの解析は着手、公開が始まっていて、Code for Japanのサイトのほうを活用して、こちらももう提供を開始されているという……。

 

久元市長:

いや、これは今、関西電力さんなりから提供していただいたデータは、今後のこれは取組ですが、これはそんなに時間をかけずに公開することができるというふうに思います。さらにそれ以外、Code for Japanのご協力もいただきながら、また違うやり方で、違う種類のデータを抽出したり、分析をしたりということ、これも同時並行的に進めていきたいというふうに思います。とにかく、今日発足したばかりですから、これから、とにかくスピード感を持って迅速にやっていきたいと思います。

 

記者:

確認なんですけど、市の職員の方が解析、データ解析チームが解析したデータを、Code for Japanのサイトに載せるというわけではなく、そのサイトはこれは別々のところに、2つのというか、2つのサイトができるということですよね。

 

職員:

2つのサイトを作るということでございます。ただ、もちろんCode for Japanのほうにリンクを貼ったりとか、そういうことで対応していきたいなというふうに考えております。

 

記者:

分かりました。それと2つ目のデータ解析チームのところから伺いたいんですけれども、三宮の乗客数だったり、市がお持ちのデータということだったんですけど、具体的にそのデータの出どころはどちらになるんでしょうか。

 

職員:

交通のデータにつきましては、交通局から頂いたデータということになっておりました。あと、道路のデータにつきましては、道路公社のほうから頂いたデータでございます。

 

記者:

分かりました。赤外線センサーの話がちょっとよく分からなかったんですが、これは資料を見ると赤い丸が大きいところに人が密集して存在しているという認識で間違いなかったですかね。

 

職員:

はい、大丈夫です。

 

記者:

カメラか何かで人の動きを見ているということなんですかね。

 

職員:

カメラではないんですが、赤外センサーで計測をしているということです。あくまでもセンサーで計測したものなので参考値ということにはなるんですが、今回、関西電力さんから提供いただいて、それを本市のGISという仕組みを使って可視化を今回、試みようとしているということになります。

 

記者:

分かりました。この赤外線センサーのデータはこれまで何か別の事例で市のほうで活用された事例というのはあるんでしょうか。

 

職員:

今、本市は三宮再整備を進めておるんですが、それを進めるに当たって、この人流データというものを関西電力さんの協力を得て進めておりまして、今回、そのデータをこういった状況なので協力していただけるということになりましたので、それを使って可視化していきたいと考えております。

 

記者:

ありがとうございます。データ解析チーム9名の方ということだったんですけど、昨日のお話どおり今回の改編でほかの部署の中で、業務を縮小する中で出てくる人員を配置された9名ということで間違いなかったですかね。

 

久元市長:

今日、兼務発令を行いました。ですから、元の所属には属しているんですけれども、所属に属するとともにこのチームにも属するわけですが、選抜をした職員が所属する仕事は、極力そちらのほうの仕事は縮小するということで、9人の皆さんのかなりの時間とエネルギーは、このデータ解析班の仕事に注力される、そういう理解でいいですね、ということです。

 

記者:

分かりました、ありがとうございます。

記者:

こちらのデータ解析の活動はすごく画期的で全国的にも広がってほしいなと今見ていて思ったんですけども、例えば、先ほどあった大阪との往来については、JRだったり、阪神・阪急とか、大阪とつながっている電鉄のデータが取れたら、より確度が上がるのかなと思うんですけども、これから連携したりとかそういう方針はあったりするんでしょうか。

 

久元市長:

そこはまた、鉄道事業者の方々とも意見交換をしてみたいと思います。

 

記者:

データ解析の9人の方で、以前、データサイエンティストの採用をされていたかと思うんですけども、こういうプロの方も参画されているんでしょうか。

 

久元市長:

データサイエンティストの方は、これは任期をつけて仕事をしていただいて、もう既にこの3月で退職をしておられます。非常にいい仕事をしていただいた、私も直接その方から、この話ではないんですけれども、別の神戸市の人口減少に関する、全く我々が気づかなかったようなデータの所在とか、その分析の方法を直接聞きました。その方からいろいろと指導をいただきながら、今回のデータ解析につなげていくことができているのではないかと思います。

 

記者:

今回、このデータで見ると4割減ということで、そもそもなぜ減ったかというところを改めてですけど、やっぱり通勤・通学の影響が大きいというお考えでしょうか。

 

久元市長:

平日の場合にはやはり通勤客の動向が大きなウエートを占めていると思いますし、休日の場合には、買物とかそれ以外の用が多いでしょうから、その影響ではないかなと思います。

 

記者:

今回、データが見えたことで人の流れを可視化できたということにつながるんですが、それをもちろん市民の方に伝えていくということも大事ですけど、市として今後対応していく何かあるんでしょうか。例えば減便なのか、あるいは告知の方法を変えるなど。

 

久元市長:

そこは、このデータから乗降客が減っているから直ちに減便するということは、今のところは考えておりません。やはり、移動手段を確保するということと、それから外出の抑制を図っていくということ、これ両方非常に大事なことですし、国のほうも公共交通機関に対してはそこまでの考え方を示しておりませんから、直ちに今減便するということは考えておりません。

 

 ただ、局面が変わっていくということになれば、そういうことを考えていかないといけないかもしれません。

 

記者:

今後の展開のところで、三宮エリアの人流データの解析というのがあるんですけど、赤外線のセンサーというのはどういった場所に何カ所ぐらい置かれているんでしょうか。

 

職員:

具体的にはすぐちょっと正確な数字は出てはこないんですけども、100カ所前後はついておりまして、そういったところを取ってはおるんですけども、比較的確度、正確、確度の高いところを今回抽出して、人通りの特に多いところを選んで可視化したいというふうに考えております。

 

記者:

確度の高いところというと、外に設置してあるのか、建物の中なのか。

 

職員:

基本、屋外に設置しておりまして、電波が飛びやすい、飛びにくいと、技術的実証実験で使っているものですので、やはり欠損データが多かったりする場所もあったりしますので、比較的正確性の高いところを選んで可視化していきたいというふうに考えております。

 

記者:

繁華街の人の往来が多い屋外にそういった何か機械、赤外線センサーを設置して。

 

職員:

そうですね。公共地物にそういったものを取り付けて、人数を計測していくという、そういうことになります。

 

記者:

取付け自体はこれからですかね。

 

職員:

いや、もう既につけて、三宮の再整備事業のほうで生かしているデータになります。

 

記者:

分かりました。ありがとうございます。

 

記者:

人流データの地図上の表示の仕方なんですけど、イメージとしては、これ、リアルタイムに反映させるという感じなんでしょうか。

 

職員:

当面は1日集計した後、翌日に公開という形で、どこまでリアルタイム性を高められるかは今後の検討次第ということになります。

 

記者:

じゃ、このサイトを見たら、昨日この場所に、全部で1日で何人の人がここを往来したかというのが分かるということですかね。

 

職員:

そうですね。今、1時間単位で見れるような形で可視化ができればというふうに考えております。

 

記者:

やっぱり人混みを避けようという利用者からしたら、見て、今ここに人が多かったら、じゃ、先にこっち側の用事を済ませてからこっちに来ようとかいうのを考えると思うんですが、行く行くはそういうふうにリアルタイムに見れるようにしていくというイメージですかね。

 

職員:

どこまで技術的に可能かということはありますが、当面はまず1日後に集計したものを1時間帯で表示できるようにするというところからスタートになります。

 

記者:

分かりました。

 

 あと、これ、地図はいつから公開とかというのは。

 

職員:

遅くともあすぐらいには公開できればと思っております。

 

記者:

あすは何カ所ぐらいの丸がつくのかと。

 

職員:

おそらく8か9になると思います。

 

記者:

北側にある飲み屋とかが多いところとかも含まれる感じですか。

 

職員:

そうですね。1カ所なんですけども、今、線路の北側に1個丸があるんですけども、そこがそういった指標になると思います。

 

記者:

分かりました。ありがとうございます。

 

 

記者:

東京都が既にオープンソースを公開されていて、今、現状で兵庫県のデータに関しては有志の団体がサイトを作っていると思うんですけど、神戸市として正式に、公式のサイトを作る意義というのは教えていただけますか。

 

職員:

今、公式で全国でされているものが6自治体ございます。あと、有志のほうが60を超えている形になるんですけども、私たちのほうで今、発表させていただいています市内発生状況の情報のところで今の感染者の状況を出させていただいているんですけども、より分かりやすく市民の方に伝えていただきたいということを明確化するために公式のサイトで運用したいというふうに考えてございます。

 

記者:

ありがとうございます。

 

 Code for Japanとの連携とあるんですけど、これは職員が技術提供を受けるような形でサイトを作っていくのか、どういった形で連携されていくんでしょうか。

 

職員:

今まで全国で広がっていっておりますので、これからどういった情報が一番手に取って見てもらいやすいものか、データ解析チームが今後作っていきますいろんなデータの中で、より見やすい情報として渡していく際に、どういったものが一番市民の方にとって響くかという、そういったところをうまくノウハウを頂きながら情報提供していきたいというふうに考えております。

 

記者:

ありがとうございます。

その他の質疑応答

記者:

全く関係ない質問で大変恐縮なんですけれども、大阪維新の会が間もなく結党から10年ということで、幾つか質問させていただきたいんですが、大阪都構想についてなんですけれども、統治機構改革の必要性を市長としてどのように考えておられるかということをお聞きしたいんですが。

 

久元市長:

かなり以前のことになったわけですが、私も総務省の自治行政局長をしておりましたときには地方自治制度を担当しておりましたし、大都市地域における特別区の設置に関する法律案も、これは議員提案ではありましたけれども、これにも関わりましたので、大阪都構想の行方というのは地方自治の関係者として非常に関心もありますし、注目をしております。

 

記者:

あと、直接関係あるのかどうかはちょっとあれなんですけれども、神戸市において、都構想に準ずるような形の統治機構改革は必要かどうかというのは、どのようにお考えでしょうか。

 

久元市長:

先ほど申し上げました法律は、神戸市の地域も対象になっております。ですから、制度上はこれをすることはできるわけです。しかし、いわゆる大阪都構想が目指しているような、二重行政をどう排除するのか、あるいは統治機構の改革の一環としてこれをやっていく必要性というものは、神戸にはないのではないかと思いますし、経済界や市民の皆さんからも、神戸市域において大阪都構想のような構想を検討すべきだという声、私自身は聞いたことがありませんので、検討を行うつもりはありません。

 

記者:

ありがとうございます。

 

 あと、都構想までかなりの時間、10年ほど要しているかと思うんですけれども、なぜこんなに時間がかかっているのかというのはどのようにお考えでしょうか。

 

久元市長:

それは大阪のことですから、私は直接タッチしておりませんし、特段ここで何か申し上げるべき材料はありません。

 

記者:

あと、維新のような地域政党の存在意義をどのようにお考えでしょうか。

 

久元市長:

やはり、政党の存在意義というのは、それぞれの政党が、こういうような理念に基づいて、こういう政策を展開し、こういうふうに社会を変えていく、政治を変えていくということをそれぞれの政党が主張されることによって、議会制民主主義というのは成り立っているわけですから、そういう中で必要な役割を果たしてこられた、これからも果たしていかれるのではないかと思います。

 

記者:

その地域政党のトップが自治体のかじ取りを担っているということについても、教えていただければと思います。

 

久元市長:

それは、現行法上そのことも許容されているわけですから、それぞれ政党の代表や幹部としての役割、そして大阪府知事、大阪市長としての役割をそれぞれの立場で果たしておられると思います。

 

記者:

ありがとうございました。

 

記者:

新型コロナの関連になるんですが、今回の宿泊施設の確保であったりとか、いろいろありまして、補正予算。7億円、今、予備費で積んでいるかと思いますが、これだけいろいろなことが目まぐるしく起きてくると、予算を新しく組む必要があるんじゃないかという話も出てくると思いますが、その編成をどうしていくのか、予算措置をどうしていくのか、その点はいかがでしょうか。

 

久元市長:

予備費の積み増しをしたのは令和元年度の予算の話です。

 

 当然のことながら、国がこれだけの大きな経済対策を講じましたので、今、財政当局を中心に国の動向を必死に情報収集をして、これに対応する神戸市としての措置、これを神戸市内において確実に実施していくための措置、また、これに加えて神戸市として独自に行うようなものがあるのかないのか、例えば今回のニチイ学館の措置も神戸市の独自の措置ですけれども、こういうものについて、至急、今、検討作業を行っているところです。

 

 補正予算については、できるだけ早く編成をし、議会に提案していきたいと思います。

 

記者:

タイミングのめどはいかがでしょうか。

 

久元市長:

今、そこは庁内で検討しているところです。できるだけ早く提出をしたいということが基本です。

 

記者:

とはいうものの、国会のほうでも、議会に議員がたくさん集まることが果たしていいことなのかというような批判もありましたが、基本的には、今、もう開会中ではあるので、議会で通してもらうことにするのか、あるいは専決処分でやってしまうのか、その点はいかがでしょうか。

 

久元市長:

専決処分という選択肢も決してないわけではありませんが、やはり本来、予算は議会の最も基本的な権能です。しかも今は議会が開会中ですから、私は、専決処分という手段はできることならば避けて、議会に提出をして、審議をし、速やかに成立をしていただき、スピーディーに執行できるようにしていくことが基本ではないかと考えています。

 

記者:

ありがとうございます。

 

記者:

先ほど乗客の流れを発表されて、やはり8割の国の提言にはまだ全然程遠いというふうな意見がありましたけれども、昨日の発表で、市の在宅勤務を5%からさらに伸ばすという話がありました。このデータ解析を受けて、具体的な目標等、また出てきておりましたら教えてください。

 

久元市長:

今の段階で、在宅勤務について、昨日お話し申し上げたこと以上に申し付け加えるべきことはありません。今、行財政局長を中心に各局の局長がしっかりと検討して、これを大幅に増やすことができるように検討してくれていると考えています。

 

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