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更新日:2019年11月1日

臨時会見 2019年(平成31年)4月23日

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2021年世界パラ陸上競技選手権大会の開催都市として神戸が選ばれました

発表項目

2021年世界パラ陸上競技選手権大会の開催都市として神戸が選ばれました

久元市長:
今日は、お集まりをいただきましてありがとうございます。
神戸市とパリ市が開催候補地となってきました世界パラ陸上選手権大会ですけれども、神戸市が開催地に決まりましたので、今日は関係の皆様方と一緒に記者会見をさせていただくということになりました。具体的には、国際パラリンピック委員会から神戸市が開催地となったという連絡をいただきまして、今日、4月23日に公表しても結構ですと、こういう連絡をいただきましたので、今日の記者会見の運びとなったわけです。

国際パラリンピック委員会(IPC)が世界パラ陸上を創設いたしました。この世界パラ陸上選手権大会は、障害がある選手による国際陸上競技大会です。1994年に第1回大会が開催されまして、直近では2017年4月に第8回ロンドン大会が開催されました。今年の11月には第9回目の大会がドバイで開催されます。2年に1回開催をされる、そういう世界大会です。神戸大会は第10回となりまして、東アジアでは初めての開催ということになります。

具体的な開催時期ですけれども、2021年9月に10日間の予定で開催をすることとしております。会場は、今スクリーンに映っておりますけれども、ユニバー記念競技場です。収容人員は約4万5,000人になっています。今の見込みですけれども、想定では100カ国から1,400人の参加を見込んでおりまして、この1,400人のうち350人は車いすをお使いになる方だというふうに承知をしております。観客数の現時点での見込みですが、1日で約1万人、10日間で延べ10万人の来場者を見込んでおります。

今後、9月を目途に開催都市契約を締結することによって、正式決定という運びになります。あわせまして、この世界パラ陸上の大会組織委員会を設立したいと考えています。今年度は、ユニバー記念競技場の補助競技場での改修工事を実施したいと考えております。

今回、神戸で世界パラ陸上の開催が決まりましたことは、神戸市にとりましてはいろいろな意味で大変これは大きな喜びだというふうに感じております。神戸市では、振り返れば1989年に、もう30年前になるわけですが、フェスピック神戸大会を開催いたしました。今回は30年ぶりに神戸市が中心になって主催し、開催する国際大会ということになります。東京2020パラリンピックでパラスポーツ機運が、これは間違いなく高まるわけで、既に相当高まっておりますけれども、そういうふうに開催機運が最高潮に達する翌年に、日本で初めてのこの大会を開催、実施することによりまして、国際スポーツ都市神戸の存在を世界に発信することができるのではないかと考えております。2017年のロンドン大会も大変盛り上がりました。いろいろな意味で大きな効果を、神戸、そして神戸の周辺地域にもたらしてくれるのではないかと思います。

そして、何よりも多数の障害者の皆様方が参加をする、そして、そのことによって障害者スポーツの魅力に触れていただく。障害者スポーツの関心が大変、今、盛り上がっています。今回開催が決まり、そして、私たちはこれに向けて準備をしていく。そういう準備の過程におきまして、障害者理解を促進し、バリアフリーも推進し、そして、パラスポーツを振興することによりまして、インクルーシブなまちづくりにもつなげていきたいと考えております。

今回開催地が決まりましたこの過程では、たくさんの皆様のご支援を頂戴いたしました。今後、これを成功に導くためには、今日ご出席の皆様方を含めた関係団体のご協力、そして市民の皆さんの参画、ご支援が必要になります。改めて皆様方のご参画とご支援をお願い申し上げまして、とりあえず私からの説明とさせていただきます。

職員:
本日は、本大会に関わっていただく関係者の皆様方にもご同席いただいております。

まずは、一般社団法人日本パラ陸上競技連盟の増田明美会長一言お願いいたします。

増田会長:
日本パラ陸連を代表いたしまして、一言お話しさせていただきます。

今日は本当にお集まりいただきましてどうもありがとうございます。

この世界パラ陸上競技選手権大会が2021年の9月にこの神戸で開催されることを大変うれしく思います。日本パラ陸連は、喜びとともに一生懸命応援させていただきます。何といっても神戸というのが良いですよね。六甲山の山があって、それから海がきれいで、港がきれいで、そして異人館のあの雰囲気。世界から来たアスリートや関係者の皆さんがとても喜ぶと思うんですね。本当にいいところで開催していただけるなというふうに思います。

私たち日本パラ陸連は、そこに向けて選手の競技力向上と、それから観客の人たちを増やしたり、ファンの人たちを増やしていけるように精いっぱい頑張っていきたいと思います。そして、今、久元市長が言ってくださったように、2020年で相当盛り上がると思うんですね。2020年の東京パラリンピックでのこの盛り上がり、その追い風を受けながら、またここで新たに世界大会で障害者スポーツ、パラ陸上が盛んになっていくようになったらいいなと思いますので、どうぞ皆さん、よろしくお願いします。

ありがとうございました。

職員:
次に、神戸市会議員で2004年のアテネパラリンピックに出場されたご経験をお持ちの山口由美議員です。山口議員、一言よろしくお願いいたします。

山口議員:
大変僭越ではございますが、神戸市会を代表してのコメントをさせていただきたいと思っております。

世界パラ陸上の神戸開催につきましては、神戸市会としても切に願っていたところでありまして、内定の通知を受けまして大変うれしく思っております。

神戸市は、30年前のフェスピック神戸大会のレガシーとして、兵庫県とともにパラスポーツの環境整備あるいは人材育成など、パラスポーツの価値を大きく発展させるという役割を果たしてきました。今回の大会によりまして、神戸市が真の国際スポーツ都市として認知されることにつながると信じておりますし、私といたしましては、神戸市が真の共生社会、先ほど市長のほうからインクルーシブ社会というお話もありましたけれども、共生社会を実現するための使命を担ったのではないかなと感じております。

スポーツは偏見や差別といった人と人との壁を取り除く力があると私は信じておりまして、今回の大会の成功を祈るばかりでなく、祈るのはもちろんのことですけれども、今回の大会を契機に神戸が共生社会のモデル的な町となりますように、神戸市会を挙げて全力で取り組んでまいりたいと考えております。

以上でございます。ありがとうございました。

職員:
次に、一般財団法人兵庫陸上競技協会、西川公明会長です。西川会長、一言よろしくお願いします。

西川会長:
こんばんは。西川でございます。よろしくお願いしたいと思います。

今、以前のことを思っております。以前というのは、ここに書いてありますように1989年のフェスピック、たまたま昨日整理していましたらバッジが出てきました。そのときのバッジがこれでございますが、ちょうどその時分、残念ながら日本の競技者はそんなに強くなかったんです。というのも、競技者が、競技そのものをするよりも、むしろ自分のリハビリだけでというような、そういう気持ちで競技会に参加されたんだろうと思います。

そのために、なかなか他国とは勝負にならなかったというのが今思い出されます。でも、今回、非常に競技者として自分をより高めていきたい、また、相手にいかにして勝たなければならないのか、強い選手になりたい、強くなりたい、そういう気持ちがひしひしと感じられる今日この頃でございます。

そういう思いの中から、一昨日もリレーカーニバルにおきまして、100メートルでアジア記録が出ました。それほどまで強い選手が今ここに存在しているということを、私たち陸上競技を愛する者として誇りに感じております。

どうかこの気持ちを忘れずに、一生懸命、陸上競技そのものを高めていき、また、国際都市、スポーツの町神戸を世界の人々に知っていただきたい、そういうような思いでこの場に立たせていただいております。どうかよろしくお願いしたいと思います。

以上でございます。

職員:
次に、株式会社アシックスの松下直樹スポーツマーケティング統括部長・取締役です。松下取締役、一言よろしくお願いします。

松下取締役:
アシックスの松下でございます。着席して、失礼します。

今回の神戸での開催の決定に際しまして、神戸に本社を置くスポーツ企業といたしまして、またIPCアスレチックスの協賛企業といたしまして、お祝いと改めて御礼を申し上げたいと考えております。

東京パラリンピックの熱い余熱が続く1年後に、神戸で開催されるということになります。この開催で全ての方々がスポーツをするチャンス、機会が増えていくものと思いますし、それを期待していきたいと考えております。

本日はありがとうございました。

職員:
最後に、現役のパラ陸上の選手を代表いたしまして、過去3大会連続で世界パラ陸上選手権大会に出場のご経験があり、昨年10月のインドネシア2018アジアパラ競技大会では、車いす陸上T53クラス、100メートル及び200メートルで銀メダルを獲得されました、小西恵子選手、一言よろしくお願いいたします。

小西選手:
皆さん、こんばんは。車いす陸上をしております小西と申します。神戸市在住の選手ということで、選手を代表して、大変恐縮ですけれどもコメントさせていただきます。

東京オリンピック・パラリンピックの盛り上がりをそのまま引き継いで、2021年、日本で初、ここ神戸で世界パラ陸上競技選手権大会が開催される、生で選手たちの競技を見ていただける機会、チャンスが来たということで、大変うれしく思っております。

2020年の東京パラリンピックが迫った今、大変多くの皆様にご認知いただき、ご興味を持っていただき、多くの方に応援していただける中で競技ができている喜びというのをつくづく感じております。この熱が冷めないようにしなければならないと選手としては思っているんですけれども、2021年に世界大会が神戸で開催されるということで、生でまた皆様に見ていただける機会がありますので、きっとこの盛り上がりが未来につながっていくきっかけになるのではないかなというふうに思っております。

私自身、パラ競技に出会ったことで本当に多くの方々に出会って、支えていただいて、競技ができる喜びを感じることができていますし、本当にどの選手もスポーツにかける思いというのはみんな本気で取り組んでいますので、スポーツに真剣に取り組むことができる喜びというのもまた感じることができている日々でございます。

また、生で皆様に見ていただけることで、きっとスポーツとしての楽しさというのも感じていただけると思いますし、障害をお持ちの方はまた自分もやってみたい、チャレンジしてみたいという一歩踏み出すきっかけにもなるのではないかなと思いますので、未来のパラアスリートがまた一人でも増えるきっかけになるのではないかなと大変期待して、楽しみにしております。私も、どういう形になるかわかりませんけれども、盛り上げる一員でありたいなと思っております。

以上です。

職員:
なお、本日の記者会見に当たりまして、国際パラリンピック委員会よりコメントをいただいておりますので、読み上げさせていただきます。

「並々ならぬ努力で2021年世界パラ陸上競技選手権大会への立候補をまとめ上げた神戸市をお祝いいたします。私たちは、東京2020パラリンピックのレガシーを受け継ぎ、神戸市がすばらしい大会を開催することを強く確信しています。本大会は東アジアで開催される初めての世界パラ陸上選手権となり、地域におけるパラ陸上の発展にとって重要な一歩となるでしょう。私たちは、大会組織委員会や神戸市、スポンサーとともに取り組み、大会を成功に導くことを楽しみにしています」。

以上でございます。

質疑応答

記者:
市長にお伺いしたいんですが、パリも立候補していたと思うんですが、神戸が選ばれたのはどういった理由だと考えられていますでしょうか。

久元市長:
これは、先ほど国際パラリンピック委員会、正式にはIPCからのコメントがあった以上に具体的にお答えする材料はないんですけれども、1つは、東京パラリンピックの翌年にぜひ神戸で開催したいという私たちの熱意が伝わったのではないかと思いますし、それから、IPCの皆さんは神戸にお越しいただきまして、それで、想定しておりましたユニバー競技場なども視察をしていただきました。

そこで一定の評価をしていただいたということもあったのではないか。それから、先ほど増田会長からもお話がありましたように、神戸の町の雰囲気というものも気に入っていただいたのではないかということではないかと思います。

記者:
市長に伺いたいんですが、神戸で開催することでいろいろな意味での効果が期待できるということですけれども、もう少し具体的にどういうことを期待されているか、教えてください。

久元市長:
やはり今、障害者スポーツに対する関心がすごく高まっていますね。パラリンピックを来年に控えて、いろんな意味でものすごく関心が高まっています。ですから、神戸で開催することによって、この障害者スポーツに対する関心の高まりを神戸で具体的に、これを実際に東アジアで初めての世界パラ陸上を開催することによって、目に見えるものにすることができるのではないか、障害者スポーツの魅力というものはこういうものなんだと、それをこの陸上競技の分野でたくさんの方にごらんいただけるということではないか、そのことによって障害者スポーツに対する関心がさらに高まり、また、障害者に優しい社会のありようということを考えるきっかけにもなるのではないかと思います。

もう1つは、やはりまだまだ、この競技施設も含めて、バリアフリーの取り組みもおくれている面があります。これを契機といたしまして、さまざまな施設を、ユニバー競技場はもちろんのことですけれども、よりバリアフリーにしていく、そういうきっかけにもしていきたいと思います。

記者:
すいません、もう1点。ちょっと無粋かもしれないんですけれども、ロンドン大会で結構な経済波及効果があったということなんですけれども、今回の試算とかはまだされていないんでしょうか。

久元市長:
役所が試算した資料はあるんですけど、私はこういうのはあまり信用しないんですよね。どうぞ、自信があるなら言っていただいたらいいんですけれども。

経済効果があることは間違いないと思うんですよね。ただ、ロンドンの場合には世界陸上大会の直前にパラ陸上が開催されたということで、一種の相乗効果というものもありましたから、正直ロンドンと同じほどの経済効果があるかどうかはわかりません。ただ、やっぱり経済効果というものはあると思います。

ただ、私は、もちろん経済効果はあるわけですけれども、そのこと以上に神戸で久しぶりに国際大会を開催することができるということを、やっぱり市民がそれを実感するということ、そして、障害者スポーツの関心が高まる、障害者に優しい町というのはどういうものなのかということをみんなで考える機会になることのほうが、経済効果よりもはるかに意味があるのではないかと思います。

記者:
私も市長にお伺いしたいんですけれども、先ほど神戸が選ばれた理由については、実際パリと一騎打ちをする中で、神戸側はどういうことをアピールされたのかというのを教えてください。

久元市長:
やはり東京パラリンピックの翌年に開催をする、この同じ日本で開催をするということ。それから、実際にごご覧いただいたわけですけれども、施設の現状、それから神戸としてのありのままの姿というものを発信したということで、何か特別トリッキーなことはしておりません。ありのままの神戸をごらんいただいたということです。

それから、アシックスの松下取締役にお越しいただいておりますけれども、障害者スポーツを全面的に支援されているアシックスさんは、IPCに対してもさまざまなルートをお持ちでしたし、相当働きかけをしていただいたり、また情報収集をしていただいて、その状況を私たちも教えていただいて、それに対して必要な、さらにこちらからIPCのほうが関心を持っておられるようなことに対して適時適切に情報提供をしたということで、改めましてアシックスの皆様方に感謝を申し上げたいと思います。

記者:
よろしくお願いします。増田明美さんにお願いしたいんですが、2年後に神戸で開催されるということなんですが、神戸ではこれを頑張ってほしいとか、神戸に対する期待みたいなものがありましたら、特に何か具体的なものがありましたら、1つでも結構ですのでお願いいたします。

増田会長:
先ほどから山口さんや小西さんが、やっぱりパラリンピックの魅力は共生社会というところを、ほんとうに選手たちがありのままの姿で競技するのを応援する中でそれができるということを言われていました。神戸から発信することというのはそういうことではないかなと思います。

市長さんも町のバリアフリーというのがこれからだということでしたけど、私、取材で兵庫リレーカーニバル、今年はお邪魔できなかったんですけども、結構来てるんですね。そうすると、何か人々の心のバリアフリーがあるんですよね。神戸でどうして開催されたかという中では、多分そこの神戸の人の優しさ、困っている人がいたらさっと手を差し伸べてあげる空気というのがあるのを感じていますので、何かここからそういうことが発信できたら本当に素敵じゃないかなと思います。

あとは、神戸で決まったのは、有馬温泉もいいんじゃないかしら。ね。終わった後にやっぱり皆さん、おいしい物を食べて。しゃぶしゃぶ、風見鶏の。私、デビューが兵庫リレーカーニバルだったから、高校3年生のときに初めて日本記録をつくって、風見鶏の近くで食べたしゃぶしゃぶ、生まれて初めて食べて、世の中にこんなおいしい物があったんだとすごいうれしかったんですよ。

だから、美味しい物もあるし、また町並みも美しくて、終わったら有馬温泉に入る、人は親切だという、何か本当に可能性が高いなと思いますので、一緒に頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。

久元市長:
どうも過分なお言葉、ありがとうございます。

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