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更新日:2019年11月1日

臨時会見 2019年(平成31年)2月28日

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神戸医療産業都市におけるベンチャー企業の育成・支援等に関する連携協定の締結

発表項目

神戸医療産業都市におけるベンチャー企業の育成・支援等に関する連携協定の締結

職員:
それでは、定刻になりましたので、神戸市、神戸医療産業都市推進機構、バイエル薬品株式会社による神戸医療産業都市におけるベンチャー企業の育成、支援等に関する連携協定に関する記者会見を始めさせていただきます。

会見の出席者は、皆様から向かって中央は、久元喜造神戸市長、右側がバイエル薬品株式会社、ハイケ・プリンツ代表取締役社長です。左側が公益財団法人神戸医療産業都市推進機構、村上雅義専務理事です。
本日、神戸医療産業都市推進機構、本庶理事長につきましては、公務多忙のため、村上専務が代理として出席しております。

それでは、まず、本協定の内容について、私のほうからご説明いたします。
本協定の目的ですが、バイエル薬品は昨年6月にベンチャー企業の育成を目的としたインキュベーションラボ「CoLaborator Kobe」を神戸医療産業都市に開設されました。ドイツに本社を有するバイエルは、既にサンフランシスコ、ベルリンにおいてコラボレーターを運営されており、グローバルな視点に立ったベンチャー企業の育成という点において大きな強みを有しております。

近年、ボストンやアメリカ西海岸など、海外の主要なバイオクラスターにおいては、ベンチャー企業が集積する地域に大手企業が拠点を置くケースも多くなっています。昨年、20周年を迎えた神戸医療産業都市においても、ベンチャー企業の集積と育成を図ることがさらなるクラスターの発展のために重要な鍵であると考えております。

本市では、神戸医療産業都市推進機構とともに、ライフサイエンス分野に関連したベンチャー企業の発掘、育成を神戸医療産業都市の成長の柱の1つとして取り組みを進めております。今回、バイエル薬品と連携を図ることにより、革新的な医薬品の創出を実現する真のベンチャーエコシステムの構築に向けた取り組みを加速させたいと考えております。
主な連携事項については、記載のとおりですが、各項目についてご説明させていただきます。

まず1点目は、ベンチャー企業や起業家の誘致、発掘です。バイエルは、世界各国に拠点を有しており、日本市場への参入や共同研究を希望するベンチャー企業の紹介、または誘致戦略上のアドバイスをいただくなど、神戸医療産業都市への医療関連企業の誘致という点で連携、協力を図りたいと考えております。

また、神戸市、神戸医療産業都市推進機構としても、「CoLaborator Kobe」を企業誘致のアピールポイントとして積極的にプロモーションを行い、ひいては「CoLaborator Kobe」への有望なベンチャー企業への誘致につなげていきたいというふうに考えております。

2点目は、人材育成、事業化サポートです。バイエルは、創薬の研究開発を模擬的に体験する研修プログラムを独自に開発されております。そのプログラムを神戸向けにアレンジしたワークショップ、仮称ですが、KOBE創薬開発ワークショップと名づけ、提供したいというふうに考えております。

また、バイエルには神戸医療産業都市で事業化に取り組むベンチャー企業に対し、メンターとしてアドバイスなどのサポートをいただきます。

一方、神戸医療産業都市推進機構のコーディネーターが「CoLaborator Kobe」入居企業をはじめとするベンチャー企業に対して、企業研究者とのマッチングや薬事相談など、さまざまな支援を行うことで事業化のサポートをいたします。

3点目は、グローバル展開の推進です。神戸医療産業都市で活動する研究者やベンチャー企業の海外展開をともに支援してまいりたいと考えております。神戸医療産業都市では、海外で開催される展示会にも積極的に参加しておりますが、そうした際にバイエルグループの海外拠点に協力をいただき、現地でのセミナー等のイベントを共同で開催していきたいと考えております。

その第1弾として、今年の6月にバイオ分野で世界最大の展示会であるバイオインターナショナルがアメリカ、フィラデルフィアで開催されます。その同時期に、ライフサイエンス分野ではアメリカ有数の都市であるボストンにおいて、連携イベントの開催を予定しております。
現在、詳細を詰めているところですので、詳しくは改めてお知らせいたします。

4点目は、広報、プロモーション活動です。国内展示会への共同出展やセミナー、シンポジウム等における連携協力をするほか、グローバルな広報活動として、バイエル薬品の広報誌に神戸医療産業都市の取り組みを紹介していただくなど、ホームページやSNS等も含めたさまざまなメディアを活用して、広報、プロモーション活動において相互に協力してまいりたいと考えております。

今後も神戸市、神戸医療産業都市推進機構、バイエル薬品と緊密に連携を図り、ベンチャー企業の育成、支援を通じて、神戸医療産業都市のさらなる発展に取り組んでまいります。
以上で、今回の協定に基づく連携事項についてのご説明とさせていただきます。

続きまして、今回締結する予定について、久元市長よりご挨拶いたします。

久元市長:
今日は、ご参加をいただきましてありがとうございます。
神戸医療産業都市は、構想開始から20年を迎えまして、350の企業、団体が集積する日本を代表するバイオメディカルクラスターとして成長してきました。

昨年は、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構の本庶佑理事長がノーベル生理学・医学賞を受賞されまして、神戸医療産業都市は新たな高みを目指して発展をしていくべき段階になっています。

その中で、ライフサイエンス分野がこの神戸医療産業都市の中核的分野をなすわけですが、ベンチャーの重要性が年々高まってきております。神戸市といたしましては、グローバルなクラスターとしてさらなる飛躍を図るべく、ベンチャーエコシステムの推進を行っております。

今回、そういう段階でバイエル薬品株式会社、今日はハイケ・プリンツ社長にお越しをいただいておりますけれども、神戸医療産業都市推進機構、今日は村上専務にご出席をいただいておりますが、3者で連携協定を締結できますことは、大変大きな意義があるというふうに考えております。

また後ほどプリンツ社長からご紹介があろうかと思いますが、バイエル薬品株式会社は、世界的なメガファーマ、バイエルの日本法人としてライフサイエンス分野のベンチャーに必要なグローバルな知見、ネットワークを豊富にお持ちです。

昨年の6月には神戸医療産業都市の操業環境を評価いただきまして、バイエル薬品として、サンフランシスコ、ベルリンに続くアジアで初めてのインキュベーション施設「CoLaborator Kobe」を開設いただきました。ベンチャー支援を積極的に展開いただいております。一方、神戸医療産業都市推進機構は、本庶理事長の強力なリーダーシップのもとで、神戸市と一体となりまして、ベンチャーエコシステムの構築に取り組んでおられます。この3者の思いが一致いたしまして、協定の締結に至ったわけです。

連携事項につきましては先ほど説明があったとおりですが、特にバイエル薬品さんの海外拠点、ネットワークを活用した海外でのイベントなどを通じまして、神戸のベンチャーのグローバル展開の支援や、神戸医療産業都市の知名度の向上にもご協力をいただけるものと考えております。

神戸医療産業都市では、今年度、ベンチャー支援施策を検討いたしまして、ライフサイエンス分野のアクセラレーションプログラム、「メドテックグランプリKOBE」を開催するなど、本格的なベンチャー支援を進めております。

この協定を契機に、3者でシナジー効果を創出いたしまして、ベンチャーエコシステム構築をさらに加速することにより、神戸医療産業都市のさらなる発展を進めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

職員:
ありがとうございます。
続きまして、バイエル薬品株式会社、ハイケ・プリンツ代表取締役社長よりご挨拶いただきます。

プリンツ社長:
皆さん、こんにちは。私はバイエル薬品の社長を務めておりますハイケ・プリンツと申します。
我が社のモットーは、科学を使って人生をよりよいものにすることで、本日、このような強いパートナー、神戸市と神戸医療産業都市推進機構と連携を結ぶことを非常にうれしく思っております。

久元市長がおっしゃったように、去年はアジアで初めてのスタートアップ育成施設「CoLaboratorKobe」を開設できました。しかし、それは神戸市と神戸医療産業都市推進機構の協力がなければ開設はできなかったもので、ご協力に感謝しております。

我が社は研究開発会社であり、スタートアップエコシステムだけではなく、共同開発も非常に重要な点になっています。それに従って、今日のこの連携で、我々のパートナーシップをまた次の段階に持っていけるかと思います。

バイエル社としては、ぜひともこのパートナーシップを成功させたいと思いまして、神戸市においてスタートアップエコシステムの構築にできるだけ協力させていただきたいと思っております。

また、既に存在する神戸市と神戸医療産業都市推進機構との関係をさらに強めたいと思っております。
どうもありがとうございました。

職員:
続きまして、バイエル薬品株式会社の高橋センター長に少しバイエルの紹介をしていただきます。

高橋センター長:
皆さん、こんにちは。バイエル薬品オープンイノベーションセンターの高橋です。
本日は、皆さん、お集まりいただき、まことにありがとうございます。また、この場をかりまして、関係者の皆様には御礼を申し上げます。
ここからは弊社バイエルの紹介をさせていただこうと思います。

先ほどの話もありましたけども、バイエルはドイツに本社を置くライフサイエンス企業です。「Science for a better life」、これを目標として、こちらに示しますような医療用医薬品部門、市販薬を中心としたコンシューマーヘルス部門、そして、農薬、種子をビジネスとするクロップサイエンス部門、この3部門より成っております。

現在、約96カ国で事業を展開しております。グループ全体の本社はドイツ、レヴァークーゼン、また、医療用医薬品部門の本社はドイツ、ベルリンに置かれております。

この日本法人、これがバイエル薬品ということになります。先ほどご挨拶させていただきましたハイケ・プリンツを社長として、従業員は約2,700名、売り上げの規模としては3,000億円程度ということで、現在、日本の製薬企業の中のトップ10位の中にリストをさせていただいている企業です。

実は、このバイエルは日本で非常に長くビジネスを行っておりまして、また、この神戸ともゆかりがある企業です。1911年、日本で初めてこの神戸で医薬品のビジネスを開始いたしました。今、こちらの写真、少し古い写真ですが、これが当時の神戸本社ということになります。以来、100年以上にわたって日本で医薬品のビジネスを行っております。そういう意味では、バイエルは日本の文化の中で成長してきた企業と言ってもいいかもしれません。

バイエルは、患者さんのアンメットメディカルニーズに応える革新的な新薬を提供してまいりました。アスピリン、アダラート、これらは皆さんもご存じかもしれません。今ここにお示ししたのが現在の主要製品になります。循環器領域、眼科領域、腫瘍・血液領域、そして婦人科領域、ここが我々の注力している分野となります。

少し研究に目を向けますと、研究部門の大部分は、実はドイツに集約をされております。ただ、その一方で、やはり世界中に存在する最先端の研究、または研究者にアクセスをするために、バイエルでは、いわゆるサイエンスのホットスポットと言われるような都市にイノベーションセンターを配置して、そこを拠点として活動をしております。私が所属しているこのオープンイノベーションセンターというのもその1つになります。

先ほど来お話にありましたが、昨年、この活動の一環として、この神戸に主にベンチャー企業を支援するためのコラボレーターという施設を開設いたしました。このコラボレーターでの活動というのは、一言で言うと、エコシステムを活用したイノベーションの創出モデルというふうに言えると思います。ここでは、このスライドにも示しておりますが、我々としては、オフィスのスペースと研究をするラボのスペースを提供します。バイエルとして、入っていただく企業のビジネスディシジョン、または知的財産というものに影響を与えることはないんですけども、ただ、我々製薬企業としてのノウハウを積極的に提供していく、そういう中で支援をしていくというモデルでございます。

今回のこのパートナーシップというのは、やはりこのコラボレーターの活動をさらに発展させたものになります。そして、我々は、神戸市さん、または推進機構の皆さん、そして、このコミュニティーにいる多くの企業の皆さんと一緒にイノベーションを創造していきたい、そして、最終的には、そういうふうに創造できた技術、研究、そういうものが1つでも弊社バイエルを通じて世界中の患者さんに届けるような新薬につながれば、そういうふうに考えております。
簡単ですが、以上です。

職員:
ありがとうございました。
続きまして、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構、村上専務理事よりご挨拶いたします。

村上専務理事:
神戸医療産業都市推進機構の村上でございます。
皆さん、期待されていたかとは思いますが、当機構の本庶佑理事長ですが、本日は他の公務がございまして出席がかないませんでした。申しわけございません。かわりに私からご挨拶させていただきます。

このたびは、連携協定の締結ということになりまして、大変ありがたく思っております。この協定締結にご尽力を賜りましたバイエル薬品の代表取締役社長のハイケ・プリンツ様や、オープンイノベーションセンター長の高橋俊一様、そして、久元喜造神戸市長をはじめとした神戸市の関係の皆様方に厚く御礼申し上げます。

さて、我々神戸医療産業都市推進機構は、その名のとおり、神戸医療産業都市を推進すると、そういう役割を持った都市の中核機関でございます。我々の目指すべきゴールといいますのは、ライフサイエンス分野におけるイノベーションを持続的に創出させるということでございまして、そのためには、この神戸医療産業都市に集積いたしました350に及びます企業、団体の連携・融合をさらに強化し、オープンイノベーションを推し進めていくこと、そのように考えております。

このところで大変重要な役割を担うのが、本日のテーマでありますベンチャー企業というわけでございます。アカデミアを源泉とした研究開発シーズ、それをステージアップさせ、社会へつないでいくという、このベンチャー企業を中核に据え、エコシステムを構築する、このことこそが持続的なイノベーションの創出につながると、そのようにされているところでございます。

そこで、我々推進機構、昨年の春より、ベンチャー企業の育成支援を行うということを新たな事業の柱に据え、体制の強化を図ったところでございます。また、ベンチャービジネスの有識者の方にもご参画いただき、ベンチャー支援コンソーシアム会議といったものを設置して、専門的な観点からベンチャーエコシステムの構築にかかわるいろいろなご助言をいただいているところでございます。

そのような中で、昨年6月、ただいまご説明がありましたとおり、バイエル薬品様が「CoLaborator Kobe」を開設されました。このインキュベーションラボにつきましては、もう既にサンフランシスコあるいはベルリンですばらしい実績を上げておられる仕組みでございまして、そのノウハウあるいは経験といったものをここ神戸でもしっかりと発揮されて、もう既にいろいろな成果を上げておられると、そのように伺っているところでございます。また、先ほど述べましたベンチャー支援コンソーシアム会議にもご参加いただき、いろいろとご指導を賜っているという、そういう状況でございました。

そのところに今回の連携協定の締結でございます。同じ方向を向いて仕事をしている者同士がしっかりと連携して事業を進めると、ベンチャーエコシステムの構築の取り組みがこのことによってより一層加速されるのではないかということで、大変喜んでおるところでございます。

また、このことだけではなく、バイエル薬品様はグローバルに大変すばらしいネットワークをお持ちでございます。一方、我々推進機構のほうも、これまでの活動の中で構築いたしましたアカデミアなどとの強固なネットワークを有しております。できましたら、この連携協定を契機に、この2つのネットワークをつなげるような事業にも力を入れていければと、そのように考えているところでございます。このことによりまして、神戸医療産業都市がネットワークの結節点になる。すなわちターミナルではなくノードとなって、より一層世界とつながると、人・物・金・情報がこの神戸医療産業都市を行き交うことで、この都市のさらなる発展につながると、そのように期待をしているところでございます。

最後になりましたが、推進機構は、連携協定に示されました事柄につきましてしっかりと着実にその役割を果たすとともに、神戸医療産業都市を推進するというその責務を果たすべく、これまで以上に業務に邁進することをお誓いいたしまして、私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。

質疑応答

記者:
ハイケ・プリンツ社長にお伺いしたいんですが、高橋センター長が最後に少しおっしゃいましたけども、今回の神戸市と医療産業都市推進機構との協定による今後のご期待をもう少し具体的に伺えたらと思います。

プリンツ社長:
我々は研究を自分の会社の中で行うだけではなく、研究にかかわるエコシステムからもアイデアを提供していただきたくて、神戸の医療産業都市に位置することで、神戸市だけではなく、KBICに入っている会社との連携をつくれるのではないかと思います。そのようなことが我が社の全体的な研究開発スタート事業の一部に入っています。

記者:
地元行政から後押ししてもらうというのはどのような面でメリットなんでしょうか。

プリンツ社長:
地方行政の支援は非常に大事なことで、そのようなサポートによりもう既に存在するインフラなども利用できる上で、その面ではこのような支援はかけがえのないものになりまして、しかし、我々だけではなく、既に「CoLaborator Kobe」に入っているスタートアップ企業にとって、この歴史のある神戸医療産業都市の施設が非常に役に立つのではないかと思います。

記者:
プリンツさんに質問させてください。昨年コラボレーターが開設されたときに取材させていただいたんですけれども、あれから半年ちょっとたちまして、うまくいっているところと課題はありますでしょうか。

高橋センター長:
責任者をしております高橋です。まず、アチーブメントという今お話ありましたけども、ここに関しては、既に2社が入っていて、それが活動している。しかも、彼らはやはりいろんなところでもう既にアディショナルなファンディングを得たり、ビジネスとしてはかなりうまくいって、そこはいろいろと、我々もいろいろお話をさせていただく中で、アチーブメントに入るんだろうというところです。

やはり難しさに関しては、これは神戸とかコラボレーターということだけではなくて、やはり日本におけるそのベンチャーの環境というのはまだまだそんなにすぐに進むような状況ではないということはよく理解ができたというとこですね。ですから、ここに関しては、もっと今回のような協定をベースにして、さらにそのイノベーションを加速していくということができたらと考えています。

記者:
ベンチャーを新たに呼び込みたいということだと思うんですけれども、どんなベンチャーに来てもらいたいのか、彼らにとってはどんなプラスがあるのかというところをアピールしていただけたらと思います。

プリンツ社長:
既におっしゃったように、多くの創薬企業は研究開発を自分の会社の中で行っているんですけど、ただ、最近は、特に最先端の技術は、やはりインハウスではなく、スタートアップのより小さな企業から来ておりまして、そういう面から見れば、そこでコラボレーションでスタートアップ育成施設が入ってきて、そこは大事なところになっています。しかし、ここで細かい話は、また高橋センター長にお願いしたいと思います。

高橋センター長:
私たちの期待としては、この活動というのはかなり時間のかかる活動であることは間違いんないです。要するに、あと二、三年ですぐに薬になるというものではなくて、やはり5年、10年、もしかしたらもっと長い期間をかけるものです。ですから、そういう中で、例えば日本にあるすばらしい技術が世の中に普及するような、例えばiPS細胞しかり、また、本庶先生のPD-1機構、そういうものを含めて、そういうほんとうのものすごく新しいものを見つけたいということは1つあります。

それともう1つは、やはり製薬企業の観点からすると、新しい薬の、我々、シーズと呼びますけれども、そういうもの、要するに技術的な部分と直接薬になるこういう2つのものを目指しています。

記者:
バイエルのハイケ・プリンツさんにお伺いしたいんですが、「CoLaborator Kobe」以外でエコシステムの構築に協力していくという話があった場合ですけど、具体的にこういう点で協力できますというところで「CoLaborator Kobe」以外でやりたいと考えていらっしゃることを教えてください。

プリンツ社長:
我々は「CoLaborator Kobe」のほかに、アカデミア、大学と頻繁に連携を結んでおります。例えば京都大学と連携を結んでおりまして、ちょうどこの前にもう1つの協定を結んだところです。そのような大学などの研究の面のコラボレーションは非常に頻繁にしております。主に注目している分野は、やはりこの最先端の技術で、日本はそのような最先端技術を生み出す国であり、本庶先生のノーベル賞受賞もその証拠の1つになっているのではないでしょうかと思います。

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