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更新日:2017年10月31日

消費者被害情報(平成29年10月)

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記者資料提供(平成29年10月31日)
市民参画推進局参画推進部消費生活センター
松本・吉山(電話:078-371-1222)
相談専用電話:078-371-1221

消費者被害情報(平成29年10月) 訪問買取(押し買い)にご注意!

「訪問買取」に関する相談が多く寄せられています。特に高齢の女性からの相談が全体の6割以上を占めています。
女性から「不要なものはございませんか?」「服や鞄、靴など買い取ります」と電話がかかってきたので、承諾した不要な物品を出す準備をしていたところ、自宅へやってきたのは男性。
そこで問われたのは「貴金属はないか」
中には断れないような状況に追い込み、身に付けている大切な形見の貴金属までも安価で買い取ってしまう強引な事業者も見受けられます。
「訪問買取」は特定商取引法でルールが定められていますが、それらを守っていない事業者が多いため、大切な財産を失わないためにも注意が必要です。

1.訪問買取に関する相談件数

単位:件( )内は男・女別件数
  平成27年度 平成28年度 平成29年度(9月末現在)
60歳未満 22(6・16) 23(4・19) 10(2・8)
60歳以上 61(15・46) 69(10・59) 46(3・43)
不明 21 16 12
合計 104 108 68

2.相談事例から

1.(当事者)80歳代:女性

(内容)
女性から「隣県の事業者だが当市でも開店予定。瀬戸物や古い服はないか」と電話があり、来訪を承諾。来訪してきたのは女性ではなく男性。用意していた洋服類は見ようともせず「コインや記念メダルはあるか?」と聞くので出したところ、「これは銀行に持って行った方がいい、ところで宝石類を見てあげる」と言われた。そこで箱に入ったアクセサリーを出すと「よくこの辺の引出しに保管しているよね」と勝手に引出しを抜き出し、その中から目立つ物を選んだと思ったら、男性は持参してきた商品をおもむろに取り出して、箱の上へ一緒に並べた。ここでどれが私の物かわからない状態となった。
その後、男性はアクセサリーの一部だけを契約書の明細欄に書き、3万円を渡され、箱ごと持ち帰った。男性なので怖くて何も言えなかった。休日の相談窓口に相談したところ「家族から商品を流さないように電話してもらい、クーリング・オフするように。自身では対応せずにセンターを通すように。窃盗でもあり警察に相談する方がいいかもしれない」と助言してもらった。その後、娘婿に電話してもらったところ、今日返品に来る予定。事前にすることはないか。

(センターの対応)
クーリング・オフは書面で行う必要があることを伝えて、あわせて当該業者が来訪する前にハガキを送付するよう助言した。また、業者来訪時に納得できないことがあれば再相談するよう案内した。

(その後について)
後刻、相談者からは「先ほど業者が返品商品を持参した。結果的には書面に記された8点以外に全部で30点以上を返品された。3万円を返したがダイヤの指輪がなかったことを申し立てたところ、『これですか?』と、ポーチの中から指摘した指輪と、もうひとつのダイヤの指輪を出してきた。指摘しなければ返品されなかったと思う。契約後に自身の記憶で買い取られたアクセサリーをメモに記していたが、メモ以上の私のものがあったので全て返品されたと思う」と連絡がありました。

2.高齢者地域包括センターからの相談

(当事者)80歳代:女性

(内容)
先月末、高齢の独居女性宅に買取業者を名乗る若い男性が訪問してきて、「不要な下駄や履物はないか」と言われた。女性が不要な履物を出すと、今度は「貴金属はないか」と言われた。貴金属は無い旨を伝えると、「こんな大きな家で無いことはないだろう」と言われた。「何か1つでも貴金属を出さないと、下駄も引き取らないぞ」と言われた。被害はなかったが、この時に玄関先で1時間以上も居座られた。

3.警察からの相談

(当事者)80歳代:女性

(内容)
地域の高齢者が押し買いの被害に遭った。5日前に「男性物のスーツの不要品はないか」と電話があり、来訪を承諾。約束の日に来訪し、身に付けていたダイヤとルビーの形見の指輪等3点も25,000円で買い取ると言われ渡した。よく考えると売る気はなく騙されたと思い、相談に来られた。クーリング・オフの仕方を教えてほしい。

3.神戸市消費生活センターからのアドバイス

特定商取引法で事業者が守らなければいけない主なルールは以下の通りです。

  • ●要請もされていないのに突然、消費者宅へ訪問して、買い取りの勧誘をしてはいけません。
  • ●電話勧誘の際、氏名、訪問目的、購入する物品の種類をはっきりと伝えたうえで、消費者から勧誘の同意を得る必要があります(消費者から訪問の要請をした場合でもルールは同じです)。
  • ●訪問時に同意を得ていない勧誘をしてはいけません。
    • 例1)査定の依頼であれば、訪問してきた業者は、「売ってもらえませんか?」など査定以外の勧誘をしてはいけません。
    • 例2)買い取りたい商品が“不要な服”で承諾していたのに、「ところで不要な貴金属はありませんか?」など訪問してから承諾以外の勧誘をしてはいけません。
  • ●消費者が断った場合、直ちに消費者宅から退去し、再び勧誘することはできません。
  • ●売買契約の締結を行った場合は契約書を交付しなければなりません。また、その書面にはルールで定められた事項を記入しなければなりません。
  • ●契約の締結時には8日間のクーリング・オフができることを説明しなければいけません。
  • ●クーリング・オフ期間内は消費者は物品の引渡しを拒むことができることを説明しなければなりません。

突然の訪問業者は断りましょう。事前に承諾した物品以外は売らないでください。
また、強引に物品の引渡しを求められたり、家に居座られたり等、怖い思いをした場合は迷わずに警察に連絡しましょう。

「訪問買取」は契約後でもクーリング・オフができます。不審な点や不安に思うことがありましたら、悪質商法や契約トラブルなどに関する窓口である神戸市消費生活センターにご相談ください。

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314

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