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更新日:2017年7月31日

消費者被害情報(平成29年7月)

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記者資料提供(平成29年7月31日)
市民参画推進局参画推進部消費生活センター
松本・吉山(電話:078-371-1222)
相談専用電話:078-371-1221

消費者被害情報(平成29年7月)予定外の工事の勧誘には注意しましょう!

  • 「3,000円で下水管の清掃をします」と業者が訪問してきた。清掃が終わると床下へ入り「排水のコンクリートが劣化しているため、いつ壊れるか分からない」と予定外の工事契約を勧められた。
  • 蟻の駆除作業を依頼すると「床下調湿材、床下補強、汚水枡の高圧洗浄が必要」と、次々と工事契約を勧められた。

といったような、予定外の高額な工事契約を勧められる、点検・次々商法に関する相談が依然として多く寄せられています。

消費者には専門的な知識がないため、本当に必要な工事かどうか判断に迷ってしまいます。その隙を突いて、「緊急を要する」と、すぐにその場での契約を迫ってきたり、なかには半ば強引に修繕工事を開始する悪質な業者も見受けられます。
不審な点や判断に迷うことがありましたら、消費生活センターに相談してください。

1.工事、修理に関する相談件数

平成27年度 平成28年度 平成29年6月末現在
594 635 148

2.相談事例から

  1. (相談者)80歳代:女性
    (相談内容)
    浴槽の交換を検討していたところ、チラシに39万8千円と掲載されていたので、業者に来訪依頼。見積りだけのつもりだったが、玄関先での3時間の説明に疲れて契約することに。契約書を貰ったが、合計60万円になり、チラシに掲載されていた金額よりかなり高額になった。検討し直したいので、今から止めることができないだろうか。
    (消費生活センターの対応)
    センターから当該業者へ連絡し、相談者が解約を望んでいる旨を伝えたところ、業者からは「解約に応じるので、契約書は破棄してほしい。」との回答を得た。その後、相談者へリフォームに関する相談について、市の住宅専門相談窓口を案内した。
  2. (相談者)50歳代:女性
    (相談内容)
    昨年に風呂の水漏れがあったときに7万8千円の見積りだけ出してもらっていた。そうしたところ5日前に訪問してきて「基礎もおかしい」と言われ、324万円の契約をさせられた。あまりに高額なので別の業者2社に見てもらうと2社とも「基礎は何ともないので、工事の必要はない」と言われた。明日から工事の予定であるがどうすればよいか。
    (消費生活センターの対応)
    請負契約では、かかった費用を請求される可能性があるが、いつでもやめることが可能であることを情報提供。324万円の工事契約は5日前の契約であるためクーリング・オフができる可能性があるため、はがきを出し業者にクーリングオフしたい旨を申し出てみるよう助言。後刻、相談者から「業者から『クーリング・オフを受ける』と回答された」と、報告があった。
  3. (相談者)50歳代:女性
    (相談内容)
    自宅に電話がかかってきて、「外壁塗装が必要」と言われた。見積りだけなら、と思い自宅訪問を承諾した。日曜日の夕方6時に2名が来訪し「今日中に返事をしてほしい、今ならサービスで値引きできます」と言われて、説明は2時間半にも及んだ。その後、近隣から自宅の屋根を勝手に撮った写真を見せられて「こんなに傷んでいますよ」と言われたので、不審に思い断った瞬間に態度を豹変させ、怒って帰った。
    (消費生活センターの対応)
    特定商取引法で、消費者が望まない電話勧誘、訪問勧誘は禁止されている。自身できっぱりと「貴社と契約する意思は全くありません、今後電話勧誘も訪問勧誘も一切しないでください」と事業者に伝えるように助言した。
  4. (相談者)50歳代:女性
    (相談内容)
    エアコンを修理してもらうために、ネットで調べた業者に来てもらった。修理ではなく新品への交換を勧められたので、エアコンはこの業者から購入することにした。その後、「台所をガスからIHに変えたいのでブレーカーの容量を増やしたい」と相談したところ、業者は床下を確認して「台所と床の間の床下が濡れている。エアコンの配線が水に浸かる状態となり危ないので調湿剤を撒いた方がいい。土管も老朽化して割れているので修理すべきだが、割れた部分だけでなく、全部を変えた方がいい」と言われた。材料費が必要というので前払いで350万円近く支払った。書面にクーリング・オフ規定が書かれていて、口頭でも簡単に説明されたが、クーリング・オフしたい。
    (消費生活センターの対応)
    電話で来訪を要請した以外の契約はクーリング・オフするよう助言した。センターから業者へ連絡して契約書面に基づいてクーリング・オフの対応を求めた。業者から返金されることとなったが、具体的な進展がなく、長期に及んできたことから、相談者にクーリング・オフ後の返金がなされないことについて、市民法律で弁護士に相談するよう案内。その後相談者が弁護士に相談することとなった。

3.神戸市消費生活センターからのアドバイス

この他、シロアリの駆除、電化製品の点検、給湯器の点検、浄水器の点検、ミシンの点検、エアコンの清掃等を行う際の契約についての相談が寄せられています。

追加の工事や修理を勧められたら、いったん冷静になって考える時間を作りましょう。「お隣の工事をしています、今なら無料で点検します」「今すぐ直さなければならない」「本日のみのサービス価格です」と、営業トークに惑わされると、結果的に不必要な追加の工事契約をし、法外な金額を請求されることがあります。

迷った場合は、その場で契約せずに十分な検討をしましょう。複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
不要なものは、はっきりと断る強い気持ちが大事です。

緊急を要する水回りの工事が必要な場合もあります。そのときに備えて普段から水道の元栓の閉め方の確認や、声をかけ合える身近な相談相手を作っておくことも大切です。
特に高齢者は、昼間に家に居ることが多く、点検商法の勧誘にあいやすいので注意が必要です。隣近所の人たち、ケアマネジャー、ホームヘルパー、通所施設の職員等との連携のため、連絡先は分かりやすいところに控えておきましょう。

訪問販売の場合は、業者は以下について消費者へ伝えるルールが特定商取引法で定められています。

  1. 事業者名
  2. 勧誘をする目的
  3. 販売しようとする商品・サービスの種類

訪問時に、第一声でこれらのルールが守られていない業者は要注意です。

また、消費者から契約しない意思表示が示された場合は、業者はそれ以上の勧誘を続けることや、再度の勧誘をすることが禁じられています。
契約した場合でも、特定商取引法では契約書面を受け取った日を含めて8日以内に、クーリング・オフができます。

契約に迷ったり、契約後に、「やはり解約したい」と思ったら、早めに消費生活センターに相談してください。

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314

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