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更新日:2020年1月15日

山と海のあいだ「第9回 新年。神戸の街のエアポケット」

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2020年。幕開け。

今年のお正月は、湊川神社に初詣へ出かけた。
元旦、主人の家へ挨拶に向かう途中、大倉山駅の地上出口のそばを通ると、多くの人が神社のほうへ連なっていた。毎年の光景だそう。

私たちも正門から参拝へ。境内は屋台がぎっしりと並んで賑わっている。
関東では見かけたことのない屋台などもあって、思わずきょろきょろしてしまう。
新年のはじまりの光景に、どことなくワクワクもする。
鳥居をくぐり、手水舎で清め、参拝をする。
今年一年の健やかな平穏を願って。

神戸の街中にある神社は、街のエアポケットのよう。
多様な人々の心の拠り所でもある。

主人の実家がそばにあって、湊川神社は氏神様でもある。
私たちの結婚式もここで挙げた。

湊川神社

「楠公さん」の愛称で呼ばれ、神戸の人々に親しまれてきた湊川神社。
南北朝時代の武将 楠木正成公が祀られ、古くから数々の歴史を持つ。

そんな湊川神社に、普段もときどき訪れることがある。
散歩のとき、何気ないときに。

正門をくぐると、外界の喧騒が遮られ
全く空気が変わるから不思議だ。
一気に清々しくなり、目には見えないエネルギーを自然と感じる。

外からきた私にとっても、今や氏神様。
何気ない日々への感謝と
ただそこにあることに、安心する。

湊川神社2

生田神社も、三ノ宮駅までの通り道でよく歩いていた。
境内の裏手にある生田神社の森の通りを歩くのが好きで、わざわざ裏門から入り通り抜けていた。
御神木は青々して空高く、池は涼しげで、そこだけマイナスイオンがあるような。
足早に歩くときも、その瞬間だけ別世界の空気を感じ心が落ち着くのだ。

今年もあっという間に日々に追われていくだろう。
忙しいほどに、大事なものを失くしてしまいがちになる。
そんな時は、街中にあるからこそふらっと神社に立ち寄れば
心がそっと休まるに違いない。

そんな拠り所が私からすると神社であり、神戸に住んでいる外国人の人たちからしたら、教会であり、モスクであり、寺院なのかもしれない。

今年も神戸に暮らす皆々さまが、心安らかに、健やかに過ごせますように。

 

文と写真 岩崎雅美

2年前から神戸に暮らし、ときどき横浜・東京との二拠点生活を送る主婦。 編集したり書いたり、人やコトやモノをつなぐ仕事をしています。

プロジェクトディレクター/地域コーディネーター/編集者/ライター
東京では、CSR・SDGs関連のコンサルティング・レポート制作会社の株式会社クレアンにて企画編集を担当。その後、株式会社umariにて地域や分野を横断する0→1を作るさまざまなプロジェクトデザインに携わる。雑誌「TURNS」の企画・地域コーディネーター・編集を担当後、神戸に移住。移住後はフリーランスで活動中

 

 

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