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更新日:2019年11月1日

地下鉄西神・山手線に関する9月下旬の新聞報道について

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地下鉄西神・山手線の快速電車復活には、莫大な費用と時間がかかります

9月下旬に「神戸市営地下鉄西神・山手線の快速復活へ」と一部新聞報道がありました。
この報道では、「快速復活のための退避駅として上沢など複数の駅施設を拡張」「31年度にも沿線需要や工事費の本格調査を行い、5年後の実現を目指す」といったことが掲載されていました。
しかし、退避駅を複数個所設け、さらに快速運行を行うための設備改修やダイヤ改正を行うためには、莫大な費用と時間を要するため、報道にあったような近い将来に快速電車の復活が実現できるような環境には、残念ながらまだありません。
今後も、将来を見据えて、利便性の高い、そして安全な公共交通網を形成していくため、さまざまなサービス向上に努めていきます。
なお、現在の地下鉄に関する検討状況などもあわせてお知らせいたします。

阪急電鉄と地下鉄との相互直通運転の実現可能性の検討を進めています

人口減少社会が進むなか、都市活力の維持・充実のためには定住人口に加え、都市間の交流人口の増加も重要であり、そのためには利便性の高い公共交通網を形成していく必要があります。
地下鉄西神・山手線は、1日の乗降客数が30万人近くもあり、西神地域と市街地を結ぶ大動脈となっていることから、特に、地下鉄沿線の人口定着や活性化について取り組んでいくことが重要です。
これらの課題に対して、阪急電鉄と市営地下鉄西神・山手線の相互直通運転は意義があると考えていることから、実現可能性の検討を進めています。
今年度は、実現可能性を探るため、今後の市全体の交通ネットワークのあり方や相互直通運転の効果・影響等について検討を進めています。実現には、莫大な費用と時間がかかりますが、検討を加速化させていきます。

地下鉄西神・山手線の快速電車復活には、莫大な費用と時間がかかります

また、利便性向上策の一つとして、震災前に運行していた快速列車の復活を希望する声もあります。従前の快速電車は、昼間時のみの運行で、主要駅のみに停車し、西神中央~新神戸間を26分で運行。6分の時間短縮が行なわれていました。
しかし、地下鉄では普通列車の待避線がなく、前後を走る普通列車の運転間隔を拡げて対応したため、混雑率が大きくばらつきました。また、快速列車通過駅のお客様には等間隔の運行ができず、逆に利便性を損なうことになってしまいました。できるだけ均一なサービスを提供するため、震災後は快速運転を中止し、ダイヤ改正によって列車運行本数を増強してきた、という経緯があります。

このような中、快速運転を復活するためには、新たに快速列車が普通列車を追い抜くことができる退避駅を複数個所設け、さらに快速運行を行うための設備改修やダイヤ改正が必要になります。
これらの実現には、莫大な費用と時間を要するため、近い将来に快速電車の復活が実現できるような環境には、残念ながらまだありません。

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