市民のみなさまへ(市長メッセージ)

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 神戸市内においても新型コロナウィルス感染症の患者数が増加しており、小規模患者クラスターも発生したところです。現在、市内の関係機関が力をあわせて、クラスターが次のクラスターを生みださないようにすること、重症化した患者に対し、適切な医療を提供することに重点的に取り組んでいます。
 一方、世界各地でも感染が拡大しており、この感染症との闘いは短期間での終息が見通せない状況です。感染拡大防止に努めながらも、子どもたちの居場所づくり、市民の暮らし、経済活動等をできる限り維持していく努力もしてまいります。

1.風邪症状が出たら、休みましょう

 全国の感染事例においては、風邪症状が出ながらも仕事を続け、結果的にほかの方を感染させてしまった例が少なくありません。仕事への責任感から風邪くらいで仕事を休めない、という発想を切り換え、「風邪症状が出たら休む」ことを社会全体で徹底しましょう。発熱、咳、だるさなど風邪症状が出たら、仕事や学校を休み、くれぐれも人の集まる場所に外出しないでください。

2.集団感染を防ぎましょう

 政府の専門家会議によると、これまでクラスターの発生が確認されたのは、①換気の悪い密閉空間、②人が密集していた、③近距離での会話や発声が行われた、という3つの条件が同時に重なった場です。こうした条件が重なる空間はできる限り避けてください。

3.必要なPCR検査は実施しています

 神戸市には、PCR検査を行うことができる市の組織として環境保健研究所があります。現在、200件を超える検査を実施し、検査試薬も十分に備えています。
 感染拡大を防ぐとともに、感染症患者に適切な医療を提供するためにも、現在も、医師が必要と判断したもの、患者の濃厚接触者のうち熱や咳などの症状がある方などへの必要な検査は実施しています。また、陽性と判定され入院された方には、症状がなくなってから2度、PCR検査で陰性を確認したうえで退院いただいています。

4.感染拡大防止に関する必要な情報提供を行っています

 感染への不安から、患者の居住地や立ち寄り先などの詳しい情報を知りたくなる気持ちは理解できます。一方で、患者のプライバシーを守ることは、感染拡大防止に必要な情報を患者から保健所が聞き取らせていただくためにも不可欠です。
 神戸市ではクラスター発生が懸念されるような事案(認定こども園のケース)などについては、当該施設の名称を含め、関連情報を速やかに公表して濃厚接触者の健康調査などを行っています。感染拡大防止に必要な情報はしっかりと提供してまいります。

5.神戸の医療の力を結集します

 神戸には、感染症指定病院である中央市民病院をはじめ、多くの病院・医療機関があり、今回の肺炎治療に対しても高水準の医療サービスを提供する力があります。
 新型コロナウィルス感染症の患者を診察できる帰国者・接触者外来(保健所等からのあっせんで受診いただくため、病院名は非公表です)も、当初の1か所から5か所に増設しています。
 一方、軽症の患者の方で医療機関があふれると、重症の方の治療が適切に確保できなくなる恐れがあります。このため、風邪等の症状がある方はまずは自宅で経過を見ていただき、症状が長く続く方やその他の心配がある方は、24時間対応している市の相談窓口にまずご連絡ください。

6.子どもの居場所づくりを進めます

 学校休業中においても、保育所、学童保育については継続しています。また、3月17日から、小中学校は学年ごとに登校日を設け、公費で給食を提供し、児童生徒の生活状況等の把握に努めます。図書館、博物館、美術館は一部サービス提供を除き、開館します。
 神戸の資源を活用し、地域・NPO等が行う子ども向けの野外活動プログラムを提供します。


 市民のみなさまのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

 

令和2年3月16日

市長署名

 

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