記者資料提供(2023年1月20日)
都市局都心再整備本部都心再整備部都心三宮再整備課
神戸市では、「三宮周辺地区の『再整備基本構想』」(平成27年9月)及び「神戸三宮『えき≈まち空間』基本計画」(平成30年9月)の実現を目指し、「三宮クロススクエア」等の人と公共交通優先の空間の創出や乗り換えの円滑化、回遊性の向上や都心部のにぎわい創出等に向け、三宮周辺地区の再整備を推進しています。
その一環として、まちの回遊性の向上や滞在機能を強化させるため、歩行者と共存する新たなモビリティの導入へ向けた検討として、時速5kmの自動走行モビリティ「iino type-S712」(イイノ)による実証実験を実施します。
「iino type-S712」は、令和4年2月に三宮の私有地内で走行実証を実施しており、2回目となる本実験は、公道における走行安全性や歩行者との共存性を検証します。
1.公道における走行実証(一般参加可能)
(1)実験内容

三宮中央通り地下通路(サンポチカ)においてモビリティを往復して走行実証します。
予約の必要はなく自由にご乗車いただけます。乗り降りの際は、車体近くを並走するかタッチセンサーに手をかざすことで減速又は停止します。
※身長制限(105cm)がございます。また、お子様を抱っこしての乗車はお控えください。
(2)実験日時
令和5年1月27日(金曜)11時00分~13時30分
令和5年1月28日(土曜)11時00分~17時00分
令和5年1月29日(日曜)11時00分~17時00分
※各日13時30分~14時30分(予定)は充電等のための休憩時間です。
2.将来の歩行者交通状況を想定した走行実証(関係者のみで実施)
(1)実験内容
将来的には三宮駅周辺デッキなどにおいてモビリティの導入を検討しています。デッキなどにおける歩行者交通状況を地下通路に一部の時間帯で再現し、検証を行います。
歩行者の人数や通行の向き等、様々な条件で走行実証し、自動走行モビリティのが歩行者と共存するための課題を抽出します。
(2)実験日時
令和5年1月27日(金曜)14時30分~17時00分
3.実験場所
神戸市中央区三宮町1丁目
三宮中央通り地下通路(通称:サンポチカ)
サンポチカ東端~三宮プラッツ間150m程度
4.使用モビリティ
名称:iino type-S712

サイズ:全長1195mm×全幅695mm×全高1050mm
最高速度:時速5km
最大乗車人数:3人
開発会社:ゲキダンイイノ合同会社(
ホームページ(外部リンク))
改正道路交通法(令和5年4月1日施工予定)において歩道空間で走行が可能な「遠隔操作型小型車」規格のモビリティを目指しています。
「遠隔操作型小型車」とは、遠隔操作により通行する車であって、最高速度や車体の大きさが一定の基準に 該当するもので、歩行者と同様の交通ルール(歩道・路側帯の通行、横断歩道の通行等)が適用されます。
規格等詳しくは
警察庁ホームページ(外部リンク)をご覧ください。