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最終更新日:2022年10月31日
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記者資料提供(2022年10月31日)
神戸市西区は主産地の岩岡町をはじめ、平野町、玉津町など、昔から国内指折りのキャベツ栽培が盛んな地域です。
化学肥料や化学合成農薬の使用を通常栽培よりも減らして栽培されており、神戸市のブランド野菜「こうべ旬菜」に認証されています。
このたび、JA兵庫六甲と学校給食会が連携し、以下のプロジェクトで神戸産キャベツの地産地消を推進します。
地産地消により地元神戸の農業振興、子供達の食の安全・安心と食育の推進を図ります。
冬キャベツの出荷がスタートする11月以降の収穫期において、従来のL玉に加え、サイズが大きく需要が比較的少ない2L玉・3L玉を積極的に調達することにより、学校給食用キャベツを全て神戸産にします(ただし、神戸産の端境期(はざかいき)7~10月を除く)。
生産者にとっても、自らが作った野菜が市内の学校で提供されることは、生産意欲の向上や所得の安定につながります。
また、学校給食に地場産物を使用し、食に関する指導の「生きた教材」として使用することは、児童生徒に地域の自然・文化・産業等に関する理解や、生産者の努力・食に関する感謝の念を育む上で重要です。
JA兵庫六甲および生産者の全面的な協力のもと学校給食会が実施する、神戸っ子農業体験「ル*ル*ルプログラム」は、これまで田植え、稲刈りやジャガイモ・タマネギ・ニンジンの収穫体験を展開してきました。
このたび新たに、キャベツの収穫体験を実施します。神戸市ブランドのこうべ旬菜キャベツを実際に収穫しておいしくいただくことを通じて、子供達の食育の推進につなげます。
<実施日>
2022年12月9日(金曜)10時~
<対象者>
水木小学校4年生
<場所>
神戸市西区岩岡町岩岡550−3周辺(大道星小公園周辺)
※収穫体験の取材にお越しいただける場合、12月7日(水曜)の17時までに学校給食会までご連絡いただきますようお願いします。
学校の授業や給食の時間に楽しく見て学べる食育動画を制作し、12月に全小学校および特別支援学校に配信。キャベツについての興味深い情報やJA兵庫六甲「こうべ旬菜キャベツ部会」の生産者に取材し、喜びや苦労などの生の声を子供達に届けます。学校給食会HPにも掲載しますので、ぜひご覧ください。
(参考)
1.「こうべ旬菜」とは
人と環境に配慮し、化学肥料や化学合成農薬の使用を通常栽培よりも減らして神戸市内で栽培された野菜です。種類は18品目あり、主に神戸市中央卸売市場を通じて市内の小売店や量販店等で販売されています。
2.「ル*ル*ルプログラム」とは
小学生が、神戸の自然豊かな農村地域での農業体験を通して、学校給食で食べる食材がどのように生産され、給食に提供されるかを一貫して学習する食育プログラムです。
「ル*ル*ル」は、「育てる」「収穫する」「給食で食べる」からネーミングしています。