ホーム > まちづくり > 花と緑と六甲山 > 風致地区など緑地の規制の概要 > 神戸市の風致地区
最終更新日:2023年3月9日
ここから本文です。
風致地区は自然環境の保全と開発の調和を図るために定められている制度で,神戸市においては,瀬戸内海国立公園六甲地域を中心とした六甲山風致地区,裏山に原生林を持ち国宝を有する太山寺風致地区のような自然的景観の優れた地域や,住吉川・赤塚山風致地区など,木々の緑の中に家がとけ込み閑静な街並みを形作っている地域等,10地区約9,215ヘクタールが第1種,第2種,第3種の3つに分けて指定されています。
瀬戸内海国立公園六甲地域を中心とする自然的景観の特に優れた山林、池沼等の地区で、現存の風致を維持することが必要なものです。
自然的景観の優れた良好な樹林地、池沼等の地区で、現存の風致を維持することが必要なものです。
自然的景観を保持している住宅地等の地区で、現存の風致を維持することが必要なものです。
風致の維持上、特に重要なものとして指定した森林です。伐採は、原則として禁止されています。
瀬戸内海国立公園六甲地域を中心とした広大な地区で、多様で良好な自然環境が保全され、自然とふれあえるレクリエーションエリアです。また、神戸のシンボルとして、市街地の背景となる緑地景観を形成しています。
隣接する芦屋川沿岸の松林とともに、地区内に残されたクロマツ等の屋敷林や大径木が特色ある緑豊かな住宅地を形成しています。
六甲山系南麓の高台から住吉川沿いに、斜面地の残存樹林や、川沿いのクロマツ林を主体とした緑地が、歴史的文化的環境と一体となって良好な景観を形成している住宅地です。
地域のシンボルである山地景観を有する高取山を核とする地区で、山麓部は市街地に近く、散策やハイキングなどの日常的利用があり、市民に親しまれています。
鉢伏山など六甲山系の西の端から、古くから須磨の浦として有名な海浜部につながる、自然景観の良好な地域で、海浜の白砂青松の海浜景観とともに、歴史的意義に恵まれた緑地が保全されています。
国宝太山寺と、県内最大規模の原生林(県指定の天然記念物)、渓谷、田園景観が一体となって、歴史性と郷土性豊かな風致を形成しています。
地域のランドマークとなっている雄岡山・雌岡山の一対の山が核となり、ため池と農地・集落が調和した郷土性豊かな風致景観を形成しています。
神戸の西・北地域の中心的位置を占める山系で、雄大な自然環境、及び田園地域と調和した里山景観を形成しています。
風光明媚な地区として知られ、露岩と清流、渓谷という際立った特徴を持つ自然景観を有し、良好なレクリエーション環境を形成しています。
千刈貯水池は、神戸に希な広大な湖水景観と自然環境が一体となって良好な景観を形成しています。