総点検!正しい分別でオフィスごみ削減へ

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新年度を迎え、事業拡張や新たなプロジェクトの始動などで、新しく開設した事務所や店舗も多いのではないでしょうか。

新しいオフィスや店舗でぜひ取り組んでいただきたいのが、事業活動で出てくる事業系ごみの出し方チェックです。
これまで何となくまとめて捨ててきたごみも、実は分別できる!?分別・資源化すればごみの量を減らし、ごみ出しもラクになる!?

この機会に正しいごみの出し方を知って、事業系ごみの削減に取り組んでみませんか。

まず確認!産業廃棄物と搬入禁止品目

事業系ごみの出し方を考えるとき、まず確認しなくてはならないのが「産業廃棄物に該当するものであるかどうか」です。

同じ事業系ごみでも、産業廃棄物と一般廃棄物では処分に必要な手続きや、収集運搬・処分の許可業者も異なります。
また、家電リサイクル法の対象となる家電4品目や、行政が搬入を禁止している品目などクリーンセンターでは処理できないので、併せてチェックが必要です。

事務所移転などの際には、古い家電製品の処分も確認を

事務所の移転や新設で気になる品目としては、もう使っていないパソコンやバッテリーなど古い電子機器製品、消火器、小型の冷蔵庫、長年貯めたままになっていた小型電池類、中身が残ったままのカセットボンベやガスボンベ、その他金属類などでしょうか。

たとえば、壊れて使わなくなったまま湯沸かしポット置き場と化した小型の冷蔵庫などは処分方法に悩むところです。

そういったときは、神戸市が公開している「事業系ごみ分別区分検索サイト」から、処分方法がわからない品目を検索することができます。
日々、家庭の生活シーンであまり見受けないような品目をオフィスで処理する場合は、こちらのサイトで処分方法を確認しておきましょう。

神戸市「事業系ごみ分別検索サイト」で処分方法をカンタンに検索

事業系ごみ分別検索サイトのページへ

分別・リサイクルでごみの少ないオフィスに

新オフィスへの移転を機に、できれば資源ごみを極力スムーズに分別し、リサイクルできる仕組みを作ってしまいたいですよね。

まず取り組んでいただきたいのが、市内の事業系廃棄物のうち約10%(1.9万トン)を占める、再生可能な紙ごみの資源化です。

コピー機の周辺に、印刷ミスしたコピー用紙をそのまま入れられる箱を置くのも一つの方法です。
また、シュレッダー紙も、他の古紙と一緒であれば古紙回収業者などに引き取ってもらいやすく、リサイクルできる可能性があります。古紙の排出頻度・量・種類(新聞・コピー用紙・シュレッダー紙など)の目安を立てたうえで、専門業者に問い合わせてみましょう。

また、オフィスでは各自の作業デスクのそばに1人あたり1個のごみ箱を用意するケースが多いですが、これだと「分別せずにごみ箱に入れる」のが最も楽な排出方法になってしまいます。
使わなくなった書類をそのままごみ箱に...ということが多くなるのもこのためです。

そこで、そうした個別のごみ箱を設置する場合は、「5個設置する範囲の中央に古紙投入用の分別ボックス、ビン・缶といった資源化可能な飲料容器などを投入する分別ボックスを1つずつ置く」など、ルールを決めて分別体制を作ってはいかがでしょうか。
「資源ごみ類のごみ袋は週に1回、もしくはいっぱいになったタイミングで取り替える」など、ごみ出しのルールまで合わせて決めればバッチリです。

紙ごみ、そしてペットボトルなど飲料容器をきちんと分けるだけでも事業系ごみの体積・重量は大きく減ります。神戸市では事業系ごみを有料の指定袋制度で回収しているため、分別は可燃ごみ指定袋の購入費用を抑制する効果があります。
「分けやすい、集めやすい、出しやすい」ごみ箱設置とルールをぜひ検討してみてください。

飲食店舗・小売業は検討してほしい「食品リサイクル」

飲食店舗、スーパーマーケットなど小売店舗から出るごみのなかで、水分が多く、匂いの発生源になるなど、悩ましいものが「生ごみ」です。

国では食品リサイクルを推進していますが、可燃ごみから生ごみを分別して収集運搬し、食品リサイクル業者に搬入するため、排出者の手間とコスト負担が非常に大きくなってしまいます。

神戸市では、食品リサイクルに取り組みやすい環境づくりとして、市内の一般廃棄物許可業者と連携のもと、食品廃棄物等の効率的な収集運搬システムを構築しています。

食品リサイクル向け生ごみを一時保管する保冷庫などを整備し、運搬を集約化するもので、全国的にもないシステムです。すでにコンビニエンスストアの一部で、この収集システムを活用した生ごみの食品リサイクルが行われています。

生ごみの分別レベルは処理先の食品リサイクル施設によってさまざまですが、なかには容器ごと排出し、委託先の施設で容器と中身を分けることができる施設もあります。

店舗のごみの出し方に合う委託先を見つければ、効率的な収集システムの活用で、コスト負担をなるべく減らした形で食品リサイクルに取り組むことができます。
「以前から検討してきたが、コストがかかりすぎて断念している」という排出事業者の方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

市内許可業者による食品廃棄物等収集運搬システムについて

市内許可業者による食品廃棄物等収集運搬システムの詳細はこちら(PDF:811KB)

LED照明への切り替えやオフィス家具リユースも

「新事務所なので、運営にあたり、いずれやらなくてはならない環境関連法令への対応などを済ませてしまいたい。」そこまで考えている事業者の方に勧めたいのが「蛍光灯のLED照明への付け替え」です。

水銀を含む蛍光灯の製造は、今後順次中止されていく予定のため、白熱灯はいずれ必ず取り替え、かつ「水銀含有製品産業廃棄物」として適切に管理・処分を行わなければならなくなります。

事務所新設や移転の際にLED照明などへの一斉切り替えを行えば、こうした対応も合わせて済ませてしまうことができます。

また、移転に伴い設置できなくなってしまったオフィス家具などは、リユース品として売却したり、引き渡したことがないため、結局は廃棄してしまうケースも少なからず存在しています。

環境省では、こうした机・椅子・棚などのオフィス家具、パソコンなどのOA機器、その他家電製品について、リユースの手順、事例などを紹介した手引きを公表しています。

交換した家具類のリユースを検討してみてはいかがでしょうか。

この春から新しいオフィスを設置される方だけでなく、現在のオフィスを運営されている皆様も、もう一度、普段のごみの出し方をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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