2022年度 海の課題解決に向けた実証事業(海プロジェクト)~実証事業が決定しました!~
本市では、海洋産業の振興を目指し、関係団体や企業等とのネットワーク構築や次世代の人材育成、最新情報の収集・発信等様々な事業を展開しています。
この度、「海の課題解決に向けた実証事業(海プロジェクト)」の募集を実施し、選定委員会による選考の結果、採択事業者(6件)を選定しましたのでお知らせします。
1.海プロジェクトの概要
神戸の海を舞台として、民間事業者、大学等が持つ海洋産業分野の専門的知見や技術・ノウハウを活かし、海に関わる課題解決に資する実証事業を実施するものであり、本市の海洋産業の振興に向け、ネットワーク構築・情報発信・ブランディング向上・人材育成・新産業創出に資する取り組みとして位置づけています。
2.採択事業者(6件)
【課題指定型】
NO.1
事業者名
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東京農工大学 中山研究室 |
課題 |
ICTを活用した海の状況把握 |
事業概要 |
海中モビリティと可視光通信による海中センシング |
NO.2
事業者名
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株式会社ディープ・リッジ・テク |
課題 |
水中ロボットによる船底調査、検査の効率化 |
事業概要 |
ROVによる船底調査や検査・船底清掃を実現するための小型ROV、及び高精度位置計測装置を用いた人材育成プログラム |
NO.3
事業者名
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株式会社東京久栄 |
課題 |
岸壁・護岸・物揚場の桟橋下面及び一般橋梁部の下面調査等の効
率化、狭隘な箇所における深浅測量 |
事業概要 |
点検用水上スライダーによる桟橋下面及び一般橋梁部の下面調査等点検、狭隘箇所の深浅測量 |
NO.4
事業者名
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JFEアドバンテック株式会社 海洋・河川事業部 |
課題 |
ICTを活用した海の状況把握 |
事業概要 |
栄養塩連続自動分析装置による栄養塩(窒素)のリアルタイム観測 |
【企業提案型】
NO.5
事業者名
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株式会社FullDepth、古野電気株式会社 |
事業概要 |
ASVおよびROVの連携による水中インフラ点検の測位精度向上 |
NO.6
事業者名
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いであ株式会社 |
事業概要 |
水中ドローンを使用した海中構造物点検の効率化 |
3.選定理由
選定委員会におけるプレゼンテーションに基づく選考を実施し、「課題解決力」、「実施体制・実現可能性」、「先駆性・発展性」、「費用効果」、「海洋産業の振興・地域活性化、ブランディング効果」を総合的に評価し、事業者として決定。
4.スケジュール
(1)募集期間 :令和4年7月1日(金曜)~令和4年8月1日(月曜)
(2)選定委員会:令和4年8月8日(月曜)
(3)結果公表 :令和4年8月19日(金曜)
(4)事業開始 :令和4年8月下旬~
(5)事業完了、実績報告書提出:令和5年3月下旬頃
5.海プロジェクトの詳細
公募要領や支援内容等は下記ホームページをご確認ください。
令和4年度 海の課題解決に向けた実証事業(海プロジェクト)