ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2021年7月 > 神戸市の「海(うみ)プロジェクト」について~海に関するお困りごと(課題)の募集をします~
最終更新日:2021年7月21日
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記者資料提供(令和3年7月21日)
海洋での仕事・活動(例:海面漁業・資源採掘・海洋物流)、海洋で使うモノ・サービス(例:造船業や水中ロボット)や海洋から採取・精算された海洋資源を使った仕事・活動(例:水産加工業・石油)など海洋に関わるビジネスを幅広く含みます。
令和3年度の取り組みとして、神戸市の海洋産業振興に繋げることを目的とし、海に関わる解決したい課題を幅広く募集し、その課題を企業の知見やノウハウによって解決できる技術等を公募・支援する実証事業「海プロジェクト」の実施を予定しています。
つきましては、今回、海に関わる解決したい課題を募集しますので、ぜひ積極的にご応募いただき、課題解決に向けた実証実験等にご協力をお願いいたします。
■課題のイメージ
(例①)海の構造物の維持管理を効率よく行いたい。
応募者が所有する漁港の防潮堤や係留施設といった海の構造物の老朽化による保守、点検のニーズがあるにもかかわらず、潜水士の不足、潜水深度の
制約、コスト等の課題があるため、効率よくメンテナンスを実施できない。
(例②)養殖事業における食害などの被害を防ぎたい。
養殖事業など水中の状況を確認する方法は、潜水士が実際に目で見て確認することが一般的である。そのため、生簀での養殖における観測業務では、
常時リアルタイムで確認できないため、食害等のリスクが高まるので、解決策を見出したい。
海洋に関わる課題を解決するための技術として、海洋ロボットや水中ドローン、IT活用などの幅広い分野が想定されます。
※応募事業者にはプロジェクト実施費用等の支援を行います。(※上限あり)
(例①)水中ドローンを活用することで、海の構造物の老朽度合や損傷の把握を簡易に行うことができ、メンテナンスの効率化を図る。
(例②)水中カメラと通信機器を活用し、常時リアルタイムでの確認が可能になるため、食害等の実態解明につながり、リスク軽減に向けた検討ができる。
令和3年8月16日(月)まで
別添、課題説明シート(別紙)にご記入の上、下記アドレスにメールでご提出お願いします。
郵送も可。
課題の応募については神戸市内の課題に限定しませんが、海プロジェクト(・実証テスト)については神戸市内で実施します。
市外から課題を提供いただいた方には状況と結果の報告を適宜行います。
〒650-8570 神戸市中央区加納町6-5-1
メールアドレス:ocean@office.city.kobe.lg.jp
TEL:(078) 322-5301
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