ここから本文です。
認知症の人にやさしいまち「神戸モデル」特設サイトはこちら(外部リンク)
高齢化の進展により、今後も認知症高齢者の増加が見込まれています。G7保健大臣会合(平成28年9月)で採択された神戸宣言を踏まえ、社会全体で認知症の人を支える取り組みをより推進していくため、「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例」を制定しました。(平成30年4月1日施行)
認知症「神戸モデル」は、認知症の方やそのご家族が安心・安全に暮らしていけるよう、認知症の早期受診を推進するための「診断助成制度」と、認知症の方が外出時などで事故に遭われた場合に救済する「事故救済制度」を組み合わせて実施。その財源は、個人市民税均等割の上乗せ(令和元年度から令和3年度に1人あたり年間400円)によってまかなう、全国初の取り組みで、平成31年4月1日より本格実施しています。
詳しくはこちら
「事故救済制度」に加入された方に対してアンケート調査を実施し、申し込み理由や、加入後の意識などに関してご意見を頂きました。
このアンケート調査の集計結果については、認知症「神戸モデル」の今後の運営にあたって参考とするとともに、厚生労働省が実施する令和元年度老人保健健康増進事業「認知症に関する官民連携プラットフォーム構築に関する調査研究事業」の中で、神戸市の取り組みの一つとして紹介され、広く役立てられることになっています。
「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例等の一部改正(案)」についての意見募集を行いました。
※意見募集は平成30年10月22日で終了しました。
条例に基づく附属機関として、「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり推進委員会」を設置し、認知症の人にやさしいまちづくりの推進及び評価について、調査・審議をしていただいております。
本条例では、認知症の人にやさしいまちづくりの理念を定め,市の責務並びに市民及び事業者の役割を明らかにするとともに,施策の基本となる事項を定め,もって認知症の人にやさしいまちの実現に資することを目的とする。
認知症高齢者が増加する中、認知症の人やその家族の方に対しては、早期からの専門的な診断(鑑別診断)を実施し、医療・介護の両面から適切な支援を継続的に行う必要があります。
そこで、神戸市では、認知症の発症初期から状態に応じて、かかりつけ医、認知症サポート医、認知症疾患医療センター(鑑別診断などを行う専門医療機関)や、あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)などが連携し、医療・介護が一体となった認知症の人への支援体制を構築しています。
具体的には、認知症の人やその家族の方が、まずお住まいの地域のあんしんすこやかセンターや、かかりつけ医に相談いただき、相談に応じて「こうべオレンジダイヤル」や「認知症疾患医療センター」に紹介し、必要な医療や介護につなげるしくみとなっています。
認知症疾患に関する鑑別診断とその初期対応,行動・心理症状と身体合併症の急性期治療に関する対応,専門医療相談等を実施するとともに,地域保健医療・介護関係者への研修等を行うことにより,地域において認知症に対して進行予防から地域生活の維持まで必要な医療を提供できる機能・体制の構築を図ることを目的に設置しています。
認知症疾患に関する鑑別診断とその初期対応,行動・心理症状と身体合併症の急性期治療に関する対応,専門医療相談等を実施するとともに,地域保健医療・介護関係者への研修等を行うことにより,地域において認知症に対して進行予防から地域生活の維持まで必要な医療を提供できる機能・体制の構築を図ることを目的に設置しています。
「認知症かな?」と思ったり、気になる方はかかりつけ医などの身近な「認知症相談医療機関」にご相談ください。
認知症について、次のような不安があれば、お気軽に、地域のあんしんすこやかセンターや、こうべオレンジダイヤルご相談ください。
お住まいの地域のあんしんすこやかセンターにご相談ください。
もしかして認知症?一度チェックしてみませんか。
《認知症に関する総合電話相談窓口》
TEL:078-262-1717
月~金(土日祝、年末年始除く)9時00分~17時00分
認知症介護研究・研修センターが運営しています。症状の事例や対応について掲載されています。
「認知症ケアパス(ケアネット)」とは、認知症の症状に応じ、いつ、どこで、どのような医療・介護等のサービスを利用できるかについて、地域資源を整理して、まとめた冊子のことです。下記よりご覧いただけます。
平成30年8月に、全市版を作成しております。認知症ケアパスにつきましては、お住まいの区役所健康福祉課あんしんすこやか係へお問い合わせください。
中央区・長田区につきましては区独自のものも発行しております。
認知症初期集中支援事業とは、認知症サポート医と看護師等の専門職で認知症初期集中支援チームを構成し、認知症の疑いがあり、医療・介護サービスを利用していない方、また医療・介護サービスを利用しているが徘徊等認知症による行動の問題が顕著で対応に苦慮している方を対象に、専門職が家庭訪問を行い、認知症サポート医を含めて支援の方法を決定し、鑑別診断の紹介などの適切な医療介護サービスにつなぐ事業です。初期集中支援終了後は、ケアマネジャーやあんしんすこやかセンター、かかりつけ医等に引き継ぎます。
このページでは、名簿の公表に同意の得られた認知症サポート医の名簿のみ公表しております。
平成25年度に、若年性認知症デイサービス・デイケアモデル事業を実施し、その成果を平成27年1月に、冊子にまとめました。デイサービス・デイケア職員の方だけでなく、ご本人、ご家族の方も、ケアの方法等の参考にしてください。
認知症高齢者に対する介護サービスの充実を図るため、高齢者介護の指導的立場にある者及び介護業務に従事する職員に対し、認知症高齢者の介護に関する研修を実施しています。
「こうべオレンジカフェ(認知症カフェ)」の実施団体を募集します。詳しくは下記のページをご覧ください。
「神戸市における認知症診断助成制度の実態」の研究を実施するため、認知症診断助成制度に関する既存情報を匿名化し、分析いたします。本研究は、高齢者保健事業の向上を目的として実施するものであり、何卒ご理解いただけますよう宜しくお願い申し上げます。
認知症診断助成制度の高齢者保健事業データを活用した調査研究について(PDF:169KB)
「神戸市における認知症初期集中支援チームの活動実態」の研究を実施するため、認知症初期集中支援事業に関する既存情報を匿名化し、分析いたします。本研究は、高齢者の保健事業の向上を目的として実施するものであり、何卒ご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
認知症初期集中支援事業のデータを活用した調査研究について(PDF:276KB)
お問い合わせ先
市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください
電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314