2023年1月17日、阪神・淡路大震災の発生から28年を迎えます。
震災の経験や教訓を継承していくとともに、市民一人ひとりが南海トラフ地震や激甚化する気象災害等への備えに取り組んでいただけるよう、「市民防災の日」である1月17日に、気軽に取り組める防災活動「KOBEそなえとう?1.17」を実施します。
これからご紹介する内容を参考に、個人やご家庭、地域団体、事業所等で自分でできる防災活動に取り組んでください。

シェイクアウト訓練とは、その場で「3つの安全行動(まず低く、頭を守り、動かない)」を取る、いつでもどこでも、誰でも気軽にできる訓練です。ご家庭や学校・企業・地域のみなさんで取り組んでみてください。

【実施方法】
訓練音源等を使用し、身の回りの安全を確認してから「3つの安全行動(まず低く、頭を守り、動かない)」の姿勢を取りましょう。
また、
2023年1月17日(火曜)午前10時に、ひょうご防災ネットから「訓練:地震発生」の情報発信を行います。音に合わせて、「3つの安全行動(まず低く、頭を守り、動かない)」の姿勢を取ってみましょう!
震災の経験と教訓を振り返るとともに、南海トラフ巨大地震や、近年の激甚化する気象災害等、様々な事態に備える必要があります。市民一人ひとりが、いつでも、どこでも気軽に取り組める防災活動に取り組みましょう。
なお、KOBE防災ポータルサイト「SONAE to U?(そなえとう)」では、災害時の避難行動や家庭内備蓄の方法など、日頃からの『備え』につながる情報を紹介しています。
住んでいる地域のハザードマップを見る
災害時、落ち着いて行動できるよう、様々な避難ルートを想定し、あらかじめ避難にかかる時間を確認しましょう。
住んでいる地域の危険性や緊急避難場所は、神戸市ホームページに掲載している「くらしの防災ガイド」でご覧いただけます。
マイ避難カードを作成する
「ひょうご防災ネット」では、災害別の危険を知り、どのような避難行動をどのタイミングでとればいいのか、ご自身で考えた内容をカードとして保存できます。いざというとき、速やかに行動するために作成してみましょう。
避難の時に必要な持ち物を揃える
家庭内備蓄
南海トラフ地震など、大規模な災害が発生した場合、救援物資がすぐに届くとは限りません。各家庭で家庭内備蓄を準備しておきましょう。
- 最低でも3日分、できれば7日分
- 飲料水は1人1日3リットルが目安
- ローリングストックを活用する
非常持ち出し品
災害はいつどこで起こるか分かりません。いざという時に備え、非常持ち出し品を準備しておきましょう。
- 一人ひとつ、両手があくリュックサックに
- 持ち出し品は優先順位をつけて、持ち出せる量に
- チェックリストを活用し定期的に点検を
家具の固定や感震ブレーカーの設置状況を確認する
家具の固定
家具の固定はできていますか?
できていない場合は、家具の転倒防止方法について学びましょう。
また、住まいの耐震化を考えている方は、「神戸市すまいの総合窓口 すまいるネット」をご確認ください。
感震ブレーカーの設置
地震による火災の過半数は電気が原因と知っていますか?阪神・淡路大震災で発生した火災のうち、原因が特定されている火災の約6割が「通電火災」でした。
「通電火災」とは、大規模な地震に伴う停電から復旧した際に、地震で倒れたり、家具の下敷きになったストーブなどの家電製品に通電することで発生する火災のことです。
「通電火災」には、地震の際に自動的にブレーカーを落とす「感震ブレーカー」が有効です。感震ブレーカーには様々な種類がありますので、ご家庭に合うものを選んで設置しましょう。
阪神・淡路大震災の写真や映像から当時を振り返る
阪神・淡路大震災から現在までの28年間を振り返り、震災の経験と教訓を継承するとともに、防災の未来について考えるきっかけとしていただくため、防災について未来へ継承したい『宝物』とあなたが思い描く防災の『未来』を募集します。イベントの詳細は下記ページをご確認ください。
募集期間
2023年1月17日(火曜)から3月11日(木曜)まで
投稿方法
1.LINE公式アカウント「SIP-KOBE実証訓練」と友だちになる。
2.募集期間中に、防災について未来へ継承したい『宝物』とあなたが思い描く防災の『未来』を投稿する。