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最終更新日:2022年1月14日
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神戸港を舞台とした絵本制作を手掛ける、鳥瞰図絵師・青山大介氏と画家・谷川夏樹氏のお二方より、神戸の子どもたちのために絵本「神戸みなと物語〜コンテナじいさんの見た神戸港」を寄贈いただき、絵本副教材を発行します。
左から港湾局加島担当局長、教育委員会長谷川事務局長、谷川 夏樹先生、青山 大介先生
鳥瞰図絵師・青山大介氏と画家・谷川夏樹氏は、神戸港を舞台とした絵本を制作しており、日本におけるコンテナポート発祥の地である神戸港が、アジアを代表する港へと成長し、その後、阪神・淡路大震災に直面しながらも復興していく様子を画家目線で表現しています。掲載作品は2021年の神戸海洋博物館企画展「神戸みなと物語 アジアのマザーポートへ」でも展示し、好評を博しました。
今回、神戸港の移りゆく姿を地域の子どもたちに届けたいというお二方の思いから、完成した絵本を神戸市に寄贈いただき、簡易装丁の副教材版「神戸みなと物語〜コンテナじいさんの見た神戸港」を発行する運びとなりました。学校を通じて、神戸市内の新小学3年生全員に配布する予定です。
画像:絵本表紙(予定)
2022年1月13日(木曜日)、両先生をお招きし、絵本の寄贈式典を開催しました。
長谷川事務局長は、先生方に寄贈のお礼を述べるとともに、「神戸の町について学ぶ小学3年生が、社会科の授業や港をめぐる校外学習の中で絵本副教材を活用することで、"神戸のみなと"に関する興味や関心をさらに高めてもらいたい」と期待を寄せました。
絵本制作のねらいについて青山氏は、「アジア有数のコンテナポートであった神戸港が、阪神・淡路大震災を乗り越え現代に至るまでの神戸港の歩みを、絵本という形で多くの人に伝えたい」と語りました。また、発生から27年を迎えようとしている阪神・淡路大震災に関連して、両者とも自らの被災経験を語り、作中の描写について谷川氏は「震災を文字ではなく絵で伝えることにこだわった。震災当時の神戸港の様子も再現しているので、子どもたちと一緒にご家族にも読んでいただきたい」と語りました。
出 席 者:
(先方) 青山 大介 様、谷川 夏樹 様
(神戸市)教育委員会事務局長 長谷川 達也、港湾局担当局長 加島 洋子
配布時期:2022年3月末に市立小学校164校へ配布
配布対象:新小学3年生
仕 様:A4変形(210mm×210mm) 36ページ
発行部数:13,700部
神戸市が毎年作成・配布している、神戸港に関する副教材「KOBE 海とみなとのおしごとワークブック」と併せて配布します。(画像は作成中のものです)
☆2022年度版はタイトルも内容も一新して、より充実した内容に生まれ変わります!
2021年度版「海とみなとがしごとのぶたい」はこちらから