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神戸港と鈴木商店を語る会 参加者を募集します

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公演フライヤー

記者資料提供(2023年3月10日)
港湾局振興課
明治初期に神戸で創業し、神戸港から世界に羽ばたいた鈴木商店は明治・大正期の日本経済・産業を牽引し、当時日本一の総合商社として成長しました。
鈴木商店の大番頭として陣頭指揮した金子直吉及びその社員たちが世界中を駆け巡り、次々と事業を起こしていく様子を描いた舞台演劇「彼(か)の男十字路に身を置かんとす(作・演出:村田裕子LiveUpCapsules代表)」が令和5年(2023年)4月に神戸ポートオアシス(神戸市中央区新港町5番2号)にて公演されることを機会に、講演会「神戸港と鈴木商店を語る会」を開催します。
今回の講演会では、鈴木商店ゆかりの企業や各分野の専門家を招き、鈴木商店が日本一の総合商社に上り詰めた歴史的背景と、どのように神戸の発展に寄与したのかを探ります。是非ご参加ください。

日時

令和5年4月22日(土曜)及び23日(日曜)

14時から15時30分(受付開始は13時30分から)

場所

神戸ポートオアシス(神戸市中央区新港町5番2号)内 5階会議室

主な内容

1.基調講演(22日と23日ともに同じ内容です)

小林由佳 神戸新聞社 論説委員

1990年神戸新聞入社。淡路総局、社会部(現報道部)、文化生活部などを経て経済部へ。長年、企業や財界を取材し、経済部長のときに長期連載「遙かな海路~巨大商社・鈴木商店が残したもの」を担当した。2018年から論説委員として社説を主に担当している。

小代 薫 神戸大学 未来世紀都市学研究アライアンス 特命講師
小代薫建築研究室主宰を経て現職。博士(工学)。一級建築士。専門は建築設計、まちづくり、建築史・都市史。歴史学の総合性や建築設計という技術と文化を横断し全体をまとめ上げる職能を活かして、学際的な文理融合研究プロジェクト「MIRAI BOSAI」や、地域の歴史を将来のまちづくりに繋げる公民学連携プロジェクト「海と山の街、神戸の風景をつくる」などを企画運営。

2.パネルディスカッション

4月22日(土曜)
 テーマ:各分野のスペシャリストが語る鈴木商店と神戸(歴史探訪編)

4月23日(日曜)
 テーマ:鈴木商店ゆかりの財界人ともに語る鈴木商店と神戸(未来志向編)

3.パネリスト紹介

4月22日(土曜)登壇

小林 正幸 双日株式会社サステナビリティ推進室 専門部長
鈴木商店記念館発起人。設立当時、全国の鈴木商店愛好家を集め組織化。広報部在籍時よりマンガを制作。双日歴史マンガ「総合商社 双日 未来を創造した先駆者たち」の原作者。舞台「彼の男十字路に身を置かんとす」の再演に向け尽力。2019年7月から現職。1998年入社(当時、日商岩井)

村田 裕子 LiveUpCapsules代表(作家・演出家)
劇団「LiveUpCapsules」(ライブアップカプセルズ)主宰。2001年に同劇団旗揚げ。近現代を中心に、市井に生きる人々を通して今日の日本に通じる問題を抉り出す、骨太で社会派な作品を作り出す。また、劇場の多方面に客席を配置しての舞台作りを継続している。 2014年8月、ニューヨーク市で行われた演劇フェスティバル FringeNYC に参加。2015年7月、“せんがわ劇場演劇コンクール”にて戯曲賞受賞。王子小劇場主催「佐藤佐吉賞」2016・2017にて優秀脚本賞受賞。2019年度上演「軽佻浮薄な謀反を起こせ」にて脚本賞受賞。

4月23日(日曜)登壇

川崎 博也 株式会社神戸製鋼所 特任顧問
1980年株式会社神戸製鋼所入社。加古川製鉄所副所長などを経て、2013年代表取締役社長、2016年から会長を兼務。2018年6月から現職。
神戸商工会議所第32代会頭のほか、一般社団法人日本産業機械工業会副会長。

泉谷 幸児 双日株式会社常務執行役員 関西支社長
1983年入社(当時、日商岩井)。化学品本部に配属。現在に至るまでに、鈴木商店ゆかりの企業と取引経験多数あり。イタリア、米国に通算16年駐在。二回目の米国駐在時は、米州総支配人を務めた。2020年から生活産業・アグリビジネス本部長を経て、2022年4月より現職。

4月22日(土曜)及び4月23日(日曜)に登壇

小林由佳 神戸新聞社 論説委員

小代 薫 神戸大学 未来世紀都市学研究アライアンス 特命講師

司会・進行

林 真一郎 ラジオ関西アナウンサー
1988年に株式会社ラジオ関西入社。以来、野球や陸上などのスポーツ中継を中心に、バラエティや音楽番組や、各種イベント司会も担当。現在「NEWS TIMELINE」(月~木16時30分~17時34分)などを担当。このほか各種団体・学校の講習会やコンテストで、講師や審査員も務める。

講演会「神戸港と鈴木商店を語る会」参加方法

下記のフォームから参加申込、無料、先着各日130名

4月22日(土曜)申込(外部リンク)

4月23日(日曜)申込(外部リンク)

問合せ先:ラジオ関西(078-362-7374)受付時間:平日のみ10時00分~17時00分

主催関係

主催:神戸市

共催:辰巳会 鈴木商店記念館

企画運営:ラジオ関西
 

参考:鈴木商店と神戸の歴史・文化を再発見 その他関連事業

1.神戸市立博物館、図書館でも関連する展示を行います(詳細後日発表)

神戸市立博物館
博物館1階地域文化財展示室(入場無料)において、「鈴木商店の軌跡」と題し、鈴木商店ゆかりの資料を展示します
展示期間:令和5年4月1日(土曜日)~5月7日(日曜日)
※休館日:4月3日(月曜日)・9日(日曜日)~14日(金曜日)・17日(月曜日)・24日(月曜日)
問合せ先:神戸市立博物館学芸課(078-391-0035)

神戸市立三宮図書館(KIITO三宮図書館)
三宮図書館のエントランス付近で資料展示「鈴木商店と神戸の歴史・文化を再発見」を行います。展示するのは、大正13年に神戸市立図書館が鈴木よね氏からご寄贈いただいた図書のほか、中央図書館が所蔵する鈴木商店関連図書等です。
展示期間:令和5年4月15日(土曜日)~5月7日(日曜日)
※休館日:4月17日(月曜日)・24日(月曜日)・5月1日(月曜日)
問合せ先:神戸市立中央図書館利用サービス課(078-371-3351)

2.「鈴木商店ゆかりのまちあるき」

令和5年3月5日(日曜)に、市民の方とともに、鈴木商店ゆかりの地(創業地や本店跡地など)を訪ね歩く、まち歩きイベントを開催しました。

神戸市ホームページ特設サイト「BE KOBE 神戸の近現代史」鈴木商店とその系譜

3.双日歴史マンガ「総合商社 双日 未来を創造した先駆者たち」

双日株式会社は、明治初期に神戸で創業し、当時三井・三菱をも凌ぐと言われた「鈴木商店」、輸入品の国産化を推進し製造事業群を立ち上げた「岩井商店」、世界各地での綿花調達、綿製品販売により日本が海外進出する先駆けとなった「日本綿花」を源流とする総合商社です。これら3社は、神戸港から世界に羽ばたき、明治・大正期の日本の産業革命を牽引しました。
同社は、日本特有の企業形態と言われる総合商社の1社として、事業を通じて如何に社会に貢献し、未来を創造してきたのか、次代を担う世代を含め幅広い世代に分かりやすく伝えるためマンガを制作し、現在、第1巻「創業」、第2巻「黎明」、第3巻「躍動」を同社WEBサイト上で公開しています。
神戸市立図書館にも冊子を寄贈いただき、神戸市立図書館(全12館)で貸出可能となっています。

双日歴史マンガ
双日歴史マンガ「総合商社 未来を創造した先駆者たち」第3巻「躍動」(外部リンク)

4.舞台「彼(か)の男十字路に身を置かんとす」

双木商店の大番頭として陣頭指揮した金子直吉及びその社員たちが世界中を駆け巡り、次々と事業を起こしていく様子を描いた舞台演劇です。
2018年初演時、神戸の一商店から日本最大の総合商社にまで上り詰めた伝説と、西洋列強を相手に知恵を行動力とそろばんで渡り合った商社マンたちの物語は、多くの人の心を惹きつけました。2020年に再演予定でしたが、コロナ禍の状況を鑑み中止となりましたが、双日株式会社をはじめ鈴木商店ゆかりの企業などから多大な支援、協賛、後援を得て、神戸での公演が実現しました。

劇場
神戸ポートオアシス(神戸市中央区新港町5番2号)

公演スケジュール
4月20日(木曜) 17時30分
4月21日(金曜) ①14時00分 ②18時30分
4月22日(土曜) ①12時00分 ②16時00分
4月23日(日曜) ①12時00分 ②16時00分

チケット問い合わせ
J-Stage Navi 03-6672-2421(平日12時~18時)

料金
前売・当日ともに全席指定 4,000円