中央消防署 車両紹介

最終更新日:2024年1月12日

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このページでは、中央消防署、栄町出張所、山手出張所に配置している車両についてご紹介します。

【本署】


【栄町出張所】


【山手出張所】


中央消防署(本署)

CAFS付小型タンク車(中央11)

中央11中央11後部










【運用隊】中央放水隊
【種類】消防ポンプ自動車CD-Ⅰ型
【型式】日野デュトロ(2RG-XZU640M)
【寸法】全長5710mm×全幅1900mm×全高2700mm
【製造】2020年3月
【配置】2020年3月
<この車の役割>
市内の狭い道にも対応できるように作られた小型タイプの消防車で、600Lの水を積載しています。
また、この車にはCAFS(キャフス)=「圧縮空気泡消火システム」と呼ばれる装置が備えられており、水だけでなく、消火能力に優れた”泡”を放射することができます。
泡は燃えているものを覆い隠して消火することができるほか、水の表面張力を減らす作用があり、燃えているものに水がより染み込みやすくなります。また、消火活動による水損被害を抑えることも期待されます。
この泡を作り出す消火薬剤(界面活性剤)の主成分は植物性油脂であり、環境面にも十分配慮されています。
※本市ではモリタ製の「マルチA(エース)・ミラクルフォームα+(アルファプラス)を使用しています。

資材搬送ポンプ車(中央5)

中央5中央5後部










【運用隊】非常用車両
【種類】消防ポンプ自動車CD-Ⅰ型
【型式】日野デュトロ(TKG-XZU685M)
【寸法】全長5450mm×全幅1920mm×全高2620mm
【製造】2019年3月
【配置】2019年3月
<この車の役割>
人や荷物をたくさん運ぶことのできる、小型タイプのポンプ車です。
普段は、故障や点検で不在となった消防車の代車や、台風や大規模な災害が起きた際に臨時部隊を編成する時、山火事などでたくさんのホースを運ばなければならない時など、非常時に使うための予備の消防車として消防署に待機しています。
通常のポンプ車と同じA2級ポンプを搭載しているほか、荷台が部屋のようになっており、そこに人や荷物を載せて運ぶことが出来ることから、本市では資機材搬送車として位置づけられています。
最大乗車定員はキャブ内と荷台部分を合わせて10名で、500Kgまでの荷物を積むことができます。

50m級はしご車(中央18)

中央18中央18-2










【運用隊】中央特殊車隊
【種類】はしご付消防自動車
【型式】日野プロフィア(LDG-FW1ATBA改)
【寸法】全長11570mm×全幅2500mm×全高3650mm
【製造】2011年3月
【配置】2011年3月
<この車の役割>
高さ50mまで伸びるはしごを備えた、大型のはしご車です。
はしごは建物の15階程度まで届き、ビルやマンションなどの高層建物火災に活躍します。
先端のバスケットには3人が乗ることが出来るほか、地上から先端までエレベーターのように移動できる「リフター」という装置を備えています。
本市には15m級、30m級、50m級の3種類のはしご車と、15m級の高所活動車があり、50m級は中央消防署と垂水消防署に配備されています。

高所活動車(中央28)

中央28










【運用隊】中央特殊車隊
【種類】高所活動車
【型式】日野デュトロ(BDG-XZU334M)
【寸法】全長6850mm×全幅1900mm×全高3540mm
【製造】2018年3月
【配置】2021年3月
<この車の役割>
高さ15mまで伸びるブームを備えた、高所活動車です。
ブームは建物の5階程度まで届き、一般建物火災や小規模なビルの火災などに活躍します。
小型の車体を活かして狭い道でも入っていくことができるのが特長で、先端のバスケットには2名が乗ることができます。
本市には15m級、30m級、50m級の3種類のはしご車と、15m級の高所活動車があり、高所活動車は中央消防署と北消防署に配備されています。

大型化学高所放水車(中央20)

中央20大型化学高所放水車中央20放水










【運用隊】中央特殊車隊
【種類】大型化学高所放水車
【型式】日野プロフィア(QPG-FH1ALDA改)
【寸法】全長8400mm×全幅2500mm×全高3490mm
【製造】2015年3月
【配置】2015年3月
<この車の役割>
高所から大量の水や泡を放水することのできる消防車です。
主に石油コンビナートの火災に対応するための車で、泡原液搬送車(中央23)と2台1組で出動します。
高さ22mまで伸びるブームを備え、先端からは最大で毎分3,800Lの放水・泡放射をおこなえます。
また、A1級と呼ばれる強力なポンプのほか、1800Lの泡原液タンクを備えています。
災害時には他のポンプ車から水を送ってもらい、泡原液搬送車から追加の泡原液を送ってもらって放水・泡放射をおこないます。

泡原液搬送車(中央23)

中央23中央23後部










【運用隊】中央放水隊
【種類】泡原液搬送車
【型式】日野レンジャー(LDG-FG8JGAA)
【寸法】全長7430mm×全幅2490mm×全高2810mm
【製造】2015年3月
【配置】2015年3月
<この車の役割>
泡消火のための消火薬剤(泡原液)を積んだ消防車です。
車両後部に4000Lの泡原液タンクを搭載し、大型化学高所放水車(中央20)と2台1組で出動します。
災害現場では中央20と専用のケーブルで接続することで、中央20の泡原液タンクの残量が4分の1となれば、自動で送液することができます。
また、神戸消防仕様として、3500Lの泡原液常時積載タンクと、訓練で使用することができる500Lタンクの2層式としています。

指揮車(中央75)

中央75中央75-2










【運用隊】中央統括指揮隊
【種類】指揮車
【型式】トヨタハイエース(3BF-TRH226K)
【寸法】全長5380mm×全幅1880mm×全高2450mm
【製造】2021年3月
【配置】2021年3月
<この車の役割>
災害現場で消防部隊の指揮を執る、統括指揮隊が乗る消防車です。
統括指揮隊は「指揮隊長」「中隊長」「指揮隊員」の3名で構成されており、たくさんの消防部隊を指揮しながら、災害を収束させることを任務としています。
車内には様々な資料や計画書のほか、現場で指揮所を開設するためのテーブルや無線機、さらには火災現場でPPV(陽圧換気)と呼ばれる戦術をとる際に使用する、可搬式ブロアを積載しています。
本市には東灘・中央・北・須磨・西消防署に統括指揮隊(指揮隊長・中隊長:指揮隊員の3名編成)が、それ以外の消防署に指揮隊(中隊長・指揮隊員の2名編成)が配置されており、火災現場では現場に近い2つの指揮隊が出動し、協力して指揮活動をおこないます。

高規格救急車(中央90)

中央90 中央90後












本車両は、王 建銘様と赤木 睦子様から令和4年度にご寄付いただいた車両です。
【運用隊】中央救急隊
【種類】高規格救急車
【型式】トヨタハイメディック(3BF-TRH226S)
【寸法】全長5660mm×全幅1890mm×全高2480mm
【製造】2022年12月
【配置】2023年2月
<この車の役割>
病気やケガをした人を、適切な処置をおこないながら病院に運ぶための車です。
本市の救急車には、救急救命士と呼ばれる国家資格を有した隊員が常時2名(最低でも1名)乗車しており、この救急救命士が使用する高度な救命資器材をたくさん積載しています。
本市には34台の救急車があり、中央消防署には本署に2台、山手出張所に1台、栄町出張所に1台の計4台が配備されています。

高規格救急車(中央95)

中央95中央95-2










【運用隊】中央第二救急隊
【種類】高規格救急車
【型式】トヨタハイメディック(3BF-TRH226S)
【寸法】全長5660mm×全幅1890mm×全高2490mm
【製造年月】2021年2月
【配置年月】2021年2月
<この車の役割>
病気やケガをした人を、適切な処置をおこないながら病院に運ぶための車です。
本市の救急車には、救急救命士と呼ばれる国家資格を有した隊員が常時2名(最低でも1名)乗車しており、この救急救命士が使用する高度な救命資器材をたくさん積載しています。
本市には34台の救急車があり、中央消防署には本署に2台、山手出張所に1台、栄町出張所に1台の計4台が配備されています。

救助工作車(神消30)

神消30イーグルマーク










【運用隊】本部機動中隊特別高度救助隊
【種類】救助工作車Ⅱ型
【型式】日野レンジャー(2KG-GX2ABA)
【寸法】全長7720mm×全幅2350mm×全高3210mm
【製造】2020年2月
【配置】2020年2月
~この車の役割~
火災や交通事故、山岳事故、水難事故などに対応するたくさんの資機材を積載した消防車です。
本市には6種類のレスキュー隊(救助隊、特別救助隊、水難特別救助隊、高度救助隊、特別高度救助隊、航空救助隊)があり、この車はその中でもトップクラスである特別高度救助隊(愛称:スーパーイーグルこうべ)が運用しています。
シャッターの中には100種類を超える様々な救助資機材が積載されているほか、クレーン装置やウインチ装置、照明装置などを備え、あらゆる災害に対応することが可能となっています。
また、本部機動中隊は「特別高度救助隊」と「本部特殊災害隊」で構成されており、この車を含めた5台の消防車を運用しています。
なお、本市のレスキュー車の車体側面には、神戸市救助隊のシンボルである「イーグルマーク」が描かれています。特にこの車のイーグルマークは、暗いところでライトに反射するとシルバーに反射するほか、赤色のイーグルマークが重なって浮かび上がるようなデザインになっています。

特殊災害対策車(神消21)

神消21神消22後部










【運用隊】本部機動中隊本部特殊災害隊
【種類】特殊災害対応自動車
【型式】いすゞフォワード(PDG-FSS90S1)
【寸法】全長8900mm×全幅2480mm×全高3550mm
【製造】2010年4月
【配置】2013年10月
<この車の役割>
特殊災害と呼ばれる事案に対応するための、特別な装備を備えた消防車です。
「特殊災害」とは、別名「NBC災害」と呼ばれるもので、N(放射性物質)B(生物剤)C(化学物質)が関係する災害のことを指します。
車内には有毒なガスが入り込まないように陽圧型分析室が設けられており、そこにはガスクロマトフィー質量分析装置やフーリエ変換赤外分光光度計など、高性能な分析装置を備えています。
これにより、何か分からない物質についても、現場で採取して「それが何か」を特定することができます。
本市には特殊災害に対応する部隊がほかにも4隊(東灘・兵庫・北・西)配置されていますが、こうした物質の特定などがおこなえるのはこの車(本部特殊災害隊)だけとなっています。
また令和2年度からはドローンを積載しており、土砂災害、火災、山岳救助、水難救助など現場を上空から確認し、現場活動を支援する任務にもあたっています。

輸送車(神消2)

神消2










【運用隊】本部機動中隊
【種類】輸送車
【型式】日産キャラバン(LDF-CW8E26)
【寸法】全長5230mm×全幅1880mm×全高2450mm
【製造】2018年1月
【配置】2018年1月
<この車の役割>
たくさんの隊員や救助資機材等を搬送するための車です。
必要に応じて、本部機動中隊の隊員が運用しています。

栄町出張所

ポンプ付救助車(中央33)

中央33中央33後部










【運用隊】栄町救助隊
【種類】消防ポンプ自動車CD-Ⅱ型
【型式】日野レンジャー(2DG-GD2ABA)
【寸法】全長7200mm×全幅2280mm×全高3130mm
【製造】2021年3月
【配置】2021年3月
<この車の役割>
消火活動をおこなうためのポンプと、たくさんの救助資機材を積載した消防車です。
火災、交通事故、山岳事故、水難事故などの救助活動に必要な救助器具を積載するとともに、A2級ポンプ及び消火活動に必要な器具を積載しているほか、車体前部には電動ウインチを装備しています。

小型ポンプ車(中央4)

中央4










【運用隊】非常用車両
【種類】消防ポンプ自動車CD-Ⅰ型
【型式】日野デュトロ(TKG-XZU640M)
【寸法】全長5540mm×全幅1890mm×全高2500mm
【製造】2014年3月
【配置】2014年3月
<この車の役割>
市内の狭い道にも対応できるように作られた、小型タイプの消防車です。
3t級シャシにA2級ポンプを搭載し、ホースバッグ、ホースカー、空気呼吸器、三連梯子等の資機材のほか、救急活動のためのAEDや応急処置器具を積載しています。

10t水槽車(中央10)

中央10










【運用隊】非常用車両
【種類】小型動力ポンプ付水槽車Ⅱ型
【型式】三菱ふそうスーパーグレート(BDG-FU50JX)
【寸法】全長8500mm×全幅2490mm×全高3160mm
【製造】2009年2月
【配置】2009年2月
<この車の役割>
タンクに10t(10,000L)の水を積んだ消防車です。
阪神・淡路大震災を教訓に配置された消防車で、消火栓が少ない地域で発生した火災のほか、林野火災や高速道路上の車両火災などに活躍します。
また、車両後部にはB2級の小型動力ポンプを搭載しているため、この車単体でも吸水・放水がおこなえます。
非常時に使うための予備の消防車として、普段は消防署に待機しています。

高規格救急車(中央91)

中央91












【運用隊】栄町救急隊
【種類】高規格救急車
【型式】トヨタハイメディック(CBF-TRH226S)
【寸法】全長5650mm×全幅1890mm×全高2490mm
【製造年月】2018年2月
【配置年月】2018年2月
<この車の役割>
病気やケガをした人を、適切な処置をおこないながら病院に運ぶための車です。
本市の救急車には、救急救命士と呼ばれる国家資格を有した隊員が常時2名(最低でも1名)乗車しており、この救急救命士が使用する高度な救命資器材をたくさん積載しています。
本市には34台の救急車があり、中央消防署には本署に2台、山手出張所に1台、栄町出張所に1台の計4台が配備されています。

特殊災害対応資機材搬送車(神消22)

神消22










【運用隊】本部機動中隊本部特殊災害隊
【種類】特殊災害対応資機材搬送車
【型式】日野レンジャー(2PG-GX2ABA)
【寸法】全長7580mm×全幅2440mm×全高3290mm
【製造】2019年3月
【配置】2019年3月
<この車の役割>
特殊災害に対応するための資機材を積載する消防車です。
車両後部に大型のリフターを装備し、大型の資機材の積み下ろしも容易におこなえるようになっています。

重機搬送車(神消34)

神消34消防重機










【運用隊】本部機動中隊特別高度救助隊
【種類】重機搬送車
【型式】日野レンジャー(2PG-GD2ABA)
【寸法】全長8140mm×全幅2390mm×全高3210mm
【製造】2020年3月
【配置】2020年3月
<この車の役割>
消防用重機(パワーショベル)を搬送するための車です。
車両自体をジャッキで持ち上げて斜めに傾ける方式(セルフローダー式)で、重機を荷台から地上へと安全に積み降ろすことが可能となっています。
消防用重機は、無線操縦機能付きの小型重機で、3種類のアタッチメント(バケット・グラスパー・ブレーカ)を付け替えることができます。
また重機のアーム部には筒先を設置しており、人が近づけない場所でも無線操縦により放水活動が可能です。
土砂災害などにおける救助活動のほか、火災現場での重量物の排除など、多方面で活躍しています。

山手出張所

小型タンク車(中央15)

中央15 中央15後










【運用隊】山手放水隊
【種類】消防ポンプ自動車CD-1
【型式】日野デュトロ(2RG-XZU640M)
【寸法】5730mm×1920mm×2680mm
【製造】2022年3月
【配置】2022年3月
<この車の役割>
市内の狭い道にも対応できるように作られた小型タイプの消防車で、800Lの水タンクを搭載した車両です。
ホースバッグ、ホースカー、空気呼吸器、三連梯子等の資機材のほか、救急活動のためのAEDや応急処置器具を積載しています。

化学車(中央14)

中央14










【運用隊】山手放水隊
【種類】化学消防ポンプ自動車Ⅱ型
【型式】日野レンジャー(SDG-GD7JGAA改)
【寸法】全長6990mm×全幅2290mm×全高2790mm
【製造】2012年3月
【配置】2012年3月
<この車の役割>
油火災などの水で消すことのできない火災を、泡で消すための消防車です。
1500Lの水タンクと500L(250L×2)の泡原液タンクを搭載し、ポンププロポーショナー式自動混合装置と呼ばれる装置により、消火用の泡を作りだすことができます。
また、火災の熱から消防車を守る自衛噴霧装置を備えるほか、車上には放水銃が取り付けらえており、石油コンビナートや工場、ガソリンスタンドでの火災などに活躍します。
もちろん通常の水放水も可能で、消火栓などが少ない地域や高速道路上での火災に対しても活用しています。

高規格救急車(中央92)

中央92










【運用隊】山手救急隊
【種類】高規格救急車
【型式】トヨタハイメディック(3BF-TRH226S)
【寸法】全長5660mm×全幅1890mm×全高2490mm
【製造】2021年2月
【配置】2021年2月
<この車の役割>
病気やケガをした人を、適切な処置をおこないながら病院に運ぶための車です。
本市の救急車には、救急救命士と呼ばれる国家資格を有した隊員が常時2名(最低でも1名)乗車しており、この救急救命士が使用する高度な救命資器材をたくさん積載しています。
本市には34台の救急車があり、中央消防署には本署に2台、山手出張所に1台、栄町出張所に1台の計4台が配備されています。

お問い合わせ先

消防局中央消防署消防防災課