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本年4月1日付けで中央消防署長に着任しました大西です。コロナ禍の影響で、防災訓練や各種行事の中止が相次ぎ、みなさまに着任のあいさつもできないまま、早4か月が経過しようとしています。
その間、熊本県を中心に九州や中部地方など各地で甚大な被害を出した令和2年7月豪雨があり、80名以上の方(行方不明者を含む)が犠牲になられています。
毎年全戸配布しています“くらしの防災ガイド”で、住んでいる地域の危険性と、どの災害の時にどこへ避難すべきか確認しておいてください。
三密を避けるため、親戚・友人宅への分散避難や自宅での安全確保も勧めていますが、最も大切なことは、いざというときに災害の危険から逃れ、命を守る行動をとることです。
【プロフィール】
氏名大西信悟
生年月日昭和36年10月10日生(58歳)
経歴消防団担当課長、庶務課長、航空機動隊長、長田消防署長を経て現職
座右の銘独立自尊
趣味・特技ソフトテニス(最近、自粛生活の影響で黒豆柴を飼いました。)
このたび、土屋雄司前中央消防団長が栄えある瑞宝双光章をご受章されました。
土屋前団長は、昭和54年10月に旧葺合消防団へ入団以来、40年余の長きにわたり、消防団員として地域の安全・安心にご尽力されました。直近では、中央消防団長を2期8年間にわたって務められ、文字どおり中央消防団の先頭に立って牽引されてこられました。
今年は、コロナ禍の影響により東京で開催される叙勲伝達式が中止となったため、11月13日に僭越ながら私の方からお渡しさせていただきました。
消防団は卒業されましたが、これからも、お元気でいつまでも消防団・消防署の応援団長でいてくれますよう、お願い申しあげます。
令和2年11月16日中央消防署長大西信悟
今回の受賞者は、兵庫県猟友会の岩﨑和博さんと神戸農林振興事務所の村田淳さんのお二人です。
お二人は、8月24日(月曜日)にイノシシによる人身被害等を防ぐため、中央区内の山中に設けられた侵入防止ネットの点検中に斜面から滑落した女性の「助けて」というかすかな声を聞きつけて、救助された功績によるものです。今年の夏は記録的猛暑で、女性は事故後、身動きがとれないまま数日が経過していました。手持ちの水分を補給させて救護にあたられたうえ、道なき急斜面を滑り降りて消防隊を誘導したお二人の献身的な活動がなければ、どうなっていたかわからなかったと思われた事案でした。
これからも、花時計の花のように明るく、優しく神戸市政にご協力をお願いいたします。
令和2年10月27日中央消防署長大西信悟
9月6日(日曜日)中央消防署において、令和2年度市民防災リーダー研修を開催しました。コロナの影響で各種イベントが中止となり、防コミのリーダーのみなさんの前でごあいさつをさせていただく初めての機会となりました。
この“市民防災リーダー”とは、消防が災害現場に早期に駆け付けられないような大規模災害時に、ご近所のみなさんの先頭に立って消火や救出救護活動を行っていただく方々です。
台風10号が特別警報級に発達しながら九州に近づきつつある状況下でしたが、神戸への影響は少ないとの予報から実施させていただきました。
さらに、感染防止の観点から密を避けるために、複数の会場に分けて、私のあいさつもリモートで配信させていただきました。また、できるだけ距離をとりながら、マスクにフェイスシールドも着用しての訓練となりました。
消火器取扱いの指導方法、コロナ禍での応急手当、土砂災害VR体験等のメニューで、28名のみなさんに訓練を受けていただきました。
これからも、各防コミでの訓練指導、次世代のリーダー養成をどうかよろしくお願いします。
令和2年9月8日中央消防署長大西信悟
【挨拶の様子】【VR体験の様子】
【消火器の取り扱い訓練の様子】【応急手当講習の様子】
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