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持続可能な社会の創り手へ!「こうべSDGs肥料」全小学校に配付・活用

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記者資料提供(2023年4月25日)
教育委員会事務局学校教育部教科指導課、経済観光局農政計画課、建設局下水道部計画課
 神戸市では「持続可能な社会」の実現に向けて、様々な教育活動を行っています。子供たちが身近な問題の解決に向けて、主体的に取り組むことが新たな価値観や行動につながると考え、「持続可能な社会の創り手」の育成を目指した教育活動を進めています。
 その取組の一つとして、この度、『資源循環「こうべ再生リン」プロジェクト(※)』でつくられた「こうべSDGs肥料」を全小学校に配付し、環境学習等に活用していきます。

配付対象校

全小学校(分校含む)162校及び義務教育学校(前期課程)2校

配付物

「こうべSDGs肥料」(こうべ再生リンを使用した肥料)1kg×2袋

環境学習への活用例

  • 4年生 理科「季節と生物」および、社会科「くらしと水」
理科において、季節による植物の成長を調べるため、「こうべSDGs肥料」を使ってヒョウタン・ヘチマ等の植物を栽培します。また、社会科の副読本「わたしたちの神戸4年」での学習「下水処理のしくみ」と関連付けて、「こうべSDGs肥料」が、下水からリンを回収する資源循環の取組から生まれたことを学びます。
 
  • 総合的な学習の時間

豊かな自然を守るために社会で行われている取組のひとつとして、「こうべSDGs肥料」や『資源循環「こうべ再生リン」プロジェクト』について調べます。それをきっかけとして、子供たちが自分にできることを考え、実践していきます。

  • その他
生活科・理科での栽培活動、委員会活動での緑化運動など

参考

※『資源循環「こうべ再生リン」プロジェクト』
下水資源の有効利用を図るため、下水から回収したリン(「こうべ再生リン」)を有機質肥料などと配合、環境にやさしい肥料「こうべハーベスト」として農業者向けに販売し、「こうべ旬菜」やお米、学校給食にも利用されています。また、「こうべSDGs肥料」として一般販売・利用促進することで、地域資源循環の取組を広げています。