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3月は自殺対策強化月間です~若者のための体験型睡眠対策セミナー開催~

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記者資料提供(2023年2月22日)
健康局保健所精神保健福祉センター

神戸市では令和4年の1年間で255人(警察庁発表暫定値)の人が自殺によって亡くなられ、増加がみられた令和2年に引き続き高止まりの状況です。全国的にも同様の傾向がみられるなか、「誰もが自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、悩みを抱えた人が必要な支援を受けられるよう、重点的に啓発活動を実施します。

1 自殺予防啓発

◆若者のための体験型睡眠対策セミナー開催
 自殺に至る人の多くは「うつ病・うつ状態」に陥っていると言われています。
 また、10代、20代の死因の第1位は自殺となっています。睡眠障害は全世代に共通の悩みですが、特に若者にとっては勉強や仕事の効率が下がって心身ともに大きなストレスとなります。
 そこで、「うつ病・うつ状態」の要因となる睡眠障害に焦点をあてた若者向けのセミナーを下記のとおり開催します。

 日   時:令和5年3月19日(日曜)午後2時~4時
 場   所:北野工房のまち 3階講堂
 プログラム:睡眠に関する講演とマインドフルネス体験
       ミニアロマキャンドル作り
       講師:池埜 聡氏(関西学院大学人間福祉学部社会福祉学科教授)ほか
 対   象:15歳~29歳の神戸市在住・在学・在勤の方
       ただし、同伴される保護者の方の年齢は問いません。
 定   員:先着100名
 費   用:無料
 申 込 期 間 :令和5年2月20日(月曜)~令和5年3月14日(火曜)
 詳細は、市ホームページをご覧ください。 
 申込は市イベント申込サイト(外部リンク)から


◆神戸自殺総合対策フォーラム開催
 テ ー マ:ネット社会の中で生きる子どもたち
 日   時:令和5年3月4日(土曜) 午後2時~4時30分
 場   所:神戸市医師会館 4階大ホール
 基 調 講 演 :思春期の発達とネット・ゲーム依存
 講   師:江口 典臣氏(神戸大学医学部附属病院 精神科神経科助教)
 対   象:神戸市民
 定   員:先着100名
 費   用:無料
 申 込 期 間 :令和5年2月9日(木曜)~令和5年2月23日(木曜)

     詳細は、市ホームページをご覧ください。 
 申込は市イベント申込サイト(外部リンク)から
 
◆市区庁舎、公共機関等での自殺対策強化月間ポスター掲示
 令和5年3月1日(水曜)から3月31日(金曜)

◆花時計ギャラリー(三宮地下街)展示
 令和5年3月2日(木曜)から3月16日(水曜)
R3花時計  R4.3.10撮影


2 くらしとこころの総合相談と電話相談
◆くらしとこころの総合相談会
 金銭トラブル、労働問題、離婚問題等のくらしの法律相談に弁護士が、気分が沈む、眠れない等のこころの健康相談に保健師、公認心理師、精神保健福祉士等が無料で相談に応じます。
 日   時:令和5年3月22日(水曜) 10時00分から16時00分(相談受付 10時00分から15時30分)
 場   所:ハローワーク神戸(神戸市中央区相生町1-3-1)
 共   催:兵庫県弁護士会
 ※新型コロナウイルス感染症対策の一環として、令和4年度に引き続き、令和5年4月から令和6年3月まで、同様の相談会「くらしとこころの総合相談会」を原則第1、第3水曜に同会場で実施を予定しています。
 詳しくは市ホームページでお知らせします。

【くらしとこころの総合相談会】
https://www.city.kobe.lg.jp/a37430/kurashitokokoro.html

◆電話相談
 生きているのがしんどい、つらいなどの悩みをひとりで抱え込まず、ご相談ください。
 社会福祉士や臨床心理士、精神保健福祉士、保健師などの専門の相談員が対応します。
「神戸市こころといのちの電話相談」
 電   話:078-371-1855(神戸市民専用ダイヤル)
 受   付:月曜~金曜(祝日及び12月29日~1月3日を除く) 10時30分~18時30分

3 全市立図書館での特設コーナーの設置
  令和5年3月1日(水曜)から3月31日(金曜)
  ※開設期間は図書館により異なります。

 自殺対策強化月間に合わせて、全市立図書館と協力し、こころの健康やこころやからだをリフレッシュするためのヒントとなる本などを集めた特設コーナーを開設します。図書館おすすめの本で癒されてみませんか。仕事帰りや休日に、ぜひお立ち寄りください。
R3兵庫図書館 R4.3.3撮影