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最終更新日:2021年8月12日
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記者資料提供(令和3年8月12日)
(公財)神戸市民文化振興財団 事業部 演奏課
鈴木秀美新監督の構想のもと、このシーズンのプログラムはGenealogy, Fantasy, Strings, Vocalの4つの角度から練られました。今回は、当楽団が、結成時から2018年に「室内管弦楽団」に改称するまで、弦楽器奏者のみの「室内合奏団」であったことを記念し、弦楽合奏のプログラムをお届けします。また楽団創立40周年にちなんで、様々な作曲家たちの“40”にまつわる曲を集めたところも音楽監督鈴木秀美こだわりのプログラム。ドヴォルジャークの「弦楽セレナーデ」は2016年出版の最新楽譜を用います。世界的なチェロ奏者でもある鈴木秀美が厳選した「弦の響き」をご堪能ください。
鈴木秀美(すずき ひでみ)/指揮/音楽監督
神戸生まれ。チェロ、指揮、執筆、録音ディレクター、後進の指導と活動は多岐にわたりサントリー音楽賞、齋藤秀雄メモリアル賞 金賞ほか多数を受賞。主要な古楽団体でメンバーや首席奏者を務めた。2001年《オーケストラ・リベラ・クラシカ》を創立し、自身のレーベル《アルテ・デラルコ》からその録音や室内楽等をリリース中。国内外のオーケストラに指揮者及びソリストとして客演。著書に「『古楽器』よ、さらば!」(音楽之友社)、「ガット・カフェ」「無伴奏チェロ組曲」(東京書籍)、「通奏低温弾きの言葉では、」(アルテス・パブリッシング)などがある。現在は山形交響楽団首席客演指揮者、東京音楽大学チェロ科客員教授、東京藝術大学古楽課講師を務めている。楽游会弦楽四重奏団メンバー。また、神戸市室内管弦楽団(設立当時は神戸室内合奏団)の創立メンバー(副指揮者・首席奏者)でもある。2021年4月より神戸市室内管弦楽団音楽監督に就任。
(c)K.Miura
神戸市室内管弦楽団
1981年神戸市により設立。バロックから近現代までの幅広いレパートリーのほか、埋もれた興味深い作品も意欲的に取り上げ、質の高いアンサンブル活動を精力的に行っている。2000年、ゲルハルト・ボッセを音楽監督に迎え、飛躍的な発展により国際的にも注目を集める。2013年度からは、日本のアンサンブル界を牽引した岡山潔が音楽監督に就任し、当団の更なる発展に尽力した。2018年「神戸市室内管弦楽団」へ改名。2021年4月より鈴木秀美監督のもと、新たな音楽の深みを追求する。
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