最終更新日:2023年9月22日
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2050年ゼロカーボンの実現に向け、神戸の脱炭素と地域貢献の取組みにチャレンジする神戸市民、神戸で活動する団体、法人などを応援する補助金です。
お知らせ
一部の様式は令和4年度から改正しています。
令和5年度の申請にあたっては、以下の様式をご利用ください。
国の策定した「地球温暖化対策計画」に示されているような事業を示しており、地域特性に応じたCO2削減の取組みや、地域の自然資源等を活かした吸収源対策等を期待しています。申請の際は、「地球温暖化対策計画」をご確認いただき、申請事業がどの施策に位置付けられているかを事業計画書で明記してください。 |
脱炭素の取組みを通じて、地域の町興しや地場産業の活性化など、地域活性に貢献できる活動を言います。そのため、太陽光パネル、蓄電池などの設備導入に留まり、地域での活用方針が未定の場合や、新たな脱炭素技術のノウハウが広くオープンに活用できない場合は、地域と連携した事業とは認められません。 |
利益を出す事業に直接関わる経費に本補助金を充てることはできませんが、たとえば、実証事業であれば、その事業自体は直接的には営利にあたるものではないため、補助の申請は可能です。 |
事業計画全体に市外での事業・活動を含めることは可能ですが、補助金の交付対象となるのは、市内での事業・活動に限ります。 |
可能です。申請時に共同体の組織体制等をお示しください。 |
地域パトロール等の地域貢献を目的として、電動車等を購入する場合は補助金をご活用いただけます。ただし、購入した電動車を個人が私的に利用したり、企業が社用車として利用したりする場合は、補助金の対象外とします。 |
複数年度の事業が認められた場合でも、初年度は初年度分の補助金額のみ交付決定します。次年度以降については、予算の都合上、年度ごとに該当する年度の申請を改めて行っていただきます。 |
本補助金制度では他の補助金との可能ですが、他の補助金の中には併用を認めないものもございますので、あらかじめ他の補助金の実施者にご確認ください。なお、他の補助金と併用して申請される際は、資金計画書(様式第3号)の調達資金【収入】の欄にその補助金の用途や内訳等を記載してください。 |
本制度では補助金の繰り越しを認めていませんので、年度内での消化をお願いいたします。 |
補助の対象となります。税込みでの補助を希望される場合は、資金計画書に税込み額をご記入ください。 |
令和4年度には対象経費に含まれていた「原材料費」が令和5年度からなくなっているが、「原材料費」は補助の対象外となるのか? |
「原材料費」に相当する経費は、令和5年度から「消耗品費」として計上してください。 |
脱炭素効果の定量的な検証をするために必要な書類です(任意様式)。申請する事業について、具体的な温室効果ガスの削減、吸収、固定量が算出できる場合、どのような計算式に基づき算出しているかを示してください。計算式に用いる係数などの数値は、何の資料に基づいたものかなど引用元などを明確に示し、客観的根拠を示してください。また、取組みによる温室効果ガスの削減、吸収、固定量だけでなく、事業活動(設備の稼働、資材の運搬などによるエネルギー消費)に伴って発生する温室効果ガス量も明示してください。 |
チャレンジ枠は500万円、一般枠は100万円の範囲内で交付することとしています。ただし、その範囲内に補助金申請額が収まっていたとしても、申請事業の内容などについて市で厳密に査定・精査を行い、減額することがあります。 |
複数年度にまたがる事業の申請について、初年度に一般枠で申請し、2年度目にチャレンジ枠で申請することは可能か?逆に初年度にチャレンジ枠で申請し、2年度目に一般枠で申請することは可能か? |
初年度と異なる枠で申請する場合は、新規事業として新たに審査しますのでご注意ください。なお、初年度にチャレンジ枠で申請し、2年度目以降の申請金額が100万円以下となる場合でも、引き続きチャレンジ枠で申請されれば継続事業として審査します。 |
申請することは可能です。 |
申請事業の審査においては、まず、各事業内容について外部有識者を交えて意見交換を重ねた上で、最終的に市が審査基準に基づいた審査を行います。 |
事業が年度の途中で完了することは差し支えありません。ただし、事業完了後30日以内又は当該年度2月25日(同日が土日祝日の場合はその翌営業日)のいずれか早い方の日までに補助事業実績報告書(様式第11号)に必要な添付書類を添えて、提出してください。 |
交付決定後、交付決定額の4分の3を上限に概算で支払うことができます。希望する方は、応募要領をご参照の上、その旨お申込みください。 |
実績報告時に、期限内に完了した事業についてご報告ください。なお、補助金の交付対象となるのは、期限内に完了した事業に要した経費のみです。事業計画に変更が生じる可能性がある場合は、早急に事務局までご相談ください。 |
一部の採択事業については、以下の環境情報発信サイト「GO GREEN KOBE」にて取材記事等を掲載しています。あわせてご覧ください。
GO GREEN KOBE-神戸大学・白鶴酒造(株)(外部リンク)
GO GREEN KOBE-(一財)神戸農政公社(外部リンク)
GO GREEN KOBE-淡河町地域振興推進協議会(外部リンク)
GO GREEN KOBEトップページ(外部リンク)
申請者 | 事業名 | 概要 |
Re.colabKOBE | 学生を主体とした里山ゼロカーボン再生事業 | 再生可能エネルギーを活用した電動農機具を利用して、耕作放棄地の再農地化・里山整備を実施し、1日活動あたり約1㎏程度のCO2削減を図る。 |
シェアウッズ 山崎正夫 | 六甲山や里山等放置林を間伐し、サプライチェーンの再構築で炭素貯蔵と都市に第2の森林をつくる事業 | 放置林の間伐を行うほか、山林に隣接したエリアに中間土場を設置、伐採木の乾燥・保管を行う地域住民に開かれた土場「木の駅( シェアドバ)」を運営し、年間約6tのCO2貯留を図る。 |
六甲バター株式会社 | 工場から出るチーズ廃棄物の肥料化に伴う検証試験およびQBBエコシステムの確立 | チーズ廃棄物を堆肥化することでCO2の農地貯蔵を目的とし、年間約9tのCO2削減を図る。 |
神戸市公立大学法人 神戸市立工業高等専門学校 |
無人ボートを用いた高確度ブルーカーボン算定手法の開発 | 音響データから海藻種を特定、無人ボートを用いた環境負荷の低いブルーカーボン算定手法を開発し、1日あたり91㎏のCO2削減を図る。 |
三宮本通商店街振興組合 | カーボンニュートラル商店街プロジェクト | 商店街でのCO2排出量の算定・可視化を実施するほか、環境啓発等のエリアイベントを開催し、年間約16tのCO2削減を図る。 |
株式会社 神戸新聞社 | 六甲山周辺の住宅・商業地の危険木等を生かす脱炭素の資源循環事業 | 危険木を伐採して白炭や薪を製造するほか、土壌改良への活用や資源循環がテーマの食イベントを実施し、約3tのCO2貯留を図る。 |
チームカルタス (いちばたけ運営団体) |
コミュニティ農園でのコンポスト事業を起点にした、市場全体でのSDGs教育の普及とCO2削減への取り組み | 灘中央市場から出る食品残渣を、市場内のコミュニティ農園でコンポストにより堆肥化することに加え、周辺小中学校を対象にSDGsの取組をPRするツアーを実施し、年間約1tのCO2削減を図る。 |
小林 剛史 | バイオ炭製造・貯留「森のCCS」事業 森林整備伐採木のバイオ炭製造と長期保管による大気中の二酸化炭素の吸収・固定化事業 | 放置林の整備で出た伐採木からバイオ炭を製造し、年間約11tのCO2貯留を図る。 |
申請者 | 事業名 | 概要 |
特定非営利活動法人 PV ネット兵庫グローバル サービス |
小水力発電設備設置エリア内里山でのバイオ炭やチップによる炭素貯留でゼロカーボンに貢献する事業 | 灘区六甲川の小水力発電設備設置エリア周辺の放置竹林整備に加えて、バイオ炭作りなどのイベントを開催し、 環境学習に活用できる学びの広場を整備する。 |
あいな竹ぐるーぷ | 竹林の活用と保全から里山の自然環境を守る事業 | あいな里山公園内の放置竹林の整備、竹細工制作イベントの実施、竹パウダーの畑活用などを行う。 |
金澤 秀明 | 二酸化炭素排出量を削減する循環型洗剤の実証事業 | 石油由来成分を利用しない洗剤の販売を、アルミボトル缶を使用した量り売り形式で行う。 |
まちばたけ協会 | コンポストを利用してのカーボンファーミング農業 | 家庭にコンポストバックを配布し、市内空き地の雑草を活用しコンポストに利用するほか、放棄竹林を整備し、竹炭を製造する。 |
兵庫里山森林整備 ボランティアグループ |
神戸の里山放置林の森林整備による二酸化炭素吸収・固定化促進事業 | 市の森林整備に係る実証事業と連携し、輪伐モデル事業を実施、伐採木の木質チップ化の品質向上のための伐採・保管方法を検討する。 |
小寺里づくり協議会 | 竹林整備プロジェクト | バイオ炭や竹チップ・竹パウダーなどの製造加工やワークショップを通じてコンポストを制作することに加え、学校で給食残渣を利用した堆肥化を行う。 |
国立大学法人神戸大学 | 六甲山上の里山の整備および利活用に関する学校や民間団体との連携活動を通じた持続可能な地域づくり | 間伐材を六甲山小学校の薪ストーブに使用、薪を活用した炊飯体験や、ワークショップ・座談会を開催する。 |
オーエス株式会社 | カーボンニュートラルを楽しく学ぶ里山遠足 | 西区多井畑で放置竹林の間伐、竹炭づくり、ワークショップを開催する。 |
魚崎町防災福祉コミュニティ | 再生可能エネルギーを活用した地域行事の脱炭素化~防災訓練・夏祭りへの再生可能エネルギーの導入試行~ | ソーラーパネル・ポータブル蓄電池を夏祭り・防災訓練に活用し、地域活動の脱炭素化とその啓発を行う。 |
淡河町地域振興推進協議会 |
淡河バンブープロジェクト |
幼竹を伐採しメンマに加工することや、竹細工などのワークショップを開催することに加えて、竹チップ・竹パウダーを用いた肥料開発、竹炭による土壌解消を行う。 |
株式会社神戸酒心館 学校法人関西学院 |
脱炭素型ライフスタイル実現のための研修事業とエシカル消費への行動変容を促進するナッジの実証実験事業 | ナッジにより脱炭素商品の積極的な選択と消費を促進できるか、小売店を対象とした実証実験を行う。 |
須磨里海の会 | 海草藻類を利用したブルーカーボン増大事業 | 須摩海岸でのアマモの移植・管理、クレジット化を目指すほか、啓発イベントを開催する。 |
空き助ながた | 空き地刈草の堆肥化と太陽光発電による井戸灌水システムを備えた、ネイバーフッド& ゼロカーボン菜園事業 | 長田区と垂水区の空き地を活用した交流菜園で、コンポストによる刈草の堆肥化に加えて、太陽光発電による井戸灌水システムを整備する。 |
遠藤 修作 | magatama field発!竹林整備と4パーミルイニシチブの実証 | 太陽光発電システムを設置し、電動農機具や電気柵へ利用するほか、放置竹林の整備、ワークショップ(竹灯籠づくり、竹細工、竹炭コスメなど)を 実施する。 |
兵庫漁業協同組合 | 兵庫運河の藻場・干潟と生き物の生息場作り | 兵庫運河の藻場・干潟と生き物の生息場作り、子供を対象とした生物のふれあい体験を実施する。 |
申請者 | 事業名 | 概要 |
神戸大学・白鶴酒造(株) | 二酸化炭素排出量を削減する国産飼料原料開発事業 | 飼料用輸入大豆を地元酒造メーカーの乾燥酒粕に置換することにより、323kgのCO2の削減を目指す実証実験。 |
小林 剛史 | バイオ炭製造・貯留「森のCCS」事業 | 放置林の伐採木でバイオ炭に加工し、初年度2,560kgのCO2の貯留を目指す。 |
(一財)神戸農政公社 | ワイン用ブドウにおけるバイオ炭による炭素貯留のモデル実施及び里山農村地域での取り組み促進について | 市内で大量に廃棄される果樹の剪定枝などの伐採木をバイオ炭やチップに加工し、農地へ散布することにより、21,697kgのCO2の貯留を目指す実証実験。 |
Re.colabKOBE | 学生を主体とした里山ゼロカーボン再生事業 | 耕作放棄地において、太陽光発電と電動農機具を活用した脱炭素農業の小規模実証実験を通じて、1日活動あたり約1kg程度のCO2削減を図る。 |
シェアウッズ 山崎正夫 | 六甲山や里山等放置林を間伐し、サプライチェーンの再構築で炭素貯蔵と都市に第2の森林をつくる事業 | 放置林の間伐を行うほか、伐採木の乾燥・製材設備を整備し、木材活用の推進や森林活用等に関する学びの場の企画などを通じて、年間約10tのCO2貯留を図る。 |
申請者 | 事業名 | 概要 |
兵庫里山森林整備 ボランティアグループ |
里山放置林の森林整備による二酸化炭素吸収・固定化促進事業 | 里山放置林における輪伐の実施と、伐採木の有効利用を進める。 |
淡河町地域振興推進協議会 | 淡河バンブープロジェクト | 放置竹林で伐採した竹をメンマの加工や竹チップ等として肥料化する実証実験。 |
(一社)一十土 | 竹を利用した土壌改良材と生分解性プラスチックの原材料の検証 | 放置竹林で伐採した竹を竹炭に加工し、畑の土壌改良材としての検証等を行う。 |
空き助ながた | 「空き地刈草の堆肥化〜野菜づくり〜食の提供」のサイクル構築事業 | 空き地の刈草をコンポストにより堆肥化し、地域の畑に利用する実証実験。 |
須磨里海の会 | 海草藻類を利用したブルーカーボン増大事業 | 須磨海岸でアマモの移植、アマモ場のモニタリングによる管理などを行う。 |
遠藤 修作 | magatama field発!竹林整備と4パーミルイニシアチブの実証 | 放置竹林で伐採した竹をバイオ炭や竹チップに加工し、田畑への施用による肥料や農薬に頼らない農業を実践する。 |
特定非営利活動法人 PVネット兵庫グローバルサービス |
「小水力発電設備設置エリア内里山でのバイオ炭やチップによる炭素貯留で ゼロカーボンに貢献する」 |
雑木林を整備し、伐採木の炭化、チップ化などによるCO2貯留を行う。 |
まちばたけ協会 | コンポストを利用してのカーボンファーミング農業 | 生ごみのコンポストキットを配布するほか、空き地の刈草をコンポストにより堆肥化し、地域の畑に利用する。 |
あいな竹ぐるーぷ | 竹林の活用と保全から里山の自然環境を守る事業 | モウソウチク放置竹林の調査、竹細工制作イベント、竹パウダーの製造、施肥等を実施する。 |
林 和美 |
暮らしの中で実践できる循環型社会の実現 住みびらきのお家ケレケレ ゼロカーボンパークプロジェクト |
間伐材や竹林整備の端材などを利用した、畑の土作り、コンポストによる堆肥づくり等のワークショップを実施する。 |
金澤 秀明 | 二酸化炭素排出量を削減する循環型洗剤の実証事業 | 地域事業者・地域団体と共同で、石油に依存しない植物由来の洗剤、充填容器などの開発に向けた実証実験を行う。 |
小寺里づくり協議会 | 竹林整備プロジェクト | 放置竹林を再生整備し、間伐竹をバイオ炭や竹チップに加工するなど、活用に向けたワークショップを実施する。 |
兵庫漁業協同組合 | 兵庫運河の藻場・干潟と生き物の生息場作り | 地元の小学校・企業等と連携してアマモの増殖を図り、CO2吸収源の育成などの活動を通じた環境教育などを実施する。 |