最終更新日:2023年3月29日
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2050年ゼロカーボンの実現に向け、神戸の脱炭素と地域貢献の取組みにチャレンジする神戸市民、神戸で活動する団体、法人などを応援する補助金です。
お知らせ
一部の様式は令和4年度から改正しています。
令和5年度の申請にあたっては、以下の様式をご利用ください。
国の策定した「地球温暖化対策計画」に示されているような事業を示しており、地域特性に応じたCO2削減の取組みや、地域の自然資源等を活かした吸収源対策等を期待しています。申請の際は、「地球温暖化対策計画」をご確認いただき、申請事業がどの施策に位置付けられているかを事業計画書で明記してください。 |
脱炭素の取組みを通じて、地域の町興しや地場産業の活性化など、地域活性に貢献できる活動を言います。そのため、太陽光パネル、蓄電池などの設備導入に留まり、地域での活用方針が未定の場合や、新たな脱炭素技術のノウハウが広くオープンに活用できない場合は、地域と連携した事業とは認められません。 |
利益を出す事業に直接関わる経費に本補助金を充てることはできませんが、たとえば、実証事業であれば、その事業自体は直接的には営利にあたるものではないため、補助の申請は可能です。 |
事業計画全体に市外での事業・活動を含めることは可能ですが、補助金の交付対象となるのは、市内での事業・活動に限ります。 |
可能です。申請時に共同体の組織体制等をお示しください。 |
地域パトロール等の地域貢献を目的として、電動車等を購入する場合は補助金をご活用いただけます。ただし、購入した電動車を個人が私的に利用したり、企業が社用車として利用したりする場合は、補助金の対象外とします。 |
複数年度の事業が認められた場合でも、初年度は初年度分の補助金額のみ交付決定します。次年度以降については、予算の都合上、年度ごとに該当する年度の申請を改めて行っていただきます。 |
本補助金制度では他の補助金との可能ですが、他の補助金の中には併用を認めないものもございますので、あらかじめ他の補助金の実施者にご確認ください。なお、他の補助金と併用して申請される際は、資金計画書(様式第3号)の調達資金【収入】の欄にその補助金の用途や内訳等を記載してください。 |
本制度では補助金の繰り越しを認めていませんので、年度内での消化をお願いいたします。 |
補助の対象となります。税込みでの補助を希望される場合は、資金計画書に税込み額をご記入ください。 |
令和4年度には対象経費に含まれていた「原材料費」が令和5年度からなくなっているが、「原材料費」は補助の対象外となるのか? |
「原材料費」に相当する経費は、令和5年度から「消耗品費」として計上してください。 |
脱炭素効果の定量的な検証をするために必要な書類です(任意様式)。申請する事業について、具体的な温室効果ガスの削減、吸収、固定量が算出できる場合、どのような計算式に基づき算出しているかを示してください。計算式に用いる係数などの数値は、何の資料に基づいたものかなど引用元などを明確に示し、客観的根拠を示してください。また、取組みによる温室効果ガスの削減、吸収、固定量だけでなく、事業活動(設備の稼働、資材の運搬などによるエネルギー消費)に伴って発生する温室効果ガス量も明示してください。 |
チャレンジ枠は500万円、一般枠は100万円の範囲内で交付することとしています。ただし、その範囲内に補助金申請額が収まっていたとしても、申請事業の内容などについて市で厳密に査定・精査を行い、減額することがあります。 |
複数年度にまたがる事業の申請について、初年度に一般枠で申請し、2年度目にチャレンジ枠で申請することは可能か?逆に初年度にチャレンジ枠で申請し、2年度目に一般枠で申請することは可能か? |
初年度と異なる枠で申請する場合は、新規事業として新たに審査しますのでご注意ください。なお、初年度にチャレンジ枠で申請し、2年度目以降の申請金額が100万円以下となる場合でも、引き続きチャレンジ枠で申請されれば継続事業として審査します。 |
申請することは可能です。 |
申請事業の審査においては、まず、各事業内容について外部有識者を交えて意見交換を重ねた上で、最終的に市が審査基準に基づいた審査を行います。 |
事業が年度の途中で完了することは差し支えありません。ただし、事業完了後30日以内又は当該年度2月25日(同日が土日祝日の場合はその翌営業日)のいずれか早い方の日までに補助事業実績報告書(様式第11号)に必要な添付書類を添えて、提出してください。 |
交付決定後、交付決定額の4分の3を上限に概算で支払うことができます。希望する方は、応募要領をご参照の上、その旨お申込みください。 |
実績報告時に、期限内に完了した事業についてご報告ください。なお、補助金の交付対象となるのは、期限内に完了した事業に要した経費のみです。事業計画に変更が生じる可能性がある場合は、早急に事務局までご相談ください。 |
一部の採択事業については、以下の環境情報発信サイト「GO GREEN KOBE」にて取材記事等を掲載しています。あわせてご覧ください。
GO GREEN KOBE-神戸大学・白鶴酒造(株)(外部リンク)
GO GREEN KOBE-(一財)神戸農政公社(外部リンク)
GO GREEN KOBE-淡河町地域振興推進協議会(外部リンク)
GO GREEN KOBEトップページ(外部リンク)
申請者 | 事業名 | 概要 |
神戸大学・白鶴酒造(株) | 二酸化炭素排出量を削減する国産飼料原料開発事業 | 飼料用輸入大豆を地元酒造メーカーの乾燥酒粕に置換することにより、323kgのCO2の削減を目指す実証実験。 |
小林 剛史 | バイオ炭製造・貯留「森のCCS」事業 | 放置林の伐採木でバイオ炭に加工し、初年度2,560kgのCO2の貯留を目指す。 |
(一財)神戸農政公社 | ワイン用ブドウにおけるバイオ炭による炭素貯留のモデル実施及び里山農村地域での取り組み促進について | 市内で大量に廃棄される果樹の剪定枝などの伐採木をバイオ炭やチップに加工し、農地へ散布することにより、21,697kgのCO2の貯留を目指す実証実験。 |
Re.colabKOBE | 学生を主体とした里山ゼロカーボン再生事業 | 耕作放棄地において、太陽光発電と電動農機具を活用した脱炭素農業の小規模実証実験を通じて、1日活動あたり約1kg程度のCO2削減を図る。 |
シェアウッズ 山崎正夫 | 六甲山や里山等放置林を間伐し、サプライチェーンの再構築で炭素貯蔵と都市に第2の森林をつくる事業 | 放置林の間伐を行うほか、伐採木の乾燥・製材設備を整備し、木材活用の推進や森林活用等に関する学びの場の企画などを通じて、年間約10tのCO2貯留を図る。 |
申請者 | 事業名 | 概要 |
兵庫里山森林整備ボランティアグループ | 里山放置林の森林整備による二酸化炭素吸収・固定化促進事業 | 里山放置林における輪伐の実施と、伐採木の有効利用を進める。 |
淡河町地域振興推進協議会 | 淡河バンブープロジェクト | 放置竹林で伐採した竹をメンマの加工や竹チップ等として肥料化する実証実験。 |
(一社)一十土 | 竹を利用した土壌改良材と生分解性プラスチックの原材料の検証 | 放置竹林で伐採した竹を竹炭に加工し、畑の土壌改良材としての検証等を行う。 |
空き助ながた | 「空き地刈草の堆肥化〜野菜づくり〜食の提供」のサイクル構築事業 | 空き地の刈草をコンポストにより堆肥化し、地域の畑に利用する実証実験。 |
須磨里海の会 | 海草藻類を利用したブルーカーボン増大事業 | 須磨海岸でアマモの移植、アマモ場のモニタリングによる管理などを行う。 |
遠藤 修作 | magatama field発!竹林整備と4パーミルイニシアチブの実証 | 放置竹林で伐採した竹をバイオ炭や竹チップに加工し、田畑への施用による肥料や農薬に頼らない農業を実践する。 |
特定非営利活動法人PVネット兵庫グローバルサービス | 「小水力発電設備設置エリア内里山でのバイオ炭やチップによる炭素貯留でゼロカーボンに貢献する」 | 雑木林を整備し、伐採木の炭化、チップ化などによるCO2貯留を行う。 |
まちばたけ協会 | コンポストを利用してのカーボンファーミング農業 | 生ごみのコンポストキットを配布するほか、空き地の刈草をコンポストにより堆肥化し、地域の畑に利用する。 |
あいな竹ぐるーぷ | 竹林の活用と保全から里山の自然環境を守る事業 | モウソウチク放置竹林の調査、竹細工制作イベント、竹パウダーの製造、施肥等を実施する。 |
林 和美 |
暮らしの中で実践できる循環型社会の実現 住みびらきのお家ケレケレ ゼロカーボンパークプロジェクト |
間伐材や竹林整備の端材などを利用した、畑の土作り、コンポストによる堆肥づくり等のワークショップを実施する。 |
金澤 秀明 | 二酸化炭素排出量を削減する循環型洗剤の実証事業 | 地域事業者・地域団体と共同で、石油に依存しない植物由来の洗剤、充填容器などの開発に向けた実証実験を行う。 |
小寺里づくり協議会 | 竹林整備プロジェクト | 放置竹林を再生整備し、間伐竹をバイオ炭や竹チップに加工するなど、活用に向けたワークショップを実施する。 |
兵庫漁業協同組合 | 兵庫運河の藻場・干潟と生き物の生息場作り | 地元の小学校・企業等と連携してアマモの増殖を図り、CO2吸収源の育成などの活動を通じた環境教育などを実施する。 |